2018年04月27日
都倉が決めれば
4月23日スポーツ報知【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「流れ見極め臨機応変な戦いで好結果」です。 J1リーグ第9節 0―0浦和戦(21日・埼玉スタジアム) ペトロヴィッチ監督のサッカーを知り尽くした浦和相手に、敵地で勝ち点1を取れたのは素晴らしい。 個々の速さは相手が上回っていた感はあるが、都倉の強さなど通用する部分がいくつもあったから互角の戦いができた。 契約上、駒井が出場できなかったが、監督は「彼がいればもう少し打開できた」と言っていたようだが、菅の経験値という意味ではプラスになった。 これまでは右サイドの攻撃が目立ったが、この試合では菅の奮闘が目立った。 左右のバランスが良くなるという意味では、いいきっかけの試合になった。 選手個々の判断力向上も見逃せない。 以前はボールをつなぎ、ピンチになることもあったが、ロングボールを効果的に使っていた。 つないでも崩せなければ意味がないということを全員が理解し、パスが通らない時は長いボールを前に入れるという考えが徹底されている。 試合の流れを見極め、臨機応変な戦いをできるようになったことが、好結果の根底にある。 今日の【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「都倉、異次元同点ゴール」です。 J1リーグ第10節 2―1横浜M戦(25日・札幌厚別陸上競技場) 都倉が決めた同点ゴールは、異次元といえるものだった。 福森の左クロスをトラップして右足で蹴ったものだが、彼のリーチがないとできない得点だった。 ゴールやや右にいた都倉は、角度的には難しくなるが、右にボールを置いた。 相手は奪うためには2歩詰め寄る必要が出たが、都倉はそれを難しい体勢でも1歩で即、打てるから、決めることができた。 いい体勢で打てるトラップをしていたら、相手も対応できたが、自身の強みを生かし、どんなDFも届かない位置に置いたのは見事だった。 前半苦しんだのは、相手のワナにはめられていたから。 通れば確かにビッグチャンスにはなるが、難しい選択をして、逆に相手にそこを狙われる場面が目立った。 一発での局面打開をやり過ぎるのではなく、簡単にいい位置にいる選手を使えば結果的に大きな好機になる。 落ち着いて攻め急がないことも、流れを変える上では必要だ。 今季の札幌は終了間際に劇的ゴールを決めたり、横浜M戦のように後半に逆転したりと、終盤の強さが目立っている。 走れる若い選手が多いだけに、今後もその強みを生かし、最後まで走り抜く気持ちでやっていけば、更に成長が図れ、より楽しみなシーズンになる。 浦和戦の記事を見つけるのが遅れたので、今日載せました。 そうこうしている内に、マリノス戦も載ったので、こちらも合わせて載せます。 流れを見極める臨機応変ということは、浦和戦だけでなくマリノス戦でも、やってのけた。 マリノス戦では前半劣勢だった部分を3-5-3からシステムを4-4-2に変更という戦術で、マリノスに逆転勝利した。 マリノス戦の都倉の右に切り替えして、1歩で右足で打ってDFを交わしたが、あの場面では左足が利き足の都倉だっただけに、特に左に注意を払ったことも、相手の守備を遅らせることになったように思う。 そのことは、GKも左でのシュートを予想していたから、右足のシュートに対応できていなかったように思う。 この日は都倉がシュートを打つ場面は少なかったが、その少ない中でも決めている。 これまでは、何回ものチャンスがあっても、決めるのはゲーム終盤が多かった。 今後は、チャンスは逃さずに打ってくれることを期待したい! 都倉がゴールを決めれば、勝利に大きく近づいているので。
posted by consa.kazu |13:12 | コメント(0) |
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