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2009年06月29日

プリンスリーグ第5節

6月27日(土)の13時過ぎから札幌アミューズメントパークの天然芝ピッチで、プリンスリーグ北海道2009の第5節となる、札幌第一高校との試合が行われました。

前節までコンサは4戦全勝・無失点で首位をキープしており、対する第一高校も4戦全勝ながら、得失点差が9点少なくて2位にいます。
当面の首位争いですから、今年のプリンスリーグの最初の山場になります。

ところが縁起でもなく、試合前にドリンクホルダーのひもがプツンと切れてしまって、焦りました。
失点するとすれば第一高校かな・・とは思っていましたが、凶事を暗示する兆しが現実に起こってしまうと、悲観的な性格の人間はブラックホールに吸い込まれるような心境になります。

札幌第一(青) vs コンサU-18(赤黒)
整列
コンサのスタメンは、GK:松原、DF:西田・松田・中山・十川、MF:金子・荒野・鈴木健・菅原、FW:工藤光・三上 でした。
控えには、安田、大地、濱田、葛西、奈良、永井、近藤、榊、鈴木貴 の姿が見えます。
今節は、福永が警告の累積で1試合の出場停止中、上原は負傷のため調整中ですが、次節は両名とも出場できそうです。

今日は真夏並みの気温になるとの予想で、午前中から既にジリジリとしています。背中から、北西の風が少し吹いてくるのが救いではあるけれど。

3分に第一のゴール前に飛んだボールをGKがクリアし切れず、こぼれ球を工藤が無人のゴールに向けて蹴ると、枠内の左寄りに入ってしまいました。(1-0)
ミツの先制点
今回は位置取りに失敗しました。打った本人が写ってないし。

早い時間帯で先制点を得て、楽な展開ができそうです。
ピッチは少し滑るようで、切り返す時に転んだり、軸足が踏ん張り切れない場面が互いに時々ありました。芝は短かめに刈られているようです。

DFの裏を取られたり、ボールを奪われるピンチもありましたが、シュートの精度が悪くて助かっていました。

23分に右サイドの金子からのパスを工藤がゴール前に浮かし、三上(支柱の左)が押し込みました。(2-0)
陽輔の2点目
支柱の右で工藤がガッツポーズをしています。
ここで前半のちょうど半分を過ぎたので、給水タイムとなりました。

29分の十川(左端)のクロスに菅原が突っ込み、
GKもたまらない
これはGKへのファウルを取られました。

32分に金子の右サイドからの攻撃で、25mくらいの後方から菅原(右端)が渾身の力でミドルを打つと、GKが飛ぶのもスローモーションに見えるほどの速さでゴール右隅に吸い込まれました。(3-0)
康介ミサイル
進行方向に伸びたボールが空気を切り裂いて飛んで行った跡には、白い雲が残りました。(をぃ)

コンサのゴール前まで迫られるピンチがあった後の35分に、三上に代わって近藤が入りました。
前半終了を待たずに交代するのは不思議なので、翌日にはクラブユース選手権の決勝を控えているから体力の消耗を分散させるのかな・・と思っていましたが、翌日にはサテライトの試合にも数人が徴用されたとは・・。

荒野は1年生ながら、センスあるパスやジャストのサイドチェンジなどの見せ場を作っていました。
 

後半開始時に交代は無く、背中から吹く風が少し強くなったようです。晴れた日の午後には、海から吹く北西風が強まります。

5分に金子が右をえぐってクロスを入れ、近藤がヘディングを当てましたが右へ外れて行きました。
ナリのヘッド

14分にも金子が右からクロスを入れて左サイドから菅原が折り返し、西田が飛び込んでヘディングしましたが、惜しくもセーブされてしまいます。
西謙ダイブ
ここで、西田に代わって大地が同じ位置に入りました。

22分に鈴木がボールを奪われてピンチになり、打たれたシュートは左へ外れて行きました。
今日はピンチの起点になっているようですが、翌日のサテライトでの活躍は面目躍如たるものでした。

ここで後半の給水タイムとなり、再開して間もなく工藤と近藤が見事なターンでドリブル突破して、観客を沸かせます。

26分に鈴木が右足を傷めていったんアウトし、1分ほどで戻りました。今日は厄日なのかと思ったら、翌日のサテライトで今度は左足を痛めて心配しましたよ。

28分に近藤が独走し、余裕を感じながら右足でシュートを打ったように見えたのに、わずかに左へ飛んで行きました。
この後で、松田に代わって奈良がボランチに入り、31分には工藤に代わって榊がFWに入りました。

35分にゴール前でのピンチになり、最後は浮いたボールを松原がジャンプしてキャッチし、難を逃れたかに見えました。
ところが再び攻め込まれ、独走への対応がルーズだったようで(副審に遮られて見えなかった)、右隅に打ち込まれてしまいました。(3-1)
最初にして最後?の失点
これが、今季のプリンスリーグでの初失点になります。

38分に金子が右サイドを突破し、「カネダンス」を披露するのかとの期待を受けながら、かわして入れたクロスに合わせたヘディングはセーブされました。
カネダンス

めげずに金子が再び右をえぐり、これで得た右CKを菅原が蹴り入れて、ファーから奈良(左端)が高い位置で頭を合わせましたが、上へ外れてしまいました。
奈良ヘッド

41分に、菅原に代わって鈴木貴がFWに入り、1年生が5人になりました。榊が左SHへ移動したようです。
このコンビによる攻撃は何をやらかすか分からないので、面白くてたまりませんけど、この2人は昼前に行われた旭川U-15との練習試合にも前半だけ出てたんですよ。

後半は(0-1)、トータル(3-1)で終了し・・堅実に勝点3を積み上げたのだから善しとしましょう。(←未練がましくないか?)
終了

観客へ挨拶に向かいますが、表情はイマイチですね。
挨拶


第5節を終わった段階で、1位は全勝のコンサ、2位は北海、3位が室蘭大谷、4位が第一となりましたが、2位から4位までは勝点12で並び、しかも2位と3位は得失点差も同じで総得点が違うだけです。

次の第6節と第7節は帯広へ会場を移し、帯広の森球技場での連戦になります。7月4日(土)の14時10分から室蘭大谷高校と対戦し、翌5日(日)の14時10分から帯広北高校と対戦します。


posted by 雁来 萌 |23:04 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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