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2008年11月24日

練習試合・旭川U-15 vs 室蘭大谷高校

11月22日(土)の10時半からアミューズメントパークの人工芝ピッチで、コンサ旭川U-15と室蘭大谷高校との練習試合がありました。

旭川U-15としては、翌日には練習場の東川グラウンド納めとなり、高円宮杯の全国大会を控えて屋外で練習するためには、遠征をしなくてはなりません。

10時と思っていたキックオフに間に合うべく9時半にアミューズメントパークに着くと、なんとモヌケの空で途方に暮れました。(焦)
確かに昨夜は雪が降ったので、旭川や室蘭から参集するのは大変なため、練習試合は中止(または繰り下げ)になったのかも知れません。

室蘭大谷は、ここで午後1時からチャンピオンズスーパーリーグの試合もあるので来ないはずが無いし、試合開始を遅らせるにしても、午後の試合に影響を及ぼさないためには、せいぜい1時間しか遅らせられないだろうし・・などと考えながら車の中で待っていると、10分ほどして両チームのバスが到着しました。
旭川バスとランタバス


まず、出場する選手達がアップする中で、手が空いているメンバーが除雪をしています。
除雪

必要最小限のエリアを除雪して、10時半から40分×3本の練習試合が始まりました。
試合開始
室蘭大谷高校(白) vs 旭川U-15(赤黒)

1本目の旭川U-15のスタメンは、GK:今岡、DF:田中・伊藤・成田・河原、MF:岸本・阿羅・玉田・中澤、FW:武井・小手川 と、岸本以外は3年生です。

室蘭大谷の方は2年生と1年生が混じっており、相手が中学生だしスーパーリーグの試合もあるので、ベストメンバーではないようです。

旭川は思うように攻めれません。途中でカットされてPエリアまでは進めず、逆襲を受けて一気に攻め込まれます。
6分には室蘭大谷のシュートがバーを叩くなど、8分と10分にもシュートを打たれ、ピンチをCKに逃げました。
室蘭大谷の左CKから入ったボールにニアでヘディングを打たれ、左隅へ入りました。(0-1)

13分には室蘭大谷の左クロスに中央からヘディングで流され、右隅に入って追加点を取られました。(0-2)

さらに15分には右奥までえぐられ、やや混戦になった後に右寄りからパス、中央から打ち込まれました。(0-3)
失点その1
2点目と3点目を上げた76番は、旭川U-15出身の前田翔貴くんに見えます。

17分には、左後方から打たれたシュートが選手にかすって、右隅に入りました。(0-4)
21分には右からクロスが入り、ファー側から蹴り込まれました。(0-5)
立て続けに得点して大量リードを奪ったので、室蘭大谷のベンチからは「休まな~い!」という指示が飛びます。

26分にも左寄りのPエリア外から打たれ、右隅へ入ってさらに点差は広がります。(0-6)
30分に、クリアボールが相手へのパスになって打たれましたが、キャッチして難を逃れました。
キャッチ

36分に旭川の数少ないチャンスがあり、武井(中央)から小手川(左)へ渡したいところですが、カットされてしまいました。
攻撃のチャンス
1本目は(0-6)というスコアで終わりました。
 

2本目に旭川の交代は無かったものの、室蘭大谷はDFのメンバーをほとんど入れ替え、大きい背番号が多くなりました。
1本目に比べると、室蘭大谷は中盤の石川くんが抜けたせいか、かなり旭川のチャンスが多くなって、互角の闘いに見えます。

6分に武井へ出るチャンスがあったものの、7分にはピンチになって今岡がセーブしました。
8分に、小手川に代わって澤田が左SHに入り、中澤がFWに上がりました。

13分に岸本へスルーが通りましたが、ボールが足に付かずに打ち切れません。
キッシーへ通る

逆に14分には、室蘭大谷が左クロスを入れて中央でオーバーヘッドを打たれましたが、幸いにも上へ浮いて、そもそもオフサイド位置だったようです。
オーバーヘッドはオフサイド

攻守が入れ替わる忙しい展開になり、25分に左ライン寄りでFKを得ました。このキックは右へ流れましたが、澤田(右端)が深い位置で拾って折り返し、
澤田が拾う
ニアで岸本が足を当てると右隅に入って、待望の初ゴール、しかも2本目の先制点になりました。(1-0)

34分に岸本に代わって細岡が入り、37分には玉田に代わって高橋が入りました。
直後に河原がカットしたチャンスから左クロスを入れ、これは流れましたがCKを得ました。この右CKを中澤が蹴り入れ、こぼれ球を改めて放り込んで、阿羅がゴール前から打ち込みました。(2-0)
功也の追加点
2本目は(2-0)で取り返したことになります。(←テニスじゃない)
 

3本目のメンバーはガラッと変わって、GK:武島、DF:宮本・石井・後藤・西垣、MF:細岡・森木健・高橋・澤田、FW:岡本・高木 となり、澤田と細岡以外は2年生です。
室蘭大谷も、メンバーを総入れ替えしたようです。

開始間もなく雪が降り始めて、次第に風も強まって吹雪になりました。
吹雪ぃ~
最盛期にはピッチ全体が白くなって視界も悪く、どこに誰がいるのか分かり難い状態でしたが、そんな状況では写真を撮ってる余裕などありません。

湿雪がベタベタ付いて、それが強風で冷やされるんですから、凍傷を起こしやすい条件です。手袋をはいてない(←北海道語)選手もいて、手が冷たいし耳が痛いしで、フードの付いたコートを着てる方から見ると気の毒です。

10分に左から打たれたシュートを、一旦はじいたけれど再度打たれて右隅に入り(0-1)、13分の見てない隙(汗)にも追加点を取られました。(0-2)

18分には左から打たれたシュートをはじいたものの、勢いを止め切れずにゴール内に転がってしまいました。(0-3)
失点その?

24分に、澤田に代わって高山が入りました。

35分にGKのクリアミスを高木が拾い、打ったシュートが守備側の選手に当たって、勢いは弱いながらもゴール内に転がりました。(1-3)
高木が一矢報いる

やっと1点を返したものの、直後の36分に右寄りから放り込まれたボールをはじきましたが、こぼれ球を左から押し込まれ(1-4)、39分には左クロスが流れたボールを右から押し込まれました。(1-5)
 

3本合わせると(3-11)というスコアになりますが、3本目は2年生チームのようなもんですから、2本目までの前後半で(2-6)だったと解釈しておきます。
斜に構えた挨拶

たとえ冬だって、人工芝なら除雪すればサッカーが出来る、という主張の傍証に使われそうな写真ですけど、試合そのものは成立したとしても、入場料を払って見る客がいるかどうか・・マッチコミッショナーまで全員で外に立って、吹雪に打たれながら・・。


posted by 雁来 萌 |22:54 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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