2009年07月07日
プリンスリーグ第6節
7月4日(土)の14時過ぎから帯広の森球技場で、プリンスリーグ北海道2009の第6節となる、室蘭大谷高校との試合が行われました。 今年の帯広巡業は7月4日(土)と5日(日)ですが、帯広というと暑さでグッタリしてしまう(熱中症じゃないか?)印象しかありません。 今年も例年と同様の時期に開催されるのに、まだ真夏という感じではなくて、曇って凌ぎ易い・・というより、肌寒いほどの天候で助かりました。
帯広の森球技場の収容人数なんて今まで気にしたことも無かったので、ここをホームスタジアムにしている「とかちフェアスカイ・ジェネシス」をWikipediaで調べてみたら、18,504人と書いてあって・・それは陸上競技場の話です。 球技場の椅子席が400席という数字は納得できますけど・・土手に観客をビッシリ座らせて、野鳥の会の有志が必死にカウンターを押している光景を想像してしまいました。 そんなハンカクサイことを考えているうちに、試合の準備が始まります。 前の試合を横目で見ながら、ラジオ体操の時間が始まりました。 ドールズとドーレくんに見えたなら錯覚です。 室蘭大谷(白) vs コンサU-18(赤黒) コンサのスタメンは、GK:松原、DF:松田・鈴木健・中山・十川、MF:金子・上原・福永・菅原、FW:工藤光・三上 でした。 控えには、安田、大地、濱田、奈良、西田、荒野、近藤、榊、鈴木貴 の姿が見え、ビデオ他の要員として永井も帯同しています。 互いに手持ちの攻撃パターンを見せてぶつかる場面が多く、首位グループの対戦らしくなっています。 しかし贔屓目に見ても、決定的な展開は室蘭大谷の方に多いです。 コンサは立ち上がりから思うようにならないシーンが多いせいか、ややイラついているように見えます。 24分に工藤へスルーが出て、後方から菅原(右)の枠を捉えたシュートは大きくはじかれました。 30分に室蘭大谷が得たFKのチャンスからミドルを打たれ、松原がパンチしてCKへ逃れました。 このCKは、コンサがオフサイドトラップを仕掛けて逃れました。 31分頃にはカウンターの応酬になり、最後は菅原のクロスに上原がヘディングしようとしたら空振りになって落ち着きました。 33分に工藤(左端)が独走してループを打ち、これは完全に入ったように見えたのに、懸命に戻ったDFにクリアされました。 副審がボールに追い付いていなかったんですけど・・。 36分に室蘭大谷が左クロスをスルーし、右から打たれたシュートを松原がはじきました。 前節まで楽をしてた分だけ、今日は大忙しです。 38分に室蘭大谷の坂本(完)くんが右サイドを深くえぐり、対応したDF2人を抜いてゴール近くからマイナスのクロスを入れ、中央から天満くんに打ち込まれました。(0-1) 焦っているせいか反撃も実らず、前半はリードを許して終わりました。 後半に向けてコンサに交代は無く、室蘭大谷の方も交代は無いようです。 開始1分に、金子から左へ展開したチャンスで三上(奥)にボールが出て、GKを見ながら落ち着いて転がしました。(1-1) 外れるかに見えましたが、これで振り出しまで戻しました。 6分に松田が放り込んだボールでCKを得て、この右CKを菅原が蹴り入れると、ファーから松田がヘディングして打ち込みました。(2-1) 17分に上原が作ったチャンスで左クロスが入り、これをクリアされたこぼれ球を工藤が中央から打ち込みました。(3-1) ここで菅原に代わって荒野が入り、23分には十川に代わって濱田が入りました。 リードして安心したせいか、余裕のあるオシャレなパスやトリックプレイなども出てきますが、得点までは結びつきません。 29分に、三上に代わって近藤が入りました。 工藤や近藤が左サイドを上がってクロスを入れるタイミングを窺いますが、フォローが遅れて中央には誰もおらず、やむなく自身でシュートを打ったりしました。 室蘭大谷の方も、なおさら足が止まってきています。 40分のピンチで打たれたシュートをCKに逃れたところで、工藤に代わって榊が入りました。 室蘭大谷のCKは2回続きましたが、クリアできました。 43分に活きの良い濱田(奥)が左を独走してクロスを入れ、ニアで福永が打つと誰もが思ったのにスルー、PAに入ったあたりから近藤が豪快に打ち込みました。(4-1) この時間帯で点差が開いてますけど、松田が右奥で頑張ったりします。 ロスタイム2分が掲示されたところで、福永に代わって西田が入りました。 ただでさえロケットのように加速する榊ですから、足が動かなくなった室蘭大谷のDFを難なく抜き去ってGKへ詰めるので、コンサ側の観客は沸きます。 間もなく終了になり、(4-1)で勝ちました。 慌てずによく頑張ったね・・明日も頼むで。
第6節を終了した段階で、1位は全勝のコンサ(勝点18)、2位が北海(15)、3位が札幌第一(13)、4位が室蘭大谷(12) となり、札幌第一と室蘭大谷の順位が入れ替わりました。 明日もこの会場で、第7節・帯広北高校との試合が行われます。 帯広の森の野球場では高校野球が行われていて、その応援歌のメロディーが、「赤黒の勇者」とか「我慢できない」に似てたんですけど・・十勝地方の野球の試合で聞くとは思っていませんでした。
今回の宿泊地は、岩内仙峡(これでも帯広市内)にしました。 対岸にキャンプ場もありますが、人や車が多いとやかましいので、辺鄙な側の駐車場にしました。 お部屋はトイレ付バス無しのシングルルームで(笑)、豪華な料理(持込みに限る)を食べ放題だし、オプションとして星空ウォッチング(晴天時のみ)や林間散策のプランも選べます。 誰も来ないので、川のせせらぎや鳥のさえずりしか聞こえません。 不便なことといえば、街灯が無いのでトイレに行く時に懐中電灯が必要なことと、携帯が圏外なので使い物にならないことです。奥に東屋があったことは、朝になってから分かったし。 対岸へ渡る吊り橋・・ほとんど揺れなくて物足りないです。 滝を見下ろせて、バンジージャンプのスリルも楽しめます。 紅葉の時期は最高の景色でしょうね。 遊歩道を歩いていると、観音菩薩の祠がありました。 この下に「不動の滝」というのがありそうです。 坂道と階段を降りて行くと、さらに不動尊が祀られていました。 滝が間近に見えて迫力があります。 分かり難い写真ですけど、撮影者が立ってる岩は川面に向かってせり出しているようで、これ以上身を乗り出すのは危険なんです。
posted by 雁来 萌 |21:44 | 闘う若梟 | コメント(0) |
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