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2006年02月27日

セレクションの効果

ユースの3カテゴリーは、現在はセレクションを行って入団者を決めていて、秋に行われるこのセレクションを見るのも楽しみです。複数日に渡って行われるセレクションに参加する全員を見れる訳じゃないですが、セレクションで目に付く子って、次のシーズンに入団して来ることが多いです。

去年はU-12の北海道トレセンを見に行ってみましたが、「アンタ、ホントに小学生かよ!」と叫びたくなるような秀逸な子もいます。(厳密には12歳の中学1年生も混じってますけど、名簿を見れば分かります。)

数年前には、U-12についてはサッカースクールの生徒からのみ入団させていました。U-12というチームが出来たばかりであり、勝負に拘らずにサッカーを楽しむだけならば、身内からの入団だけでよいのかも知れないし、何よりセレクションを行うとなると、それなりに手間がかかります。
入団を希望する側だって、できれば強いチームに「入団したい」とか「入団させたい」とか考えた時に、どの程度のレベルなのか未知数のチームならば、自分が上達できるかも分からないし、子供を預けていいものかどうか、迷うに違いないと想像します。

ある程度の実績が出来てくると、一種のブランド志向のような意識かも知れませんが、「コンサドーレユースに入団したい」とか「入団させたい」という希望者が多くなって、セレクションを行わざるを得なくなってきます。たとえ消極的に行ったセレクションであっても、チームにとってはかなり大きな効果があるだろうと思います。
入団を希望する子の家族から、「スクールに行ってる子より、うちの子の方が上手いのに、どうしてコンサドーレに入れてくれないの?」と詰め寄られたら、断れませんね。そんな家の子は概して確かにレベルが高く、そういう人材を受け入れることは、チームにとってプラスになるでしょう。

個人的な感想ですが・・ユースU-12の1期生はそれなりに強かったものの、道内のチームの中では絶対的な強さではなかったと感じます。精神的にもまだ発達中の段階なので無茶は言えませんが、大会の途中の何でもない試合(失礼)でコロッと負けたりしました。
小学生の大会は試合時間が短いので、その間に確実に点を取っておかないと、焦りが高じて、普段できているはずのプレイもできなくなり、悪循環から抜けきれないことがあります。

セレクションを行うようになると、チームの実績や実力を見ながら入団を希望する子や家族が多くなってきて、ホントにレベルの高い子達が集まった中から選抜できるようになります。2期生、3期生と進むにつれて、チームのレベルも上がってきたように感じられ、今年(2005年)はかなり全道タイトルを取れるんじゃないかと思ってました。

ただ、道内で勝てればいいというものではなくて、全国大会で勝ち上がれるようにならないと本物じゃないし、さらにその上には世界のレベルがあります。
どっかのチームが道内の有能な選手ばかりを選抜して集め、北海道代表として全国で活躍できるようになり、その結果として北海道全体のレベルが上がるのであれば、そのチームが必ずしもコンサドーレユースでなくても構わないとも思っています。(かなり無理してます・笑)

posted by 雁来 萌 |22:37 | 日々精進 | コメント(0) |

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