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2014年09月29日

記憶に、そして記録も残った

バルバリッチ監督になって、4試合目のアウェイ松本山雅戦は、2-1で勝利し連勝を飾った。
これで札幌は、勝ち点48で10位と順位を上げ、プレーオフ圏内の6位までは勝ち点3と縮めた。

試合前の昨日、このブログで「記録より記憶に残る試合を」と書きましたが、しっかり記憶に残る試合になったと思います。
札幌が戦うアウェイの対戦チームの中でも、一番のアウェイを感じる松本の応援の中、しっかり勝ち点3を取ることができた。

前半は、ロングボールを蹴りあう両チームであったが、その中でセカンドボールを上手く拾えた札幌が、セットプレー2つで試合を楽な展開に持ち込んだ。

上里のコーナーキックに、ドンピシャでゴールを決めた都倉と、FKで直接ネットを揺らした上里のシュートは、どちらも見事の一言に尽きる。

特に上里のFKは、札幌サポーターなら上里が蹴ることは分かっていたと思うが、相手GKには予測できなかったのだろう。
たとえ予測できていたとしても、3人がボールの前に並んでいれば、決め付けることは出来ない。
そんな中、技ありのゴールだった!

後半に入って、エンドが変わり風下になったこともあり、セカンドボールがなかなか拾えなくなってきた。
そこに、ホスンのミスキックが生まれて、失点してしまった。
今年は特にGKのミスは、必ずと言って良いくらい失点につながっている。
その点が、この試合の反省点だろう!

また、ホスンが両足を攣って代わりに金山が、急遽ゴールマウスを守ることになったが、今季ホスンと金山のどちらかが競争しながらゴールマウスを守ってきていたので、守備に関しては全く問題なかった。
むしろ、交代枠を1つ減らしてしまったことが、その後の試合展開を自分たちのもとに引き寄せるための作が減ったこと、防戦一方の試合展開を強いられてしまうこととなった。

1つの交代枠を損したのだが、バルバリッチ監督はそんな中でも落ち着いた采配を見せたと思う。
特に前田を下げて菊岡を入れたところは、疲れが見えた前田だったが、それ以上に前田のプレーがファールなることが多く、笛を吹かれること多かった。
あと一回ファールを冒したらカードを貰っていたのではないかと言う、タイミングでの交代だった。
結果この試合、両チームを通じて1枚もイエローカードが出ていない試合となった。

また、最後の1枚は全選手が疲れが見え始めていたので、守備でも攻撃でも動ける選手と言うことで、中原に代えて日高を入れたことも光った。
中原も、試合開始から積極的にボールを追い回していたので、かなり疲れていたと思う。

また、再三スカパーの解説の方が褒めていたが、都倉の紳士的な対応もとても良かった試合だった。
そして忘れてはならないのが、金山が前に出て空いたゴールマウスをカバーして、ヘディングで相手のシュートをはね返したパウロンである。
この試合、解説の方が何回かパウロンのプレーを褒めたり、悪い点を指摘したりしていたが、このプレーは見事なプレーだったと思う。
金曜日に書いたブログの「パウロンがキーマン」に、本当になった場面だった。

さて記録だが、この日宮澤と前田がJ200試合出場を果たしたが、途中交代で入った日高も同じく200試合出場を果たした。
都倉の2試合連続複数ゴールは生まれなかったが、先制点は見事だったしプレーも最高だった。

記憶では、この試合我がOSCメンバーの佐藤さんが現地参戦し、私が行かない試合でOSCの旗2本も初めて現地参戦した。
1人では2本振ることは不可能なのでと、昨日のブログで旗を振ってくださる方を募ったのだが、関東サポのバスツアーに参加された方に振っていただきました。
おかげさまで、勝ち星がまた1つ付けることが出来ました。
お礼申し上げます。

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2点目の上里のFKが決まった後のシーンです。

1411957016-1411954268943.jpg

いつもは端で2本隣同士で振っているのですが、今回は両サイドで振られていました。
スカパーからの写真なので、同時に良いタイミングで写真を撮るのは難しいですね。

御嶽山噴火と言う大変な時期に行われた松本山雅戦は、記憶に残る試合となりました。
まだ、救助を待つ方が多数おられるようですが、一日も早い救助を願います。


posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |

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