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2006年02月01日

善意の献血

:今回の話は、実生活に全く役に立たない可能性があります。(いつもは役に立っているのか?)
 
その1
試合会場に献血車が横付けして、輸血用の血液を集めていることがありますが、あの車って、「献血車」という呼び方で正しいんだろうか?と悩んでしまいます。

善意の市民が献血するのであって、クルマが献血するわけじゃないです。
クルマの呼び方は、「ゴミ収集車」や「検診車」、「除雪車」、「保冷車」、「移動販売車」、「照明車」、「護送車」・・などと、クルマ自体の作業を表すように命名されています。
それに倣うと、採血するクルマだから「採血車」か「血液収集車」もしくは「吸血車」と呼ぶのが正しいのではないかと。
クルマに乗り込んでベッドの上に横たわると、「チョット痛いですよ。」と気休めの暗示をかけといて、金属製のパイプを血管に刺してポンプで血液を「吸い出す」んですから。

後部の窓にドラキュラ人形がぶら下がっている「献血車」が走り去るのを見たことがあって、「ジョークの好きな看護婦さん(当時の呼称)もいるんだな」と笑ってしまいました。
 

その2
日本野鳥の会・札幌支部の会報に、献血を趣味にしている会員の話が載ってました。彼は時々野原に行って、献血してくるそうです・・野原??
鳥はもちろんのこと、虫も好きな人物だそうで、自分の腕に蚊を止まらせて、血を吸わせながら蚊を観察するんだそうです。
それって、インセクトウォッチング
それとも、手乗りヤブカ

彼の言い分は:
人間にとっては、少しぐらい血を吸われても命に別状は無いけれど、蚊にとっては、生きるために人間の血を吸うことが必要なのだから、蚊に献血してあげてもいいんじゃないか。
蚊を育てることは、それを食べている野鳥を育てること、さぁ、みんなで野原に行って献血しよう!
あなたの善意が野鳥を救うのです!
・・だそうで、善意も勇気もある方だと尊敬してしまいます。

腕に蚊がたかって、おいしそうに血を吸っている光景を思い浮かべると、わくわく ざわざわ してきますよね。
(森山良子 談)


posted by 雁来 萌 |00:46 | 雑念 | コメント(0) |