2012年09月02日
雲海を照らす雲海テラス
名は体を表し、タイトルは本文の内容を表す・・とは限らない。笑 日本クラブユース選手権(U-15)大会で十勝方面に2泊3日滞在した折、私の場合は飲み食いや温泉の楽しみとは無縁なので、試合の無い時間帯(早朝や夕方)に十勝地方のアメダスを探訪してきました。 実はアメダス探訪というのは表向きの名目であり、本命のミッションは諸国を漫遊して、庶民を苦しめている悪代官などを懲らしめるという・・。 今回は全部で21ヶ所を探訪し、それらを地域別に6回に分けて試合レポの合間に紹介するとなると、いつになったら終わるのか自分でも分かりません。 実際のところ初回の4地点は、十勝へ行く途中と帰りの途中に立ち寄った、上川南部の観測所です。
アメダス探訪「占冠」の巻(2012/8/15) ワタシって占冠村の市街地に入ると、方向感覚が180度近く回転してしまうんです。 恐らく、占冠村の近辺に隕石の破片が埋まっていて、その周辺では磁場が歪んでいるに違いありません。 伝書鳩でさえ、占冠村の上空を通ると不必要に迂回したり、同じ場所をぐるぐる回って疲れてしまうんじゃないかな。(妄想) 去年訪れた時には、その異常な方向感覚に従ってトンチンカンな方向を探してしまったため見つけられませんでしたが、今回は地図を頭の中に叩き込んでおいたので、すんなり辿り着けました。 細い道を進んだら広い草地に立ってるのを見つけたんだけど、道が行き止まりになってて近付けず。 反対側の道から回ってアプローチ:奥の山は村民のスキー場? ここは内陸の盆地状地形だから、冬の朝にかなり冷え込みます。 雲に日暈がかかっています。 隣のトマムスキー場では、ゴンドラ終点でお茶を飲みながら寛いで雲海を見下ろす「雲海テラス」に人気があるようです。 自分のいる場所に雲がかかってなくて、眼下にだけ雲がかかるという条件に遭遇する強運が必要ですが。(←運かい?) 大昔、スキーに行った時にそういう光景を見たことがあります・・まぁ、山登りしてたら雲海を見るのは珍しくはないんだけど。 当初の予定では占冠だけに寄るつもりでしたが、自宅を出発する時刻が早かったのと途中の走行が順調だったので、金山と幾寅にも寄ることにしました。 金山へ向かう峠道の脇に、開けた平地と怪しげな石碑がありました。 石碑には「峠下茶屋之跡」と刻まれており、説明札も立っています。 茶屋が二軒あったそうです・・二軒茶屋?
アメダス探訪「金山」の巻(2012/8/15) 金山の街に着いて、空知川に架かる橋の袂から横に入った道路の脇にありました。 反対側から:特に支障は無し ここは雨量だけを測っています。 近くに根室線の金山駅がありました。 このレンガ倉庫は物置に使っているのでしょうか。 ホームには積雪深計と思われる板状の物指が・・でも今は真夏ですぜ。 空知川を堰き止める金山ダム かなやま湖の沿岸を通って南富良野町へ向かいます。 夕張岳と思しき山影:金山側からの登山道もあるけど大変らしいです。 途中でJRの鉄橋が対岸に渡っていました。
アメダス探訪「幾寅」の巻(2012/8/15) 南富良野町・幾寅の市街地の南側に、南ふらのスキー場があります。 大昔に、サホロへ行く途中に寄って滑ったことがあるなぁ。 アメダスは公園や老人ホームの横にありました。 環境は良さそうだけど、隣接する林の樹高が風速計よりも高いのはマズいっショ。 おまけに駐車場の脇で気温を測ってるなんて。 雨量、気温、積雪深の測器 風速計(東南東?)と日射計
アメダス探訪「麓郷」の巻(2012/8/17) 8月17日の帰りに麓郷に寄って、小さな市街地を探してるうちに、ほどなく見つかりました。 ここは東大演習林の森林資料館だそうです。 もう夕方だから、資料館もゲートも閉まってて見学できません。 国の施設の敷地だけあって、理想的な立地です。 電柱より高いので大丈夫・・そろそろ日が暮れるから速やかに帰って、明日の神戸戦の用意をしなきゃ。 そして明後日は再び帯広に来て、勝てば1泊できるけど、負けたら日帰りになるかも・・結果は悪い方に。泣
posted by 雁来 萌 |21:07 | 気象細事記 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
レンガ造りの危険品庫
金山駅に残っていたレンガ造りの倉庫は、灯火用の油などの危険品を保管していた倉庫らしいです。
他には、山部駅、浦幌駅、十弗駅、渡島大野駅、深川駅、小樽築港駅に残っているとか。
posted by 萌| 2015-02-16 07:47