コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年10月21日

楽しんだもん勝ちだよ。

↑最近わざと「勝」という言葉を使っている。
「負け」と書くところを「勝てなかった」と書いたり。ささやかだけれど言霊ってあるから。
同じことを言うのでも、ネガティブ風味にもポジティブ風味にもできる。
「負けられない」ではなく「勝ちたい」。
「○○しちゃいけない」ではなく「○○できるように頑張る」。
「○○しないといけない」ではなく「○○しよう、したい」。つい否定形から入っちゃうけど。
無理矢理でも嘘でも前を向くことで、だんだん本当に前を向いていけるようになっていく。

鳥取へ行こうと決めたのは順位云々昇格云々ということはまったく無くて
単純に今季のアウェイ参戦が味スタ・フクアリと関東圏のみだったため
行ったことのない地方のスタジアムが楽しそうだなーと思っていたから。
参戦を決めた頃はまだ順位が半分以下にいたのだけど、
10月下旬ならば面白いことになっていそうだとあとから気づく。
こんな大混戦になるということは想定以上のことだったけれど。

個人的なことだけれど、今季参戦したアウェイ戦はFC東京戦・千葉戦と
何かしらチームにとってのターニングポイントとなる試合だったと振り返って思う。
アウェイ鳥取戦もそうなってほしい。
ていうかどっちも勝ってないので今度こそ勝ちたい。

2連敗している中だというのに、不思議とこの状況を楽しみたいという思いがある。
そういえば先日のアフターゲームショーで、コータがそんなことを言っていたと思い出す。
中2日じゃ疲れもとれていないかもしれないし、アウェイ続きのストレスもありそう。
わが家も飛行機→バス3時間でスタジアムに着く頃にはやられている予感がするけれど
選手よりはずっと元気なので、選手がたくさん走れるように応援頑張ろう!
ホッスンのゴールにボールは入れさせん!

それにしても鳥取、昼間は20℃超えって。夜でも18℃くらいなんだ。こっちと10℃以上違うー。
日本って広いなー。半袖持参で行ってきます!

posted by ひとみ |21:47 | コンサ徒然 | コメント(8) | トラックバック(0)

2011年10月20日

選手ひとり、チームひとつ。

サカマガ買ってきた。短くも濃い、砂さまと山ちゃんの対談だった。
砂さまに何度目かの恋をしたね。いや間違いない。
この人を何がなんでもJ1に上げなければ。
何がなんでも一緒にJ1に行かなければと思った。

先日のUHBの山ちゃん特集は試合やチームのことについての特集かと思いきや
どちらかというとプライベートに近いかたちの特集だった。
謎の不整脈でサッカーどころか命の危険もあるかもしれないという中
山ちゃんを支えた奥さまとのエピソードは心あたたまるものだった。
毎日ブログを書くとか、負けた試合でもちゃんと気持ちを伝えるとか、
病気の恐れがなくなってからも山ちゃんが前向きにプレーできるのは
奥さまの心遣いがあるからこそなんだろうなぁと嬉しく思った。

河合さんと川合さんの対談(?)も良かったー。
聴けば聴くほど「なるほど」と思う説得力のある言葉の数々で
感覚ではなく、なぜ良い雰囲気を保てているのかを教えてもらった気持ち。
シーズンはじめのなかなか得点できない頃、
『キャプテンのために』というエントリーを書いたことがあった。
キャプテンにしかわからない苦しさ。キャプテンだから背負うもの。任せすぎていたらごめんなさい。
そして当時書いたものを振り返ってみると
やっぱり「切り替える」という点で河合さんの存在は大きいと思ったり。

そういえば昨日の練習後、河合さんが上がる時に村田とがっちり握手をして行った。
村田「頼んだよ」
アニキ「おうよ」
ってかんじだったのかもと想像した(←なぜタメ口設定?)。

そして気づいてしまった私。河合さんの声がとっても好きだ!
宇宙の果て程どうでもいいことだけれど、私の好きな声の選手↓
ヤス、しゅんぴー、高原、ウッチー、河合さん。
しゅんぴーはラジオで声を聴いた時に、テレビで観るのとは印象が違って驚いた。スッテキー。

posted by ひとみ |23:30 | 選手戯言 | コメント(6) | トラックバック(0)

