コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年03月31日

攻撃のための一本目

増税前ーーー!
ってかんじでカゴいっぱいに買い物している人たちを横目に、いつも通りの買い物をしてきた。
増税前といってもいつもよりお金があるわけではないし。ストックも通常分のみ。
わが家はローリングストック制なので、それ以上にも以下にもならないのだわ。
私はそもそもストックの習慣がなく、なくなってから「ないー!」と騒ぐ無計画B型。
以前テレビで、消耗品のストックを必要以上に買ってしまうと
たくさんあるからと無駄遣いするようになる可能性がある、と言っていて
あぁー確かにそれはあるかもしれないなぁと思ったもので。
ビールはいつもより多めにあるけれど。あれ、これ必要以上に飲んじゃうんじゃないか。


昨日の試合、ホスンの早いゴールキックからウッチーに直接繋がった場面があった。確か2回。
2度目はあまりうまくいかなかったけれど、1度目はじゅうぶん得点に繋がる雰囲気があった。
ホスンは怪我をする前からこれをよくチャレンジしていた覚えがある。
失敗してラインを割ることも多かったけれど、うまく繋がって得点になったこともあった。
監督が財前さんになっても、このチャレンジはむしろ必要とされ歓迎されるところ。
金山さんもやっていた。フィールドの選手たちともっと合ってくると
今後大きなチャンスに繋がっていくだろうと思う。楽しみだな~。

北九州戦では、敢えて人数の少ないほうへ蹴って相手を慌てさせた(?)場面もあった。
これ、あんまりやる選手がいないのだけど、個人的には結構好きなプレー。
チームの勝利のためにというのはもちろん大前提だろうけど、
安全なほうばかりではなく毎試合チャレンジしているのが見えるのは嬉しいこと。
ホスンもそのほうが楽しめているはず。
GKというとド変態なくらい守備が好きな選手という印象があったのだけど、
最近は攻撃が好きな選手も多いように思う。GKの一本目は攻撃のための一本目。
財前さんのサッカーにもホスンのスタイルはよく合っている。これからの成長にも大期待。

posted by ひとみ |23:45 | GK | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年03月30日

上がるか死ぬか(再)

え、え!?宮澤の得点じゃだめなの!?ウッチーの得点なの!?
じゃあアシストってことになるのかー。そっかー。
誰の得点でも1点は1点だからいいんだけど、このちょっと残念なかんじがまた宮澤か。
チャオコンのMVP投票の結果でサポーターの気持ちを汲んでおくれ。

強い京都相手に、苦手らしい西京極で追いついての引き分けは悪くないと思う。
引き分けが極端に少なかった昨季だったら、負けていたかもしれない試合だろうなと。
今季はそうじゃない、少しずつでも成長しているというのが感じられる。
攻撃的な選手がどんどん入っていくたびに勝利に近づいている気がした。

勝ち点は1になってしまったけれど、この試合内容が選手にとって自信になるのなら
きっと次に繋げられるんじゃないかと思う。でも相当悔しいんじゃないかな。
試合は観ていて面白かった。宮澤は前半から頑張っていたなー。

砂さまは開幕からずっとキレキレだ。運動量も多い。
誰よりも一番昇格にこだわっているというか、昇格への強い気持ちが見える。
そういうあたりがまだちょっと足りない選手は何人かいるんじゃないだろうか。
今季の目標は自動昇格なので、「だめなら来季」っていうのはナシ。
「上がるか死ぬか」とののは言っていた。死ぬのはだめさ。
この気持ちにギャップができるとチームがまとまらなくなる。みんなで砂川先生に倣おう。

posted by ひとみ |23:52 | 試合観戦 | コメント(4) | トラックバック(0)

2014年03月27日

父と母とまっつんさん。

先日から、しまふく寮ブログが新しくなって帰ってきた。
村野夫婦を受け継いだ蛯沢夫婦が5年に渡って寮を支えてくれ、
選手の様子をたくさん伝えてくれていた。
そしてチームを離れることになり、今季から大地夫婦が寮で生活をしているそう。

大地くん!!知ってる!!思いっきり覚えてる!!
私も妹も今ほどユースの選手を覚えられていない頃だけど
大地くんのことは本当によく覚えている。
プレーも外見も印象的で一度見ただけで絶対に忘れない、という選手だった。
今も練習試合などで顔を見る機会があると、あ!大地くん!とわかる。
知っている選手のお父さんとお母さんが寮にいるなんて、勝手に親近感がわいてくる。

