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作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。
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2014年11月17日
11月初旬の連休に、網走方面と阿寒方面を訪問しました。まずは網走の話から。 目的地は「道立北方民族博物館」で、お目当ては11月30日まで開催されている「北方のナイフ~暮らしを支える道具」展です。 この催しは、北方民族博物館が所蔵する資料の中から29点を展示するものであり、ロビー展なので無料です。 ただしこの週は芸術週間とかで、常設展の観覧料も無料でした。
道立北方民族博物館の所在地は網走市の潮見で、分かり易く言えば天都山の道立オホーツク公園内にあります。 アイヌやインディアン、イヌイット、サ-ミ、中国大陸の少数民族など、北極を囲む地域に暮らす緒民族の生活用具や歴史、文化などをまとめて学習できる施設です。 昨年に訪問した際の正面外観エントランスは北方民族のテントを象ってあり、館のシンボルマークもテントです。 前庭には実際にテントが復元されていました。
昨年は無かったような・・天都山に立つテント さて展示品の紹介ですが(写真撮影は可)、北海道やサハリン、アムール川流域、カナダ、スカンジナビア半島などの少数民族が使っているナイフが並んでいました。 アイヌのマキリはお馴染みでしょう。
ウィルタは昔、オロッコと呼ばれていました。
ニヴフは昔、ギリヤークと呼ばれていました。
コリヤークはカムチャツカの北方、ナーナイはアムール川周辺の民族です。
イヌイト(=エスキモー)は、カナダ北部やグリーンランドに住んでいます。
「ウル」と呼ばれる女性用の万能ナイフは、石器時代からこの形をしてました。 これらもイヌイトのナイフながら刃が湾曲していて、凹面も削ることが出来ます。
サミ(サーミ)は、スカンジナビア半島でトナカイなどを飼育しています。
インディアンにも色々な種族がいます。
さて翻って、日本の民族に特徴的なナイフとは何だろう?と考えても、イメージが浮かんできません。 上に挙げた民族は、狩猟も料理も裁縫も工芸も、全て一種類のナイフで用を足す場合が多いですが、日本ではそれぞれの用途に特化した道具を発達させたため、包括的で特徴的なナイフが浮かばないのかも知れません。 それは果たして器用なのか不器用なのか・・ ロビー内に、モンゴルの「ゲル」や民族衣装、帽子、靴などを置いてあって、扮装できるようになっていました。
チンギス・ハーンになったつもりで屋内から天井を見上げると、屋根を支える棒(オニ)に施された装飾が綺麗でした。
窓際の衝立の後ろに隠してあるのか、カヤックの骨組みが置いてあったので覗いてみました。
図録に載ってる「ベーリング海型カヤック骨組」と同一の資料のようです。 目当にしてた訳じゃないんだけど、常設展では最近のニュース記事に載ってる「トナカイ角製品」も見学できました。
桂台駅に近い丘の上に、網走市立郷土博物館があります。皇太子殿下(=平成天皇)御誕生記念事業として建設され、博物館として建てられた北海道最初の建築であり、設計は田上義也が担当しました。 赤い屋根のドームは、「北辺の文化的な灯台」をイメージしたとか。そこに登るらせん階段が素晴らしいのに使用禁止で残念。 歴史が古い施設で、元々は米村喜男衛が収集したモヨロ貝塚からの出土品を展示するため、住友財閥からの寄付を仰いで「北見郷土館」として昭和11(1936)年にオープンしました。
今年の春に訪問したモヨロ貝塚館は、ここの分館として位置付けられています。 ここを最初に見学したのは二十数年も前の話ですが、ほとんど変わっていません・・床板の軋み方まで昔のまんま。
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