2011年10月20日

暗い話はこれにてドロン

「諦める理由などない」という言葉は、すでに諦めている人が使う言葉なのよ!(←あっ)
本当に諦めていないのならば、そんな言葉すら浮かばないはずなんだから。

>やっていて、『そのうち取れるんじゃないか』って雰囲気になってしまったのかなと思って。
この砂さまのコメント、すごーくわかる。
私も最近試合を観ていて、押されていてもなんとなく点は取れるだろうとか
点を取られているけれどなんとなく逆転して勝てるだろうと思っていた。
それは今季らしい経験の積み重ねと自信から来ていると思っていたのだけど
砂さまのコメントを見る限り、自信ではなく過信だったのかもしれないと感じた。
黙っていて誰かが点を取ってくれるわけじゃない。
自分たちからアクションを起こしていくことで、結果もついてくる。
この話に戻ってしまうのは困る。

誰かがいなかったから勝てなかったなんて言われちゃ、悔しいじゃんか。
せっかく積み重ねてきた結果も意味がなくなってしまうなんて言われちゃ、腹立つじゃんか。
悔しさをぶつけよう。試合の悔しさは試合でしか晴らせないし。
でも、張り切るだけだと空回ってしまうから、あくまで冷静に。
何がミスでどこに修正が必要か。
冷静に考えて、それぞれが思うことをちゃんと全員で共有して、ひとつになろう。
大切なのは自分のせいとか誰かのせいとか、そういうことではなくて。
仲間を信じて、声を出して、自分がやることと仲間に任せるところを落ち着いて考えよう。

「竜二さんの分も」頑張るなんて優等生のコメントだ。
誰かのために頑張ることよりも、自分のために頑張ることを考えよう。
自分のために頑張ることが、他の誰かのためになるんだよ。
サッカー選手って、そんなに素敵なお仕事なんだよ。

よし!
暗い系のエントリーはこれでおしまい!ポジティブにいくぞーっ。

posted by ひとみ |12:46 | コンサ徒然 | コメント(7) | トラックバック(0)

2011年10月19日

大丈夫、勝たせようよ。

今日は試合の時間に思い切り別の用事がぶつかっていて生で観られず
21時頃に結果を確認してびっくり。0-4って一体何があった!?帰ってすぐ録画を観た。
いやー、どんだけとんでもないことになっていたのかとどきどきしたけど、なんだ。大丈夫だ。
だってこの試合の結果で、下を向いている選手や現地応援のサポーターさんはいないでしょ。
誰かが悪かったわけじゃない。
試されているんだ。昇格に相応しいチームかどうか。それは結果云々ではなく。
一喜一憂している場合じゃない。試されているんだよ。
連敗を目の当たりにして、まんま落ち込んでいるようでは勝利を呼び込めない。

振り返って、フクアリでの千葉戦はとても悔しい敗戦だった。
強い相手に手も足も出なかったから切り替えていこうという声もあったのだけど
私はそうじゃないんじゃないかという思いがあって。
この敗戦を見なかったことにして切り替えてしまったら、これ以上強くなれないんじゃないかと思って。
その頃は千葉戦に対して、敢えて「完敗」という言葉を避けた。

負けを認めることと、見て見ぬふりすることは違う。
悔しい気持ちがあるから強くなれる。

さぁーて鳥取戦はなにがなんでも結果を出さなくてはいけなくなった。
勝たせてあげたいよ。勝たせてあげようよ。現地応援頑張るぞ!

よろしくです!
 今日は一日休みをとっていたので
 午前中はサテライトの練習をのんびり観てきた。
 練習後河合さんにサインを貰ったり。スーツ姿だ。
 今日行くんですかと聞くと、「はい」とのお返事。
 明日の練習に参加するから、当然と言えば当然か。
 私が鳥取に行くことを伝えると
 即「頑張ります!」との言葉を貰った。
 頑張れと言ったわけではないのに。頼もしいすアニキ!


posted by ひとみ |23:46 | 試合観戦 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月18日

言葉を伝えるということ

確かに順位は落ちたけれど今は順位どうこうではないし、負けたのだからそりゃ落ちる。
でも、いくら煽りたいからといって
2位が3位になったくらいで「転落」と書くのは適切な言葉じゃない。

ジオゴ退場、痛すぎる1敗で3位転落…札幌(報知)
【札幌】本拠11戦ぶり黒星3位転落 / J2(日刊)

てん‐らく【転落 / ×顛落】
1 ころげ落ちること。
2 上位から下位に一挙に落ちること。急激に落ちぶれること。
3 堕落すること。身をもちくずすこと。

仮にもメディアに関わる者ならば、正しい言葉を適切に伝える力をつけないと。
多くの人に新聞を読んでもらうためには単発的な勢いの記事ばかりではなく、
長く信頼を得ることのできる記事を正しく書く必要があると思う。


鳥栖戦でUSが配っていたチラシに書かれていたことは、
これからのコンサドーレの応援にあたってターニングポイントとなるものだったと感じた。
手に出来なかった方のために一部を抜粋。

>今日の試合も鳥栖に攻められっぱなしな可能性だってある。
>それでも勝たせてあげたいから、同じ目線で戦いたいから、俺達がいるんだと思う。
>俺らの想いをもっとカタチにして応援出来たら、
>ゴール裏もスタジアムももっと良い雰囲気造れますよ!!

>俺達は苦しみも悲しみもたくさん知っているし、どん底も知っている。
>だから勝った時の喜び、感動、興奮が誰よりも、どこのチームなんかよりデカイことは
>俺らが1番よくわかっている!!

こうやって言葉にしてきちんと書けるということは、素晴らしいなぁ。
誰かがやってくれるんじゃないかとか、どうせやっても無理とかではなくて
自分たちでやっていこうよという姿勢には激しく共感。それでこそやっちまえ2011。


時々コメントで、「次は絶対勝ちます」と言う選手がいる。
のだけど、私は勝負事に絶対なんて無いと思っている。実際そうだし。
勝ちたい気持ちが強くてそう言ってしまうのはわかるのだけど、
「絶対勝ちます」と言いながら勝てなければそれは嘘になってしまう。がっかり度がデカい。
決して「勝てるかどうかわからないから絶対とは言わないで」という意味ではなく、
サポーターへの言葉をもっと丁寧に選んでほしいという思い。
「絶対勝つ」「絶対ゴールする」などという公約がほしいわけではない。
伝えたい言葉はもっと他にもあるはず。それを自分の言葉で表現できるようになってほしい。

でも京都戦は絶対勝とう! (←超矛盾!!)
河合さんとジオゴがいない中でも勝ちたい。ふたりが「出たかったー」と思う試合を。

posted by ひとみ |22:55 | コンサ徒然 | コメント(7) | トラックバック(0)

2011年10月17日

歴代のGKをふりかえる

さてさてお目当てのパネル展は、今節は守護神編!待ってました~ドンドンパフパフ~。

キリッ  コーチながら選手登録もしてたね

↑左:現清水GKコーチ。今や「マイクの父」と言われるほど息子が有名になったディド。
 うちの母はディドを「様」付けする。なぜなら神さまのように素晴らしい存在だから。
↑右:現仙台GKコーチよーへい。私がGK好きになるきっかけの選手と言えるかもしれない。
 最近は毎年のように正GKが入れ替わるけれど、この時代ってそういうこと無かったなー。

もしや踵カンカンの場面?  はやしぃJ1で待っててね

↑左:現ガンバ藤ヶ谷。藤ヶ谷はなぜ代表に呼ばれない!? と、ずっと思っているのは私だけ?
 札幌を出てからもずーーっとガンバで試合に出続けているのにな。今やベテランGK。
↑右:現仙台林。林はすっかりJ1に定着したGKとなった。
 もう何年も正GKをつとめているあたり、そこらのJ1強豪チームのGKと大差ないってことだ。


金髪○野郎  荒さん元気かなー

↑左:現北九州ゆうやん。今も昔も変わらず。ただ、近年めきめきと上手くなった。
 ゆうやんの武器をもっとコントロールしてプレーできれば、また代表にも呼ばれる!
↑右:現甲府荒さん。荒さんも最近試合に出て頑張っている。相変わらずアレレなプレーもあり。
 真面目に正確にミスを繰り返すことなくプレーする荒さんは、GKが天職かもしれない。

絶対復帰すっぞ!  全ポジション制覇

↑左:コンサ在籍中。高原のこの写真は前にも何かで見たけれど、かっこ良くて好きだ。
 今季中の復帰は難しい高原。じゃあどうするのかって、やっぱり今できることをやるだけ。
↑右:現曽田。ホスンの写真はあるのかな?と思っていたら、ホスンの代わりにこんなネタが...。
 コンサドーレ史上もっとも印象的なGKの出場として語り継がれるに違いない。

ぎーさんはコンサに戻ってきたので割愛~(いや、ごめん、普通に撮り忘れたんだ...)。

暗い雰囲気を吹き飛ばした草津GJ
 昨日の試合後はピックアップさんへ。
 お好み焼きの他にサイドメニューも美味しかった。
 千葉vs草津を観ながら、みんなで草津を熱烈応援。
 フクアリで逆転勝ちとはかなーりGJ草津。
 シュート数も千葉より少なかったのに勝った。

 とても勇気をもらえる試合でありました。
 コンサドーレももっと頑張りましょう。

そうそう。ユースケのループが9月のベストゴールになっていた!
いやーこれでひとまずゆめたんに日頃の恩返しができるわー。表彰式が楽しみ。10/30かな。


posted by ひとみ |21:33 | GK | コメント(8) | トラックバック(0)

2011年10月16日

Challenge for Smile

なにぃーっ!
今日の試合は記録上『晴れ』になってしまうのかーっ!
確かに試合がはじまる頃には晴れていたけれど、並びの時にあんなに降っていたのに。
雨ポイントつかないのかっ。お足元が悪い中、8,674人も集まったというのにっ。

鳥栖に0-1。同じ相手に2回負けてしまった。
久々に負けてちょっとびっくりというかショックは確かにあるけれど
こんな負けひとつでどうこうなる雰囲気だとは思っていない。
むしろこの先の連戦をより気を引き締めて向かうきっかけになったとも言える。
『Challenge for Smile』を忘れずにいたい。
こんな時だからこそ選手たちには楽しくサッカーをしてもらいたいし、こっちも楽しく応援したい。
イライラする試合であっても、大一番の緊張する試合でも、
ピリピリした雰囲気の中でも、やっぱりサッカーは楽しんだ者勝ちだと思うので。

PKは、改めて言うまでも無くPKじゃないとののが言ってくれたし、豊田選手もラッキーと言っていた。
オーバータイムて!とか言いたいことはあるけれど、この人の名前を忘れずにいようということで。
池内みたいな名前だったから油断してたよまったく。

しかし河合さんのカード、異議というのは勿体無い。せっかく3枚キープだったのに。
それとののも言っていたけれど、ジオゴが退場となった時に誰も抗議に来てくれなかった。
反対側では数名の選手がのぶりんに、
おそらく10人となってからの指示をもらいに行ったんだろうけど。
誰かジオゴに声をかけてあげてーと思っていたら
アップをしていた寛くんが駆け寄り声をかけ、岡山さんも声をかけに行ってくれた。
あのふたりの行動があっただけでも、ちょっと良かったな。

のぶりん・社長・ゴンと並ぶ芳賀ちゃんのサイン
 「仲間信じ 最後まで戦え」
 今日はチャントもこの歌詞に変えて。
 この言葉を試合中何度も思い出した。
 ホスンがPKに向かう時、劣勢の時、
 CKのチャンスの時、残り時間が少ない時。
 選手もサポーターも冷静になれなかったかも。
 まだまだこのダンマクに叶う力が出ていない。
 仲間を信じていると、胸を張って言えるように。

ホスンはどんどんかっこ良くなってるわー
 ホスン家(ち)のキムチ買えた!食べた!
 たくさん入っているので、嬉しい。美味しい。
 ありがとうホスンのオモニ。第一ホテルさん。

 ホスンはどんどんイケメンになっていく気がする。
 最初の頃よりちょっと痩せているのかな。
 マッチデイのホスンのお肌つるつる具合に
 若干イラッとしたのは秘密だ(さすが韓国人!)。


posted by ひとみ |20:37 | 試合観戦 | コメント(9) | トラックバック(0)

2011年10月15日

取られたら取り返す!

今季のチャオコンブースは、試合を重ねるごとにパワーアップしている気がする。
最初は「チャオコンはここでいいのかな?」と思うようなブースだったのに
ホワイトボードにスタッフさんのコメントがあったり、赤黒で飾りつけしたり。
ホームの4試合はチャオコン全力応援キャンペーンがあるとのこと。こちらも楽しみ。


鳥栖は点が取れるチーム。うちはあんまり点が取れないチーム。でも、取られたら取り返す!
1点取られたら2点取り返す!
2点取られたら3点取り返す!
3点取られたら4点取り返す!
4点取られたら←もういいって。
本当は先制されないことが一番だけれど、いつでも最悪の状況を想定しておけば
どのようなことが起こっても冷静でいられる長谷部の法則。
でも明日はホスンデイなので、完封目指していきたいのが本音。頑張ろう。

posted by ひとみ |23:18 | コンサ徒然 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月14日

ゴールキーパー

GKは、ひとりしか試合に出られない。
戦術によって選手が入れ替わったり、数人を試してみるということも稀。
固定されている正GKが変わることはチームとして良い状況ではないことが多い。
素直にGKの選手の入れ替わりを喜ぶことも難しい。

