コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年12月29日

23日に東京に遊びに行ったら日帰りできなかった話

コンサドーレのことをいろいろ書こうと思ったのだけど、個人的な事件が起きたので
そっちを先に書いちゃおうと思う。23日に日帰りで東京に行こうとしたら帰って来られなくなった話。
コンサドーレにはまったく関係ないので、興味のある方だけどぞ。
ブログのお返事が遅れてすみませんでした。お返事書きましたのでお時間あればどうぞ...。


23日。私はひとりで東京に遊びに行くことにしていた。
見に行きたいイベントが重なっていたので。時期的に飛行機の心配はあるけれど
万が一飛行機が欠航になった時のことも考えて24日や25日ではなく23日にした。
まさかほんとうにこの判断が正しかったことになるとは思わなかったけど...。

前日22日からの大雪の影響で、新千歳空港発着の飛行機は欠航が相次いでいた。
除雪の状況によっては23日午前中も飛ばないかな、飛ばなかったら仕方ない、と思っていたらば
30分遅れの搭乗、結果1時間ほど遅れての着陸となったものの無事に東京へ。
良かった良かったーなんてイベントを楽しんだり、

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食べようと決めていた『新宿すずや』のとんかつ茶漬けを食べたりしていた。

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最初は普通にとんかつを食べて、最後の2、3切れとキャベツをごはんに乗せてお茶漬けにする。
お茶漬けにするぶんのごはんが足りなくなったのでおかわりした。お茶碗2杯ぶん。食べすぎ。

そんな風にのんびり東京を満喫して、15時くらいにそろそろ空港へ行こうと運行状況を確認すると
新千歳行きはJALが12:30に飛んだっきり欠航になっている。
他社の飛行機は早々に夕方の便も欠航が決定していたようだった。

おっと...?雲行きがあやしいな...?

そもそも天候悪化による遅延や欠航の可能性は、前日からJALさんのメールでお知らせされていて
キャンセルや変更を料金がかからずできると言われていたのだ。
そうは言っても、飛べるなら飛んでほしい。
私が乗る16:30の便は天候調査中になっていて、15:30を過ぎても欠航にはなっておらず。
JAL以外の飛行機は17時台や18時台でもすでに欠航となっているのだけど、JALだけは時刻未定のまま。
今までも他社が飛ばなくてもJALだけが飛ぶということもあったので、
新千歳の滑走路閉鎖でなければ飛ぶ可能性はある!と思って待ってみることにした。
条件付き運航だったり大幅な遅れは今までも経験があるけれど飛ばなかったことはないので、
「と言ってもなんだかんだで飛ぶんでしょ?」とお気楽に考えていたのだ。
その時の札幌の雪がどれほどわやなのかはわからなかったので、
調べていれば飛ぶ可能性はないと想像できたかもしれないけれど、まさか50年ぶりの大雪だったとは...。
とりあえずただ待っていても暇なので、何か食べる物と飲み物でも買おう(B型)とお店を見ていると
遂に私の乗る飛行機の欠航がアナウンスされた。うわー。駄目だったかー。

さて、欠航になったらどうすれば良いのだろうか。
空港で夜を明かす、っていうニュースで見るやつに自分がなる可能性があるのか!?
24日25日は天気が良いはずだったので、明日か、最低でも明後日に帰れればいいかと考えていると
隣りにいる人が電話をしている内容が聞こえてきた。
「電話したのはね、もし大丈夫なら今日泊めてもらえないかなって。
私が乗るのは17:30なんだけどまだ欠航にはなっていなくて、でもそれより前の便と
JAL以外は欠航になっているから多分欠航になると思うんだよねー。
一応カウンターで明日以降の便を予約したんだけど、
昨日からの影響もあって一番早くても26日の夕方になるって言うんだよー。」

えーっ!26日?それは私も困るー!
カウンターはすでに長蛇の列になっていたので、
とりあえずネットで取れそうなところを探してみる。最悪他社でもいいか。
確かに新千歳行きは26日までいっぱい、27日でもキャンセル待ち。
もういっそ別料金がかかっても北海道のどこかに着けばいいや、と思い直して
旭川や函館を調べてみる。なんならどこかを経由して丘珠でもいい。
同じことを考える人が多かったのか旭川便は無理だったけど、函館便が24日夕方で予約できた。

