2013年01月17日
晴耕雨読の図書館と空港
北海道だから今の時期に雨が降る訳は無いですが、夏場には試合が多くて休日はほぼ全て試合に費やされるので、冬場のうちに勉強しておこうと思う訳です。 1月6日には札幌市中央図書館へ出向いて勉強し、12日は丘珠空港へ行って勉強しました。 かく言う私、図書館という場所は、ほとんど訪問したことの無い人間です。 わざわざ外に出かけて勉強するのは面倒だし、今の時代、事典で調べるよりもネットで検索した方が早いし情報が古くならないから、借物の書物をめくって勉強するなんて別世界・異次元の出来事です。
電車通りの南22条にある「札幌市中央図書館」に行ったには違いないですが、主たる目的は併設されている「札幌市埋蔵文化財センター」の「埋蔵文化財展示室」の方です。 ここの展示室のスペースは広くはなくて、さほど見応えがある訳でもないけれど、ジオラマは手が込んでいて芸が細かかったです。 一部に企画展の「さとらんどの遺跡展」というコーナーもありましたが、あんまり・・。 本心としては、展示室よりも収蔵室を見学したいと思いました。 ついでに図書館本館の方を覗いてみると、かなり賑わっていました。今の時期は受験勉強する人も多いでしょうけど、そんな年代ではない人達がこんなに詰めかけるとは想像外でした。「勉強なんかしないでサッカーしろ」と言った人もいるらしいですが。 埋蔵文化財展示室の隣にある「図書資料展示室」では、図書館所蔵資料特別展「ノスタルジックさっぽろ1972 ~冬期五輪から40年 資料でたどる札幌のすがた展」の展示が行われていました。 会期は10月6日から12月23日までの予定でしたが、なぜか2月17日まで延長されました。(オリンピックの会期に合わせて?) 今となっては懐かし過ぎる写真や資料がたくさんあって、今さら「こんなことがあったの?」と思うような資料もありました。競技の写真だけじゃなくて、準備段階とか時代背景とかの資料も。 戦争のため返上した「第五回冬期オリムピック」の資料もあって、お目当ての埋蔵文化財よりも、こっちの方が面白かったくらいです。 この地には昔、北海道教育大学の札幌分校があったんだけど、移転した跡地にマンションやスーパーも出来てしまって、未だに違和感を感じます。
札幌の表玄関・・とは言い難い、勝手口のような丘珠空港 飛行機を眺めに行った訳ではなくて、ターミナルビル内にある「札幌いま・むかし探検ひろば」コーナーを見学しました。 ここは子供向けの体裁を取っていますが、札幌の歴史年表や珍しい写真パネルがたくさんあって、大人にとっても郷土の歴史を勉強する格好の教材になると思います。 もう一部屋あり、これらを全部見ていたら、相当に見識が広がること間違いなし。 でもね、札幌オリンピックの手稲山アルペン競技場 とのことですが、この写真はオカシイです。ビックリしたなー。 左右が入れ替わった裏返しの画像になっていて、こっちが正しい向きの写真ですよ。 左から男女回転コース、女子大回転コース、男子大回転コースなので。 勉強の息抜きに・・函館行きのサーブ340B-WTを見学 パイロットが機体に向かっています。 丘珠にはボーディングブリッジが無く、乗員も乗客も歩いて乗り込む方式なので、白枠の通路にはロードヒーティングが入っているという・・今日は気温が高くて凍結してないけど。 プロペラ機なのに、あっけなく離陸します。 3階の送迎デッキには「幸せの鐘」が吊り下げられていました。 その効能は・・どれにしようかな。 マジックで「六回鳴らすと J1復帰」と書き足し・・不老長寿より難しいのか? 駐車料金は1時間まで100円、2時間まで200円だし、2階のレストランで食事をすると2時間まで無料になります。 新たに入居したレストランは料金が高めとはいえ許容できる範囲の内容でしたが、飛行機を眺めながら食事してるのに中華鍋を叩く音が「カンカラカンカン」と聞こえてきて、ちょっと場違いな取り合わせでした。 丘珠といえば、丘珠獅子舞で有名な「丘珠神社」ですよ。 どんど焼きの縁起物などが集められていました。 「札幌黄」というタマネギも丘珠の名産だったなぁ。 帯広が「とかち帯広空港」、釧路は「たんちょう釧路空港」、紋別は「オホーツク紋別空港」なんだから、丘珠は「たまねぎ丘珠空港」なんてどう? 東区には「札幌村郷土記念館」という、ややマニアックな資料館もあります。
posted by 雁来 萌 |21:43 | 雑念 | コメント(0) |
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