恐らくみんな、GKになったばかりの頃は、そのチームの誰よりも上手かったんだろう。
小学生や中学生の時に、ほとんど試合に出られない下手なGKだったら
違うポジションをやりたがったに違いない。5年も6年も我慢してGKをやろうなんて思わない。
試合に出られないとつまらないから。
背が大きいからという理由でGKを押し付けられた選手も結構いる。
でもプロの道へ進むと決めた時にGKだったならば、GKとしてプロになる自信があったはず。
自分ならば試合に出られるだろう、すぐは無理でも自分はこのチームの正GKになれる、
そんな自信があるからこそプロを目指したんだろう。

どのポジションもそうだけれど特にGKの場合は
一年目から試合に出ることは難しい。
チームのGKが怪我であったり不調でない限り、消去法でない限り出番はない。
プロのスピードに驚くばかりで、下手をすると自信を失う年となるかもしれない。
最初は「まぁGKだしそんなもんだ」と思っているかもしれないけれど
同期の他ポジションの選手はどんどん試合に出たり、めきめきと上手くなっていく。
そのうち後輩ができると、後輩も試合に出るようになっていく。
焦るし、落ち込むし、なんかやっていることも意味がないと感じてしまったり。
「あー、俺もGKでなければ今頃試合に出てたかもなー」なんて思ったり。

そうすると、GKのメンタルは気づけばどのポジションの選手よりも強くなっている。
他ポジションの選手に対して、試合に出られないから何だっつーんだよとか、
それくらいでイライラしてんじゃねぇよとか、
たらたら歩いてんなよ死ぬ気で走りやがれとか、思っているかも(想像)。

一試合も出られず、引退を余儀なくされるGKもいる。
どれだけ上手くなっても、上達していても、本人の頑張りとは裏腹に。
だから私は「努力は必ず実る」とか「努力は裏切らない」という言葉が嫌いだ。
努力は、自分の未来を見据えることができるもの、嘘をつかないもの。
一試合も出られなかった選手は、果たして引退の時に何も手元に残らないだろうか。
そうは思わない。
先の人生がサッカーに関わらなかったとしても、素晴らしく逞しい人間になっている。

全員が試合に出られる可能性は他ポジションよりも低い。
それでもチームには3、4人のGKを置く。
試合中にGKが退場になったら困るし、怪我でGKがいなくなったら困る。
競争相手がいなければ上手くはなれないし、目標がなければ鍛えられない。
チャンスは平等。けれどみんなに平等に出場機会が与えられるわけではない。
GKのローテーションなんて、選手たちは望んでいない。
実力がすべての世界だからこそ選ばれたいと願う。
チャンスを掴めるかどうかは本人の努力だけでは難しく、時には運も必要だ。
それでもみんなが正GKを目指す。誰に言われたわけでもなく、自分で決めた道に責任を持つ。
だから私は、そんなGKたちみんなを誇りに思う。


今日の朝刊の斉藤さんのコラムを読んだら、なんだか書きたくなった。
写真パネル展“守護神編”、待ってましたーっ!

posted by ひとみ |23:18 | GK | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月13日

行ったり、戻ったり。

あれまー代表!
鳥取戦からクッシーはいないのかー。困るけど、そうも言っていられない。
と思ったら、鳥取戦が終わってから代表に合流するとのこと。
チームとしては辞退させたかったかもしれないけれどそうもいかず、
できる限り合流をぎりぎりにしてもらったってかんじかな。
なんだか毎年のように年代別代表の選手に「ごめん」と言いながら断ってもらっている。
それだけ若手選手がレギュラーで活躍していて、チームの柱になっているということ。
それにしてもクッシーの活躍は素晴らしい。まだ18才なのにー。


宮澤復帰に注目が集まりつつあるけれど、個人的にはブルーノの復帰も嬉しい。
開幕前は「ブルーノグッズをつくろう!」なんて記事もあったくらいなのに
怪我の離脱ですっかり無かったことになってしまった。
愛されキャラのチアゴと技術の高いアンドレが去った中でも
ひとり残れたのはのぶりんサッカーに必要だからであって。
別メニューの期間もとても真面目にトレーニングに励んでいた。力を発揮してほしい。

私は外国籍選手がなかなかフィットしなくても、「使えん」と切るのは好かん。
だからと言って私に見る目があるわけでもない(←退団ぎりぎりまでノナトを応援していた件)。
とは言ってもレモスが超ーー速いらしいので、ぜひとも試合で観てみたい。
シーズン終盤あたりで出てきて、「うぉーっなんじゃこの外人はーっ」とJ2に印象づかせ
一緒にひっそりとJ1へ行くというのが一番理想の展開。若いんだからもっと頑張れ!

posted by ひとみ |23:00 | 選手戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

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