そしてまっつんさん。村野夫婦の頃からずっと寮生を支えてくれているまっつんさん。
本業が忙しいはずなのに寮のブログもたくさん書いてくれるし、
写真も色々と載せて楽しませてくれるし笑わせてくれる。
とんでもなく美味しそうなお料理の数々は、お腹がすく時間によく眺めている。
寮母さんと寮監が変わっても、まっつんさんが変わらずそこに居てくれることは
選手にとって本当に大きな支えになっているだろうし、サポーターにとっても嬉しい。
昨年、選手ひとりひとりについて丁寧に書いていたブログはとても素敵だった。
思春期の男子ばかり、しかも顔ぶれも変われば国籍もさまざまだったりして
付き合って行くのは簡単ではないはずなのに
まっつんさんからはいつも柔らかいオーラが出ているというかんじ。

神戸に行った一誠が寮のごはんを食べて、
「札幌の時と同じ味」と言ったという記事があった。
「生姜焼きの味が札幌と同じ」と具体的に料理の名前まで出てくるのが和む。
都倉もそんな体験をしているところかもしれない。味覚ってすごいな。
サッカー選手にとって食べることの大切さを改めて実感する。

ひとりの人として大切な時期をしまふく寮で過ごせる選手たちは幸せだ。
これからも寮生たちをどうぞよろしくお願いします。


それにしても、奈良ちゃんの私服ってシャツが多いような気がする。
襟がちゃんと付いてるやつ。なんだか育ちの良さを感じてしまう。笑

posted by ひとみ |23:58 | コンサ徒然 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年03月26日

「変わりました」と言われても

ステファノ選手が加入。インドネシアとは。すごいところからやって来た。
試合でまだ観ていない選手が何人もいるのに、どんどん新しい選手が入って来る。
提携国枠をやっと使うことができたのねぇ。
というか提携国枠の対象の国って増えていっているのねぇ。
インドネシアが含まれていたとは知らなかった。世界へ広がっていくコンサドーレ。


ホーム開幕戦の時に問題になった入場の際の混雑について、北九州戦で一部改善がされた。
私は先行入場なので、改善後どうだったのかわからず気になっていた。
5レーンになったことを大きな声で伝えていて、動きも早いような気がしたのだけど
先行入場の列はそれほど長くないし、チケットは"ピッ"なので比べられない。

Facebookを見ていると「入場に時間がかかりすぎ」とコメントしていた方が
北九州戦のあとに「改善されていました」と書いていた。
意見を言うのも大切だけど、こうしてその後どうだったのか
しっかり伝えてくれる人がいるのは嬉しいことだなぁと思う。良くなっていてなにより。
入場してからパスをつけ忘れた人とかいなかったかな。
アウェイに行くと、大抵入場口からちょっと離れたところにパスをつける場所がある。
アナウンスしてくれるスタッフさんがいないと、うっかり忘れそうになることがあるのよね。
なので、入場をしたあとにパスをつけることをしっかり伝え続けてもらえればといいなと。

とはいえ、クラブコンサドーレ会員の人はまだ良い。
こうして変更になったことを知って、改善されたとわかっているから。
問題はふらりと足を運んでくれた、いつもは来ないカジュアルな層の人たち。
ネガティブなイメージというのはポジティブなイメージよりも印象に残りやすい。
ホーム開幕戦と、もしかして昨季の最終戦などに来ていたとしたら
いつ来ても入場に時間がかかっていると思われてしまいそうだ。
改善していてもそれを伝える術がない。知ってもらいたいけどどうしたら良いものか。
新聞広告を出す時に「変わりました!」みたいに書けばいいのかな。うーん。

そういう環境面や施設面、サービスのところというのは
いつも試合に行っていると当たり前すぎて気にすることがない。
でもはじめて来る人やたまに来る人は何も知らないので、意外とそういうところが気になるはず。
駐車場、チケット発売時間、エレベーター、託児所、授乳室、コインロッカー、ATMなどなど。
試合やイベントについてアピールするのはもちろん一番大切なことだけど、
それ以外の部分についてももっと知ってもらう必要があるように思う。

posted by ひとみ |23:50 | コンサ徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年03月25日

