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2011年10月16日

だからどうした?

 ホーム鳥栖戦は0-1の負け。

 最初、0-3とか0-4とかのタコ殴りに遭ったのかと思ったら主審が“持ってっちゃった”ようで。ドームでの千葉戦が「くっそー、行きたかったなあ!」という試合なら、今日の試合は「あの場にいなかったのがせめてもの救いかな・・・」という試合だろうか。今日、足を運んだ方々は結果に対するやり切れなさ、やるさなさを主審にブーイングすることでしか晴らすことができなかったのでは?と察するが・・・。

 得失点差こそ最小限のダメージに食い止めたが、河合がイエローで、ジオゴがレッドと
 攻守の核をそれぞれ次節は出場停止で欠くことになり、考えられる限り悪い結果となってしまった。

 今年の昇格戦線で内外共に言われているであろうこと。それは

 札幌はだけで勝っている。

 他サポがバカにするのは勝手だが、コンササポの端くれとしてはそう思わないし、思いたくもない。確かにバーやポストに助けられたシーンは多くあるけど、だからといって運だけでこの位置にいるとは思わない。純貴の2ゴールや、ヤスの2ゴール、上原のハーフナー・マイクばりの打点の高い決勝ゴールを運だけで説明できるとは到底思えないから。

 今日の試合は確かに負け。それは受け止めなければならない。
 勝つことができなかったにせよ、追いつけなかったのは本当の意味での強さが足りなかったから。それは選手や監督だけじゃなくて、きっと僕たちサポーターにも言えること。運に恵まれてここまで来ることができたとしても、ここから先、ここから上は自分たちで掴み取らなきゃならない。実際、徳島にはホームでスコアレスドローと勝ち切れていないんだし・・・。

 普段はあんまり神様の存在を信じないタチだけど、こういう結果になったのはサッカーの神様がコンサドーレに“J1.5”ではない真の強さを身につけよと試練を与えているんだと思うことにする。かなり都合がいいというかキザったらしい解釈の仕方だけど・・・(苦笑)。

 過密日程で迎える死のロード、アウェイ3連戦。その上、河合・ジオゴが出場停止で、
 盆と正月がいっぺんに来るのと逆バージョンのように災難がまとめて降りかかってきた。

 でも、 「だからどうした?」と気持ちを強く持ちたい。今日、鳥栖に負けたけど、それでも3位の昇格圏内にいる。河合が抜けたらコンサは勝てないのか?そんなことないでしょう。今までだってウッチーがいなかったり、芳賀や宮澤がいなかったりした中でも選手とサポがひとつになってしぶとく勝ってきたじゃないか。災難がまとめて襲ってきたんなら、こっちだってサポの元気を全部まとめて跳ね返してやりゃいいんだよ。他のクラブが「これで札幌は落ちるな・・・」とほくそ笑むのを吹き飛ばしてやろうじゃないか!

 できることは限られているだろう。最初、勝っていたら「切らすな!」と、負けていたら「キレるな!」とタイトルをつけるつもりだったけど、監督や選手たちのコメントを見ていると決して戦う気持ちを途切れさせてはいない。こっちがキレてる場合じゃないんである。

posted by フラッ太 |22:05 | 試合後の印象 | コメント(8) | トラックバック(0)

2011年10月14日

崖登りの5連戦。

 サガン鳥栖 邪魔をしないで~
 コンサドーレ 私たちJ1 行くところ~♪

 ・・・というわけで。

 いよいよ10月の地獄の5連戦が始まる。5番勝負、天王山、正念場、胸突き八丁など様々な慣用句が当てはまるだろう。中山の最後の直線、登り坂に差し掛かるところといってもいい。ツインターボで逃げ切るってのはやめてほしいけど(汗)。他のJ2クラブはそう思っているだろうが、今年の石崎コンサは一味違うぞ。スタートで出遅れたけど、今はしっかり先頭集団の馬群に追いついているんだからそれだけ地力がついてきたのだ。

 さて、5連戦の初戦はホーム・鳥栖戦。3位とのホームでの直接対決である以上、勝利以外いらない。極端なことを言えば引き分けでもブーイングでいいとすら思っている。長いリーグの中で「ここだけは絶対に勝たなくてはならない!」っていう試合はいくつかあるが、鳥栖戦はまさにその1つといっていい。

 しっかし、鳥栖かあ。アウェイ戦のプレビューでも書いたけど、鳥栖はいろいろな意味で難敵。このタイミングで対戦するのは神様がJ1昇格のためにヤマ場を作ったとしか思えないくらい。気がつけば鳥栖っていうくらいに毎年のようにがらりと選手構成が変わっても昇格戦線にはしっかり絡んでくるあたり流石は“J2番長”。だからこそ、鳥栖に勝たないとJ1昇格に説得力を持たせられないとも思う。

