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2009年04月08日

練習試合・U-18 vs 岩教大

4月5日(日)の午後に雁来練習場で、U-18チームと教育大学岩見沢校との練習試合がありました。

さすがに3月末の本州遠征には行かなかったので(笑)、今春になって本格的な試合形式の練習を見るのは初めてです。
晴れて陽射しは暖かいのに、向かい風が冷たくて難儀しました。

最初に1年生だけが練習していたところに岩教大の選手達が集まってきたので、「1年生と大学生とが試合するのか?」と半信半疑でしたが、やがて上級生達が集まって試合が始まり、1年生は途中で引き上げました。

試合時間は、40分を3本行いました。
岩教大(白) vs コンサU-18(赤黒)
試合開始
1本目のコンサのスタメンは、GK:松原、DF:鈴木健・松田・濱田・十川、MF:大地・上原・福永・菅原、FW:工藤光・三上 で、背番号はまだ去年のままのようです。

岩教大では、コンサU-18OBの川村賢吾くんがFW、久松秀樹くんと大西洋平くんがMFに出ています。

なぜか、高校生と思える人達が取材に訪れていました。
独占取材
三脚にビデオを据え、ピッチの手前と向こうとの連絡にインカムを使うなど、本格的です。

いきなり開始2分に三上が左寄りを突破して岩教大ゴールに迫り、エリア内で倒されてPKを得ました。
このPKは上原が蹴ったようで、幸先良い先制点になりました。(1-0)

1本目の途中の様子:右端が川村くんかも。
1本目
コンサはボールを奪われたりもしますが、菅原や三上が高い位置でプレスを掛け、ナイスなインターセプトをしていました。

16分に福永からパスを受けた上原が左サイドを上がってクロスを入れ、ニアでスルーしてファーから工藤が押し込み、追加点をを上げます。(2-0)

しかし19分、岩教大の左クロスに中央で川村くんがヘッドを叩きつけ、ゴール右隅へ入れられてしまいました。(2-1)

右サイドで突破を図る大西くん(11)
セバスチャン
なぜか「セバスチャン」という雰囲気の容貌になっています。

22分のカウンター攻撃で工藤が右寄りを上がり、オーバーラップした大地が深くえぐってクロス、三上が打ったシュートは惜しくも外れたものの、直後に菅原からパスを受けた十川が左サイドを上がってクロス、中央でスルーしてファーから三上が押し込むという、2点目と似たような得点になりました。(3-1)

31分にDFの裏を取られるピンチになり、濱田が慌てて戻って辛うじてクリア、CKへ逃れました。
落下
この岩教大の右CKは、某国が発射した飛翔体のように上空を通過して、ゴールからかなり離れた地点に落下しました。

35分には左サイドにパスが出て、反応した福永が独走して左足でシュート、鮮やかな軌跡を描いてゴール左上の隅に刺さり、点差を広げます。(4-1)

両サイドに振り分ける思い切った展開が面白かったんですけど、風下側のサイドに出したボールが流されて追い付けないシーンが互いに何度かありました。
 

2本目の開始時に、大地に代わって山室、濱田に代わって葛西がそれぞれ同じ位置に入りました。
岩教大では、コンサU-18OBの岩田健太郎くん(21)がGKに出て来ました。
けんたろう

左サイドの職人・久松くん(6)も健在です。
ひで

十川と福永とのコンビで攻撃したチャンスでCKを得ましたが、
流れ流れて
この左CKは流れてしまいました。

10分には、ゴール前で細かいパスを繋ぎながら結局は打ち切れないという、何かを真似たようなもどかしいチャンスも見られました。

13分に右CKを与え、バウンドしたボールをGKがパンチングしましたが、こぼれ球を巧みに打ち込まれてしまい、これは悔しい失点です。(0-1)

