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2009年11月28日

死ぬかと思った経験(2)

かなり昔、層雲峡を走ってた時に(私は助手席に座ってただけ)、突然ボンネットに雪だか氷だか分からない物が落ちてきました。
現在は通行止めになってて通れない所ですが、昔は片側が岩壁、もう片側が深い谷、という狭い場所を道路が通っていた区間です。

回転が悪い頭で咄嗟に考えたこととして・・雪や氷が落ちて来る前は岩に乗っかってたはずだから、それが落ちて来たということは・・次に岩が落ちて来る! ということです。

残念ながら車には屋根が有るので、車内からは上方にあるはずの岩壁を見上げることが出来ず、岩が落ちて来るかどうかを確かめることが出来ませんでした。
たとえ落ちて来るのが確かめられたとしても、それを避けられる手段がある訳じゃないんですけど。

層雲峡の柱状節理
時々落ちて来る
画像:北海道無料写真素材 DO PHOTO

幸い、何事も無く車は走り進んで、後方を見ても何も落ちて来ませんでした。運転してた人も「岩が落ちて来る」と思ったそうです。

でも落ち着いてよく考えると、岩が落ちて来るのであれば、雪や氷よりも先に届いているはずです。(重さの割に空気の抵抗が小さいので)
だから、雪が落ちて来た時点で、既に「助かってる」ことになるんですね。

これと似たように、雷が鳴ったのが聞こえたり電光(=稲光)が見えたりした時は、「自分はその雷に当たらなくて助かった」ということですから、後から怖がる必要は無いんですけど。

予期せぬことが起こった時に、人間(など)はパニックに陥るものなんでしょう。


今の神居古潭の辺りは片側2車線で快適に走れますけど、昔は狭い道路で、未舗装の部分もあったように記憶しています。旧い道路はサイクリングロードになったり、放棄されて草木に隠されてたりしています。

日勝峠を始め各地の峠道も、舗装道路の脇に旧道の跡が残ってて、よくこんな狭くて曲がった道を走ってたもんだとか、こんな狭いトンネルでよくすれ違えてたもんだと思いますね。

積丹半島の方に行くと、元々狭いトンネルなのに途中で曲がってて、地元の人でさえトンネルの壁に擦るという難所もありました。
いつだったか、巨大な岩塊が崩れ落ちてトンネルがつぶされた辺りです。


posted by 雁来 萌 |20:51 | 雑念 | コメント(0) |

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