スポンサーリンク

2006年08月16日

知事杯3回戦(U-18)

13日(日)に、知事杯全道サッカー選手権大会の3回戦が、千歳市の青葉公園競技場(その他)で行われました。
知事杯は天皇杯に出場する北海道代表を決定する大会であり、各地区代表の16チームの他、4チームのシードチームを加えた20チームでトーナメントを行います。
シードチームは:北海道リーグ代表(1)、道学生リーグ代表(2)、プリンスリーグ代表(1)となっており、コンサユースはプリンスリーグ(昨年優勝)の枠で出場して、3回戦から登場します。

コンサユースの相手は、1回戦で札幌蹴球団を破り、2回戦でブラックペッカー函館を破った道都大学です。
トーナメント上は「迎え撃つ」立場になりますが、そんな横綱相撲ができる力関係ではありません。→組合せ

札幌は、真夏日が連続する記録が途絶えたとはいえ、それでも最高気温は30℃に近い状態が続いていました。
天気予報によると、当日の札幌は晴れて暑くなるけれども、苫小牧は曇って暑くない、という状況が想像されました。千歳は両者の中間にあって微妙な土地柄であり、どっちに転ぶのかで大違いになります。

元々、苫小牧ほどは霧がかからないし、札幌ほどは雪が降らない、という両者を天秤にかけたような場所を選んで飛行場を建設したのが千歳な訳ですから、良く言えば災害が少ない(悪く言えばどっちの害もある)土地です。

青葉公園へ行くには、千歳市内の36号線を「ホテル日航千歳」の交差点で右折して進み、高速のICに入る手前の信号で右折すれば分かり易いんですが、この交差点は困ったことに右折禁止です。(笑)
もう少し手前で小川を渡る必要があり、この道が分かり難いかも知れません。選手送迎用のコンサバスも迷いましたから。(爆)

着いてみると、期待に反して思いっきり晴れてしまい、しかも湿った生暖かい空気が流れてきます。前の週に栗山の暑さでアセモができてしまった体に、さらに追い討ちがかけられて、因幡の白兎の心境です。


コンサ(赤黒) vs 道都大学(白)(2006.8.13:千歳青葉)
 
スタメンは、GK:平加、DF:岩月・谷川・松本・福田、MF:安藤・大野・能登・長沼、FW:横野・岡 でした。
形勢は・・かなり不利です。
体力というか馬力に違いがあり、ターボ車とNAのような違いを感じました。攻撃は思うように進めず、守勢になると一気に攻め込まれます。かろうじてクリアするとか、シュートミスで助かる、という場面が続きました。
26分頃、相手の右CKに中央できれいにヘディングで合わされて失点しました。このヘディングは、ユースOBで4年生の伝庄優くんでした・・ニャロメ(笑)
その後も容赦ない攻撃が続きましたが、前半は(0-1)で終わりました。


前半の攻撃(右クロスからのチャンス?)
 

後半は交替なく始まりました。
カウンター攻撃などで、少しずつコンサ側にもチャンスが増えてきました。
9分頃、横野へのスルーパスが通り、そのまま持ち込んでシュート、同点にしました。


後半の横野(9:Aという看板の位置)の同点弾
 

道都大は、数年前よりは力が落ちてきたとはいえ、高校生に負けては大変です。試合は次第に荒っぽくなってきましたが、主に言葉の問題?で、負傷を誘発するようなプレイが増えた訳ではありません。
32分頃、相手の左サイドでのパス交換からのピンチで、最後は混戦状態になって失点しました。
37分頃に、松本に変えて伊東を入れ、ポジションを少し変えました。
何とか再び同点に追い付きたいところですが、そう易々とは許してくれません。

トータル(1-2)で終わり、準決勝進出はなりませんでした。

たとえ準決勝に進んだとしても、今度は札幌大学を相手にしなければならない訳で、優勝しなければ代表になれない大会であまり無理する必要もないかと・・。
プリンスリーグやクラセンで負傷した選手がいる現状では、これ以上負傷者が増えなくて良かった、というのが正直な感想です。失点が2点で済んだのがラッキーだったし。


無事に着いたコンサバス
乗降口の上にドーレくんが乗ってますね

道都大にはユースOBの選手が多く、1年生の小田桐くんが本部テントでお手伝いしてました。
同じく学年上は1年生の野田くんなども見かけました。


posted by 雁来 萌 |23:59 | 闘う若梟 | コメント(0) |