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2018年12月30日

“激流”の中で。

>Just like a rolling stone...

 J1とJ2の違いを端的に表すならJ1は激流、J2は濁流だと思っている。もっとも、前年4位だったクラブが翌年には降格することもあることからJ1も濁流と言えなくもないけど…。ミシャコンサの躍進はいろいろなメディアで紹介されているし、戦術的にもミシャが繋ぎ一辺倒じゃなくて時にはロングボールも織り交ぜるなど若干のアレンジを加えてきているってのは今年のメンツからも窺える。

 それとは別に、今のコンサの強みは何だろう?と考えてみるとそれはブレないことにある。それは単にミシャコンサがブレずに攻撃的な姿勢を崩さなかったというだけにとどまらず、ノノ社長がたとえ一時はJ2に落ちてでもとミシャに白羽の矢を立てて堅守で残留という路線から攻めて勝つサッカーに方針転換したこと。強化部もミシャコンサに合いそうな選手を補強し、選手もミシャ式に適応しようと歯を食いしばり、ノノ社長の口車に乗せられたサポもミシャコンサを信じて応援し続けた。

 要は今年の4位という成績は現場も会社もサポも
 みんなが同じ方向を向いてブレることがなかった、まとまっていたからこそ可能にした。

 来シーズンへの補強も都倉をセレッソに抜かれたものの、鈴木武蔵が長崎から加わり数字上は都倉のゴール数を埋めることができた。三好は横浜FMに再レンタルされたが、京都から岩崎が加入するしアンデルソン・ロペスも完全移籍なので三好の抜けたシャドーも競争必至。
 左サイドは仙台から中野が加わるし、右サイドはルーカス・フェルナンデスが獲得濃厚といつになく獲る動きが早くかつ活発。中野の獲得に関してはノノ社長が報道に上がる前にバラしちゃうあざとさで、他のクラブからすれば汚いなさすが野々村きたないとか言われそうなくらいにイケイケの補強なので勝ち組の1つに数えられそう。

 ぶっちゃけ、他所からすれば
 さっぽこのくせになまいきだというのが偽らざる心境ではないかと思う。

 都倉の移籍はかなりショックで、オナイウとか鈴木武蔵あたり獲れればいいけどなあ…とサポが思っていた矢先にすかさずオファーして話をまとめた。FC東京の小川の獲得こそ失敗したものの仙台の中野など「そこ狙うのかよ!」という周到なリストアップで補強している。

 孔明さんのブログで剛蔵さんがコメントしているように、一言に補強と言っても“完成品”ではなく磨けば光る素材を集めてきている。駒井や完成品になりつつあるチャナティップなど可能な限り完全移籍させてはいるけどね。それはミシャという素材を活かせる監督がいるからであり、ノノ社長も完成品を抜かれたら育てていくという方針があればこそ。このへんからも現場とフロントとの意思疎通が上手くいっているように思う。

 IN&OUTに関して心配なのはベテランとされる選手の契約満了や移籍が多いことと、現状でも薄いとされるCBの補強が未だにないこと。ただ、CBはJ全体でも争奪戦でミシャ式で求められるCBのタスクはやや特殊とされていることもあり敢えて獲らない方向で動いているように思う。継続してユースからCBをトップ昇格させているし、進藤がスタメンをガッチリ確保したことで中村や濱にもチャンスは巡ってくるだろうし。

 今年から来季にかけてのキーワードは“加速”とみる。

 年齢構成的にもバランスが取れてきたしどうせ即戦力のCBが獲れないなら…と世代交代、大げさに言うなら血の入れ替えを加速させてよりミシャコンサに合った選手を増やしていく。兵藤の移籍は確かに痛い。だが、そろそろベテランに叱ってもらおうってのは卒業せにゃならんのではないか?宮澤は名実共に札幌のバンディエラにふさわしい存在だし、荒野はユース組最年長でもう25歳。

