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2018年10月28日

今日の勝利は最低限。

>ここまで来るのに長いような短いような…

 台風による延期分のアウェイ名古屋戦は2-1の勝利。
 これで、晴れてJ1残留を確定させた。

 今日の試合、引き分け以上で残留が決まる状況。だが、この方のエントリーにもあるように
 ACLを目指すというのであれば今日の試合は引き分けではダメで
 残留はあくまで通過点というのを満天下に示すためにも勝利が絶対だった。

 前節のアウェイ湘南戦は2度追いつきながらも勝てた試合を落としたというのが正直なところ。
 残留争いのチーム相手に取りこぼしは許されない。勝つべき試合を勝てたことはよかった。

 …開幕前は到底こんなこと考えられなかった。ある意味贅沢な話だよなあ。

 去年は這ってでも残留とばかりに残留のみが至上命題だった。だが、今年はミシャ式に監督はもちろんのこと選手の側も手応えを感じていて、口にすれば実現するとばかりにACLを目指すと公言し始めた。そして、ACL出場権が夢物語ではなく頑張れば手の届くところにまで近づきつつある。

 解説が選手の名前をまともに言えないくらいに大森アニキよりも劣るヘボぶりだったとか、1人多くなったにもかかわらず畳みかけることができなかったとか内容にはまだまだではあるが、それとて来季J1で戦える前提があればこそ。

 チームが強くなっている、進歩していることは間違いないが、薄氷の勝利も多いし、ACLを目指すことはできてもACLを戦い抜けるかはまた別の話。だからこそノノ社長もチームのクォリティを上げればとケツを叩くし、軍資金を少しでもとシーズン終盤に入ってもスポンサー契約に余念がない。

 まあ、今宵は「まずはJ1残留を決めてよかった」と安堵しながら
 じっくりクラシックを味わうってことでいいんじゃないかな。


 えー、拙ブログはこの度150万アクセスを達成することができました。
 厚く御礼申し上げます。

 2007年から始めているのでペースとしては遅いほうにはなるのでしょう。当初は日記代わりにしていましたが、サポーターズブログならコンサの話に的を絞ったほうがいいかなと思って戦術厨な要素が強いかなり暑苦しいブログになりました(汗)。

 今年は転職したこともあって更新のペースがかなり落ちたし最近はネタを考える余裕もなくといった具合ですが、エントリーの質重視ということで…。読んでくださる方がいることで励みにもなりますし、なるべく書きっぱなしにならないようにしていくつもりです。

 よろしければこれからもお付き合いの程を。

posted by フラッ太 |18:55 | 試合後の印象 | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月17日

オレがNFL(とその仕組み)にかぶれた理由②。

>どうしてレイダースはカリル・マックを出しちゃったのかなあ…

 アメフトの最高峰であるNFLは全部で32チーム。NPBでいうところのセリーグ・パリーグのようにAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の2つのカンファレンスに分かれていて各カンファレンスは東西南北4チームずつ。

 レギュラーシーズン16試合を戦って各地区の優勝チームと優勝チームを除いた最高勝率2チーム(ワイルドカード)でプレイオフを戦う。MLBのポストシーズンもそうだけど、基本的に1位のチームしかプレイオフに出られない。地区の順位は同地区での対戦成績によって決まるので同地区対決は否が応でもヒートアップする。そして、NFLのプレイオフを面白くさせるのがホームアドバンテージ。勝率の高い順にシードが決められるので地区優勝を決めてもその後に露骨にメンバーを落とすといった手抜きができない。

 このブログ上でも何度か書いてきたけど、ホームアドバンテージはアメフトでは殊の外大きい。プレーを開始する、または作戦変更(オーディブル)を伝えるプレイコールを妨害するクラウドノイズはミスを誘発したりタイムアウトを余計に使わせたりと敵地での試合ではレギュラーシーズンでも非常に厄介。ある意味、サッカー以上に12番目の選手の役割として能動的に関われる。

 プレイオフはシード3位と6位、4位と5位の対戦(ワイルドカードプレイオフ)から始まるが、6位のチームが勝った場合には1位のホームに乗り込んでディヴィジョナルプレイオフを戦わなければならない。シード1位は常にシード順の低いチームと対戦ことになっている上に移動なし。広いアメリカでこのメリットはデカい。気候の違いや屋内屋外の違いもあるからなおさら。で、ディヴィジョナルプレイオフを勝ち上がった2チームがカンファレンスチャンピオンシップを戦って勝ったチーム、各カンファレンスの優勝チームが対戦するのが2月に行われるスーパーボウル。

 NFLの選手構成に大きく影響を与えているのはサラリーキャップ。能力の高い選手は当然年俸は高いが、アメフトは1つのポジションにも複数選手を使い分けるのが当たり前だし特にNFLはコンタクトが激しくケガが多いので頭数を揃えておかないと長いシーズンを乗り切れない。
 使えないと判断されたらあっさりカット(解雇)される厳しさもある一方で、“浪人”状態から拾われるケースもある。年俸や契約をめぐる駆け引きから1億ドル超え(!)の大型契約が成立したりシーズン中でもあっと驚くトレードや移籍が起こることもある。それゆえに移籍の情報を追っかけるだけでも大変だったりする(苦笑)。
 ドラフトも指名権を売買できるので指名順の低い上位チームがより高い指名権を得るために下位チームにトレードを持ち掛けるとか弱小チームがチーム再建のために有望株をかき集めるといった戦略ももちろんアリ。能力の高い選手を特定のチームがかき集めるのは事実上不可能でヘッドコーチや攻撃や守備のコーディネーターの手腕も問われる。

 戦力均衡策が最も有効に機能しているのはスーパーボウルを3連覇したチームが1つもないことからも窺える。面白いのはホームアドバンテージが大きく勝敗に影響するアメフトなのにスーパーボウルの開催地のチームがスーパーボウルに出られないというスーパーボウルの呪いも未だ健在であること。

 サラリーキャップはNFLそのものがビジネスとして成立する、要はカネになるものでなければ成立しないんだけどNFLはそのあたりがすごい。その代表格がスーパーボウル。放映権料とかCMとかはwikiでググってもらうこととして、チームが地元にあることでカネの雨を降らせる要素があるので本拠地移転も案外多い。最近では今までアメフト不毛の地と言われたロサンゼルスにラムズとチャージャーズが移転した。特にNFLではチームが地元にあることがある種のステイタスになっているように思う。

 …話がちっともまとまらん(汗)。

posted by フラッ太 |20:50 | スポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月16日

オレがNFL(とその仕組み)にかぶれた理由①。

>とりあえずコメントはgmailアドレスに届くように設定した

 もともとはこのエントリーにコメントするつもりだったんだけど長くなりそうだったので
 気分転換も含めてちょっとコンサから離れた話でも書いてみようかなと思った次第。

 日本のプロ野球を観なくなった理由としてはサッカーの試合に慣れると野球の試合がかったるく思えてくること。同じ野球でも高校野球は2時間そこそこで終わるのにNPBだと1球1球の間合いがやたら長いもんだから試合がちっとも進まない。派手な打ち合いになろうもんなら投手交代やらも含めて4時間5時間の長丁場になることだってある。

 野球そのものに魅力がないかというとそういうことでもなくて、逆に真剣に試合を観ようと思ったら試合数の多さもさることながら、継投策とかバッター1人1人への配球までディープに考えようとするからとてもじゃないがエネルギーが持たない。かといって、特に地上波の中継は解説がやたらやかましくて困るし有料放送を契約するほどの野球熱はないという…。

 決定的にNPBに嫌悪感を抱いたのはフリーエージェント(FA)制度を導入して以降の長嶋巨人の乱獲ぶり。当時の長嶋巨人は4番打者をかき集めれば勝てる、敵の主力を引っこ抜けば勝てるみたいな金に飽かせてとか本来の制度を逸脱したようなやり口が横行していた。オレは選手としての長嶋茂雄はすごい人だと思っているが監督・長嶋茂雄は無能だと思っている。

 なので、日ハムが北海道に移転してきたときには割とすんなり乗り換えることができたんだけど、最近はどうも感情移入できなくなっている。それはやはり地域密着を看板に掲げるならホークスのように地元の選手を獲得してくれってことになるのかな、と。西鉄ライオンズがあった九州と北海道じゃ歴史や野球熱に差があるとはわかっていてもスカウト網を全道に広げるみたいな投資をしてほしいよなと思うんだけど、きっとやらないだろうな。

 メジャーリーグ(MLB)およびアメリカンスポーツは基本的にクローズドで戦力均衡を旨とする。NPBもそれに倣ってドラフトやFAを導入しているが何かこう中途半端。今はNPBのFAもプロテクト枠が設けられたり人的補償などだいぶ改善されているけど、ドラフトやるならクジ引きなしの完全ウェーバー、そしてサラリーキャップの導入を考えるべきだと思う。MLBだって贅沢税導入してるんだし。

 コンササポ的には日ハムが負けたことでやっと仙台戦がドームに決まったかと半ば厄介者扱いになっているクライマックスシリーズだが、この制度も6チームのうち3チームが出られるってぶっちゃけヌルい。巨人が好きか嫌いかを抜きにしても、負け越しても出られるってどーよ?と思うのはオレだけじゃあるまい?

 …なーんか、話がどんどん脱線してるな。 

posted by フラッ太 |00:05 | スポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月01日

また○○か!

>都倉は今や槙野に並ぶヒールキャラになったのだろうか…

 ホーム鳥栖戦は2-1の勝利。
 結果だけはタブレットに出ていたので「ああ、ひとまずは勝ててよかったな」とホッとしたが、
 ドメサカブログ覗いたら土壇場PK弾とかコメント欄にはどうせ荒れるとか一体何があったんだ?と。

 流し観したが、まあスゴい試合だったなというのが率直な感想。
 ただ、言えることはホームゲームでなければあの結末はあり得なかっただろうなということ。

 普通は1-1で終わっている試合だけど、鳥栖がベタ引きでドロー狙いに行ったことで
 ソンユンがPAを出てFPとしてビルドアップに加わるなど攻撃の圧力を高めた。
 今年何度も劇的ゴールを呼んでいるミシャコンサが勝つのはある意味当然。
 …というのは勝てたから言えることだけどね。

 三好が倒されたときは最初は「ノーファールだろ?」と思ったが、
 相手DFがユニ引っ張っていたのがはっきり捉えられていたのでちゃんと見てるんだな、と。

 論議を呼んでいる都倉へのPK判定は「(PAの)外だよなあ…」と思えたが、
 あれは都倉だからこそ生まれたシーン。並の選手ならもっと早い段階で倒れてる。
 だから誤審の常習犯と思われている今村主審に文句言うのはわかるけど
 都倉を悪く言うのはどうかなと思う。でも、あの重圧がかかる場面でよくPK決めたよなあ。
 もっとも、そこでつまんないイエローもらわなくっても…とも思うけどね。
 都倉とバチバチのデュエルした高橋を来季の補強で狙ってみてもと思うのはオレだけ?

 しかしまあ、宮澤が3バックの真ん中で起用とかいよいよベッケンバウアーになるのか?
 それはまあ冗談としても(苦笑)、違和感なく観られたのは地味にスゴいことじゃなかろうか?
 #10というのはサッカーにおいては特別な存在というのが半ば定説というか常識。
 にもかかわらず全くと言っていいほどピッチ上で輝かない、でも間違いなく“効いている”存在。
 こういう#10って大げさじゃなく世界中探してもそうはいないと思う。
 いつかヒマができたら思う存分宮澤を褒めちぎることにしよう。

 次節はその宮澤だけでなく都倉・福森のホットラインもお休み。
 …期待するのはやっぱり兵藤だよなあ。

posted by フラッ太 |21:40 | 試合後の印象 | コメント(1) | トラックバック(0)