2016年05月30日
本当に良いバランスだ!
今日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、『札幌「バランス」で得点力維持』です。 3―1で勝利した山口戦は、リーグ最多得点を取っていた相手だったが、地力の違いを証明してくれた。 深井が退場するまでは相手に何もさせなかったし、うまさはあるが勝ちきれないという以前の札幌からは、完全に脱却したといえる。 深井には猛省を、反則をした後にボールを蹴っての退場は、本当にもったいない。 これで控えの選手にチャンスを与えて、自身の出番がなくなるかもしれないんだから。 ジュリーニョが加点したから良かったが、それがなければ追い付かれることもあり得る流れだった。 苦しむ展開になったことを胸に刻み、教訓にしてほしい。 ジュリーニョの得点は、左サイドの距離のある位置から意表を突くタイミングで放ったゴールだった。 彼の独特なプレースタイルは、正直、内村や都倉と合っているわけではない。 ただ能力のある3人が中途半端なことをせずにやり切るからこそ、日替わりヒーローのようになり、逆にいいバランスとなっている。 長いシーズン、誰かが調子の悪い時は必ずある。 シーズン序盤は都倉が得点を量産していたが、取れなくなってきたら内村が調子を上げてきた。 活躍が1人に集中しないことは、大きな強みといえる。 ジュリーニョのプレーは、意表を突くプレーだったり、強引に行くプレーで相手チームにとっては脅威である。 内村と都倉は、それぞれが特徴を理解しながらプレーできているので、関係は上手く行っている。 そんな中で、3人がそれぞれ活躍することで、相手はマークを絞ることができず、守りに隙が出る。 その隙を上手く突いていけているから、この連勝が続いているのだと思う! そして、チームは常に前の3人を見てプレーしているから、マセードの素晴らしいクロスなどにつながっているのだと思う。 また、チーム全体の意思統一がなされているので、深井が退場した後はしっかり守りきるという方向で、プレーが出来ている。 最後守りきるプレーは、それまでの1-0での5連勝で、しっかり練習済みである。 ただ、いくら実績があるとしても、10人で守るアディショナルタイムの6分は長かった。 深井は、すでに分っているとは思うが、しっかり反省して欲しいものだ!
posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |
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