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2011年11月29日

アメダス探訪・中空知編

もう1ヶ月以上前になる10月中旬の話ですが、富良野からの帰り道に寄った芦別周辺と、半月前に巡った滝川周辺の探索結果です。

雪が積もると近付き難くなる場所もあるだろうから、冬が来る前に(not紙ふうせん)と思って調べてきました。

アメダス探訪「芦別」の巻(2011/10/22)

予想通り消防署の裏にありました。左は市役所です。
予想は的中

周辺は市の中心部に近い住宅地で、支障は無いようです。
雨の降る里
まだ夕方なので、星は降ってきません。

降水量と気温と積雪深を測って・・風は庁舎の屋上で測っているのかな。
除雪注意

積雪深の基準面プレート
まだ積雪なし

隣に測量用の標石もありました。
けつまづきそう


アメダス探訪「新城」の巻(2011/10/22)

赤平で手間取って暗くなってしまいましたが、旧・新城小学校の横にありました。ここは雨量だけを測っています。
入植して百年経った
開基百年の記念碑が建っています。

記念碑の裏には、開基百年協賛会の役員や在住者の氏名が刻まれていました。
これだけで用が足りる
まるで住民基本台帳のような、ロゼッタストーンのような・・

雨に濡れてるし夕方なので見難いですが、校歌の上に立つ碑には「輝くほほ」と書いてありました・・峠の茶屋は輝いているのか。
つやつやぷるぷる

5年前に閉校した校舎の前
芸術なら元手が無くてもできる
この辺は「芸術の郷しんじょう」だそうで、

旧校舎は「芸術文化交流館」として使われているらしく、
職員玄関か
旧・厚生年金会館を連想させ・・ますか?

閉校時に在校していた7名の生徒には、手形を残せる特権があったようです。
有名芸能人か?


アメダス探訪「滝川」の巻(2011/11/13)

農業試験場のハス向かいの空地にありました。
長閑な景色

遊具も並んでて、ここも学校があったような雰囲気です。
大人は使用禁止
左奥に見えるのが農業試験場・・正しくは「北海道立総合研究機構中央農業試験場遺伝資源部」と呼ばれる庁舎らしいです。
遺伝資源部って・・要するに、作物の品種改良を研究する機関かと。

反対側には試験場の圃場が広がっていて、立地に問題は無いでしょう。

風向風速計と日照計:今日も北西風は強い
風が強くて冷たい

大樹の根元に池があって、不思議な立地です。
由緒のありそうな大木


アメダス探訪「空知吉野」の巻(2011/11/13)

郵便局かと思ったら吉野小学校の前にありました。
歴史は古いらしい

これが校舎で、この時は校門の手前にある石に書かれた「かぜのび」って何? と思っただけでした。
それなりの大きさ
日曜日の夕方だから、人影が無くても不思議じゃないし。

坂道の脇にあるのが気になるけど、交通量なんて知れてるだろうから。
たまに車も通る
暗くなってきたよぅ。

隣に「西徳富駅逓跡」という碑が建っていました。
新十津川から浜益に抜ける峠道の途中ですから、かつては交通の要衝だったのでしょう。この道は「青山街道」と呼ばれていたそうな。
街道だったのか
向こうは教員官舎の雰囲気ですが、人は住んでいないようでした。

調べると、吉野小学校は2年前に閉校して、現在は「風の美術館」に変わってオープンしたばかりのようで、だから「かぜのび」なんだと納得。

どこに行っても閉校ばかりで・・アメダスを巡るつもりが、懐かしの旧校舎巡りのようになってしまうのが残念です。

 
近くに「新十津川ダム」があるので寄ってみました。
こんなに水が溜まってると思うじゃないか

土砂を積み上げたアースダムの堤体とダム管理所の雨量計
これでも上流側ですから
堤体の右側がダム湖(上流)側です。

ダム湖は「留久貯水池」という名前になっていますが、水はほとんど無くて中央部の細い水路をチョロチョロ流れているだけでした。
水が溜まっていない貯水池
まぁ、灌漑用水が必要な春先に貯まっていれば良いんでしょうけど、水を湛えた湖面の景色を想像したのが間違いでした。

新十津川町の母村(奈良県十津川村)は今夏の大雨で大打撃を受けたようで、母村を緊急支援する対策本部も町役場内に設けられているとか。
母村の一大事とあって、町の職員3名を2ヶ月間派遣して復旧作業を支援した他、義援金も募集しています。

新十津川大和の交差点に建つ家屋
車が突っ込んだりしないのかな?
旅館っぽい造りの建物ですね。


アメダス「赤平」は2回探したけど、見つかりませんでした。胡蝶蘭の栽培工場や墓地まで探索しても発見できず。

気象庁HPに載っている緯度・経度・標高の値に矛盾があり、2005/10/31に設置して2006/5/12から雨量の観測を開始しているんだけど、設置した時の位置の測定に誤りがあるのかも・・GPSじゃなくて地形図で位置を読み取ったらしいから。

新しい手がかりが無ければ赤平はギブアップです、多分。


posted by 雁来 萌 |07:19 | 気象細事記 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
赤平アメダス

一日休暇を取って、丸三日厚田をスタートして15箇所探索して来ました。
赤平は、1時間程捜索しましたが…
エルム方面は確実な存在しないことは間違いないかな⁇

NTT線を手掛かりとして確認を続けましたが…
次回は、半日用意して捜索してみます。

posted by アメダスマニア| 2013-06-04 12:07

赤平アメダス発見

実は先月の下旬、赤平・芦別方面をあちこちぶらついた時、4回目にしてやっと赤平アメダスを見つけました。
エルム方面ではなく住所は「東豊里町」ですが、普通に探しても見つかる場所ではないですね。緯度の値が0.1分ほどズレてるようだし、標高も15mほど違うみたい。

レポートはいつになるか分からないほど先(7月?)の話なので、それまで種明かしはしませんから存分に楽しんで下さい。笑

posted by 萌| 2013-06-04 19:54

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