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2014年07月15日

潜在的能力を引き出す力

小野選手が札幌に加入して1ヶ月が経ち、試合出場5日前になりました。
20日の大分戦出場に向けて、最終の実践の練習試合でチーム間の連携が深められている。

小野が加入する前の札幌のリーグ戦は、なかなか勝てなく勝っても連勝が出来ていなかった。
その上、アウェイでの戦いは開幕磐田に勝っただけで、その後1分7敗で今季J2に昇格し、それまで最下位だった讃岐にも負けてしまう始末だった。

小野が加入した後の試合では、最初のアウェイ横浜FC戦は引き分けだったが、その後厚別2連勝そしてアウェイ長崎には、4ヶ月ぶりにアウェイで勝利して、3連勝の8勝6分7敗勝ち点30で、前半を9位で終わることが出来た。
一時は17位まで順位を下げたが、小野の加入が順位を上げたのだと思う。

特に小野の加入が刺激になって、結果を出せたのが荒野ではないだろうか?
横浜FC戦から3試合連続ゴールを上げているし、長崎戦でもゴールは無かったが、ゴールに繋がるインターセプトから、決勝点が生まれた。

そんな荒野の台頭の影に、小野との試合出場を楽しみにしていたはずの古田が、讃岐にレンタル移籍することとなった。
古田は今季は怪我で出遅れていたが、やっと良くなった。
しかし、荒野の台頭、砂川が技術に磨きがかかってきたことで、出場機会が減っていた。
しかも、小野が入ったことが古田の出番を無くしてしまったと言って良いだろう。

こうして見ると、札幌は何としてもJ1に昇格して、来季はJ1で古田の帰りを待ちたいものです。

小野の加入で、20日の大分戦のチケットはかなり売れているということですが、観客が入ることは良いことですが、その試合で勝たなければ、この観客数は続かない。
だが、そんな心配は大丈夫だと思う。
小野は、札幌の選手が持っていたが、試合で出せていなかった潜在的能力を、存分に引き出してくれる選手だからである。

サッカーは、一人だけ上手い選手がいても、簡単に勝てるスポーツではない。
選手の連携が上手く行ってこそ、力が出せる。
そんな連携するサッカーを目指しているのが、札幌のサッカーなのだと思う。

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

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