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2017年12月31日

やっとJ1の入口。

>すまん、クソ長くなった…

 2017年のJ1シーズンは勝ち点43の11位で残留。

 最終節まで胃がキリキリするギリギリの戦いかと思いきや、2試合を残してのやや余裕を持ってのものだった。何としても残留したい、でも現実は厳しくてまずは残留を争うところまで持ってこないことには始まらない。厳しいのは覚悟の上、だったらサポの力で勝たせてみせる!…というのが多くのコンササポの認識であったかと思う。

 地上波中継を通しても感じたことだが、やっぱりJ1は全体的なプレーのレベルが違う。
 厳しさがあるのはもちろんだがあらゆる意味で“濃い。”

 天の時、地の利、人の和と言われるけれど、選手や監督の頑張り、サポの声援、的確な補強のどれ1つ欠いても残留することはできなかった。それを最も身に沁みて感じることができたのがコンサだと思う。実際、地の利はあったしサポが“創った”わけだしね。6連敗中はボロ負けこそあまりなく現場レベルでもやられっぱなしではないと思っていたけれど、都倉対策が講じられて手詰まり感が出始め現実として連敗していた。

 そこへ石川・チャナ・ジェイの“残留三銃士”が颯爽と登場してチームの空気をガラッと変えた。去年も菊地の途中加入が“ピンズド”だったが、今年はそれを遙かに上回る「これぞ補強!」という腹黒強化部長の仕事ぶり。「補強って大事だよな…」というのを最も痛感したのもコンササポと言ってよい。
 現場を預かる監督はたまに料理人、シェフに喩えられたりするけど強化部長は何になるんだろう?…バイヤーかな?それとて現場のリクエストに的確に応えられなきゃならないし、(実際には無理したみたいだけど)先立つモノがあっての話だし、補強した選手がチームにフィットしなきゃ意味ないしで、そうした要素がすごくバランスのいい状態だったというのが今年なんだと思う。

 そこへノノ社長はミシャ就任というとんでもない“爆弾”をぶっこんできた。
 サポが「今年はサプライズないよねー」なんてタカくくってた矢先に。
 それは天の時、地の利、人の和のバランスを敢えて壊すようにも映る。

 一体感を内外にアピールしてJ2の濁流から這い上がり、J1の激流を凌いだ。にもかかわらず…というのは誰しも思ったことだろう。小さな事からコツコツと…というのも正解なのかも知れないが、そうしなかったのはこのタイミングが勝負の時と踏んだ。甲府や新潟が揃って降格したからというのは後付けだろうが、コツコツ路線ではいつまで経っても追いつけず差を広げられる一方というのはあったんだと思う。

 他に理由があるならばノノ社長は“真のリストラ”を目指したのではないか?

 リストラと聞くと早期退職とか派遣切りといった人身削減、口減らしをついイメージするが、それは本来の意味のリストラ(再構築:restructuring)とは必ずしも一致しない。クビ切りはむしろレイオフ(一時解雇:layoff)のほうが意味的には近いはず。コツコツ積み上げるのを放棄するのではなくて、“歩幅”を大きくしていくということなんだと思う。
 ノノ社長は「コンサにはポテンシャルがある」と言う。単純に考えても北海道が頭につくわけだし、乱暴に言うなら北海道丸ごとと1つの都道府県とでは器のデカさ(面積の大きさを問題にしているワケではない)がまるで違う、たとえば東北丸ごととじゃなきゃ同じ土俵に立つことにはならんだろ、と。

 去年より早く新千歳空港の利用客が2000万人を突破するなど札幌、ひいては北海道にはさまざまな魅力がある。サッカーは野球と違って既にワールドワイドなスポーツで、日本、Jリーグはアジアの中では抜けた存在でも世界レベルとなるとまだまだ劣る。でも裏を返せば開拓の余地がある。だったら、大きく踏み出してもいいんじゃない?
 海外資本や東南アジアのスポンサーだとセレッソ大阪のイメージがある。レッドブル・ジャパンやタイのシンハービールがセレッソ大阪のトップパートナーで先を越された感じとか羨ましさがあるんだけど、コンサが赤城乳業とアジアプロモーションパートナー契約を締結したことは単にカネの雨が降るとかの話だけでなく間口を拡げる、コンサが“触媒”になれる意味でデカい。

 お金の話も大事だが、ミシャ招聘の大きな目的の1つに育成組織の再構築があるように思う。アンダー世代を細分化するという話もあったが、トップに安定して選手を送り込むだけでなく生え抜きを根付かせる意味合いが大きいように思う。征也や大伍、奈良といった主軸を担うはずの選手が上のクラブに引っこ抜かれるってんならまだしも、トップ昇格させてきた選手が最近ハマってないような。宮澤が10年在籍しているが、宮澤の場合は本人にコンサを出る気がないので例外と考えた方がいい。それはすごく嬉しいことなのも確かだけど…。

 もちろんポジション争いを勝ち抜く、選手自身の努力や頑張りがあるのが前提なんだけど、昇格させたはいいもののいざとなるとどこで使うかがイマイチ定まっていなかったというケースがけっこう多い。愛媛にいる神田とかガンバにレンタルされた中原とか、単に競争に負けたでは片付けられないものがあるように思う。上原の愛媛移籍が示唆に富んでいるというのは言いすぎではないはず。
 選手の側としては試合に出てナンボだからそれがコンサでなくてはならないって話ではないが、せっかく育てた選手がコンサで活躍できないってのはちと寂しい。イヤらしい話、ユースに投資している、お金をかけている以上は見返りもキッチリ回収せにゃいかんわけだし。

 トップ昇格してからがスタート。それはその通りなんだけど選手の側が自分の居場所を探し、どこで生き残ってメシを食うというのをシビアに考える一方で、クラブの側も育成した選手をトップチームに定着させるサイクルを大きく速く、かつブレさせない。ミシャ招聘が4年契約とされるのもじっくり腰を据えて取り組む思惑があるとみる。
 ノノ社長としては競争の機会は与える、だけどそこからは自分次第だよと選手に対してはわりとドライな感じ。レンタル含めた移籍に関しても愛媛や熊本、今年だと水戸とコネクション作りに使っている。そういう意味ではJ2以上にJ1では選手にとってより生存競争が激しくなるし、クラブ側もどんどん選手を供給できる体制が必要で、そのサイクルも自然と速くなる。それ故に余所から引っぱってくるのが難しいCBで進藤がトップチームでポジションを掴めるかはクラブの将来に大きな影響がある。結局、櫛引も名古屋に出してしまうことになったし…。

 ともあれ、今年J1残留を果たしたのはホントに大きかった。だが、J1クラブとしてはまだ入口に立ったにすぎない。順位もだし、予算規模でもそうだし、クラブの格という意味でもまだまだだ。今年残留できたからといってもそれだけで周囲がJ1のクラブと認めてくれるワケじゃない。もういい加減エレベータや潜水艦には乗り飽きたので、これからはたとえ低速でもエスカレータに乗りたい。もっとも、「来年はタイトルや!」と欲張りすぎて足下を見失うとホップステップ肉離れになりかねないのでアレだが、転びやしないかと恐る恐る歩くんじゃなくてせめて気持ちだけでも堂々とした歩みでJ1ロードを踏みしめて行こうぜ!ってところかな。


 つらつら書いているうちにえらいことになった(汗)。まあ、ネタの需要もなさそうだしいいかな。ミシャコンサに不安がないと言えば嘘になるが、あんまり気にしても仕方ないというか敢えてそのへんは考えないようにしたほうがいいかな、と。今から気苦労してたんじゃ持たないし(笑)。来年は違う意味で我慢することが増えそうだが、ブレずに焦れずにいられるかだと思う。

posted by フラッ太 |13:05 | ちょっとカタい話 | コメント(5) | トラックバック(0)

2017年12月29日

目指せ、シアトル・シーホークス!

