2015年05月04日
当然の結果
バルバリッチ監督の試合後のコメント 「攻守において非常にテンポよくプレーできたこと、やるべきことをしっかりやり続けられたことがこの結果に繋がった」 都倉のヒーローインタビューでのコメント 「90分、自分たちがやるべきことをやった結果」 磐田戦は指揮した監督と、2ゴールを決めてヒーローとなった都倉の二人ともが、同じコメントをしたことがチーム全員が同じ方向を向いているということを、証明した試合だった。 札幌は、立ち上がりから素早い出足と球際の攻防で相手を上回って主導権を握った。 ボールを奪うと、縦に早いシンプルな攻撃で決定機をつくり出した。 前半10分に、河合がインターセプトした相手のボールを、宮澤が素早く都倉へ、都倉から内村にパスがでると、内村がドリブルで持ち込んでシュートを放つが、相手GKが弾いたところに都倉がしかり詰めて押し込んで先制に成功した。 先制点を挙げた後も、札幌の攻撃は守備をコンパクトにし、高い位置から相手のボールを奪ってカウンター攻撃を繰り返していた。 前半は積極的に前に攻めるという姿勢が、6回ものオフサイドとなった。 その積極的な攻めが、相手のシュート数を上回るシュートを打つことに繋がった。 前半は、ピンチらしいピンチは極僅かだった。 後半に入ると磐田の猛攻を受けるが、稲本を中心とした守備陣が粘り強いディフェンスを披露した。 前掛かりとなった相手の裏を突き、稲本から効果的にパスが都倉に出て追加点を挙げることが出来た。 また、前節初ゴールを挙げた内村にも、2試合連続となるゴールが生まれ、磐田にはダメ押しとなる今シーズン初の3点目を奪った。 対戦成績で歩が悪かった磐田に快勝できた。 今シーズンキャンプからチームとして取り組んできたことが、首位の磐田相手にできたことは、今後の戦いに大きな自信になったはずである。 都倉がインタビューで言った「当然の結果」だったのだ! この勝利には、出場した選手すべてが良い仕事をしたことである。 GK具は、90分間ではそれほど多くはなかったピンチだったが、決定的な場面を三度は止めていた! 河合を中心となって、DF陣は体を張った守備と、良い攻撃の起点を作り出してした。 両WBも攻守にわたり良い働きを出来ていたし、ダブルボランチの宮澤と稲本も攻守に良い働きをしていた。 特に稲本は危ない場面では必ず、大きな働きをしていた。 攻撃ではもちろん点をとった都倉と内村の働きは素晴らしかったし、ニウドも攻守に頑張っていた。 後半、何回も守備で貢献していたのが印象に残った。 また、インドネシア人としては初めてJリーグ出場となったイルファンの、足の速さには驚かされた。 次の出場機会が楽しみである。
posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |
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