 この前のB型会で「今でこそ宮澤は認められているけど叩かれた時期長かったよね」「荒野も同じ道通ってるよね」という話が出た。菅は終盤には高さのないのを狙われていた印象があるが、それでもミシャは我慢して使い続けた。深井さんに代わって出ることの多かった荒野にもそういうところがあるように思う。
 世代交代と同時に競争も加速する。中野が入ったことで菅もスタメンの座は安泰ではなくなるだろうし、荒野も中原の復帰で否応なく競争する立場に置かれる。“中原待望論”がどこまでサポの間で盛り上がっているかはわからないけど荒野とはまたタイプの違う中原が加わる。復帰の話はミシャコンサで使えると判断されたから。実際、長崎では活躍していたし状況としてはイーブンに近いと思う。

 ハードロックジャパンとのトップパートナー締結などクラブの規模を大きくしていく動きも加速していく。スカパー時代からDAZN時代になってビッグマネーの傾斜配分も加速していく…アカン、ちっともまとまらんわ。ただ、加速に関して言えるのはこちらが思っている以上にノノ社長は加速の度合いを強めているし、思っている以上に周りが激流で加速していかないとあっという間に流されてしまう。一歩一歩踏みしめてってのは必要なことだけど、そればかりに意識を向けてはいられないってことかな。


 こっちでも寒波襲来でこれから雪かき。休みは今日で終わりで年末年始はしっかり仕事。今年は転職して更新のペースがかなり鈍ったこともあるけど、もうちょっとカッチリ、キッチリと書き込みたかったかな。B型って凝り性なのよね…。書いている間にルーカス・フェルナンデスの加入も決まったようなのでIN&OUTはひと段落といった感じかな。新しい景色もだけど楽しい時間も増えていったらいいよねってことで…。

posted by フラッ太 |16:15 | ちょっとカタい話 | コメント(6) | トラックバック(0)

2018年12月29日

追いつけねぇ!

>出入り多すぎ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。ミシャコンサは大方の予想を覆しての4位。
  来季に向けて、さらに期待感が増す中で衝撃のニュースが飛び込んできました。
黒:ついに男の子プ〇キュアが誕生!
赤:なんでプ〇キュアが出てくるんですか!
黒:キュ〇ゴリラみたいなインチキじゃなく、ましてや男の娘でもないガチのプ〇キュアだぞ?
  これほど衝撃のニュースがあるか?
赤:男の娘言うな。
黒:これはもう冬コミでキュア〇ンフィニの逆レ〇プネタの薄い本が大量に出回るな。
赤:プ〇キュアとか薄い本とかはどうでもいいんです。
  チームトップの12ゴールを挙げた都倉がセレッソへ移籍となりました。
黒:まあ、仕方ないだろうな。
赤:どこまで本当かは定かではありませんが、7500万円の3年契約だとか。
  3位以内に入っていれば引き留められたんでしょうか…。
黒:お前、都倉が金で出て行ったと思ってる?
赤:それだけじゃないでしょうけど。
黒:ミシャコンサは“戦術都倉”じゃない。
  ソンユンは言うに及ばず進藤や福森、ジェイや宮澤など他にも年俸上げなきゃならないしな。
赤:予算には限りがある、と。
黒:セレッソが都倉にオファーしたのは監督交代に加えて
  センターラインがごっそり抜けてチーム崩壊の危機に瀕したからだ。
  今のコンサからジェイとチャナティップと宮澤が抜けたらどうなる?
赤:そんな恐ろしいこと言わないでくださいよ!
黒:山村はまだしも杉本や山口蛍はセレッソ生え抜きだ。単に主力が抜けたってだけじゃない。
  急場凌ぎとかパニックバイと揶揄されようがセレッソは都倉の実績が欲しかった。
赤:即戦力には金は惜しまないとなれば移籍阻止の材料にはならないってことですか…。
黒:それにミシャコンサでは都倉は途中出場も多い。結果こそ出してはいるが、
  ミシャコンサでは“主力”にはなれても“主役”だったかというと微妙なところだ。
赤:それでもアディショナルタイムのゴールで勝ち点10稼いだんですから抜けるのは痛いです。
黒:まあな。でも、セレッソなら主役にはなれるだろ。そのあたりがやりがいなんじゃねーの?
  もっとも、主役になれても王様になれるかはまた別の話だが。
赤:…多くは言わないでおきます。
黒:それよりも宮吉の京都復帰や前弟の水戸への完全移籍のほうが意味がある。
赤:…意味が分かりません。
黒:都倉の場合はカネの話がどうしても出てくるから割り切るしかないよねって話になる。
赤:それはノノ社長もいちいち構っていられないって言ってましたけど。
  …話が見えないなあ。
黒:移籍は獲るより出すほうに神経を使う。特にきれいに別れようと思うならなおさらだ。
  名古屋の玉田が契約満了になった際に「労いの言葉がなかった」ってボヤいてたろ?
赤:獲るだけ獲って…という感じは否めないですね。
黒:せっかく獲ってきた宮吉を1年でリリースってのは結果としちゃ失敗だが、
  本人がトップで勝負したいとなれば無理に引き留めても戦力にならない。
赤:途中出場でもWBとか不慣れなポジションでの起用が多かったですしねぇ。
黒:選手の意向を尊重して移籍となれば傷は最小限に抑えられる。
  一度獲ったら放ったらかしであとは知らんってのはコンサには許されないしな。
赤:選手の意向という意味では稲本の契約満了がそうですかね?
黒:能力が劣るわけじゃないがミシャコンサでは試合に出られんとなれば
  このタイミングでお別れというのが互いに最良の選択だろう。
赤:ウチのGMは移籍先まで精いっぱい面倒見るというのは聞いたことがあります。
黒:稲本ならオファーにはそれほど困らないとは思うが
  ドカンと出せないぶんアフターケアで…ってのは短い選手生命考えたら大事だよな。
赤:宮吉と岩崎は形としては岩崎とのトレードですし、お互いに移籍金も発生するようですから
  クラブ間の交渉としては円満解決ですかね。
黒:あとは選手がピッチ上で輝くことができるかどうかだな。
  その点、前弟は水戸で必要とされる選手になり晴れて完全移籍となったわけだ。
赤:それ、めでたいことですか?
黒:そりゃ修行に出した選手が一回り大きくなってコンサに復帰するのが理想だが、
  せっかくユースから育ててもプロとして一本立ちできなきゃ意味がないだろ?
赤:レンタルに出してどちらからもいらないとなったら最悪ですもんねぇ。
黒:水戸の試合を観ていないから何とも言えんが、水戸のやり方に合わせる努力はしたはずだ。
  自分の長所を知りつつクラブの戦術に適応するのはそう簡単じゃない。
赤:トップ昇格はあくまでスタートラインに立っただけだ、と。
  さて、公式HPをチェック…って、ええっ!?
黒:何だ、中原が戻ってくるってか?
赤:中原も戻ってきますけど、兵藤が仙台に移籍するそうです…。
黒:…そうか。
赤:いや、そうかじゃなくて!
黒:残念だが仕方ないだろうな。
赤:これも出場機会を得るため、なんですか?
黒:悲しいけど今ミシャ式なのよね!
赤:確かに試合にはあまり出られていませんでしたけど経験値って必要じゃないですか?
黒:能力が高くても戦術によって合う合わないってのは出てくる。
  兵藤に限った話じゃないだろ?
赤:それはそうですけど…。
黒:兵藤には「これぞJ1のレベル!」というクレバーさがあったし、
  気が利くタイプとしては希少だったからいなくなるのは正直痛い。
赤:中原が戻ってくるとはいえ、ボランチ大丈夫でしょうか?
黒:…そろそろ大人になろうぜ。
赤:わかってますよ。チームは常に変わっていくものですしね。
黒:…そうじゃねえよ。


 いやあ、参ったね。
 ミシャコンサのシーズンはいろいろと濃かったけど補強戦線まで濃いとは。
 だらだら書き続けても長くなるだけだし、いったん区切って改めてマジメに書いてみようかと。
 思わせぶりに終わらせたけど書き上げるまでに時間が足りねぇ…。

posted by フラッ太 |20:05 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年12月29日

'18コンサを振り返る。

>松原がJ1に還ってくるってマジ?

 さあ、時間がないぞ。ざっくり振りかぶって…もとい振り返ってみよう。

~ベストゲーム~
 1位:第6節VS名古屋@ドーム
 2位:第25節VS神戸@ドーム
 3位:第23節VSFC東京@ドーム

 これは順当じゃないかな。名古屋戦はほぼ何もさせずに完勝だったし、神戸戦は1点取られたけど興行的に成功したし。2点のビハインドを後半だけでひっくり返したFC東京戦は「オレたちは(ホームでは)強い!」と大いに自信になったはず。攻めて勝つというのを大いにアピールできた試合だった。

~ワーストゲーム~
 1位:第15節VS神戸戦@ノエスタ
 2位:第26節VS川崎@等々力
 3位:第29節VS横浜FM@日産スタ

 負け数が川崎に次いで少なかったミシャコンサ。失点の多さや完敗の程度からすれば川崎戦なのだが、あの試合は最初の20分で1点でも入っていればわからなかった。決める時に決めないと負ける、優勝を争うクラブの強さを見せつけられたという意味では悔しさはそれほどない。上には上があると素直に思えたし、どちらかというと震災の後の試合で何かと“背負わせすぎた”ように思う。1位の試合はファールトラブルで自滅、3位の試合はちょっと実験しすぎでしょって感じかな。 

 ターニングポイントとなったゲーム:第4節VS長崎@ドーム

 ホームFC東京戦やアウェイ川崎戦もターニングポイントとなった試合ではあるが、1つだけ挙げるならやはりこの試合か。形はカッコ悪いが勝てたことがやはり大きい。都倉のコメントじゃないが、いいところまで来ているとはいっても結果に結びつかないと自信もつかないし迷いも出る。長崎戦はアウェイゲームでもかなり苦戦させられたが、昇格組の長崎相手にダブルを達成できたのは残留するためには鉄則。その意味でも大きかった。

~ベストゴール~
 1位:都倉のオーバーヘッド@ホーム名古屋戦
 2位:ジェイの超ロングループシュート@ホーム広島戦
 3位:菅のヘディングシュート@ホーム神戸戦

 今年は直接FKでのゴールは神戸戦の火事場泥棒ゴールくらいしかなかったのが寂しい限り。1位は都倉の身体能力、2位はジェイの技術と個人の能力で決めたもの。ミシャ式で崩してのゴールとなるとやはり菅のゴールになるだろう。チャナティップのヘディングゴール@アウェイ桜戦やFC東京戦の豪快ミドルも捨てがたいが、残念ながら次点ということで…。

 ルーキー・オブ・ザ・イヤー:進藤亮佑

 これは文句なしでしょう。1年目からフル回転なら駒井…なんてヒネくれたボケがまるで問題にならないくらいのスタメンフル出場。菊地がケガで離脱していたとかミシャ式の水が進藤に合っていたという要素があるにしても接触プレーの多いCBでスタメンフル出場は驚き(しかもイエローカードは2枚だけ!)進藤がどこまで活躍できるか、スタメンを取るようじゃなきゃ困るとは思っていたが、ここまでとは…。


 IN&OUTが一気に出てきていろんな意味で注目を浴びている。果たして追いつけるのやら…。

posted by フラッ太 |00:25 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年12月21日

'18第3次弾丸ツアーレポート⓶~負けてないのに負け気分~

>今日は15歳と384か月の誕生日です…

 勝てば天国負ければ地獄…じゃないけど、ACL出場権を得るためには勝つしかないという実に分かりやすい状況となった広島戦。試合前に流れるBGMがのFINAL COUNTDOWNとか、ハーフタイムにもSEPARATE WAYSとか「小細工はいらん!」とばかりにベタにもほどがあるド直球な選曲。だが、それがいい。ソンユンのチャントの元ネタつながりとか?

 試合について今さら書くのもどうかと思うけど、良くも悪くもミシャコンサの集大成だった。ジェイのループシュートは去年の最終戦とはまた違った意味でスーパーゴール。前半の早い段階で2点のリード。しかも、広島はまるで攻めっ気がなく「おい広島、勝つ気あんの?」と思ったが、今にして思えばオレも浮かれていたんだろうなあ。広島は引き分けOKである状況をすっかり忘れて、試合は90分あるという当たり前のことに気づかぬままでいた。

 戦術厨的に「おっ!」と思ったのは早坂かな。DFラインへの抜け出し方に工夫があって、単に縦に飛び出すのではなく横にスライドしながらDFの真裏に近い位置に抜け出すというのはなかなかイヤらしい動き。実際、オフサイドにならずに抜け出せてもいる。前半を2-0で終えれば逃げ切れるだろうけど…と思ったものの、前半で2-1にされて難しくなったかな、と。

 選手交代は三好の見切りが早かったように思う。都倉移籍に関してはひとまず置くとして、三好と都倉の長所の違いが結局は「サイドから放り込んで何とかして!」という単調なものになってしまった。あと、ミンテを入れたのも失敗だったかな。宮澤を1つ前に出しつつミンテにパトリックの応対をさせるという意図と推測するが、深井さんOUTはカードトラブル対策としてもそのまま兵藤INで良かったような…。

 終了間際に宮澤がギリギリのプロフェッショナルファールでパトリックを止めたが、あれはスゴいと思った。PAに入られてキープされたら攻撃に移れない、PAのギリギリ外で止めてFKを蹴らせてマイボールにという狙いがなければできないプレー選択とみる。宮澤、よくパトリックに当たり負けしなかったよ…。

 その後のCSBAでは「えー、今まで6回開いて負けなしですが、今回は気分的には負け試合です。ですが、今日はひとまずプレーオフに回った磐田ざまあということで乾杯!」とやいのやいのと語らうひと時。詳細は〇たさんが既に書いてくれているので省略。あ、ちなみに、大当たりのスポドリ6本はこの時女性陣に差し上げましたよ?

 …と、ここまで駆け足で振り返って「え?アクシデントはないの?」と思った方。
 あなたは残念ながらこのブログのマニアです。
 その期待には応えたくはなかったんだけど日曜日に応えることとなりました。

 日曜日の宮の沢。契約満了の発表など悲喜こもごもの中、河合はTVで見たイメージそのまんまにデカくてガッチリしてるなあとか、気が付いたら禁止エリアから出ていたけど大丈夫なのかと思いながらシーズンの終わりをしみじみ感じつつ市内中心部へ。
 お昼ごはんは札駅近くでスープカレーにしようと思いとあるお店に出向いたら「臨時休業」の文字。…日曜の昼に店が休み?しゃあねぇ、待つだろうけど奥芝に行くか…と行ってみると電気設備点検のためこちらも臨時休業(泣)。…あのさぁ、どうしてメシを普通に食わせてくれないんだよ?コンサが勝てなかった罰ゲームなのか?

 何だかんだ体にダメージが残ってて靴擦れで足が痛くなってきたし知ってる店までは微妙に距離がある。それ以前に午後1時半を過ぎて腹が減って歩きたくない。断腸の思いでスープカレーを諦め、札駅北口のDENOさんで担々麺を食うことに。美味しかったんだけどさ、何だろうこの強烈に襲ってくる敗北感は。

 どんなに準備しても弾丸ツアーでは何かしらやらかさないと許されないのでせうか?


 さて、大急ぎでツアーレポートを書き上げたわけですが、いかがだったでしょうか?今回は「今まではCSBAで負けなしです!」とか言うとフラグになりそうだったので極力控えて、ドームでもそれまでと同じモノを食うとか気を遣っていたんだけど却って気を遣いすぎたのかな、と。気分的には負け試合だけど、それでも引き分けは悪くない。こんな時もある。

 来季へ向けて早くもいろんな意味で動きがある。
 そのあたり早いところ追い付きたいもんである。

posted by フラッ太 |16:25 | 旅行記 | コメント(6) | トラックバック(0)

2018年12月20日

'18第3次弾丸ツアーレポート①~はじめてのシーチケ~

黒:ウチの飼い主、「コンサが今日勝ったらフルシーズンシート買うんだ…」って言ってたな。
赤:おもいっきりフラグじゃないですか!

 12月1日、土曜日。

 やらかし防止のため、土曜の宿に先に出向いてあらかじめ荷物を預ける。職場へのお土産なども前日入りしてあらかじめ買っておき既に宅配便で送ってあるので、あとは試合に集中するのみ。神戸戦の時は当日入りだったのでシーズンシートの恩恵にあずかれなかったが今回はそのあたりも楽しみにしていた。それにしても、相変わらず東豊線はやたらと歩かされるというか潜らされる。

 福住駅を出た時には雪がちらつき始めていた。あれ?予報じゃ雪は降らないはずだが…。ドームへの道のりは下り坂はいいとしても階段の多さにはいつもうんざりさせられる。奮発して劇場シートのハーフシーズンシートにしたので待機列も短め。屋根のある場所だったから入場待ちはほとんど苦にならなかった。
 北2ゲートが開いてからもイライラすることなく順調に入れた。そういや待機列の斜め後ろにmimicchi姐さんがいたような。座席の心配もないのでちょっと待ってみる。やっぱりmimicchi姐さんじゃないか!逢いたかったよぅ。人目も憚らず姐さんの連れの方がちょっと引くくらいに全力でハグ。どうせ人目を気にしないならいっそのこと抱っこしてもらえばよかったかな…。姐さんはゴール裏なのでそのあとは全力ダッシュ。

 さて、こちらもまずは荷物を置いて身軽になりますか。幸か不幸か座席はかなり後ろなので階段の上り下りは少なくて済む。マッチデープログラムを開いてみるとそこには「大当たり!」の文字が。ポッカサッポロ様のスポーツドリンク6本をゲット。…うれしいけど、これじゃちっとも身軽になんないじゃねーか。あれ?ドームってペットボトル禁止だよな?と思ってよく見ると試合終了後のお渡しとのこと。ですよねー。

 最先行入場の恩恵といえばグッズや食い物の確保がしやすいことと、
 イベントをじっくりチェックできる余裕かなあ。

 指定席を買えば座れない心配はないけど、先行入場だと欲しいグッズがあるときは最優先で並ばないと買い逃す確率が高くなる。広島戦は特に入場者数が多かったからなおさらだと思うけど、もし去年の最終戦でシーチケ持ってたらゴールデンカムイとのコラボグッズは爆買いしたと思う。
 GOODSJAMは前日にシースペースに出向いていたこともありあまり期待はしていなかったが、それにしてもチャナティップのタオマフが瞬殺ってどーよ?何枚作ったのかは知らんけど弱気すぎでしょう。そんな中、共同募金のブースでバッジとクリアファイルがあったので宮澤とチャナティップをそれぞれ1セットずつゲット。1セット500円というのはなかなか上手い設定だと思う。中途半端に貧乏性が出てしまって、帰ってきてから「もっと買い足せばよかった…」とちょっと後悔。

 後で知ったんだけど、一般入場の待機列がえらいことになっていたようで。あの吹きっさらし状態で待つってのは相当な苦行。一昨年の金沢戦を思い起こした。もっとも、今年は同じ引き分けでも攻め続けて点が入りそうで入らない内容だったからいちげんさんにはそんなに不満が出なかったであろうことは救いかな。

 今回のツアーではシーズンシートの恩恵を存分に受けた。
 恩恵を存分に受けすぎて肝心の試合で満足を得られなかったというオチがつくという…。
 
 お金があればシーチケ。ホーム皆勤(に近い参戦)ができるならこれが最もコスパがいいし、いろいろとお得なのはわかった。今年はコンサが勝てていること、チャナティップの完全移籍への軍資金がいる状況だったこと、ハーフシーズンシートで2試合は観に行けそうだったことで思い切ることができた。ただ、フルシーズンシートとなると、たとえ“お布施”と分かってはいても参戦費用と天秤にかけると勇気いるよなあというのが率直な思い。じっくり観戦派なのでどうせ買うならオプション付きの劇場シートにしたいし…。


 今さらにもほどがある鮮度切れのツアーレポートをアリバイ気味に書いてみました。
 都倉のセレッソ移籍も正式に発表されていろんな意味で周回遅れ状態(汗)。
 振り返るネタも出遅れたし、さてどうしたもんかと…。

posted by フラッ太 |21:40 | 旅行記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2018年12月12日

今年の漢字一文字は?

>なぜ、まささんにメールが届かんのだ?

 この手のネタは鮮度が勝負、早い者勝ちってことで。

 去年の今頃は「えー、ミシャかよぅ…」とか「来年は降格も覚悟せんといかんなあ」とか
 「ノノ社長、思い切りすぎ」とか「もう研究され尽くしてるじゃん…」とか
 どちらかというと「ミシャで大丈夫か?」という声がかなり多かった記憶がある。

 ところが、終わってみればACLプレーオフまであと一歩の4位まで漕ぎ着けた。

 もっとも、今年のJ1は異例尽くし。川崎の連覇はまあ順当としても前半戦ぶっちぎった広島が後半に入って大失速。コンサとの最終戦で何とか引き分けて2位を死守したものの6連敗を含む9試合勝利なし。レヴィー・クルピを招聘したG大阪が前半戦では降格圏に沈み宮本監督にスイッチした後半戦は怒涛の9連勝。
 豪華補強をもってしても前半戦ビリだった昇格組の名古屋。前半戦ビリは降格というジンクスはさらなる豪華補強というある意味名古屋にしかできない力技で覆した。参入プレーオフ行きになった磐田の勝ち点は41と尋常じゃない高い水準。最下位に終わった長崎でさえ勝ち点30。

 順位表を見ても今年ほど競った順位になったことはない。一歩間違えれば磐田や柏の立場になっていただろうが、一方でミシャコンサになってから明らかに点が取れるようになったし簡単には負けなくなった。2点差をひっくり返したFC東京戦がいい例だろう。

 …とまあ、前フリはこれくらいにして。
 今年の漢字一文字は迷うことなく「躍」である。

 躍進の躍であることもさることながら、超攻撃的と謳うミシャコンサの躍動感。
 耐えて耐えて…という今までのスタイルがガラリと変わったことは試合を見ればすぐわかる。
 差し当たって、来季は自力で掴み損ねたACL出場権が得られる3位以内が明確な目標。
 今年は湘南ベルマーレがルヴァンカップのタイトルを獲ったので
 来年の今頃はぜひとも「獲」にしたいものである。

 …え?ツアーレポートはどうしたって?もう鮮度切れだし、どうせ読む人いないでしょ? 

posted by フラッ太 |10:25 | コンサについて | コメント(5) | トラックバック(0)

2018年12月08日

違い、あるいは差。

>あのPK判定は全くもって正しい

 J1参入プレーオフ、J1・16位磐田VSJ2・6位東京Vの試合は2-0で磐田が勝利。
 J1の面目を保った格好だが、J1の“12位”とJ2の6位の対戦と考えれば順当ではある。
 ヴェルディが先制して磐田が焦るようならワンチャンあるかなと思ったが、
 さすがに名波監督もそれは許さなかったようで。

 選手個々の差というのは間違いなくあるが、それとは別に磐田とヴェルディで違いがあるとすれば
 失うものがないヴェルディと失うものがあまりに大きい磐田
 そして、実際に失った経験がある磐田ということになろうか。

 この試合で思い出したのが第50回スーパーボウル。ブロンコスVSパンサーズのカードはパンサーズのQBキャム・ニュートンを中心とした攻撃がことごとく封じられブロンコスが24-10で勝利。攻撃の選手に与えられることが多いMVPも守備の選手であるLBヴォン・ミラーに与えられた。

 なぜこれを引き合いに出したのか?それは試合結果もさることながら、試合に至るまでの背景にある。試合会場は49ersがホームとするリーバイス・スタジアム。当然、芝の状態など普段とは微妙に違うのでその確認作業も必要なのだが、パンサーズは記念写真を撮るなどぶっちゃけ浮かれていて準備を怠った。
 加えて、リビング・レジェンドと言うに相応しいQBペイトン・マニングが引退するのでは?という話題で持ちきりであった上に、その2年前のスーパーボウルではシーホークスに43-8のボロ負けを喫していてブロンコスには“勝たなければならない”理由もあった。

 ヴェルディが磐田をナメていたというわけではもちろんない。1発勝負で絶対に負けられないという名波監督率いる磐田のJ1残留への執念が非公開練習を連日繰り返してでも周到に準備した。その結果として不確定要素や運に左右されない順当勝ちと言える結果と試合内容をもたらした。それは降格した経験があるからこそなのだ、ととらえている。

 J1側に超本気モードで1発勝負に勝ちに来られたらそりゃJ2の6位では太刀打ちできんわなぁ…。
 まあ、同じ様相がミシャコンサと川崎や鹿島にはあるよねってことで締めておく。

posted by フラッ太 |22:15 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2018年12月02日

【弾丸ツアー・最終日】ツアー終了。

>契約満了に関してはまた改めて

 えー、一応無事に帰還いたしました。

 負けてはいないけど悔しいよねというのを試合後にも味わうハメになりました。
 今日はとっとと寝ます。ツアーレポートは気長にお待ちください…。

posted by フラッ太 |21:55 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年12月02日

【弾丸ツアー・最終日】トラブル発生!

>持ってるっていうのか、これ?

 メシくらい普通に食わせてくれ…。

posted by フラッ太 |13:55 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年12月01日

第6回CSBA開催のお知らせ。

>ホントならコンサが残留を決めた状態で大々的にお知らせしたかったんだけどねぇ…

 さて、9月の神戸戦の後の第5回CSBAは大盛り上がりとなりました。
 そこで第6回CSBAを最終戦の12月1日に行おうと思います!

 もともとはB型イジリで遊んでいたのがきっかけで、コンサドーレ札幌B型の会を略してCSBAとしていたんだけど何もB型縛りというわけではありません。コンサが好きであれば血液型はもちろん、老若男女問わず誰でも参加していただければこれに勝る喜びはありません。予定としては

日時:12月1日(土)、最終戦ホーム広島戦の終了後で大体午後6時開始を想定
場所:9月の神戸戦でもお世話になった北海道×スパニッシュスプーンさんを本命にしてますが
   「ここがオススメ!」というお店があれば全然OKです。

 12月に入ると忘年会シーズンにもなるので会場を確実に抑える意味でも
 今回は早めの告知とさせていただきました。

 最終戦の後なのでシーズンMVPや今年一番伸びたのは誰だとかJ1シーズンの振り返りや来季へ向けての補強話など話題には事欠かないでしょう。B型が集まるとトークが文字通りのクロストークでおもいっきり混線状態になることが多々ありますが(汗)、肩の力を抜いて気軽にご参加いただければ幸いです。

 参加される場合にはメールアドレス付きでコメントを入れていただければ
 連絡に都合がよいかと思います(メルアドは私以外には見えません)。

~追記(2018.11.17)~
 会場を決めました。サポートシップパートナーである魚桜咲さんです。
 なお、最終戦はセレモニーがあるので開始は18時30分からにしました。

 場所:魚桜咲さん 中央区南3西3 G-DINING札幌 6階
 開始:18時30分~ 会費:4,500円
 クラシック飲み放題のプランです。お腹いっぱい食べられるコースにしましたよ。

 ~追記(2018.11.24)~
 参加人数を11名で確定し、まささんには私からメールで連絡をしています。
 なお、コンサドーレB型の会で申し込んでいるので幹事が遅刻しても大丈夫です。(←コラ!)

 ~追記(2018.12.1)~
 11.29の木曜日に○たさん経由で問い合わせがありました。
 何とか人数変更が間に合いましたので今回は12名での開催となります。

posted by フラッ太 |23:59 | 日記 | コメント(8) | トラックバック(0)