>田保沙左近を逆から読むと…

 「サポーターの力を科学する!」という番組はコンササポの多くが既にチェックしていることと思うが、チームの強さは資金力に比例するという背景を前置きとしてきちんと説明しながら、サポーターの力がその差を埋める、埋めてきたというのをややコンサびいきではあるものの(苦笑)、ホームで強い戦績などオカルトではなくデータに基づきながら解説したもの。

 これから録画を観る方もいるだろうしネタバレはしない方向で行くが卓田アナの「(J1)残留じゃなくて優勝目指さないとさぁ…目標が低いだもなー、何だかなー」という小芝居もコンサを取り巻く環境を知らない方にはいいツカミになってるし、サポの声援で勝ったというのを紹介するのにアウェイ初勝利となったFC東京戦をしっかり持ってくるあたりTVhさんは今更言うまでもないが、HBCさんもわかっていらっしゃる。

 意外だったのは平均観客動員。コンサが9位というのもそうだが、その上が鹿島とは。
 あんだけ迷走しまくったFC東京が浦和に次いで2位というのも…。
 来年は大台の2万人に…と言いたいところだけどドーム開催が減るしなあ。

 で、なぜシアトル・シーホークスに結びつくのか?

 以前にも書いたが、アメフトはホームゲームの有利さがサッカー以上に如実に現れる。攻撃の分かれ目となる3rdダウンともなるとスタジアムに詰めかけたファンはそれこそ怨念をぶつけるかの如くものすごい大音声で堂々と(?)妨害するし、スタジアムの画面もLOUDER!とかBIG NOISEといった具合に煽ってくる。
 市民球団という意味ではグリーンベイ・パッカーズになるけど、住みやすい街であること(シアトルは全米の中でも常に住みやすい街の上位に位置する)、ホームゲームで強くて相手チームにはスタジアムが五月蠅くてやりにくいという意味ではシーホークスを目指してもいいよな、と。イチローがいない今はマリナーズより断然シーホークスの方が人気ある(だろう)し…。

 これで本家のように反則上等のイケイケ守備でセカンダリー陣(サッカーだと最終ラインのイメージ)が全員鬼のように強力で、当たり前のようにプレイオフに進むくらいに強くなるんだったら文句ないんだけどなあ…。まあ、来季はミシャだから良くも悪くもイケイケなテイストは増してくるんだろうけど(苦笑)。

 新たに札幌にやってきた選手たちも札幌、北海道を気に入って欲しいし、
 嫁さんもらって、家を買って…といった具合になってくれたらと思う。
 特に、三好には先輩の福森からたっぷりと札幌の魅力を教えてもらうように。
 それはそうと、シーホークスはプレイオフに滑り込めるのか…。

posted by フラッ太 |20:20 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年12月26日