欠航になった便は払い戻しになるのかな、ということで
払い戻しについてのパンフレットを配っているというところへ行ってみる。
そこではJALのスタッフさんがいろいろ聞きにくる人に対応をしていたので、
飛行機が欠航になった旨と、行き先が函館の飛行機を予約した旨を伝える。
すると、なんと欠航になった便は払い戻しではなく、そのまま函館行きに変更できるというのだ!
えぇっ、すごい!なんで?勝手に函館行きを取ったのに?
これはJALだけの対応なのかしら。同じ道内だから対応してもらえるのか。何にしろすごいことだ。
明日カウンターで変更手続きをすればいいということだったので、これで一安心。
あとは隙を見て(←何の?)旭川行きのキャンセルが出るのを狙おう。

明日の夕方まで暇になってしまった。とりあえずスイーツでも食べてこよう(B型)。
近くにいた人が「もうホテルも空いてない!」と言っていたのでそうなんだと思っていたのだけど、
この広い東京、部屋がひとつも空いていないなんてことはないのでは?と思い直す。
空港に泊まるったって寒そうだし寝られなさそうだし貴重品の管理もあるし、
別料金がかかってもお風呂に入れてベッドで寝られるほうが良い。
悪天候によるものなので、当然ながら航空会社がホテルを取る義務はない。
そこからはとにかくホテルに電話をかけまくって問い合わせ。
羽田の近くはやっぱりどこも満室で、空いていても値段の高い部屋だったり。
方向音痴だけど、空港からちょっと離れても駅の近くなら着けるだろうと範囲を広げる。
7、8件かけたくらいでシングル素泊まり普通価格あやしくないホテルをゲット!やったぜ!

ホテルに着くまでに電車の乗換えを間違ったりもしたけれど、無事に一泊。
部屋でゆっくりビールを飲んでたっぷり寝るに至ったのだった。
JALのサイトをぽちぽちしていると、ぽつんと旭川行きのクラスJが1席空いた!取った!函館行きは削除!
24日13:35発の旭川行きに乗り、旭川からは汽車で札幌に戻ることにした。
新千歳の滑走路閉鎖なら、JRも運休だろうしバスも通れないかもしれない。新千歳にこだわることはない。

翌日も空港が混みそうだなと思ったので、朝は早めに8時くらいに行ってチケット購入カウンターへ。
無事にもとのチケットから新しいチケットを発券してもらえて手続き完了。
ランクを普通席からクラスJに上げていたので、そのぶんの+1,000円は別途お支払い。

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展望台デッキで飛行機が行き来しているのをずっと観ていた。
羽田はどんどんとんでいくし、どんどん帰ってくるから楽しいよねー。飽きないわー。
飛行機オタクたちに混じってスマホカメラを向ける。

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お腹がすいたので(朝ごはんは食べた)、以前から行ってみたかったヒトシナヤさんで鮭膳を食べた。

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朝ごはんという扱いなのにビールが飲めるってのが素晴らしい。しかもサッポロ。飲むしょ。

飛行機は他機の到着遅れの影響で上空待機し、定刻を少しだけ遅れて15:25頃着陸。
旭川は旭川で前日の雪の影響で除雪に時間がかかり、お昼までJRは運休とのこと。
その影響で高速バスが大混雑という情報をもらう。
旭川には実家があるので、あまりにも混んでいるようなら一泊して25日に札幌に戻ろう。

旭川空港から旭川駅までは電気軌道で620円。40分くらい。途中もいくつか停まる。
16:30頃に旭川駅に着いてみると混雑はなさそうで、相変わらず閑散としている(←え)。
旭川からのJRは間引きしてるものの、混雑はもうないかんじだった。
これなら自由席も空いていそうだけど、枕のある席に座りたい。
みどりの窓口でSきっぷと一番早い指定をお願いすると、
おねぃさん「5分後の17時発を取れますがいけますか!?乗りますか!?」
私「乗ります...!」
おねぃさん「わかりました!間に合わせます!」...心強い。

かくして17時発の汽車は時間通り発車し、4分ほど遅れて18:30頃無事札幌に到着。
買っておいた新千歳往復の復路チケットがあったので払い戻しをして、
(この時の札幌駅は運休が相次いでいたようで大混雑だった...)19:30頃家に到着!ただいま家ー!

