2016年02月17日
万全稲本、出遅れ内村
道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「稲本万全 技ありゴール」です。 琉球、湘南、川崎F、北九州とのトレーニングマッチでは4連勝となった。 しかもこの間の失点は2点、リーグ戦だったら絶好調のスタートダッシュなのだが。 この時期は結果より内容が重要だが、勝ち癖をつけることも非常に大事になる。 北九州戦、五分五分で競ったゲームをものにする本番モードの試合、開幕を迎える臨戦態勢にあることを感じさせた。 ジュリーニョは攻撃面で十分通用することを示した。 稲本が存在感、好調をアピールし準備万端を感じさせた。 話題となっている約50㍍のアウトサイドにかけたロングボレーシュートは、風上を利用して前に出ていたGKをあざ笑った。 DFは、相手FWとボールを常に一緒に視野に入れられるポジションをとることが基本。 FWは、相手ゴールとボールを常に一緒に視野に入れられるからだの向き、ポジションが必要である。 ボランチの稲本は攻守両方をこなすポジションのため、守備時はボールと相手選手を、攻撃時は相手ゴールとボールを意識し、瞬時に頭のスイッチを切り替えられなければならない。 先制点の場面でも相手ゴールを意識して、GKのポジションを把握していたからこそ出たスーパーシュートだった。 昨季は小野と稲本が同時にプレーする時間は少なく、それが小野の負担になった感がある。 2人がピッチに立てば攻撃の起点が二つになり、相手守備も右派的を絞りにくくなる。 小野を自由にプレーさせるには、稲本が健在でなければならない。 北九州戦では小野は途中で交代したものの、稲本は90分間ピッチに立ってプレーした。 稲本は、1ゴール1アシストと好調な滑り出しを見せている。 この好調が続くことで、札幌の昇格は近づいてくることは確かだと思う。 今年のキャンプ出遅れていた内村が昨日から全体練習に合流した。 「やっと」という感じだが、これで全選手が揃ったことになる。 新外国人選手たちも仕上がりは上々なので、内村としてはのんびりしていられなかったと思うが、これでやっと開幕戦ベンチ入りに向けて、スタート位置につけたこととなる。 実際にベンチに入るには、90分間試合に出るには体力的には厳しいものがあり、無理だと思う。 ただ、ここぞというところでの出場まで状態を持っていくことは可能だと思う。 復帰したばかりなので、無理はせずに頑張って欲しいが、何とかベンチ入りを果たして欲しいものだ。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |
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