2015年06月16日
DFのポジション争いが楽しみ
千葉戦で試合終了間際のセットプレーで失点して、同点に追い着かれた札幌だが、岐阜戦での課題は失点しないことだった。 千葉戦での失点の責任は、北海道新聞の平川弘さんの通信簿では河合のミスとされていた。 岐阜戦でも、札幌は1点を先制して、その1点を最後まで如何に守りきるかが課題となる試合であった。 その試合、シュート数を見ても分るように、岐阜のほうが優勢に攻めていたように見える。 しかし、精度の場面で札幌の方が岐阜を上回っていたということのようだ。 スポーツ報知の「宏太’チェック」によると、接戦をものにできた一番の要因は河合に尽きるようだ。 前半45分に岐阜MFロドリゴがオーバーヘッドした場面で、河合がゴールにカバーに入って防いだが、それができる選手はなかなかいない。 相手のシュートに対して、DFはまず止めるためにチェックに行くもの。 あの場面で河合は、相手が後ろ向きの状態では、それほど強くは打てないと瞬時に判断し、あえて後ろに下がった。 仮に相手が前を向いていたら間違いなく寄せに行ったはず。 暑さもある中、一瞬でそれを選択したのが彼のすごさといえる。 河合のようにベテランとなっても試合に出続けるには、1試合でミスしたとしても次の試合では良い働きができることにある。 次の対戦相手の北九州は、昨年はライセンスの関係でPOに進めなかったが5位だった。 勝ち点は27で順位は10位だが、9勝9敗と引き分けがないが、札幌が8勝7分3敗なので、勝ち数だけを比べると、北九州の方が札幌を上回っているだけに侮れない。 岐阜戦では櫛引が累積警告で出場停止だったが、北九州戦で出場停止があける。 先週の練習で、足底部痛みで一時別メ調整になっていたが、今は大丈夫なようなので北九州戦での出場は可能だと思う。 岐阜戦では櫛引の代わりにパウロンが出場して、完封勝利に貢献した。 福森は、ここまでチーム唯一の全試合すべて出場している選手なので、間違いなく出場すると思う。 DF残り2枠を、河合・パウロン・櫛引の3人が争うこととなるが、誰が出場するか楽しみである。 前線の選手も怪我などもあり、ある程度固定されつつあるが、ここに来てDFのポジション争いが熾烈になってきた。 この熾烈なポジション争いが、チームの順位を良い方に押し上げる。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |
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