いやあ。こうして振り返ると大したことないかもしれないけれど、
何しろはじめての経験でいろいろと勉強になったもので。
イライラとかハラハラとかはなくて、ゲームをひとつひとつクリアしていくような面白さがあった。
こんな時でも慌てず焦らず、情報を入れてJALさんの話を聞けば大丈夫。どうにもならないことはない。
改めてJALさんの対応は素晴らしかったなと実感。
安い飛行機もあるけれど、その差額はサービス料と安心料だなと思う。あと旭川空港は雪に強い。最強。

23日は新千歳発着の約380便のうち284便が欠航したそうだから、よっぽどの事態だったということ。
雪に強い北海道がこれだけの雪害を受けているということを内地の人にも知ってもらいたいね。
「北海道のくせに雪で欠航なんて!」とか「除雪が遅い!」とか、そういうことじゃないんだよっていう。

同じ頃に、アシシさんが札幌帰省チャレンジをしていたことをあとで知る。笑


posted by ひとみ |08:25 | コメント(13) | トラックバック(0)

2016年12月10日

宮澤裕樹とともに10年

このエントリーは『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2016』に参加しています。
アドベントカレンダーというと、クリスマスまでの日にちを数えながら
お菓子カレンダーの窓を開けていくものが有名ですね。石屋製菓でも売っていましたね。
『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2016』はコンサドーレに関するあれこれを
いろんな人がいろんな視点で書いていくもの、ということです。私は本日10日に参加しました。

で、10日なので、背番号10宮澤キャプテンについて過去に書いたブログをあげようと思ったのだけど
自分のブログを振り返っていたら宮澤について書いているエントリーが結構な量だったので。笑
過去エントリーを載せるのではなく、それらをまとめることにしました。
宮澤裕樹が高卒で入団した時から、今季キャプテンとして昇格するまでを個人視点でざっくり書きます。



2007年冬。コンサドーレ入団が内定している宮澤くんが最終戦を観戦した、
という記事があり、そこに載っていた宮澤はすました顔をして写真に写っていた。
何かね?鹿島からもオファーがあった僕だけどコンサドーレに入るからどれ見てやるか、ってことかね?
なんて捻くれた気持ちでいたのだけど、実は宮澤は単に内気で人見知りなため
写真も無愛想に写って見えただけだったのだとあとから知ることになる。
入団会見の時にユニフォームを着て「着心地はどうか」と言う記者の質問に
「(制服の)Yシャツの上に着ているのでよくわからない」という天然発言をしていた記憶がある。
室蘭大谷の監督に相談せず、進路を就職にしようとしてなまら怒られた、なんてエピソードもあった。
年末年始は室蘭大谷の試合をテレビで観て、プレーの上手さにすぐに宮澤のファンになったものだった。

プロ一年目にあげた、名古屋戦でのゴールは素晴らしかったなあ。
これぞストライカー宮澤裕樹だった。そうだわ、以前はFWだったんだものねー。

前回昇格前年の2011年、「サポーターの皆さんを、もう一度J1へ連れて行きます」と宮澤は言った。
道新のラジオCMで。CMの原稿は選手が本人書いているのだとどこかで見かけた。
(宮澤の原稿については本人に確認をとってくれたサポーターさんがコメントしてくれている。)
一度目の昇格は入団と同時だったから、主力感もないまま降格したのだろう。
チームの目標は毎年「J1昇格」だったけれど、「もう一度J1へ連れて行く」と言える選手は何人もいない。
「自分が連れて行く」なんて言う勇気のある選手もそうそういないだろうし、
「もう一度」と言うほど長く所属している選手も多くない。
しかし宮澤はこの言葉を言って、そしてほんとうにJ1へ連れて行ってくれたのだった。
(Jリーグ史上最速降格で降格したことは触れてはいけない。)

クライトンは自分の後継者に宮澤の名前を挙げていた。あぁ~クライトン元気かな~。
wikipediaによると、宮澤のリーグ戦出場試合数はこんなかんじとのこと。

2008年(背番号25) J1 6試合
2009年(背番号11) J2 43試合
2010年(背番号10) J2 28試合
2011年(背番号10) J2 34試合
2012年(背番号10) J1 23試合
2013年(背番号10) J2 33試合
2014年(背番号10) J2 41試合
2015年(背番号10) J2 41試合

この間監督が5人いるけれど、どの監督にも必要とされてきたのがわかる。
のぶりんの頃に登録がFWからMFになって、サポーターからもいろいろと言われてきたけれど
「FWでいてほしかった」とか「MFのほうが向いている」ということではなくて、
宮澤はいつでも"今がベスト"なんじゃないかなと思っている。

2016年(背番号10) J2 31試合

そして今季はついにキャプテンとなった。
宮澤が入ってきた時から、いつかはキャプテンをやってほしいと思っていた。 
だんだんと、それが現実のものとなっても違和感がない選手になっていた。
あの竜二アニキに指名され、本人もそうあるべきと考え、周囲も自然と受け入れていた。
いつの間にこんなにたくましい選手になったんだろうねぇ。