 宮澤が鳥栖戦から復帰できそう。背番号10の凄い奴が復帰~♪王様ぶりを見たいエロいスルーパスで~♪。鳥栖はキム・ミヌがケガ。アウェイでやられた選手がいないのは好材料か。とはいっても鳥栖には藤田のロングスローがあるし、キム・ミヌ1人いないだけでガクンとチーム力が落ちるということでもない。激戦は必至。

 過密日程のアウェイ3連戦という“死のロード”を控えて、勝つと負けるとでは大きく昇格争いに響く一戦。視界不良の頂上作戦を成功させるためには初戦の勝利が絶対条件。・・・誰ですか?頂上作戦と聞いてちゃらら~ちゃらら~とか思い浮かべた人は?櫛引が5連戦の途中で代表にドナドナされるなど、いつも戦力が整うワケじゃない。そもそもリーグの終盤ともなればケガ人も出るし、累積警告で出場停止のピンチもある。全ての力を結集して崖登りに挑まなくてはならない。

 重要な一戦でラジオ中継も入る。TV中継が入らないのは残念だが・・・。
 それでもいいわ このごろ少し ハム彦実況飽きたところよ~♪

 鳥栖戦に勝てば昇格への視界はグッと開けてくる。1戦1戦、集中して大切に戦おう。

 勝つぞ!

posted by フラッ太 |16:10 | スチャラカプレビュー | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年10月10日

背番号5。

 「あれ、背番号5って誰だっけ?」

 いるはずだけどなぜか思い出せない。しばらくしてブルーノだと思い出したが、
 ブルーノはかなり高い確率で来季はいないと思う。となると、背番号5が空くことになる。

 近藤が今年から背番号を32に変えたように、背番号には選手それぞれのこだわりや思い入れがある。天皇杯ではユース組が躍動したが、ルーキーイヤーながらスタメンの座を確保しつつある櫛引も今の背番号25に余程こだわりがない限りはいずれ1ケタの背番号を背負ってほしい選手。

 今、空いている1ケタの背番号は3と5。CB専任なら#3も捨てがたいが、何となく背番号3は古いところでは小村、近年では鹿島の岩政など、高さがあってガタイの強い「肉弾戦なら任せとけ!」っていうイメージがあるのであまり似合わないような気がする。

 やっぱり櫛引には背番号5を背負ってもらいたい。

 三上強化部長も言っていることであるが、サポーターの多くは櫛引のプレースタイルを今野に重ね合わせるのではないだろうか。宮澤が#25→#11→#10となって、今年はやっと背番号10が似合うようになってきたが、櫛引も今すぐに“今野2世”になるのは無理でも、いずれは・・・という期待は持っていることと思う。

 今年は岩沼が西嶋に代わって背番号6を背負っているが、何となく“ソレナリントの系譜”を受け継いでいるような気がしないでもない(苦笑)。1ケタの背番号を背負う選手は何らかの秀でた能力や特筆する個性を持っているもの。櫛引の背番号5とともに、将来どんな選手が1ケタの背番号を背負うことになるのか、願わくはユース組がそこに積極的に絡んできて系譜を形作ることができればと思う。

posted by フラッ太 |23:26 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年10月08日

勝てた試合だった。

 ・・・というのが得点経過を見ての率直な感想。天皇杯2回戦、水戸戦は2-3の負け。

 でも、「チクショー!」とか「何やってんだよ!」っていうネガティブなものではない。
 「あとちょっとだったのに・・・」「惜しかったなあ・・・」っていうややポジティブなもの。

 コンサはユース組中心で、水戸はガチンコのメンバー。延長込みの体力勝負ではしんどかったかもしれないし、よくやったとは思うんだけど、でもここまで来たらなあ・・・というのが正直なところ。でも、こうした経験は特にユース組には財産になることだろう。

 「やはり90分間戦えるフィジカル、
 心の準備というものをしておかなければいけないと思います。」(J's GOALより)

 石崎監督のこのコメントはトップにはもちろんだが、ユースチームにも向けられたものだろう。
 思い切った手が打てなかった、というのは受け取りようによっては「それをどうにかするのが・・・」と言う人もいるかもしれないが、コメントから察するに、監督としてはいろいろな意味で見極めたかったのかな?まあ、普段からともすれば“ひとごと”っぽいコメントばっかりだから慣れっこになったのかもしれんけど(苦笑)。

 ともあれ、この結果を受けて、次週のホーム鳥栖戦は昇格に向けての大一番。
 何がなんでも勝ち点3を獲るべく励んでもらいたい。
 

posted by フラッ太 |17:46 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月07日

やっぱり純貴を見たい!