再出発な選手たち

北九州戦は長期離脱していたホスン・寛くん・薗田の復帰戦となった。
寛くんは去年のドームでのガンバ戦で途中出場し、
負傷により途中退場したあの時のことをよく覚えている。
顔を覆ったままベンチに下がり、まわりの選手に促されても試合中に顔を上げることはなく、
試合後声をかけられても挨拶へ来ることはなく、ロッカールームへ下がって行った。
色んな思いがあっただろうから中途半端に「わかるよ」とは言えないし、言わない。
励ます気持ちも怒りたい気持ちもあるけれど、もはや今はどちらも意味がない。
結果で魅せることがすべてだ。ここからまた再出発。


薗田のことは正直あまり知らなかったので、怪我についてもよくわからない。
薗田の復帰を一番待っていたのは川崎のサポーターだと思う。
経歴を見ると、川崎での公式戦出場は多くない。っていうかすごく少ない。
けれど移籍が決まってから川崎のサポーターから
「薗田を頼むぞー」というような声をよく聞いた。
試合に出ていないのにやたら支持されまくっていて、なんだか変な選手だなと思った。
まぁはえぬきの選手という存在は、
そのクラブに関わる人にしかわからない存在価値があったりするものだしね。

ののやらゴンやら薗田やら、サッカー王国静岡の選手が
ぽつぽつとコンサドーレに集まって来るのも何かの縁だろうか。
一年の半分が雪で埋まっているような島国北海道が
サッカー王国と何の縁もゆかりもないはずなのだけど、わからないものだなぁ。

そうだ、みのさんも川崎出身だったなと懐かしがっていたら、
みのさんの5番を受け継いだのが薗田だったのだと知った。おぉぅ、これもまた縁か。
クラブからも信頼されていた選手だったことが伺える。
長期離脱からの復帰は川崎ではなく札幌となったけれど、
入団した当初から三上さんに感謝の言葉ばかり述べていたなんだかちょっと変わった選手を
大切に応援していくことが川崎へのおかえしになると思う。一緒に頑張ろう、薗田淳。

posted by ひとみ |23:07 | 選手戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年03月24日

【急募】成長目撃人

34の番号入りサイン
 限定200冊の本は運良く買うことができた。
 貰った奈良クラブのステッカーがカワイイ。
 岡山さんにサインをしてもらって
 「おかえり、待っていたよ」と伝えた。
 本そのものの感想はネタバレにもなるので
 一般発売がされてからにしようかなと思う。


岡山さんと握手をしてブースを離れると、パーカー姿の芳賀ちゃんが待ち構えていて
「次はこっちです」と隣りの松山光くんブースに強制的に誘導された( ゚д゚)

そういえば、プレピューパーティーの時も芳賀ちゃんは
「シーズンシート買ってない人!」と呼びかけていたなと思い出した。
普通は「シーズンシート買った人!あぁ~たくさんいますね、ありがとうございます」
みたいな流れになるところなのに、芳賀ちゃんは「買ってない人!強制ですから!」と
買っていない人に手を挙げさせるというなんともおっかない独自の営業を行っていた。
営業に向いているような向いていないような...。


岡山さんの本には岡山さんが渡り歩いた各チームについて書かれていて、
改めてサッカー選手としてはなんというか普通じゃないなと思うのと同時に、
こういう人生のドラマというのはどの選手にもあるものなんだよなぁと思ったのだった。

北九州戦の来場者数が9,251人と発表されて、まあ天気も良くなかったし、
土曜日なので仕事で来られない人も多いだろうし、
前売の枚数を考えてもこれくらいかな、と思っていた。
これから結果が伴えばいずれ...小野伸二が来ればいずれ...と思っていた。
のだけど、帰ってから岡山さんの本を読んで、やっぱりこのままの人数じゃ嫌だなと思った。

この試合ではホスンと寛くん、薗田の3人にとっての復帰戦となった。
その日まで本当に苦しい日々だったはず。
痛みに耐えて、焦りと戦って、ピッチに立つ日に向かっていったんだろう。
この3人に関わらず、どの選手も様々なものを乗り越えたり
何かを犠牲にしたりしてサッカーをプレーしてきていることと思う。
そうして縁あってコンサドーレに集まってくれているわけだけど、
このメンバーで闘えるのはどう頑張ってみても今季だけなんだよなぁとふと考える。
選手の今を見られるのは今だけで、今季のチームを見られるのは今季だけ。
また来年には違うメンツが集まるだろうし、選手の成長っぷりも変わっている。
こんなに面白くて魅力的なチームなのだから、今この一瞬も見逃さないでほしいなと。
次の試合にはまた違った景色を見ることができるチーム。今、はほんとうに今だけ。
最新の"今"を目撃したのは9,000人ちょっとしかいない。
今すぐに観てもらいたい、今すぐに観てもらわなくちゃいけない、と思った。
ドームはあと30,000人も入るんだから。もったいなさすぎる。

