2022年10月04日
ここが厚別だ。
まるで夜の試合のようだけど、試合終了後の厚別。この神々しい雰囲気が大好き。 この日のピッチの写真は暗くなってからしか撮るつもりはなかったのだけど、 まさかあんな試合になったあとに撮ることになるとはね。 来年からリーグ戦のメインは札幌ドームになるということで、 厚別は今季限りになる?という話が出ていた。 天皇杯のように主催が異なる試合があったり、来秋の全道高校野球でドームを使うことのように、 北海道のスポーツ界にとっていいことは応援したい旨の発言を三上さんがしているようなので 実際は来季になってみないとわからないけれど、厚別開催がまったくなくなることはなさそうなかんじ。 とはいえ今季最後の厚別ではあるし、厚別の節目という雰囲気もある。 言葉を尽くして紙幅を割いても、なんだかぴったりくる気持ちが見つからない。 あの日あの場所にいた、という後々語り継がれる試合というのは今までいくつもあったけれど、 そこにひとつ追加されることになったであろう試合となった。 4-3というスコアから、1997年の厚別での川崎戦を思い出す人が多かった。 なんならこの日の試合の前から、その試合の話をしている人もいた(うちの父と母)。 私はその25年前の試合に現地では立ち会っていなくて、 恐らくテレビで観ていたと思うのだけど、その試合の映像は後からも何度も観ているので ほんとうにリアルタイムにテレビで観ていたかはあやしくなっている。 私が観たと思っていたあの試合は、ほんとうに私が観た試合だったのか。記憶補正をしているかもしれない。 そんな私が試合中に思い出したのは、2019年のルヴァン杯決勝だった。 得点順はちがうものの、2-3にされたときに、あの試合のような展開だと思った。 だから、「90分で3-3にできたらアディショナルタイムで4-3にできる」という確信があった。 そうなったらいいな、というよりもむしろ確信だった。 アディショナルタイムは15分近くありそうで、これはルヴァン杯決勝のときの延長前半を指すと。 延長後半ぶんの時間はない。だから、3-3にできれば4-3で勝つと、確信していた。 終わってみると失点→逆転→逆転される→逆転という、とんでもない展開だった。 2度も逆転して勝つなんて試合は、今まであっただろうか。 でも、失点しても逆転されても、ゴールが取り消されても、VARで時間をかけすぎてしらけても、 今日はもうだめだとはまったく思わなかった。 小林悠のゴールだってもはやオイシイ。審判も川崎に忖度したけりゃすればいい。 だって厚別だもの。私たちは知っている。これが厚別だ。
厚メシも今季最後。厚別食堂の『厚熱とうふの鴨ネギ汁』、鴨はもちろん、ネギも厚揚げもおいしかった。 汁の少なめ具合が完食できてありがたい。この厚揚げどこで売ってます?オリジナル?
『厚メシマスター』のノベルティ、思っていたよりいいものでうれしい!かわいい! でも割引クーポン、キッチンカーで使えなかったぞ!来季もやるならちゃんとお店に伝えてよね!
posted by ひとみ |20:02 | 試合観戦 | コメント(0) | トラックバック(0)