 さて、明日は天皇杯2回戦。

 天皇杯にどういう立ち位置で臨めばいいのかなといろいろ考えているうちに、いろいろな意見がオフィシャル内でも見られるようになってきた。最初は「とても天皇杯に余力を割いてはいられない。さっさと“負け抜け”してリーグに集中した方が・・・」とも思っていたけど、この方のブログを読んで「やるからには勝ちに行くのがプロの姿勢だろう」と思い直した。もちろん、リーグを疎かにしていいってワケじゃなく、持てる限りの戦力で勝利を目指すということにはなるんだけど・・・。

 そんな中で、やっぱり気になるのが純貴。

 横浜FC戦で上原が劇的な決勝ゴールを決めたことでいっそう純貴の立場が厳しくなっている。純貴は決して結果を出していないわけではない。負けゲーム寸前のアウェイ栃木戦をドローに持ち込む同点ゴール。ホーム愛媛戦では2ゴールを挙げて“主役”になった。でも、現状、石崎監督は切り札として上原を選んでいる。
 上原には高さというわかりやすい武器、飛び道具がある一方で、純貴にそうしたゴールに直結するような明確な武器があるかというと「う~ん・・・」となってしまう。石崎監督としては武器は持っていても即効性がないので純貴よりも上原を起用するというのがもしかしたら近いのかもしれない。

 でも、純貴にはそんな序列をぜひとも打ち破ってほしい。
 「オレがいるだろ!オレを使え!」と自身の存在を内外に見せつけてほしい。

 ベストメンバー規程があるとはいっても、天皇杯はリーグ戦のメンツをそのままそっくり起用することはそうない。それでも結果を見せることでチーム内の意識はきっと変わるはず。突き上げがあることで競争意識は高まるし、純貴を起用しないのはなぜだろうと石崎監督の選手起用にも興味や関心を持つだろう。
 大量昇格が予想されているユース組にも先輩が壁にブチ当たっているのを見せることで「あれだけ結果出している横野くんがサブに入るのがやっとだなんて、トップはどれだけ厳しい世界なんだ・・・」と改めて気持ちを引き締めさせるだろう。トップ昇格がゴールじゃなくて、トップでプロ選手としてピッチに立って活躍することが目標なのだから。

 いろんな意味で純貴がコンサを“引き上げる”ことを期待する。

posted by フラッ太 |16:50 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年10月04日

第30節VS横浜FC・アフターインプレッション。

>国立のアウェイ席、何人くらい入ってたんだ?

 ざっと見た感想としては前半はどこで奪いに行くのかが見えず、中途半端な対応に終始したためにやられ放題という感じ。純平の裏が特にやられていたみたいだけど、向こうも研究してきたかな?横浜側も巧く縦のボールを入れてきて捕まえにくそうな感じもした。高地出場停止でカイオが入ったのが功を奏したか。それでも時折見せた櫛引のインターセプトはお見事。
 前半15分のシュートはホスンが超反応で文字通り“神セーブ”。去年の高原もそうだけど、札幌GK陣はこういうシュートはことごとく弾くよなあ、うん。当てる方が難しいっていうバー直撃のシュートは今年のコンサの13番目の選手の面目躍如ってのはちとイヤミか。前半2本のシュートはいずれももうちょいって感じ。でも、純平はほぼフリーだったから決めてほしかった・・・。

 後半のジオゴのヘディングは水戸戦の再現かと思われたがゴールならず。砂さまキレてるなあ。そして先制ゴールはジオゴとウッチーの“共同作業”。ジオゴがタメてタメてウッチーにスルーパス。ウッチーのアウトサイドでのゴールは決して易しくないゴール。前半の惜しい場面もウッチーがキレていたし、ジオゴがポスト役だとウッチーが最もゴールの可能性が高そう。近藤とウッチーもなかなかの連携だし、砂さまがキレキレだと古田の居場所は自然となくなってしまうわけで・・・。

 フランサはJ2ではやはり別格。クライトンは剛の意味で反則だったが、フランサは柔の意味で反則。3人がかりでもかわされるって・・・。そういう意味ではジオゴは懐は深いけどクライトンみたいに「ガツガツ当たられてもへっちゃらだい!」ってタイプではないので、周りのサポートが必須となるから却って“依存症”にならずに済むとも言える。失点シーンは櫛引がさっくり抜かれてのゴール。J2ならたまたまで済んだり、シュートが枠を外れるケースも多いけどJ1ではこのやらかしは致命的。要反省。