勝っていけばそりゃあお客さんは増えるかもしれない。
小野伸二が来れば興味を持ってくれる人も増えるかもしれない。
でも、今、今まさに今を観てもらいたい。いずれ、なんて悠長なことを言ってられない。
小野伸二が来るのはすごいことだ。
そして、小野伸二が魅力を感じたチームであるということはもっとすごいことだ。
幸い(?)道民の多くはコンサドーレにお金がないことを知っている。
お金がないのに小野伸二が来るなんてすごいね、って思っている。
なのに「なんで来るの?」ってことに、なぜに気付いてもらえないのか。
お金があるわけじゃない。もちろん。お金に余裕があればこんなに必死になってない。
じゃあなんで来るのって、小野伸二が来たいと思ってくれたからだ。
あの小野伸二がコンサドーレでプレーしたいと思って移籍を決めてくれた。
何がそんなに魅力なんだコンサドーレ!ってことがもっと話題になってもいいはずなのにな。

人を誘う時に「一度来てくれればわかるから」ってつい言ってしまいがち。
私たちはわかっている。ハイライトじゃ何の意味もないこと。
生観戦とテレビ観戦が全然違うこと。スタジアムに独特の雰囲気が生まれること。
だから「一度来てくれればわかるから」って言ってしまう。
でも、経験がない人にそう言ったところで何も伝わらない。
「一度来てもらう」という部分にもっともっとチカラを入れなくちゃいけない。
お客さんには、「行かなくてもいい」という選択肢があるのだから。
大切なのはイメージを共有すること。
「一度来てもらう」ために、生観戦にどのような魅力があるか伝えること。
簡単じゃなくて「とにかく来てくれればわかる」って言ったほうがラクだけど、
わざわざスタジアムに足を運ぶメリットがなければ重い腰は上がらない。
どうしても今のチームを観てほしい。目標12,000人なんかさくっと超えてやりたい。


posted by ひとみ |23:58 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)

2014年03月23日

宮の沢にて。

今季初の宮の沢へ行ってきた。ユースとの練習試合。
家を出る時は晴れていたので、よし行こう!と張り切ったのに、
宮の沢に着いてみるとなぜか雪が降っている...なぜなの宮の沢。
とはいえ、お天気の"ここだけ感"は宮の沢らしい。今季もはじまったんだなーと思いながら。
試合がはじまる頃には雪もやんで、日が差す時間も多かった。
陰るとすぐ寒くなるのだけど。練習試合の90分はそれほどきつくなく観ていられるかんじ。

昨日も思ったけれど、都倉は試合を重ねるごとにチームに合ってきているかんじがする。
試合中もずっとでかい声を出していたので、実質ゲームキャプテンのようだった。
今日のミドルはすごかった。公式戦でのゴールが待ち遠しいわね。

それからヘナンのプレーを生ではじめて観た。
キックがやわらかで、身長が小さいからか軽やかに見える。
コンディションがどのくらいなのかわからないけれどよく走っていたし、
スピードについていけていないなんてことはないんじゃないかなと感じた。
秘密兵器の出場はいつになるのだろうか。こちらもまた楽しみ。

個人的に一番気を吐いていると感じたのは寛くん(古田くん)だった。
まわりへの声もよく出しながら、プレーでアピールしようとしていた。
完全にはまだなっていなさそうだったけど、気持ちの面ではもう問題なさそうだ。
早く、もっと長い時間公式戦で出場させてあげれば、もっともっとやれるようになるはず。
翔太や工藤ちゃんもガツガツ行ってて良かったなー。

金山さんのコーチングの声をはじめてちゃんと聴いたけれど、
ものすんごくでっかい声で実に的確な指示をおくっていた。怒っている風なのも愛嬌で。
練習試合の前に荒野くんのシュートを止めるような練習を赤池さんとやっていたのだけど、
なにやらもがいている様子。焦らず一日一日の練習を積み重ねていってほしい。

深井さん、宮澤、前ちゃん(兄)が走っている姿も観られたのでひと安心。


ユースの選手も覚えなくちゃだ。ちゃんと覚えたほうがより楽しめると気付いたここ数年。
3年生は大丈夫だけど2年生は曖昧だし、1年生に至ってはまだわからない。
今日もついトップ目線で観てしまったので、数人の印象しか残っていないわ。
また次の機会にしっかり覚えてこようっと。ユースは声出しがはつらつしていて良いなー。

posted by ひとみ |23:48 | 試合観戦 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年03月22日

