2006年09月30日
高円宮杯(U-15)北海道大会・準決勝
9月23日(土)に、高円宮杯(U-15)北海道大会の準決勝が札幌アミューズメントパークで行われました。 準決勝の第一試合は、SSS vs スプレッドイーグルの対戦でした。 決勝トーナメントからは40分ハーフの試合になり、延長戦やPK戦もあります。 SSS(黄青) vs スプレッドイーグル(白)(2006.9.23:AMP) 先入観としては、SSSは攻守のバランスが取れていながらどちらかというと攻撃が得意、スプレッドイーグルは守備が得意、という印象がありました。 スプレッドイーグルも攻撃はしますが、最後の詰めが甘く、クロスを入れても中央に詰めるプレイヤーがいないとかで、あまり有効ではありませんでしたが、しだいに攻撃も形になってきました。 前半の中盤にSSSが先制し、これが決勝点になるかと思いましたが、後半ロスタイム1分の掲示が出てからスプレッドイーグルが劇的な同点に追い付き、10分ハーフの延長戦を行いました。 延長後半の開始直後にSSSが得点し、結局これが決勝点になって翌日の決勝戦に勝ち上がりました。 同時に、高円宮杯(U-15)全日本大会への出場権(北海道から2チーム)を獲得しました。
準決勝の第二試合は、コンサドーレ札幌 vs 帯広FCの対戦になりました。第一試合が延長になったので、予定より30分ほど遅れて始まりました。 試合前のアップ スタメンは、GK:安田、DF:平井・羽石・中山・岡本、MF:古田・十川・島田・飯塚、FW:三上・大地 で、ダブルボランチでした。 コンサドーレ札幌(赤黒) vs 帯広FC(緑)(2006.9.23:AMP) 円陣を組んでひそひそひそ・・ コンサはボールを取ったら、取りあえず古田に預けるというパターンが多く、確かにキープ力があるので安心はしますが、相手にとっても守りやすいかも知れません。 再三のシュートを相手GKがはじき、コンサのGK安田も大当たりで、絶体絶命のピンチを神がかり的にセーブしていました。 前半の攻撃、古田がキープして運ぶ 27分頃、飯塚に代えて小松を入れました。 35分頃、相手の突破に対してGK安田が対応して飛び出しましたがかわされ、DF羽石が相手を追う形で倒してしまい、一発レッド退場になりました。 PAすぐ外のPアーク内からのFKは防ぎましたが、1人少なくなったので不利な状況が続きます。 三上に代えて澁谷を入れ、ワントップにして前半の残りを凌ぎました。 後半開始時に島田に代えて神谷を入れ、4-3-2にしたようです。 数的不利を感じさせない積極的な攻撃を続けましたが、簡単には得点できません。 後半の攻撃、岡本の放り込み 23分頃、神谷に代えて島田を再投入しました。 27分頃に古田が倒されてFKを得ましたが、このキックはクロスバーに当たってしまいました。 直後に大地に代えてスーパーサブの小島翼を入れ、ロスタイムには古田に代えて松野を入れましたが、(0-0)で前後半を終わりました。 延長前半は小島に代えて大地を再投入し、仕切り直しという感じです。3分頃には十川に代えて古田を再投入しました。 どっちに転んでもおかしくないのでPK戦も頭に浮かび、今日は安田は当たってるとか、そういい事ばかりは続かないとか考えてるうちに、10分の延長前半はすぐに終わりました。 延長後半1分頃に大地に代えて三上を入れた1分後、相手の中盤から打たれたミドルが、GK安田の頭を超えてゴールに入ってしまいました。 平井に代えて十川を再投入しました。試合時間は8分程しか残っておらず、この中で1点を返すのは不可能ではないですが、数的不利の状況では難しいことでした。 結局、(0-1)で準決勝に負け、昨年に続いて全国への道を失ってしまいました。 試合終了 この大会はベンチに交代要員を9人入れることができ、再出場することが可能です。 疲れた選手を一時的に交代して休ませ、チャンスに再投入して勝負する、という使い方が出来ます。 詰め将棋で、手持ちの駒を相手陣内に打って、金に変わったら王手・・という状況に似ており、普段の交代方法とはちょっと違った発想が必要かも知れません。 一方、ちょっと交代が多過ぎて、試合の流れが断ち切られる感じもしました。その駆け引きは面白いんですけど。
※9月24日(日)に、決勝戦が札幌アミューズメントパークで行われましたが、別の試合を見てて取材不足のため、報告は割愛させて頂きます。 戦評などはLSINの「最新情報」を参照して下さい。 北海道スポーツクラブの「アミューズメントパーク日誌」にも写真が載っています。
準決勝が終わった後、そのままAMPでコンサ(U-18)と室蘭大谷高校との練習試合がありました。(次回予告)
posted by 雁来 萌 |09:25 | 闘う若梟 | コメント(0) |
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