【もちろん】ジェイ残留の舞台裏【ウソですw】。

>みよしのVSフクモリ餃子の仁義なき戦い…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。いやあ、とうとうジェイも残留報道が出ましたね!
黒:深夜に3時間電話交渉って…
赤:「腹を割って話そう!」は禁止ですからね?
黒:…お前、最近ボケ潰し早くないか?
赤:そこいらでみんな言ってますよ…。
黒:しかしまあ、うちの腹黒強化部長はホントに有能だな。
赤:どうやって説得したんでしょうか?
黒:んなもん「金なら払えん!」の一点張りだろ?
赤:大川総裁じゃないんですから。
  報道だと他からオファーがなかったらしいですが。
黒:まあ、余所からしたらいろいろと手を出しにくいってのはあるだろうな。
  ジェイはクセがすごいんじゃ!
赤:そこはせめてアクが強いにしといてくださいよ。
  そう考えると「YESかNOかはっきりしてくれ!」と強気に出られたんでしょうね。
黒:ゼニ欲しいんはわかるが、こっちもハナから目一杯出しとる。
  余所からオファーないのはわかっとるんや。面倒な駆け引きはお互いのためにならんで?
赤:何、急に関西弁になってるんですか…。
黒:仮に余所からのオファーがあったとしてや、コンサ以上に王様できるところないで?
赤:妙にインチキくさい関西弁なのはさておき、理由としてはそんなところですかねぇ。
黒:おまはんがヘディング嫌いや言うてもヘディングでゴール量産しとるし
  コンサの空中戦勝率はJ1でトップや。
  福森もソンユンも残るし都倉もおる。ミシャ効果で前の補強も着々と進んどる。
  結果出すならウチ以上の環境はないと思うで?
赤:(えー、しばらくこのインチキくさい関西弁にお付き合い下さい…)
黒:もちろん、14試合で10ゴールという今シーズンの結果は最大限評価しとる。
  だからこそ、ハナから目一杯ドンと出しとるんや。
  …あん?「せやかてもう少し色つけても…」って?
  わかっとるがな。ウチの社長もそのへんはちゃんと考えとる。
  赤城乳業とプロモーションパートナー契約結んどるから来季は鎖骨にロゴも入るやろ。
  ただ、「今年は出せん!」ちゅうこっちゃ。
赤:…ウチの強化部長がえらい厚かましいキャラになってますが。
黒:心配すんなや。サポが神様仏様JB様とジェイ無双を大絶賛しとるんや。
  「ゼニがない!」言うたらウチのサポはせっせとガリガリ君買うてくれるがな。
赤:だんだん腹黒さが増してきてますよ、それ?
黒:それに、おまはんの大好きなススキノは酒も美味いしねーちゃんもキレイや。
  ウチのサポはピッチ外でのハッスルぶりにも耐性ついとる。
赤:話ズレてきてますって…。
黒:プロなんやからゼニが大事なんはわかる。
  ただ、日本語で言う「やりがい」も大事や。ゴチャゴチャ言わんと
  ピッチで結果出してくれれば酒も飲みなはれでいっこうに構わんで?
赤:浪花恋しぐれかっ!
黒:何や何や、その辛気くさい顔は!サインやサインや!はよサインせい!
赤:いいかげんにしろ!…っていうか、電話交渉なんだから顔見えないでしょ。
黒:目と目で通じ合う~♪
赤:だから電話だっつーの。
黒:そらわいはアホや。ネタはパクるしギャグは古い。せやかてそれもみんなコンサのためや!
赤:いや、アホなのそっちだけですから。
  コテコテな関西のノリはうちらに似合いませんから何とかしてくださいよ。
黒:ととのいました!ジェイ残留とかけてグラディウスととく。
赤:そのココロは?
黒:オプションなしはキツいっすよ。
赤:また、おっさんにしかわかんないネタを…。
黒:上上下下左右左右優勝!
赤:いくらなんでもそれは盛りすぎです。
黒:わかんない人はコナミコマンドでググれ!でも、パロって自爆だけはカンベンな!
赤:もうええわ。


 移籍情報についてマジメに書くはずが…どうしてこうなった。某著名ブログではコンサは移籍市場の勝ち組と評されているが、ここまで移籍市場で順調に行きすぎてる気がして怖い(汗)。資金力がモノを言うJ1にあってその実、ウチのノノ社長と三上腹黒強化部長って最強(よそからしたら最凶?)のコンビじゃなかろうか。

posted by フラッ太 |18:35 | ネタの殿堂 | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年12月23日

GKも大事。

>あれは何年前のことじゃったかのぅ…

 天皇杯準決勝。

 第1試合はC大阪が、第2試合はFマリノスがそれぞれ延長の末に決勝進出。

 どちらの試合もスゴかったのがGK。
 神戸のキム・スンギュはPA飛び出して顔面ブロックだしマリノスのGK飯倉は更に圧巻。
 延長終了間際にキム・ボギョンのバイシクルを左手でセーブしたのにはホント、シビれたよ。
 あれは撃ちも撃ったり防ぐも防いだりで正にJ1上位チーム同士のレベルの高い攻防。
 代表の試合しか見てない人にもJのスゴさがよくわかるシーンだった。

 GKが主役になる試合って大抵フルボッコにされてGK大忙しってパターンだけど
 GKが共にレベルが高いと試合が引き締まるという好例。
 コンサの試合だと去年のアウェイC大阪戦のGK“兄弟”対決がいい例。

 飯倉のビッグセーブが目立ったのでヒリヒリするPK合戦になんねーかなあと思ったけど
 マリノスの決勝ゴールは見事なカウンター。あれを延長後半でやれるのがJ1上位クラブ。
 ヒロイン(お立ち台に立つこと)が飯倉というのは納得である。GK、カッコいいぜ!

 ソンユンに見慣れちゃってるから普段は気づきにくいけどJ1のGKはレベルが高い。
 いつかは…と思うと同時に、コンサはまだまだだよなあとも思わされた。
 開幕前は「マリノス大丈夫か?」なんて思われていたのが
 相変わらずの堅い守備でしっかり結果出してるのは流石だよね。

 監督がアレでアレなことになったチームもあるから監督は大事だがGKも大事。
 来年は今年のマリノスのように「大丈夫?」って評価を覆したいもんである。 

posted by フラッ太 |18:40 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年12月21日

'17コンサを振り返る・数字遊び編。

>データ厨全開、クドさ全開でお届けしますので時間に十分すぎる余裕を持ってください…。

赤:さて、今回は全般的にデータで振り返ってみようという感じですか。
黒:本日のメインイベント、数字遊び時間無制限1本勝負を行います!
赤:メインイベントかい!…って、時間無制限だとご主人様死んじゃうので程々でお願いします。
黒:まずは今年のコンサの戦績を振りかぶってみよう。
  勝ち点43の11位、12勝7分け15敗。得点39失点47、得失点差-8。
赤:ご主人様は8勝が最低ラインで10勝すれば安全圏としていましたが12勝はすごいですね。
黒:ギリギリ残留の清水が8勝、降格した甲府が7勝。
  この2チームは勝ち点差こそわずかに1だが1勝の差が大きかったのも事実だな。
赤:当たり前っちゃ当たり前なんですが12勝は普通に中位レベルの数字ですもんねぇ。
黒:ホームで9勝4分け4敗は上から6番目で浦和よりも柏よりも上だ。
  それにトータルの勝ち数はガンバよりも上なんだぜ?
赤:去年のホームの強さを維持したままで残留ってのはいいことですね!
黒:やっと昇格、すぐ降格、コンサドーレってのが嘘みたいだな。
  それしか取り柄がないとも言えるが。
赤:それはネガりすぎでしょう。
  アウェイでもあの大宮戦とかFC東京戦とか終盤戦は間違いなく力になっていましたよ!
黒:ただ、残留争いのライバルだった甲府や新潟にはホームでも勝てていない。
  サポの後押し抜きにしても勝つべき相手に勝てたかは微妙だな。
赤:でもアウェイ大宮戦はドローに持ち込んだじゃないですか!
黒:それは改めて語ることにしてだ。
  しかしまあ、清水もあれだけホームで負けてよく残留できたよな。
赤:余所様のことは悪く言いたくありませんが薄氷モノの残留でしたからねぇ。
  最終戦で引き分けだったら甲府と立場が入れ替わっていたわけですし…。
黒:前半戦で苦しんだ広島や後半で大失速したガンバを見るにつけ
  「オレたち降格ド本命!」って常に気を張り続けていたことが却って良かったんだろうな。
赤:アウェイFC東京戦もガンバ戦も相手が調子落としていましたからねぇ。
黒:清水は相変わらずだったけどな!
赤;つ そう考えると巡り合わせの妙も去年から引き継いでますね。
黒:清水は監督の相性があったせいもあるが、FC東京相手にダブル達成はスゴいよな。
赤:戦力考えたらちょっと想像つかないです。
黒:来年はドームの試合が減りそうだがそれでも最優先でドームにご招待だな。
赤:瓦斯サポさん、大挙やってきましたからねぇ。
黒:オータムフェストの時には呼ぶなよ!絶対だぞ!
赤:マジレスすると9月のホームゲームはきっと厚別だと思うからないかと…。
  でも、同じ昇格組の清水からのダブルは大きかったですね!
黒:お前、清水さんディスる気か?ダブルじゃなくてカップ戦含めてトリ(ry
赤:こらーっ!清水サポに怒られる!
黒:ただ、同じ昇格組を潰すというのは残留への最低条件だ。
  セレッソから勝ち点1しか奪えなかったぶんをカバーできたという意味ではGJだな。
赤:まあ、セレッソは全く別のチームに生まれ変わったので例外扱いしていいかと…。
  例外といえば今年はいろんな例外が起こりました。昇格組が全て残留。
  プレーオフ組のセレッソはACL圏内まで駆け上がりましたし、
  開幕5試合で勝ち点5に届かなかったコンサがジンクスを打ち破っての残留ですから。
黒:前半戦は常に試合数=勝ち点を意識させられたよな。
赤:でも、5年前と比べるとシーズン通して戦えていたというのはあったんじゃないですか?
黒:3失点以上しての負けは4つしかないし、
  鹿島や浦和といった明らかに差がある相手ばかりだからな。
  ただ、5年前と明らかに違うのは殴り返して残留を勝ち取ったということだ。
赤:確かにやられっぱなしって感じはしませんでしたね。
黒:先制された試合でも逆転勝ちが3つ、ドローが4つある。ちなみに逆転勝ちは全てホームだ。
赤:改めてホームゲームが大事だというのがよくわかります。
  粘り強く戦えたということでもありますよね。
黒:アウェイ大宮戦がターニングポイントになったというのは多くのコンササポが思うところだが
  2点差を追いついたこと、残留圏内をキープできたこと、
  6ポイントマッチで負けなかったこととあらゆる意味でターニングポイントになったな。
赤:あの試合はホント大きかったですよねぇ。
黒:通常2点差をつけられたら負け試合になりそうなもんだがな。
赤:しかも劇的なゴールで追いつきましたからねぇ。
  あれで「行ける!」「やれる!」と沈滞ムードが一気に吹き飛びました。
  去年も都倉の決勝ゴールやフクアリ大熱狂になったウッチーのゴールがありましたからね!
黒:このことでコンサのJ1残留は“奇跡”ではなくなったといっても過言ではない。
赤:え?でもそれって、石川・チャナティップ・ジェイの補強が成功したからですよね?
黒:無論それもあるが、奇跡ではないというのは大げさな話でもない。
  2012年以降前半戦で降格圏内のチームが逆転残留したのは14年の16位・甲府だけだ。
赤:え、それだけ?
黒:それもその年降格したセレッソと勝ち点で並んで得失点差でだから実質降格圏内だ。
  すなわち、前半戦で降格圏内に沈むと通常なら逆転の目はないってことになる。
赤:残留圏内をキープするってメンタル的な意味で大きいとばかり思っていました…。
黒:昇格組で前半戦の勝ち点を後半戦で上回って残留したのは
  12年鳥栖、13年甲府、14年ガンバ、15年湘南、16年大宮の5つしかない。
赤:思ったよりも多いような…。
黒:J2優勝チームが4つあるから簡単そうに思えるが甲府以外は前半戦で勝ち点20以上稼いでる。
  前半戦で勝ち点15のコンサにとっては決して難易度は低くないぞ?
赤:(何か騙されているような…)そういえば、さっき「通常なら」って言いませんでしたか?
黒:気づくのおせーよ!奇跡は起きたんだよ、広島に。
  今年の広島の前半戦は勝ち点10で17位。この時点で残留圏との勝ち点差こそ5だが
  前半戦2勝はワーストタイでしかもホームでは4分け5敗だ。
赤:うわぁ…。絶望ぶりがハンパないですねぇ。ポイチさん交代もやむなしですか。
黒:もう監督交代のギャンブルするしかなかったってところだろうな。
  ただ、後半戦の広島は6勝5分け6敗の勝ち点23、得点17失点19、得失点差-2。
  前半戦から全ての数字を改善しての逆転残留は正に奇跡と言っていい。
  魔術師ヤンの異名に偽りなし。なお、この魔術師は清(ry
赤:つ 一言多いんですよ、もう…。
黒:だが、コンサも後半の加速力なら広島と遜色ない。
  後半戦のコンサは勝ち点28でこれはセレッソと同じだ。
赤:倍近く勝ち点を伸ばしているんですね!
黒:得点が11増加、失点が5減少と補強の成果も数字に出ているし
  広島同様に全ての数字を改善した。勝ち点を13も増やした伸び率はもっと評価されていい。
赤:増加した分はほぼジェイの加入で増えた分ですけどね。
黒:それは言うな。
赤:得点といえば総得点39のうちジェイが10点・都倉9点・ヘイス6点ですから
  取るべき人が取っているんですね。
黒:ジェイ、都倉、コンサドーレ…。
赤:万田酵素かっ!序盤戦は都倉、中盤戦はヘイス、終盤戦はジェイって感じで
  わりとコンスタントに点が取れていたような。
黒:それ何てFW三毛作?裏を返せば1年を通して活躍できたFWがいないってことでもある。
赤:ジェイが14試合で10ゴールというのがいっそう目立ちますね。
黒:1年通しても10ゴールは計算できるだろうから何がなんでも残さないとな。
赤:都倉も来年こそは2ケタに乗せてほしいですね!
黒:まあ、都倉の10ケタゴールはあまり悲観視していないがな。
赤:えーっと…。
黒:確かに9ゴールは不満だし9節で点取った後は9試合ノーゴール。9揃いかっ!
赤:何ひとりでノリツッコミやってんですか…。
黒:だが、それは“戦術・都倉”が通用しなくなった、J1の厳しさの証でもある。
  11節から6連敗してるしな。
赤:ジェイがいればマークは減る、と。
黒:むしろ相乗効果だな。柏戦以降は2人の連携でゴールが生まれてもいる。
赤:ヘイスは厚別に強いイメージがありますけどドームでも点取ってますね。
黒:来年は厚別開催が増えそうとはいえ
  ヘイスには能力や年俸からしたら厚別専用機で終わってもらっちゃ困るんだよな。
赤:技術の高さはチーム随一ですからねぇ。12試合6ゴールというのはちょっと…。
黒:せめて半分は出て欲しい。ジュリーニョも戻ってくるしうかうかはしていられんぞ。
  それに去年といい今年といいヘイスには面白ゴールメーカーの役割があるからな!
赤:それもどうかと思う…。あとは守備ですか。
  増川がいない中で横山大活躍はフロントGJなんですが
  河合は長期離脱ですし櫛引も名古屋に完全移籍ですからCBは補強必須です。
黒:ウチの腹黒強化部長は当然リストアップしているだろうが、
  これはすぐにどうにかなる話じゃないし、クラブとしても既に手は打っているよ。
赤:というと?
黒:進藤見てりゃわかるだろ?
赤:なるほど、ユースからの昇格ですか…。
黒:ユースから積極的にCBを昇格させているのも
  余所からはそうそう引っ張れないのがわかっているからだ。
赤:そういや、永坂、内山、進藤と昇格させていますからね。
黒:そして濱もな!今度は忘れなかったぞ!
赤:はいはい。
黒:積極的に昇格させるのはいいんだが、名塚さんが山口へ修行に出たのがどうなるか。
赤:…ちょっと心配ですね。
黒:ポジション争いに勝った上でってのが大原則だが、
  進藤の出来がいろんなコンサの将来を左右すると言ってもいい。
赤:思ったよりマジメな総括ですね。
黒:オレはいつでもマジメだぞ?
赤:ちょくちょく小ネタぶっこんでるじゃないですか…。
  来季はミシャになりますが、よりレベルアップさせないといけませんね!
黒:ミシャ就任がギャンブルと言われないようにしないとな!


