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2008年11月13日

ギガテラスオオミカミ

世の中には、次から次へと新しい言葉を創作するのが得意な人達がいますね。口ベタな私から見れば、想像を絶する能力を備えた宇宙人に等しいです。

「桁違いにとっても」とか「バカでかい」とかいうニュアンスを表現したい場合に、「メガ」や「ギガ」、「テラ」を頭に付けて使われる場合があります・・例えば「テラカワユス」・・寺川柚子って誰??

かなりの大昔に、核実験の規模をTNT火薬に換算した量として、「△メガトン(Mt)」という単位が使われました。
その後、このような10の整数乗倍を示す接頭語は、電算機の記憶容量を表わす場合に用いられ、MBGBTBなどと使われるようになりました。

自分に馴染みがある単位は、電気抵抗の「△KΩ」とか「△MΩ」、静電容量の「△μF」や「△pF」、顕微鏡下で使う「△nm」(=10)などです。
物理の世界ならこの程度で済みますが、天文の世界ではこんな桁数じゃ足りなくて、「△×10の38乗」などと表したりします。
 

「ギガ」とか「テラ」を好んで使っている人達って、それが物理化学の国際単位系の用語だと知ってて使っているのかどうか・・桁数を表わす接頭語としてではなく、形容詞の前に付けるだけの修飾語として使っているように見えて、何か怪しい宗教を信仰しているのではないかと疑ってしまいます。(他人のことは言えないけど)

彼(彼女)らの崇拝の対象は、恐らく日本古来の八百万(やおよろず=8メガ柱)の神々の一つである、「ギガテラスオオミカミ」という守護神なのでしょう。

最近では、パソコンや携帯電話に取付ける御守まで売っているらしく、「IT情報安全守護」などと書かれた御守の内部には、「戯画照大神」と記された有難い護符が納まっているに違いありません。
 
 

私の守護神として通勤鞄にぶら下げているマスコット(爆)
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(信心が足りない者には、ご利益がありません)


posted by 雁来 萌 |21:11 | 雑念 | コメント(0) |

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