2016年07月28日
ジュリーニョがスケールアップした!
昨日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「札幌、今季最多5発!ジュリーニョに尽きる」です。 第25節岐阜は5―0で札幌が勝利 今季最多5得点を挙げて快勝した要因は、ハットトリックを決めたジュリーニョの存在に尽きる。 岐阜はほぼプレッシャーをかけることなく、引いて守っていた。 そういう相手に彼が有効に働くということは、結果が証明した。 都倉とのワンツーから決めた1点目は、簡単そうに見えるが、実はそうできるものではない。 ジュリーニョはまず、自分が入って行くスペースを作るため、一度引いてパスを受けた。 相手がつられ、DFラインにギャップができたところを突き、都倉にボールを出してすぐに前に出た。 DFの間に入り込み、欲しい位置でのシュートに持ち込んだ。 30メートル弾を決めた2点目もそう。 ゆっくりとした動きでパスをもらいに行き、受けた瞬間にワンタッチでキュッとターンし、フリーでシュートを打った。 自分が本当に行きたい場所をあえて空けておいて、その「わな」に相手がかかった時に前を向く。 少しでもスペースがあれば逃さない高い能力が、3得点につながった。 4試合ぶりの先発となったが、以前からの課題だった守備も、より献身的になっていた。 スタメンを外れていたことで、前からのDFが不可欠だということに気付いたはず。 四方田監督の決断が、ジュリーニョを一回りスケールアップさせたと言っていい。 ジュリーニョは、函館で行われた横浜FC戦で先発し、先制点を挙げ今季最初の5得点の口火を切った。 2点目はヘイスの素晴らしいシュートによるもので、へイスの調子が上向いていることから、次のC大阪戦では、先発をはずれベンチスタートとなった。 当初は途中出場の予定だったが、GK具が前半の早い時間に負傷交代したり、試合展開が1点の失点も許されない展開のため、ジュリーニョの出場機会が失われた。 岡山戦もヘイスが先発で、ジュリーニョはベンチスタートで途中交代で9分間の出場に終わった。 松本戦でも、マセードが復帰したりヘイスと内村を先発起用したことで、ジュリーニョはベンチスタートだった。 この試合は、菊地が負傷交代したことで、1点のリードを守る展開から、河合を入れるなど出場機会はなかった。 3試合で出場は1試合で、出場時間僅か9分だったジュリーニョが、ヘイスの怪我もあり岐阜戦は先発出場した。 そして、ハットトリックの働きを見せ、フル出場を果たした。 宏太さんが、「以前から課題だった守備」と言っているが、そんなに悪くはなかったと思うのだが、そこの部分がより進化したことは、札幌にとって残り18試合を戦う上では、大きな成果である。 四方田監督の選手起用は、出場機会のなかった選手でも、出場できた時にはより良いパフォーマンスができるように、上手く操縦していると思う! 今後は、大きなミスなどから大崩れしない限りは、今のままの順位をキープしていけそうである。 これまでどおり、一試合一試合目の前の試合の勝利に向けて、しっかり練習して臨んでほしい! 一試合一試合の勝ち点の積み重ねが、J1昇格の一番の近道なのだから!
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |
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