2017年04月19日
中心はやはり都倉だが
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「守って攻めて やはり都倉」です。 先制されたものの、慌てずに追いつく地力を見せた。 FC東京戦に続き、ゲーム内容は確実に良くなっている。 引き分けで順位を下げたが、7試合で勝ち点8は非常にいいペースである。 故障者はヘイス、金園、ジュリーニョ、内村とFW陣は火の車。 菅と上原が控えるが、純粋なFWは都倉しかいない。 その都倉は、いつにも増して、前線から相手ボールを追いまわし、プレッシャーをかけた。 川崎のパスワークにDF陣が何とか耐えられたのも、都倉の献身的な守備が聴いていたと思う。 ふつうあれほど前線で相手ボールを追えば、体力が消耗し肝心のゴール前での集中力、シュートの精度は落ちるもの。 都倉はしっかりと守備をした上で、きっちりゴールを決めて見せた。 それも体力的にきつい後半の終盤にである。 荒野のクロスボールを打点の高いヘッドでねじ込んだのだが、あのボールを地面にたたけるのは相当な筋力がいる。 仙台戦などでは、駆け引きされ競り負ける場面も多かったが、空中戦ではJ1でやれる確信を持ったことだろう。 評価は「良い」のBが、荒野「合っているポジション」、都倉「あれ決めるか」の2人です。 「普通」のCは、具「コース変わるも対応」、金「位置取りミス1回」、横山「くさびつぶす」、福森「あれはPK]、早坂「1対1冷静に対応」、宮澤「決めたかったボレー」、兵藤「ちょっとアイデア見せる」、田中「アーリークロスは的確」、小野「絶妙とラップからまた抜き」、内村「FWいないのに・・・」、菅「緊急発進もまずまず」で、前は「採点不可」だった。 昨年もそうだったが、都倉の前線からの献身的な守備は、J1の強豪F東京や川崎にも通用している。 J2の時以上にハードワークが必要なJ1でも、都倉の守備は効いている。 その上で、ゲームの終盤にゴールを決めるのだから、大した選手である。 ただ、都倉だけが良いということだけでは、J1では戦えない。 そこに、J1のチームから今季補強した選手が、機能しているからだ! 中でも横山と金の働きは際立っていると思う! ピンチの芽をしっかり摘んでいる。 福森もタイミングの良い守備はあるが、どちらかと言うと攻撃の時の方が、働けている。 福森も守備は良くなってきてはいるが、二人の守備力には敵わない。 勿論、兵藤・田中・早坂も守備に攻撃に、しっかり働いていることも見逃せない! 気掛かりなのは途中交代した内村の怪我の状態だが、軽症で早い戦列復帰を願いたい。 苦しい台所のFWの怪我だが、四方田監督も頭が痛いだろう。 上手く遣り繰りして、このピンチを乗り切って、残留に向けて進んで欲しい!
posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |