2006年08月01日
プリンスリーグ閉幕
今さらという感じもしますが、7月23日(日)のプリンスリーグ・最終節の試合が終了した後に行われた、表彰式の模様をお伝えします。これが無いと大会が終わった気がしないので。 成績優秀チームや選手に贈られる、カップや盾など(羨) 左側の優勝カップ?は日本サッカー協会からで、 右側の優勝カップ(北海道サッカー協会から)には、 「コンサドーレ札幌ユースU-18」というリボンが3本結ばれています。 両チームには、高円宮杯の全国大会でコンサ以上の成績を残すように頑張って欲しいと、苫小牧地区サッカー協会の佐々木紀夫会長から激励の言葉がありました・・それって、優勝しろということですが。 佐々木会長は、「コンサドーレ札幌」苫小牧地区後援会の顧問でもあります。 表彰を受ける札幌第一(青)と旭川実業(赤)の選手達(2006.7.23:浜厚真) 優秀選手・チームの発表もありました。 最優秀選手:吉岡弘樹(第一) 得 点 王:田中俊哉(7点・第一) アシスト王:安藤謙佑(コンサ)、柴田喜(蘭谷) 新 人 賞:鶴野太貴(コンサ) フェアプレイ賞:北海高校
北海道サッカー協会の公式結果などを参考にして、今年のプリンスリーグを振り返ってみます。 勝ち点を見ると、1位の札幌第一(24)はダントツですが、2位の旭川実業(18)から7位の帯広北(12)までは、ほとんど1点差で込み合っています。得失点差が順位に影響したところは無い、という珍しい年でした。 8位の登別大谷(8)は入れ替え戦に回り、9位の札幌光星(4)と10位の駒大苫小牧(1)は、最終節を待たずに降格が決まりました。 過去に、一度降格したチームが返り咲いた例は、山の手だけのようです。 新規に参入したチームが好成績を残したのは、2004年の北海(2位)だけです。2005年に入れ替え戦で勝ち残った第一が優勝した今年の例や、参加チーム数が増えたお陰で降格せずに済んだ例もありますが、総じて、新規参入チームには厳しい洗礼が待っています。 なぜ新規参入チームが成績を残せないか?は、サッカーが違うからのように感じます。 プリンスリーグが始まって、つないで運ぶサッカーを道内に広めた効果が出てきたと思います。現場の指導者の考え方も変えたようです。 最初のうちはコンサの技術とは差があったので、走るサッカーをテクニックでかわすことができていたように思います。そのうち、他のチームもテクニックを備えてきて似たようなサッカーをするようになると、フィジカルの強さと運動量で技術の差を補い、勝てるようになってきたのではないかと感じます。 日本のお家芸である柔道が世界中に広まり、その結果として国際大会で外国人が優勝するようになってしまったことは、困った現象には違いないですが、それを後悔する人は少ないだろうと思います。 大相撲に参加する力士の出身国はまだ限られていても、優勝するのは外国人ばかりになってきつつあるようで、腕力を使う格闘技においては体格が重要な要素を占めるのは避けられません。 サッカーはスピードや技術で体格の差を埋めることが可能なだけ、まだハンディが少ないスポーツかも知れません。
プリンスリーグのU-15版が行われる、という話を数年前に見ましたが、いよいよ来年から、U-15のカテゴリーでも「カブスリーグ」というリーグ戦が始まります。 このリーグ戦の開始・継続が、この年代のサッカーをどう変えるのか、北海道のレベルをどう上げるのか、期待させられますが、カブスリーグという名称だけは、どうにかならんもんか?と・・ボーイスカウトのようで。 天皇杯(Emperor)、高円宮杯(Prince)ときたら、その次も皇室に関した名称にするのが普通ではないかと・・ちからぶすりーぐなどと読まれないか心配で・・
posted by 雁来 萌 |23:12 | 闘う若梟 | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク