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2011年06月27日

伊能図展@十勝オーバル

6月16日から19日まで帯広の森運動公園の「十勝オーバル」で、「完全復元伊能図全国巡回フロア展in帯広」という展覧会が開催されました。→フォトギャラリー

この催しは、重要文化財だった伊能忠敬の関連資料(地図や測量器具)が国宝に指定されたのを記念して、帯広市文化スポーツ振興財団と帯広市の主催で開かれたもので、伊能図の公開は道内では初めてとなります。

具体的には、伊能忠敬が日本中を歩きながら測量して作った地図(の原寸大復元)をつないでフロア一面に広げ、その地図の上を歩いて日本一周が出来るという(笑)、大胆不敵なイベントです。

伊能図には、大図、中図、小図の3種類があり、大図は1枚が畳1枚分の大きさ(縮尺1:36,000)で、その大図214枚で日本列島を覆います。
覆うとはいっても、かつての江戸城の大広間に並べた時でさえ、半数の地図しか広げられなかったほどの規模です。

こんな壮大で痛快な企画を見逃す手は無いと思い、中札内遠征のついでに観覧してきました。
(実は以前に、ほんの一部を恵庭市郷土資料館で見たことがあります。)

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posted by 雁来 萌 |06:07 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |