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2023年06月30日

三重苦に打ち勝て!

>どこかミニキャンプ張れる場所はないもんかのぅ…

 さて、いよいよ夏を迎えてキツいアウェイの連戦が始まる。
 1発目は苦手中の苦手、神戸戦。明日の試合は三重苦に悩まされること必至。

①戦力差
 純粋に今年の神戸は強い。良い意味で現実的な戦いに切り替え優勝争いを走る。
 ゴリ押しだけでなく、プレッシングからの即時奪回もできる。
 小柏がいても苦戦は免れないし大八が大迫を抑えきれるかなど全力で臨んでもなかなか厳しい。

⓶高温多湿のアウェイ
 予報では雨は回避できそうだが、湿度が高い中でのアウェイゲームは間違いなく体力的にキツい。その上、イニエスタのラストゲームともなればどうしたって神戸有利になりがちで冷静に戦えるかにも微妙な影響を与えそう。ただ、夏の暑さはこれからが本番。今から嘆いてる場合じゃない。

③相性の悪さ
 勝ち負けは相手のあることとはいえ、何せコンサは神戸相手となると負け方が悪い試合が多すぎる。2人退場で0-4負けとか、ホームで3-0で折り返しながら終わってみれば3-4の負けとかフォースの力でも働いてんのか?と勘繰りたくなるようなひどい負けばかり。

 だが案ずるな、コンササポ。
 ドームでコンサの選手がやたら足を滑らせていたのはなぜだと思う?
 …あれは明日のノエスタの芝に対応するためのものだったんだよ! な、なんだってーーっ!

 正直な話、ホームでセレッソに負けるコンサがアウェイで神戸に勝てるようなら苦労しない。
 無論勝ってほしいが、単に勝敗だけでなくて「上でやれる」ことを証明できるか?
 ACLを「目指す」のか?それとも「争う」のか?そこが問われると言ってもいい。
 最近、緩いというかヌルい試合が続いているので改めて全てを神戸にぶつけてほしい。

 神戸戦の後はアウェイ福岡、ミッドウィークに天皇杯3回戦(大分)、ホーム新潟と続くので戦力の全てを投入するのが事実上不可能な試合が続く。セレッソ戦で盛大にズッコケた分を何としても取り返す。シーズン通しても中盤の最大のヤマ場。

 何が何でも勝つぞ!

posted by フラッ太 |22:55 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年06月24日

異端VSセオリー。

>守備が堅いセレッソに2点もプレゼントするようじゃ…

 ホームC大阪戦は1-4の敗戦。
 今季ワースト。チョンボがなくても負けていたなと認めざるを得ない敗戦といっていい。

 セレッソが特別に対策を施したかどうかはよくわからなかった。つーか、その必要もなくなった試合展開にしてしまったというのが率直な印象だが、セオリー通りに守備していたなって感じはした。両SH、とくにカピシャーバにはしっかり守備させて挟んで守る。

 金子のドリブル突破はもちろん防ぐに越したことはないけど、時間かけさせてクロスを上げさせるのは許しても最後の所はしっかりカギかけるみたいに難しいことは特別していない。

 前半終了間際に荒野が何とかヘッドで押し込んで1-3にこそしたが、完全にセレッソペース。
 何より、2点差あるのにマテイヨニッチ入れてガチガチの穴熊組まれた時点で
 今日の試合はほぼほぼ負けが決まったと思ってしまった。

 決定的な4点目は今のミシャ式で避けられないリスクの典型例。見慣れていれば仕方ないと割り切れるけど、いちげんさんは「なんであんなに簡単にやられるの?」としか思わんだろうなあ…。単純な話で王様が裸なら小駒2枚でも攻めは成立するってこと。そういう異端な戦い方をやってるのが今のミシャコンサなのだから。

 このシーンだけではないけど、今日は加藤がサイドに流れた時の対処がチームとしてできていたように思えない。そういう意味ではセレッソもひと捻りしてきたのが功を奏したと言っていいのかな。クルークスのFKなどバーやポストに救われたシーンも複数あり、7点8点取られていてもおかしくなかった。

 もう完全にセレッソのゲーム。今日は完敗。

posted by フラッ太 |16:25 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2023年06月23日

後半戦の1発目。

>待ってはいられない、ってことかな…

 大嘉の名古屋レンタル移籍報道に関しては「まあ、そうなんだろうな…」とわりと淡々と受け止めている。ミシャ式は特殊とか難しいとか言われるけど、オレの考え方としては“使い使われ”の域まで達しないとスタメンは厳しいかなって感じ。
 名古屋ならまずはサブからってことになるだろうし、求められる役割がだいぶ整理されるというか少なくなると考えられるので“使われる”ことに徹することができれば結果は自然とついてくると思う。上昇志向が強い故に…という帰結とみる。

 さて、現状大嘉が抜けてもさほど影響はないであろうミシャコンサ。
 本気でACLを目指すなら後半戦はざっくり10勝3分け以上が必要とみる。

 上の3強がずっと高いレベルで競り合うようだとこれでも到底届かなくなるが、勝ち点60は目標としておきたい。となると、もったいない負け&ドローは当然ダメだし、ホームは全勝するくらいじゃなきゃならない。

 日程が決まった段階で後半戦の1発目は大々的にやるとクラブも意気込んで赤黒フェスタを企画したと思う。いちげんさんを呼び込むなど「ただの1試合ではない」という意味においても明日は勝利が絶対と言える。

 とはいえ、セレッソは難敵。
 加えて小柏離脱で更なる引き出しを用意できるか?という点でもなかなか勝つのは難しい相手。

 何となくだけど、お互いに点は取れると踏んでいるはず。問題はどうやって守るか?
 ミシャは攻撃こそ(ryなので、セレッソのミシャ式対策に注目したい。

 相手の研究を上回り続けられるか?ちょい上のセレッソに勝てるかは基準になりうる。

posted by フラッ太 |23:05 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年06月18日

好事魔多し。

>負けに不思議の負けなし

 ルヴァン杯GS・ホーム磐田戦は2-3の負け。
 名古屋の勝利で辛うじてGS突破は果たしたものの、一番最低な突破の仕方と言ってよい。

 引き分け以上でOK。相手はGSで一番弱い磐田、しかもホームゲーム。
 えてして、こういうシチュエーションでやらかしは起きるもの。

 これでGS突破逃してたら大荒れ間違いなしだったと思う。
 好事魔多しとはまさにこのこと。

 イケイケで勝ててるうちはいいが、いつかしっぺ返しを食らう時が来る。
 絵に描いたようなやらかしは思ったより早くやってきた。

 西野の負傷交代というアクシデントはあったものの、
 それで一気に揺らぐほど脆いコンサではないはずだ。少なくとも選手層においては。

 小柏がいなくなると…なんて言われたかないだろうが、
 今日の試合少なくともドローでまとめられないようではこの先不安しかない。

 今日はコンサに文句言うより鼻っ柱ヘシ折ってくれた磐田に感謝、だね。 

posted by フラッ太 |20:55 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年06月17日

ネタ供養をしつつ。

 気が付けばサ行でまとまっていたアタック25での児玉清の進行。

「さ」:札幌のJ1定着に多大な貢献をし
「し」:勝利数177はJリーグの歴代外国人監督でトップ
「す」:優れた育成手腕を持ち
「せ」:攻めを全面に押し出す戦術は今なおJリーグで輝き続けています
「そ」:その人物の名は?

 …というわけで。

 思い浮かぶ小ネタはいくつもあるんだが、
 いざ起承転結に持っていこうとすると収拾がつかなくなるというジレンマはどうしたもんか。

 後半戦は小柏を欠いた状態で戦うわけだが、小柏不在でざっと思いつくのは縦の脅威が減ること、奥行きを作りにくくなることかな。ただ、戦い方自体はそんなに変わらないと思う。

 で、アタック25と言えば「なぜカドを取らない!?」というくらいに角を獲るのが勝利への大きなカギなわけだが、ミシャコンサもそういうところがあるな、と。特に、金子のいる右PA角を前向きで入ることで取れればゴールの可能性が格段に増す。

 あと、今年特に感じるのが“間”をとるのが上手いということ。「ま」ではなく「あいだ」。

 やりたい放題殴りまくったFC東京戦とかが典型例だが、VARでゴールが認められた駿汰のゴールとかがわかりやすいかな。当たり前っちゃそうなのかもしれんけど、特に4バックでのDFラインの間は明らかに狙い目としているのがわかる。柏戦での駒井のゴールも間に入ることでDFの対応が間に合わなくなっている。

 4バックの相手で無得点に終わったのは鹿島戦のみ。逆に言えばあれくらい堅い守りじゃなきゃ今のミシャコンサは4バックでは防ぎきれない。浦和はCBがJ1でも1,2を争う堅さなので何とも言えんが、4バックの相手ならたぶん点は取れると思う。返す返すもホーム川崎戦を落としたのが痛い。ケガ人続出であんだけザルな川崎のDFラインを見たことないし…。

 角と間。たぶんこの2つがミシャコンサの多くを占めると思うんだけど、
 小柏離脱でそれ一辺倒にならないかが心配。

 小柏と浅野だけで決めきってしまったゴールもあるだけに、それとは対照的に手数をかけることが多くなるはず。こだわりは執着や固執と背中合わせ。そこらへん、ミシャのサジ加減が興味のあるところ。

posted by フラッ太 |16:25 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年06月10日

もうひと超えの難しさ。

>代表ウィークに入るのがせめてもの救いか

 アウェイ鳥栖戦は1-1のドロー。

 1-1という地味なスコアにとらわれていると鳥栖の滋味溢れる組織力に気づかぬ罠に陥る。
 やはり鳥栖は厄介な相手だ…と、いつまで孤独のグルメで引っ張る気じゃ!

 まあ、率直に言うと勝ちたかった試合ではある。これからは高温多湿のアウェイが待ち構える。鳥栖への苦手なイメージを払拭したいという意味でもそうだし、本気でACLを目指すなら今のチーム状態で押し切れるようじゃなきゃ届かない。

 実際には小柏の負傷交代でゲームプランがかなり変わることにはなったが、それでも勝ち切ってほしかった。先制点を獲れたのはいいことだけど、本来の崩し切って取るスタイルではなくセットプレイから。したたかというばそうなんだけど、少しだけモヤる。

 まあ、今日は図らずも“桐耶DAY”になってしまったわけだが、
 もうひと超えが足りないなあという現状そのままの内容と結果になったかなって感じ。

 これでリーグ戦は半分終了。ざっくりだが、今年は上位には歯が立たず下位にはひたすら殴り倒すという傾向があるだけに鳥栖に勝てるかどうかは後半戦を占う意味でもわりと重要な試合だったとは思う。

 残留争いするほどじゃないけど上位進出には足りないものが多い。

 チーム状態としてはケガ人がいるとはいえ基本的には良く上昇傾向。
 そこからさらに上積みとなるとケガ人の復帰だけでは今ぐらいが精一杯と感じている。

 じゃあ何が必要なんだ?問われると答えに窮してしまうんだが、
 差し当たってはルヴァン杯GSをキッチリ勝って戦う集団として磨き上げること…かなあ?

posted by フラッ太 |22:35 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年06月08日

天皇杯でなぞかけ。

>軽~くジャブ程度で…

 天皇杯2回戦のコンサとかけて、孤独のグルメととく。そのココロは…
 こういうのでいいんだよこういうので。

 攻めダルマで馬鹿試合なヤンチャぶりもいいが、今のオレには手堅く勝つ試合が必要なんだ。
 前半を完封で折り返したのはリーグ戦では9節の福岡戦以来。 
 こういうのもいい。いや、こういうのがいいんだ。

 …とまあ、ざっくりあの人の口調をパクってみたが、終わってみれば完封勝利。
 結果を出してほしかった大嘉も1ゴール。これでチームの波にも加われるだろう。

 ターンオーバーだろうとは思ったが、露骨には落とさず準レギュラークラスでわりとマジに勝ちに来た印象。まあ、1発勝負の初戦はどんな試合も難しいからねぇ。考えてみればあの柏戦も去年のチーム得点王である青木抜きで殴り倒したんだから層が厚くなったよなあ。

 3回戦はヴェルスパ大分、4回戦は柏VS徳島の勝者。今年こそは上を目指してほしい。
 …誰だ!「それ以上いけない」って言った奴は!

posted by フラッ太 |01:20 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年06月04日

去年の#6、今年の#6。

>中途半端にネタの神様が降りてくるとこういう時困る…

 背番号の引継ぎはさながら歌舞伎役者や落語家などの襲名に似ている。

 例えば長寿番組である笑点の大喜利の司会を務めた5代目の三遊亭圓楽は星の王子様のニックネームで有名で人情噺を得意とした。一方で、その後を継いだ6代目の三遊亭圓楽はTVでは腹黒キャラのイメージが強いが、何かと壁のある落語界において橋渡し役を買って出た。博多天神落語まつりのプロデュースは有名で、訃報の際には「あの人なら落語界を“統一”できたかも…」と惜しむ声は多かった。

 先代のイメージとの戦いでもあり、自分がそれをいかに超えるか?という意味だけでなく、
 自分らしさを背番号に載せる難しさややりがいを感じる、と言い換えてもいいかもしれない。

 で、昨日の柏戦は去年の#6と今年の#6が相まみえた。

 あまりに馬鹿試合のインパクトが強すぎたせいで陰に隠れがちだったが、
 今年の#6である桐耶が昨日は実は一番安定したプレーぶりを見せていたのではなかろうか。

〇成長著しい札幌の22歳MF中村桐耶「先発は初めて」のボランチで指揮官絶賛

 “プロの眼”がきちんと桐耶を見ていた。桐耶だけで記事1本作れるくらいにまで成長しているのがうれしいね。実際、後半カウンター食らってフロートに必死に食らいついて粘った守備で1点モノのピンチを防いだ時には「あれ、福森だったら振り切られてやられてたな…」と素直に思ったし、興梠との競り合いから学んだことが活きているなとも思った。

 高嶺が得意としていた中長距離のフィードもできるようになっていた。ピッチを広く使うミシャ式には欠かせないスキル。言い方悪いけど、#6がサマになってきたというか…。走力や足の速さは福森に勝るし必要なスキルを体得して元々の自分の長所を生かすことで桐耶なりの#6のスタイルは徐々にできつつあるのかな、と。

 桐耶に関してはこのブログでも幾度か触れてきたが、
 桐耶自身もクラブ側も我慢強く頑張ってきたからこそ今があると思っていて。
 何て言うんだろう、そういう我慢ができる、許されるのがコンサじゃないかなあ、と。

 これが例えば浦和とかだったらサブに入るのも大変で出番があるかどうかもわからんからJ2に即レンタルで修業に出すみたいなことになるし、コンサだって今シーズンは井川を岡山に出すとかそのサイクルが早くなっているのも同時に感じているんだけど、じっくり育てるコンサの我慢強さが桐耶がやっとここまで来たんだなと思わせるものがある。

 もっとも、ここからが大変。爪痕を残すのはスタートに過ぎず、スタメンを奪いに行かなきゃならない。福森あたりが直接的なライバルとなるが、そことの競争に勝っていかなきゃならない。福森もオフに個人トレーナーを雇って“走り方改革”に着手したと聞くし、ポジションを譲る気はさらさらない。

 今年の#6がどういう色を見せてくれるか。
 それを楽しみにできるのもサポ冥利というもの。

 しっかし、ネタのきっかけはできたがオチが一向に思いつかんのはどうしたもんか…。

posted by フラッ太 |23:50 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年06月03日

互いが互いをナメた馬鹿試合。

>普通に勝て!普通に!

 アウェイ柏戦は5-4の超絶馬鹿試合。BS1でオンタイム視聴。

 4-3の時点で「こりゃ5-4もあるかな…」と嫌な予感がしたが、こんな時に当たらんでも…。
 4-4の時に解説の宮澤ミシェルは「守るしかないかな…」なんてほざいたが、
 ミシャがそんなことするわきゃねーだろうがっ。

 しかしまあ、勝ったからいいものの悪い意味で馬鹿試合。

 前半だけで試合を決めていなければならないくらいに前半はコンサが圧倒。名古屋戦を踏まえて柏は3バックで始めると思ったんだが、今のミシャコンサに4バックで無失点に抑えるのは鹿島並みの堅さがないと無理。ぶっちゃけ、井原監督がコンサをナメてかかった結果といっていい。

 1失点目はまだしも2点目はリスク管理からしてありえない。普通のチームなら起こりえないプレゼントゴール。柏にやられるとしたらまずは速さ、次に高さかなと思ったら案の定。小屋松も十分に速い選手。あれは菅野は責められない。

 3点目も“しなくていい失点”に数えていいと思う。慌てずにマイボールにしてサイドに出すだけで充分。見事にショートカウンター食らって失点。あまりにひどかった前半から柏が修正してきたのに同じテンポでやっちゃいかんでしょうが。

 今日の前半の出来からすれば前半で4-0くらいにして柏の心を折るくらいにまで追い込めた。2失点目が余計。1点差なら「札幌相手なら行ける!」と蘇らせるには十分。実際、3バックに修正してきてペース取り戻したわけだし。

 第三者的には爆笑しながらBS劇場を胸焼けするまで堪能しただろうが、
 流石に今日の試合は心臓に悪いを超えて怒りが先に来ざるを得ない。

posted by フラッ太 |21:20 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

2023年06月02日

柏は“名古屋式”を使うか?

>清水サポの評価が正しいかが問われる…?

 さて、明日はアウェイ柏戦。

 いろいろな視点があるが、まずは堅守の名古屋がとにかく殴り倒すコンサを相手にカッチカチやぞ!カッチカチやぞ!な戦いぶりで勝利を収めたのを柏がどうとらえるか?というところか。

 3+2バックにして、なおかつ金子にダブルチームという
 そこまでするか!な“名古屋式”を柏もやってくるかどうか?

 正直なところ、その可能性はけっこうあると思う。柏は降格圏こそ脱したものの総得点はダントツのビリで唯一の1ケタ。殴り合いでは勝ち目がない。したがって守備を重視するのは間違いないと思う。ただし、ドン引きリトリートだけってこともなく、それこそ名古屋がやったように行くときは行くという守備で安い失点を誘うことはやってくるはず。そこはGK含めて冷静にいなしてほしい。

 金子に人を割けばそれだけ空くところがある。そこを名古屋はなかなか使わせてくれなかった。スライドが速いとかさらに人を割いて防ぐとかでカッチカチの名古屋からそれでもこじ開けて1点取ったミシャコンサ。ここまでの柏の失点19が多いか少ないかは考えが分かれそうだけど、それでも1点は取れると思う。狙うとすれば立田(とその周囲)か。今年のコンサの“ゴールデンエリア”とはサイドが逆になるが相手選手のクセとか一番データを持っていると思うし、ここから浅野が決めそうな予感はある。

 名古屋があそこまで守備偏重だったのはもともと健太サッカーがそういう思考であるだけでなく守備に比重を置いても決めきれるだけのメンツが前線にいるから、と考えることもできる。では、柏はどうか?ぶっちゃけ、五分五分だと思う。

 コンサの左サイドに細谷を走らせてクロスからドウグラスがズドン!なんてのは普通にある気がする。大八は相手が真正面にいる時はそれこそ無類の強さだが、ズラされた時にどこまで対応できるか?カウンターが基本線で、いったんサイドに出すのを徹底された時に運動量はともかく速さで対応しきれるか?柏がコンサに対抗するなら恐らく速さ。その起点となる高嶺を確実に潰さないと上下動を繰り返させられるハメになる。

 結果として殴り合い…なんてことになりそうな気もするが、チームの成熟度はこちらが上。
 守備から入って…の井原采配を早い段階で誤算に持ち込めばタコ殴りもありそうな。
 コンサがどうするか?よりも井原さんがどういう志向で臨むかが重要とみる。

posted by フラッ太 |23:05 | スチャラカプレビュー | コメント(0) | トラックバック(0)