おかえりホスン

なによりとにかく、おかえりホスン!
試合前も試合後もたくさんホッスンコールをした。それにいちいち応えてくれたホスン。
試合開始直前にもこちらに向かって手を挙げてくれ、大きな拍手が起こっていた。
2012年の5月16日、ナビスコ大宮戦で大きな怪我をして早...1年10か月か。
あの試合、観ることはできなかったけれど、怪我を抱えながらもホスンは最後までプレーした。
試合が終わる最後の最後まで、勝利を諦めずに闘っていた。

怪我はアキレス腱断裂の全治8~10か月と診断されたけれど、
治療やリハビリがうまくいかなかったのか、最初の想定以上に時間がかかっていた。
アキレス腱断裂といっても復帰まで半年もかからない選手もいれば、
高原のように時間がかかる選手もいる。あれ、そういえば高原も1年10か月かかったかな。
これまでに2度の登録抹消を受けるという、今までにない対応をされるはめにもなった。
その悔しさや哀しみは本人にしかわからないものだけれど、
大学を卒業して慣れない日本で生活し、仕事をし、昇格という目標を達成したことを思えば
決して乗り越えられないものではないと信じていた。
経験を積んでホスンは確かに強くなっていた。
また、この怪我が更にホスンの心と身体を強くしてくれるはずだ、とも。

去年の09月23日に(日刊に24日と書いてあったけど正しくは23日ね)、練習試合で復帰。
なんとなくそろそろ実践出場しそうな雰囲気を感じてドームサブへ行った私は、
運良くホスンの復帰戦であるこの試合を観ることができた。
すでに公式戦に出られないことは決まっていたあとだったけれど、
それまで諦めずに一歩ずつ進んで来たホスンの道が、しっかりと積み重なった結果だった。

今季のGKはレベルの高い競争ができている。
3試合。たった3試合で、スタメンGKの選手が変わってしまうのだから。
他のポジションと同じく、レギュラーが確定している選手はいないということが
改めてGKの選手にも伝わっただろうなと思う。
ホスンはこのチャンスを活かそうとするだろうし、金山さんは取り返しにくる。
哲さんもいつでもチャンスがまわってくる可能性があると感じたはず。
そして、ただただ自分のポジション争いのことを考えていては、
チームにとって本当に必要なGKとは言えなくなる。心地良い緊張感が続く。みんな頑張れ。
なによりとにかく、おかえりホスン!復帰戦での完封勝利おめでとう!


試合は北九州に3-0で勝利。
やっとウッチーが決めてくれた。ウッチーが決めたらみんなが嬉しい。遅いよ。待ってたよ。
ストライカーたるもの、そのゴールは勝利をヒーローインタビューを引き寄せるものなのだ。
ハットトリックのチャンスが訪れたけれど、そうならないのもウッチーらしさか。
PKのこぼれも狙っていたけれど、慎ちゃんのほうがちゃんと狙えていたし。
そのあと後半も本当に頑張って走っていたけれどハットとはならず。今季こそ観たいな。

前半で3点も取ってしまったせいか、後半がなんだかまったりとしていて良くない雰囲気。
最後まで走っていたのはウッチーと砂さまくらいでは。
今日はとにかく結果がほしかったので勝利できたことは良かったけれど、
今季昇格という目標を掲げるからには後半のような内容ではこの先厳しい。
前半勝負だったっぽいかんじもあるけれど、うーん。これをヨシとしてはいけないだろうな。
石井ちゃんもっと頑張れ。もっと自分で持っていってくれ。みんな期待している。
まずはホームで初勝利することができたので、次は内容もしっかりと。

posted by ひとみ |23:58 | 試合観戦 | コメント(6) | トラックバック(0)

2014年03月21日

改善となるか

ホーム開幕戦で、一般入場がとんでもなく時間がかかったことを受け
改善策がリリースされていた。
入場レーンが増えるということと、ワンタッチパスをコンコース内に設置すること。
ゲートを増やすにはお金と人がかかるらしいことを風の噂で聞いたので、
そこをかけずになんとか改善策を考えたというかんじだろうか。
正直、このくらいでは状況は大幅に改善することが見込めないように思うのだけど
今できる最善策とも思える。やってみてうまくいかないところがあれば、
また次へ向けて改善していくことになるだろうし。改善に回数はかけていられないけれど。

