2016年09月16日
慢心はない!喜ぶのは決まってから!
昨日の道新の夕刊に「自力J1へあと7勝」と載っていました。 見出しは、「残り11試合 全力宣言」です。 J2は第31節を終え、札幌は勝ち点を69まで積み上げ、3位に12差をつけ、2位以内の自動昇格が近づいてきた。 札幌は得失点差でも優位に立っており、残り11試合で7勝すれば自力でJ1への切符を手にできそうだ。 「あと7試合勝てば昇格が見えている。一戦一戦勝ち続けたい」。 群馬戦で2得点を挙げたFW都倉はお立ち台で力強く宣言、残り試合を札幌が仮に7勝4敗で終えると勝ち点90。 3位C大阪が全勝した場合のみ並ばれるが、得失点差では札幌がC大阪を16上回っており逆転は難しい。 札幌が8位までとの直接対決をすべて終えていることも有利な点だ。 現状の調子を維持していけば、第38節アウェー熊本戦(10月30日)や、第39節ホーム讃岐戦(11月3日)で5季ぶりの昇格をつかめそうだ。 ただ、昨季は第30節を終えて3位に勝ち点17差をつけて首位に立っていた大宮が終盤に失速し、昇格決定は第41節までもつれ込み、最終的には3位に勝ち点4差まで詰め寄られた。 札幌も昨季中盤に12試合連続白星なしを経験しており「今は勝てていても安心はできない」(内村)と慢心はない。 まずは目の前の第32節アウェー長崎戦(18日)に全力を傾ける。 今のJ2リーグは、何があるか分りません。 2007年に札幌がJ2で優勝して自動昇格したが、この年は最終戦の前まで首位は勝ち点88得失点差33で東京V、札幌は同じく勝ち点88得失点差20で2位、3位の京都は勝ち点85得失点差21だった。 この時、東京Vは勝ちさえすれば優勝が確定し、引き分けでも札幌が引き分け以下なら優勝。 京都が優勝するには、勝って上位2チームが負ければ優勝だった。 その場合札幌は3位になり、入れ替え戦にまわらなければならなかった。 札幌は、勝ちか引き分けの場合に、東京Vが引き分けか負ければ優勝する。 そんな接戦で、同時間にキックオフされた最終戦、時間ごとに3つの競技場の経過を追ってみます。 6分アウェイで草津と戦っていた京都が先制した。 11分ホーム札幌は水戸に先制された。 14分アウェイでC大阪と戦っていた東京Vが先制した。 33分東京Vが追加点 36分C大阪が1点返した。 43分札幌ダヴィのゴールでが同点に追いつく。 前半終了して、C大阪1-2東京V、札幌1-1水戸、草津0-1京都となっていて、この時点で首位東京V、2位札幌、3位京都だった。 後半は、 76分にC大阪が同点ゴールを決め、東京Vは2-2となった。 83分にダヴィが2点目を入れ、札幌が勝ち越した。 89分に草津が同点に追いつき京都が1-1となった。 そのまま各試合は終了し、札幌が優勝、2位東京V、3位京都となった。 前半を終了したところで札幌は、引き分けで負ければ3位になるという絶体絶命の状態だったし、勝ったとしても東京Vが勝てば2位に終わる。 この年、3位以内のどのチームにも、1位から3位になる可能性があった。 それくらい縺れた状態だった。 それだけに最後まで何が起こるわからない。 確実に昇格、そして優勝するために1戦1戦大事に戦ってほしい! 慢心している暇はないし、群馬戦のような戦い方では、何時失点するかも分らないので、しっかり練習して勝ち点を積み上げていってほしい! 喜ぶのは、決まってからにしよう!
posted by consa.kazu |16:12 | コメント(0) |