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2009年08月20日

HCL・U-18 vs 札幌蹴球団

佳境を迎えている?北海道チャンピオンズスーパーリーグは、8月15日(土)の18時からアミューズメントパークの人工芝ピッチで、第20試合となるコンサU-18と札幌蹴球団との試合が行われました。

→試合日程更新が遅い途中結果

盛り上がりに欠けるという見方もありますが、北海道チャンピオンズスーパーリーグは全42試合のうちの19試合を消化しました。最近になって延期になった試合もあり、全日程がいつ終了するのか、まだ不明です。

ここまでのコンサU-18の戦績は、9戦して8勝1分・勝点25でダントツの1位を走っています。

コンサU-18(赤黒) vs 札幌蹴球団(緑)
試合開始は普通の夕方
コンサのスタメンは、GK:松原、DF:大地・松田・十川・上原、MF:金子・實盛・西田・菅原、FW:木島・三上 でした。
控えには、安田・鈴木健・濱田・中山・福永・工藤光・山室 が見えます。

札幌蹴球団の方は、FPらしい控えが1人しかいません。
これじゃぁ、安易に交代や負傷もできないだろうと思っていたら、後で少しずつ増えてきました・・そういう作戦だったのか。

札苗町内の方角からは、子供盆踊りの歌と太鼓の音が流れてきます。これが何とも長閑で、童心が脳内を支配すると共に、闘争心を減退させます。
日中の暑さが嘘のように、冷え込んできました。しかも空気が湿っぽくなって、皮膚がシメシメします。(←どんなだ?)

今回は夕方から夜にかけての試合なので、暗くなるにつれて写真の露出を加減するのが難しいだろうとは思っていましたが、冷え込みに備えて羽織る物が必要だとまでは考えが及びませんでした。
「暑さ寒さもお盆まで」と言いますから(←誰が?)寒くなるのも当然でしょうが、車に積んであったブランケットで湿気と寒さを凌ぐしかありません。

立ち上がりは蹴球団のチャンスが続き、何とかCKに逃れたり相手のミスで助かったりしていました。
10分を過ぎたあたりから落ち着いてきましたが、相手へのパスが多いです。
14分に蹴球団がリフティングでつなぎながらコンサゴールに近付き、GK松原が出ましたが間に合わず、浮かしたボールを入れられました。(0-1)
失点

この失点はショックが大きくはないでしょうが、右クロスに中央で合わなかったり、左クロスを入れたら誰もいなかったりで、歯車が噛み合っていない感じです。
26分に三上の突進でCKを得て、菅原が蹴り入れた右CKをファーからヘディング、これがはじかれて再びヘディングしたら上へ飛んでしまいました。

30分過ぎからは波状攻撃になり、左クロスに木島がヘディングで突っ込みますがセーブされました。

34分にコンサのバックパスになったボールを松原が手で拾ってしまい、Pエリア内からのFKを与える大ピンチになりました。
しかしこれだけ近過ぎるとかえって打ち難いもので、FKを跳ね返すことが出来ました。

38分に金子の裏へ出たボールを拾って右奥からクロス、木島が再びダイビングヘッドを当てますが、左へ流れてしまいました。
木島のダイビングヘッド
薄暗くなってきて照明が点されたため、写真の色調も変わってきます。

得点出来そうで出来ない状況に業を煮やしたのか、十川が自分で長距離を持ち上がり、クロスを入れたもののクリアされました。
届かず

40分になって、三上からパスを受けた金子が独走し、左ポストのギリギリ内側に流し込んで同点に追い付きました。(1-1)
金子が同点弾
 

後半の開始時に、十川に代わって中山、松田に代わって鈴木健、木島に代わって工藤光が入りました。

3分に菅原から右へナイスなサイドチェンジが渡り、再び左へ戻って上原がクロスを入れましたが跳ね返されました。
上原のクロス

8分に得た左CKは流れてスローインとなり、10分の右CKは三上が打ってクリアされ、拾った金子が打ち直しましたが、やはりクリアされました。

決定的なチャンスに決められない状態が続くと、相手のアドレナリンが増えるのか、決まってピンチが訪れます。
13分にパスを奪われて、左から打ち込まれてしまいました。(1-2)

15分に,松原に代わって安田、實盛に代わって福永が入りました。
取りあえず同点に追い付かないと、話になりません。

23分に菅原へスルーが出て、パスを受けた三上がGKを外して打ったシュートは、ついでに枠も外してしまいました。
三上のシュート外れる

27分に福永が左足のアウトサイドでパスを出し、受けた工藤が右をえぐって打ったシュートは、サイドネットを外側から揺らしました。

30分に工藤から左の菅原へ渡り、普段ならば突進して思い切り打つ菅原が、なぜか丁寧に打とうとした感じで、右へ外してしまいました。気持ちは分からなくもないですが。
31分に三上が足を掛けられて得た正面25mほどのFKは、トリッキーなパスを使って左へ送りましたが、奪われてしまいました。今日は何をやってもうまくいかない日のようで、ご先祖様もさぞかし・・。

36分にはDFのパスミスを奪われ、痛恨の追加点を与えてしまいました。(1-3)
39分に工藤が倒されて右寄り30mほどのFKを得ましたが、これを右に送って菅原が右クロス・・誰もいません。
42分に、大地に代わって山室が入りました。

ロスタイムは3分ありましたが、戦局を好転させることが出来ずに終了しました。
試合終了
勝てるチャンスが多かっただけに、悔いが残るでしょう。

流れて来る音楽はいつしか、大人の北海盆歌に変わっていました。
夜になると社会人は元気が出て来ますからねぇ。(私のことじゃない)


今年のスーパーリーグで初めての敗戦になりましたが、現在までの試合結果からして、悲観する成績ではありません。
コンサU-18以外の6チームのうちの3チームは、残り試合を全勝しないとコンサの成績に追い付けないほどで、しかもそれは、コンサU-18が残り2試合を全敗するという条件の下での話ですから。

コンサU-18と優勝争いを出来るのは、実質的に3チーム(ノルブリッツ、札大GP、道都大学)くらいで、コンサU-18が残り試合のうち1勝でもすると、優勝に大きく近付くことになります。


posted by 雁来 萌 |07:22 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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