もともと多かった当日券購入者に加えて、
今季からはシーチケがなければ先行入場ができなくなった。
シーチケの特典として先行入場ができるようになるというのは自然だと思うのだけど、
去年まではクラブコンサドーレ会員であれば先行入場ができたというところが問題視される。
もともとできなければ反対意見もそう多くはなかっただろうけど、
できたものができなくなったという点に問題がある。簡単に受け入れてもらえなくて当然。
でももしかしたら、どこかでこのスタイルに切り替えなくてはという案がそもそもあって
絶対債務超過解消のこの年をきっかけに実行したのかもしれない、などと思ったり。

まあ理由はさておき、今季はこのスタイルで行くので改善策がうまくいくといいなと思う。
行列をつくらないようにする方法、行列を短くする方法、
待ち時間を快適に過ごしてもらえるようにする方法は実はいくらでもある。
素人が企画したイベントだって、アイデアを持ち寄れば素晴らしい運営ができたりするもの。
出たアイデアの中でもっともうちに適したものを選ぶには、当事者意識を持つことが一番。
明日、「良くなっていた」という話を聞くことができるといいな。


そんで岡山さんが帰ってくるぞー!
岡山劇場の本をつくって、その報告に一番にコンサドーレに来たいと思っていたそうだ。
まったく遅いよ岡山さん。いつになったら来てくれるのかと思っていたよ。

USが企画した送別会に、岡山さんは来てくれるんじゃないかと期待していた。
けれど、来てはくれなかった。
退団後の忙しい時期だったから都合がつかなかったのかなと当時は思っていたのだけど、
その後の岡山さんの告白を知って「会わせる顔がなかった」ってやつなのかなと想像した。
そんな風に、思わなくたっていいのにさ。いつも誰もが前向きでなんていられないもの。
明日はトークショーなどをやる予定はなさそうなのでその思いを聴くことはできないかもだけど、
今は奈良クラブの選手として頑張っている岡山さんの姿をしっかり見てこなくっちゃ。

posted by ひとみ |23:44 | コンサ徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年03月20日

プロのチャレンジ

宏太's チェック』はいつも、少ない文字数ながらピンポイントをおさえていて
辛口ながらも愛情がある。わかりやすくて頷くことばかり。
開幕戦の砂さまのFKについて、「あれがプロの仕事」なのだと書いていた。
ここでFKを蹴ってみようというチャレンジならば他にもできる人はいる。
けれど、チャレンジをして確実に結果に結び付けてくるところがプロ中のプロだ、と。

チャレンジをすることそのものに、まずひとつめの勇気が必要。
ここまで至ることも簡単ではない。チャレンジには失敗が付きものだから。
私はチャレンジに"ミス"はないと思っていて、
あるとすればそれは"失敗"だけだろうなと思っている。○か×のどちらか。
ミスも失敗も意味としては同じだろうけど、
ミスというと「こうすべきだったのにできなかった」みたいな感覚があるので。
チャレンジの失敗はそうではなく、やってみなければわからないもの。
正解が最初からわかっているものとは違うのではないかなと。
成功するために失敗を繰り返して、考えて、学んで、またチャレンジする。

チャレンジは失敗が伴うものなので、やったことそのものを評価してもらえる。
けれどこの場合の砂さまは、チャレンジの100%成功と言えるプレーをした。
もはやそれは、チャレンジなのだろうか。
「やってみよう」という程度の選択肢ではなかったはず。ふたつめの勇気。
あの場面で自分にプレッシャーをかけながらも、成功の確率が高いと判断したのだ。
改めてひとつのFKが様々な要素によって成り立っていて、すんばらしいのだと実感する。

"ミス"よりも悪いのは、"無難"。
無難にプレーしようとすれば、恐らくサッカーが上手い選手たちはできる。
でもそれは、観ていて楽しいサッカーではない。
なにより選手たちがプレーしていて楽しいサッカーではないはず。
ピッチは広い。全員が走って協力し合わなければ到底埋めることはできないスペース。
昨季はそんなサッカーができていた。また一からやり直しをするつもりじゃないでしょ。
早く思い出して、鈍っている感覚を取り戻してほしい。
そんでチャレンジしよう。自分が楽しくサッカーをするために。
北九州戦は、なによりも自分たちが納得できる結果を出せるように頑張っていこう。

posted by ひとみ |23:52 | 選手戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)