半分が過ぎた22分に、松原に代わって安田が入りました。
岩教大のヨウヘイとカワケンとのコンビで攻め上がるチャンス(コンサのピンチ)があると、喜んでいいのか焦っていいのか分からなくなりますが、これはセーブして難を逃れました。

26分に岩教大のDFがヘディングでGKにバックパスしたつもりなのに、風で流されてGKに届かず、工藤が突っ込んでCKを得たチャンスがあったりして、こんな日は何が起こるか分かりません。

27分に岩教大は一気に5人ほどを入れ替え、背番号を見ると若い選手が多いようです。

コンサも32分に、山室に代えて金子を入れました。
入った途端に金子がゴールに迫るチャンスを作りましたが、得点にはなりません。
カネをつぎ込む

逆に38分、岩教大の右クロスを中央で押し込まれ、追加点を奪われました。(0-2)
39分にもルーズボールの対応に出たGKを越えるループを打たれましたが、ボールは左にそれて助かりました。
 

3本目にはメンバーがかなり変わり、GK:安田、DF:菊地・工藤直・葛西・濱田、MF:木島・菅野・實盛・大地、FW:金子・山室 になりました。

2分に岩教大が右サイドを上がってライン際から打ったシュートがコンサゴールに入ってしまい、打った本人も「入った!」と叫ぶほどの意外な失点でした。(1-0)

7分には岩教大ゴール前で混戦気味になり、最後には中央右寄りから打ち込んだんですけど(1-1)、線審の陰になって誰だったのか分かりません。その付近にいたのは山室などでした。

17分から20分にかけては連続的な波状攻撃となり、ほとんどハーフピッチでの攻防になりましたが、ここで得点できなかったのが勿体ないところです。

28分に大地が倒されてFKを得ましたが、濱田が蹴った低いシュートは右へ転がって行きました。
30分のCKくずれでカウンターを受け、葛西が必至に戻ってシュートコースへスライディングし、CKへ逃れました。
しかし岩教大の右CKをファーから折り返され、右から押し込まれてしまいました。(1-2)

右サイドの木島の突破が小気味良く、相手を追い抜いて突っ込んで行くので、しまいには警戒されていたほどです。
回りを見ていないようで見ている實盛の広い展開や、粘っこいフィジカルも楽しい見物でした。
 

結局、3本トータルでは(5-5)のイーブンですが、コンサの思い切ったプレイに岩教大が戸惑っているように見えました。本州遠征の成果でしょうか。
岩教大はコンビネーションも悪いようで、下がり気味にならざるを得ないFWへ苦し紛れで出したつもりのパスにFWが追い付けず、力なく流れたボールがコンサGKへのパスになってしまう、というシーンが何度かありました。

何かが物足りないと感じていたら、岩教大の女子マネージャーが残り時間を告げる「ガンキョー・ラストジュー」というコールが無かったんですね・・慣れというのは恐ろしいものです。


posted by 雁来 萌 |20:13 | 闘う若梟 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:練習試合・U-18 vs 岩教大

ユースくんたちはもうすっかり広いピッチでの試合も生き生きと
走り回っていたんですね。
岩教大との試合だなんて、うらやましいなあ。
悩ましいでしょうけれど(笑)。

「ガンキョー・ラストジュー」というのは残り時間を告げるコールなのですか。
ガンキョーと対戦チームとでは残り時間が違うのかと、
悩んでしまいそうなコールですね。

posted by あきっく| 2009-04-08 22:04

内容が良かったな~

正直言って、「してやったり」と感じました。
みんな、思い切ってボールを奪いに行くし、自分で打ちに行くし、中央でスルーしてもちゃんとファーにいるし・・トップチームに見せてあげたいと。

岩教のベンチでは、終了10分前に「ラストジュー」、5分前に「ラストゴー」とコールします。
それを聞くと「相手は岩教だぁ」と再認識する訳で・・ほのぼのしますが、相手を脱力させる効果も。(笑)

posted by 萌| 2009-04-08 22:30

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