コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年03月24日

【急募】成長目撃人

34の番号入りサイン
 限定200冊の本は運良く買うことができた。
 貰った奈良クラブのステッカーがカワイイ。
 岡山さんにサインをしてもらって
 「おかえり、待っていたよ」と伝えた。
 本そのものの感想はネタバレにもなるので
 一般発売がされてからにしようかなと思う。


岡山さんと握手をしてブースを離れると、パーカー姿の芳賀ちゃんが待ち構えていて
「次はこっちです」と隣りの松山光くんブースに強制的に誘導された( ゚д゚)

そういえば、プレピューパーティーの時も芳賀ちゃんは
「シーズンシート買ってない人!」と呼びかけていたなと思い出した。
普通は「シーズンシート買った人!あぁ~たくさんいますね、ありがとうございます」
みたいな流れになるところなのに、芳賀ちゃんは「買ってない人!強制ですから!」と
買っていない人に手を挙げさせるというなんともおっかない独自の営業を行っていた。
営業に向いているような向いていないような...。


岡山さんの本には岡山さんが渡り歩いた各チームについて書かれていて、
改めてサッカー選手としてはなんというか普通じゃないなと思うのと同時に、
こういう人生のドラマというのはどの選手にもあるものなんだよなぁと思ったのだった。

北九州戦の来場者数が9,251人と発表されて、まあ天気も良くなかったし、
土曜日なので仕事で来られない人も多いだろうし、
前売の枚数を考えてもこれくらいかな、と思っていた。
これから結果が伴えばいずれ...小野伸二が来ればいずれ...と思っていた。
のだけど、帰ってから岡山さんの本を読んで、やっぱりこのままの人数じゃ嫌だなと思った。

この試合ではホスンと寛くん、薗田の3人にとっての復帰戦となった。
その日まで本当に苦しい日々だったはず。
痛みに耐えて、焦りと戦って、ピッチに立つ日に向かっていったんだろう。
この3人に関わらず、どの選手も様々なものを乗り越えたり
何かを犠牲にしたりしてサッカーをプレーしてきていることと思う。
そうして縁あってコンサドーレに集まってくれているわけだけど、
このメンバーで闘えるのはどう頑張ってみても今季だけなんだよなぁとふと考える。
選手の今を見られるのは今だけで、今季のチームを見られるのは今季だけ。
また来年には違うメンツが集まるだろうし、選手の成長っぷりも変わっている。
こんなに面白くて魅力的なチームなのだから、今この一瞬も見逃さないでほしいなと。
次の試合にはまた違った景色を見ることができるチーム。今、はほんとうに今だけ。
最新の"今"を目撃したのは9,000人ちょっとしかいない。
今すぐに観てもらいたい、今すぐに観てもらわなくちゃいけない、と思った。
ドームはあと30,000人も入るんだから。もったいなさすぎる。

勝っていけばそりゃあお客さんは増えるかもしれない。
小野伸二が来れば興味を持ってくれる人も増えるかもしれない。
でも、今、今まさに今を観てもらいたい。いずれ、なんて悠長なことを言ってられない。
小野伸二が来るのはすごいことだ。
そして、小野伸二が魅力を感じたチームであるということはもっとすごいことだ。
幸い(?)道民の多くはコンサドーレにお金がないことを知っている。
お金がないのに小野伸二が来るなんてすごいね、って思っている。
なのに「なんで来るの?」ってことに、なぜに気付いてもらえないのか。
お金があるわけじゃない。もちろん。お金に余裕があればこんなに必死になってない。
じゃあなんで来るのって、小野伸二が来たいと思ってくれたからだ。
あの小野伸二がコンサドーレでプレーしたいと思って移籍を決めてくれた。
何がそんなに魅力なんだコンサドーレ!ってことがもっと話題になってもいいはずなのにな。

人を誘う時に「一度来てくれればわかるから」ってつい言ってしまいがち。
私たちはわかっている。ハイライトじゃ何の意味もないこと。
生観戦とテレビ観戦が全然違うこと。スタジアムに独特の雰囲気が生まれること。
だから「一度来てくれればわかるから」って言ってしまう。
でも、経験がない人にそう言ったところで何も伝わらない。
「一度来てもらう」という部分にもっともっとチカラを入れなくちゃいけない。
お客さんには、「行かなくてもいい」という選択肢があるのだから。
大切なのはイメージを共有すること。
「一度来てもらう」ために、生観戦にどのような魅力があるか伝えること。
簡単じゃなくて「とにかく来てくれればわかる」って言ったほうがラクだけど、
わざわざスタジアムに足を運ぶメリットがなければ重い腰は上がらない。
どうしても今のチームを観てほしい。目標12,000人なんかさくっと超えてやりたい。


posted by ひとみ |23:58 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)