来季はコンサドーレで3回目のJ1を経験することになる。
これはかのレジェンドであるソダンも砂さまも経験していないことだ。
と書くと、宮澤が如何にコンサドーレにとって重要で素晴らしい選手か伝わると思う。
海外志向の選手が多い中、宮澤は「コンサドーレに居続けても成長できる」と言ってくれる選手だ。
移籍をするのも結構、でも自分はここでレベルアップさせてもらえる自信がある、と。
コンサドーレを、言葉でも行動でも大好きだと伝えてくれる選手。
外に出ることだけが成長ではない、と身をもって教えてくれる選手。

一度外に出て、他チームを知ることで成長し戻ってくる選手もいる。
けれどそれを経験した石井ちゃんとカズゥに、
「おまえは外へ出ずに、ここで成長すべき選手。」と言われた宮澤。
ふたりからの言葉は強い説得力を感じただろう。ここで頑張るんだ宮澤。来年も一緒に戦おう。



最後に、個人的に気に入っている宮澤記事にリンクしておきます。超暇だったら読んでください。笑

●2010年05月16日 「室蘭で頑張る」 宮澤母さんからかっこいいダンマクが出ていた室蘭入江。笑
●2010年09月21日 「たくさんの選択肢」 宮澤にはたくさんの選択肢があるんだろうなあ(プレー的な意味で)
●2010年09月24日 「サポーターのウルトラソウル☆」 コンササポーターあるある?
●2011年05月04日 「宮澤が決めてくれたーーっ」
よーし宮澤の悪口を言い続けていた人たち、そこへ並べー。
●2013年12月23日 「ナビゲーター芳賀博信」 芳賀ちゃんが乱入したトークショー
●2014年12月21日 「ありのままの宮澤」 宮澤と名良橋が2014年を振り返る(とっくんからのツッコミあり)
●2016年02月20日 「増川隆洋選手 北海道コンサドーレ札幌Type:B加入のお知らせ」
毎年B型の選手を紹介(?)しているエントリーの2016版

posted by ひとみ |11:53 | 選手戯言 | コメント(5) | トラックバック(0)

2016年12月09日

最終戦の試合以外のこと

ご無沙汰す。先週はずっと風邪をひいていて、家に帰っても寝てばかりだった。
熱が39度もガツンと出たのでインフルエンザかと怯えたんだけど、違ったみたい。
食欲だけはなくならなかったのでごはんは普通に食べて、でも何もせず寝ているという。
体調が悪くなければただのすごく駄目な生活みたいになっていた。やっとこ元気になった。
病院に行ったらインフルの人だらけだったので、皆さんもお気をつけを。睡眠って大事。
明日から温泉に行く予定だったのでその前に治って良かった。
ブログのお返事を止めていてごめんなさい。遅くなりましたがお返事書きましたので見てみてくだされ...。

さて、その間にもいろいろなことがあって
契約満了やら入れ替え戦やらプレーオフやらチャンピオンなんたらやら濱くんの昇格などなど...。
とりあえず最終戦の試合以外のことを載せてなかったので載せようかなと(←えー!)。

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席を取ってからまず向かったのは、石屋製菓の『コンサドーレ福袋』販売ブース。
きれいなディスプレイもされていて、スタッフさんが手際良く対応してくれていた。
半端な値段なのでほとんどの人にお釣りが出るのだけど、
会計する人と袋に詰める人をわけていてとってもスムーズ。イベント慣れしているね~。
スタッフさんが着ていた石屋製菓のTシャツもなんか良いかんじだった。

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今季ラストのスタジアムグルメは必勝弁当にした。黒酢チキン美味しかったん。

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この日の自由席は満席ということで、アウェイドールズさんはこんなところから。
ゴール裏の3階。いつもと違う場所で集まるのは大変だっただろうけど、これも前売完売してこそよね。

赤黒縦縞のコレオは早めに出来上がってしまったけれど、
それもみんなで頑張って一生懸命に上げたからと思うと楽しくて。
合わせて歌も早めにはじまったんじゃなかっただろうか。
あとから動画で観た『WE ARE SAPPORO』が浮き上がる場面なんてほんとうに感動的だった。

ここ数年でメインやバックでも選手をタオマフで迎える人が増えたのも嬉しいこと。立っている人も多い。
コールリーダー氏はじめUSの皆さんが地道に声をかけていった成果なんだなあ。

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試合当日は混みまくっていて買えなかったキーホルダー。
優勝・昇格セールめぐりをしている時にCスペースで買った。
フチと裏面が透明の赤いアクリルになっているのがカワイイよ。


posted by ひとみ |18:13 | コンサ徒然 | コメント(3) | トラックバック(0)