2014年07月23日
期待通りの存在感
北海道新聞の朝刊に「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿が載っております。 見出しは「小野、期待通りの存在感」です。 20633人もの観客で埋まった札幌ドーム。 J2とは思えない盛り上がりと雰囲気、中心にいたのは札幌でのデビュー戦となった小野。 小野は期待通りの存在感で攻撃をリード、終盤に追いつかれ100点満点の船出とはいかなかったが希望のもてるゲーム。 小野の後半運動量が落ちたのは年齢的なものと不慣れなSH等をこなした副作用。 ワタッチ、ツータッチでリズムよくパスをまわし見方を動かし完全に中盤をコントロール、センスとしか言いようがない。 一番の効果は小野と一緒に2列目に並んだ宮澤と荒野、小野に触発されて内村を絡めいい距離感でプレーできていた。 大分DFを崩し先制したシーンや、後半8分のダイレクトパスをつなぎゴールに迫ったシーンなどは、今までの札幌にはあまり見られなかった崩し、札幌が目指す楽しい攻撃サッカーだった。 残念だったのが札幌の運動量が落ちて、同点弾を食らったこと。 前半から飛ばしたことのツケがきたという印象、ラドンチッチにやられた櫛引にはもうちょっと抵抗して欲しかったが、相手を褒めるべきだろう。 評価は、悪いのDが櫛引「ラドンチッチに競り負け」の1人だけ、良いのBは荒野「内村へスルーパス」、宮澤「完璧崩しを仕上げる」、内村「決めたかった決定機」の3人です。 後は普通のCで、金山「攻守も失点は仕方ない」、小山内「ワンツーをしっかり」、奈良「堅実なカバー」、上原慎「積極ドリブル突破」、河合「相手の攻撃遅らせる守備」、上里「惜しかったFK」、小野「リズムつくるパス交換」などでした。 勝っていれば、全体に評価は上がっていたのだと思うが、特に内村は何回かあったチャンスを決めていれば、大変良いのAが出たのではないだろうか? また、勝った試合は勿論だが、引き分けや負けた試合でも、奈良の最近のプレーはとても安定してる。 最近数試合攻めあがっているシーンがあるが、ゴールを決めていたらAをつけても良いと思う。 次の愛媛戦、内村と奈良の活躍に期待したいものである。
posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |