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2011年10月04日

第30節VS横浜FC・アフターインプレッション。

>国立のアウェイ席、何人くらい入ってたんだ?

 ざっと見た感想としては前半はどこで奪いに行くのかが見えず、中途半端な対応に終始したためにやられ放題という感じ。純平の裏が特にやられていたみたいだけど、向こうも研究してきたかな?横浜側も巧く縦のボールを入れてきて捕まえにくそうな感じもした。高地出場停止でカイオが入ったのが功を奏したか。それでも時折見せた櫛引のインターセプトはお見事。
 前半15分のシュートはホスンが超反応で文字通り“神セーブ”。去年の高原もそうだけど、札幌GK陣はこういうシュートはことごとく弾くよなあ、うん。当てる方が難しいっていうバー直撃のシュートは今年のコンサの13番目の選手の面目躍如ってのはちとイヤミか。前半2本のシュートはいずれももうちょいって感じ。でも、純平はほぼフリーだったから決めてほしかった・・・。

 後半のジオゴのヘディングは水戸戦の再現かと思われたがゴールならず。砂さまキレてるなあ。そして先制ゴールはジオゴとウッチーの“共同作業”。ジオゴがタメてタメてウッチーにスルーパス。ウッチーのアウトサイドでのゴールは決して易しくないゴール。前半の惜しい場面もウッチーがキレていたし、ジオゴがポスト役だとウッチーが最もゴールの可能性が高そう。近藤とウッチーもなかなかの連携だし、砂さまがキレキレだと古田の居場所は自然となくなってしまうわけで・・・。

 フランサはJ2ではやはり別格。クライトンは剛の意味で反則だったが、フランサは柔の意味で反則。3人がかりでもかわされるって・・・。そういう意味ではジオゴは懐は深いけどクライトンみたいに「ガツガツ当たられてもへっちゃらだい!」ってタイプではないので、周りのサポートが必須となるから却って“依存症”にならずに済むとも言える。失点シーンは櫛引がさっくり抜かれてのゴール。J2ならたまたまで済んだり、シュートが枠を外れるケースも多いけどJ1ではこのやらかしは致命的。要反省。

 それにしても、上原のヘディングは打点がおっそろしく高いなあ。あの軌道でヘディングゴール決められるのはJ1でもそうはいないんじゃないか?セットプレイでの力業でゴールをこじ開けた、土俵際の左手一本の上手投げでゴリ押し勝ち。これで先制点を挙げた試合は13戦全勝(!)。某著名ブログによると山形も全勝だったけど磐田に引き分けたのでJ唯一の超先行逃げ切りチーム。こんなところに逃げ馬体質が現れていようとは(苦笑)。キレイな勝ち方ができているとはお世辞にも言えないのに・・・。でも、この説明の付かない感じは昇格するチームに必ずある空気だと思う。

 ・・・とここまで書いてJ's GOALを読むと、ノブリン怒ってるなあ。許せないとまでコメントしちゃうのは相当だぞ?気持ちが大事というのは就任当初から言い続けていたことだけど、選手たちのコメントからも試合はほとんど相手ペースで内容としては負け試合。アウェイでの試合の入り方というのもあるが、ノブリンが言うところの

 どういう相手でもしっかり守るところと、ボールに対するプレッシャーを掛けるところと、
 自分たちで流れを感じながらやっていくようにならないと。
 システムを変えないと機能しないのでは、いつまでたっても困る

 という点に集約されるのかな。ヴェルディ戦では後半からのシステム変更で勝つことができたが、それではこの先(J1昇格となれば尚更)苦しくなる。まだ10試合も残っているし、相手もアブラっこいし。でもまあ、プレー中に選手たちだけで修正するというよりレベルの高い課題が現れたと前向きに捉えたい。J1昇格、そしてJ1に居続けるためには避けて通れない道でもあるのだから。

posted by フラッ太 |01:36 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)