 それにしても、上原のヘディングは打点がおっそろしく高いなあ。あの軌道でヘディングゴール決められるのはJ1でもそうはいないんじゃないか?セットプレイでの力業でゴールをこじ開けた、土俵際の左手一本の上手投げでゴリ押し勝ち。これで先制点を挙げた試合は13戦全勝(!)。某著名ブログによると山形も全勝だったけど磐田に引き分けたのでJ唯一の超先行逃げ切りチーム。こんなところに逃げ馬体質が現れていようとは(苦笑)。キレイな勝ち方ができているとはお世辞にも言えないのに・・・。でも、この説明の付かない感じは昇格するチームに必ずある空気だと思う。

 ・・・とここまで書いてJ's GOALを読むと、ノブリン怒ってるなあ。許せないとまでコメントしちゃうのは相当だぞ?気持ちが大事というのは就任当初から言い続けていたことだけど、選手たちのコメントからも試合はほとんど相手ペースで内容としては負け試合。アウェイでの試合の入り方というのもあるが、ノブリンが言うところの

 どういう相手でもしっかり守るところと、ボールに対するプレッシャーを掛けるところと、
 自分たちで流れを感じながらやっていくようにならないと。
 システムを変えないと機能しないのでは、いつまでたっても困る

 という点に集約されるのかな。ヴェルディ戦では後半からのシステム変更で勝つことができたが、それではこの先(J1昇格となれば尚更)苦しくなる。まだ10試合も残っているし、相手もアブラっこいし。でもまあ、プレー中に選手たちだけで修正するというよりレベルの高い課題が現れたと前向きに捉えたい。J1昇格、そしてJ1に居続けるためには避けて通れない道でもあるのだから。

posted by フラッ太 |01:36 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年10月02日

浮かれるな!

 ・・・と改めて自分に言い聞かせる。

 誤解してほしくないんだけど、今日勝ったことはすごくうれしいんですよ?今、クラシック飲みながら書いてるし(笑)。そのうれしさが諸手を挙げて「バンザーイ!」と喜ぶんじゃなくて、「良かったぁ・・・」と大きく胸をなで下ろす安堵の割合が8割強あるっていうこと。

 石崎コンサは他を圧倒して今の順位にいるわけでもなく、「あ?国立?元日の予行演習だろ?」と余裕ぶっこくほどの勝ち方もしていない。対戦成績も良くない。国立のジンクスもある。目の前の試合を1つ1つ勝つことで今の位置につけている。室蘭の試合の頃は喜怒哀楽が0-5-5-0で精神的にズタボロ状態。オフィシャルを開くことだけでも怖かったのが、最近やっとそれが4-1-2-3くらいに回復して今日は「勝っていてくれよ!」と祈っていた。

 ただ、劇的ゴールで勝てたということだけしか知らない。
 昇格するチームはそれが必然であるかのように劇的な勝ち方をするものだけど、それでも今日は勝てて良かった。今日は安堵感に浸っていたい。ノブリンはきっとおかんむりだろうし、ガッツリとカミナリを落としてくれるだろうから(苦笑)。

 却って楽勝するよりもギリギリでやっとこすっとこ勝てた方が
 「これが昇格争いの厳しさなんだ」と覚悟を決めることができるので良かったかもしれない。
 ・・・とりあえず、精神的には4-2-2-2くらいに微修正しとこうか(苦笑)。

posted by フラッ太 |21:44 | 試合後の印象 | コメント(5) | トラックバック(0)

2011年10月02日

緩むな!

 ・・・と自分に言い聞かせる。

 少しずつ強くなっているかなと感じる今年の石崎コンサではあるが、なんとなく勝っている、勝てているということで「これからも何とかなるんじゃない?」という空気に流されてしまうのが心配。

 そうじゃないんだ。ここからがスタートなんだ、と。
 J1昇格は上から降ってくるんじゃない、自分たちで掴み取るものだ。

 この方のブログを読んで知ったのだが、今日対戦する横浜FCは8月に4連勝しながら9月は2分け3敗。コンサがこうならない保証などどこにもない。実際、5連勝をかけて臨んだアウェイ岡山戦を0-1で負けて“プチやらかし”をしている。

 ここから先はそんなやらかしは命取り。同じ失敗を繰り返してはいけない。ちょっと不謹慎かもしれないが、ゴンの負傷のニュースチームの体質としてユルくなりがちなコンサドーレに警鐘を鳴らしてるのではという気さえする。まだ11試合もある。ちょっと微妙な時期だが、しっかり気持ちを入れ直そう。

 今日は勝ち点1ではダメである。国立に向かうサポーターに気持ちを託す。

 頼むぞ、勝ち点3!

posted by フラッ太 |09:26 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

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