 …疲れた。
 読んでいただいた方もさぞ疲れたでしょうが、書く方もエネルギーいるんですよ。
 極力読みやすくしたつもりなのでオチがないのは勘弁してつかぁさい。

posted by フラッ太 |23:55 | コンサについて | コメント(4) | トラックバック(0)

2017年12月21日

'17コンサを振り返る③。

>昌子ですらアレだもんな…。槙野の事は言うなよ?

赤:さて、ジェイのインタビューですが…。
黒:濱をすっかり忘れておいてよくそんなこと言えるなあ。
赤:忘れてたのあんたでしょ!
黒:…もう帰ろうよ。
赤:中途半端に引っぱったんだからそれ相応の答えを要求しますよ?
黒:自らのアピールってのもあるんだろうが、「常に上を目指せ!」ってことじゃないか?
赤:SURVIVEという言葉は好きじゃないとも言ってましたね。
黒:生き残るという意味でSURVIVEって言葉を使ってきたわけだが、
  英語圏の人間にはSURVIVEという単語は生き残りさえすればいいという
  どちらかというとネガティブなニュアンスを感じるんだろうな。
赤:でも、戦力面で残留するのは厳しいって認識は間違っていないですよね?
黒:だが、ジェイの加入時は残留圏内に踏みとどまっていたし、
  後半戦で勝っていくうちに自分がいればコンサはやれる!と手応えを掴んだんじゃないか?
赤:もっと自信持っていいんだ、と。
黒:そしてノノ社長の存在も大きい。
赤:ジェイもノノ社長には好感を持っているようです。
黒:ノノ社長のパーソナリティもだが、ミシャの招聘ってのも大きいと思う。
赤:そこで持ってきましたか…。
黒:契約は契約だからと監督が代わることにあまり抵抗はないだろうし、
  上を目指すためにっていう姿勢の現れとしてポジティブに捉えていると思う。
赤:自分の契約は「先のことはわからない」ってしっかりクギを差してますけどね。
黒:日本代表が日韓戦でボロ負けした話あるんだけど…聞く?
赤:話バラバラやな!…って、今度はこだま・ひびき師匠のパクリですか。
黒:ちっともバラバラじゃないぞ?
  日韓戦で代表がボロ負けしたのはCBがエアバトルで負けまくったことが大きい。
赤:何で本来のポジションである植田をCBに回さなかったのか謎采配でしたよねぇ。
黒:ジェイが空中戦で強いのはもちろんだが、データでもコンサの空中戦勝率はJ1トップレベルだ。
赤:都倉も空中戦強いですしねぇ。
  鳥栖戦のジェイのスーパーゴールも都倉がヘッドで落としてからでしたし。
黒:去年の都倉のキャノンヘッドは100本撃って1本しか決まらないだろうが、
  ジェイのアレは10本撃ったら3本は決まりそうで怖いよな。
赤:決定率はJナンバーワンらしいですしね。
  それにセットプレイで都倉とジェイの2枚がいると守る側は嫌ですよ。
黒:加えてジェイは足下の技術もある。本大会での高さ対策がクローズアップされた上に
  デュエルをやたら主張するハリやんジャパンの強化の意味でも
  総合力のジェイとフィジカルお化けの都倉はコンサで揃い踏みさせなければいかんのだよ!
赤:言いたいことはわかりますが、ハリやんはやめてください…。
黒:都倉の代表招集あるで。
赤:いやいやいや。
黒:リーチ・マイケルも太鼓判押してるぞ。
赤:それ、ビッグマン違い…。
黒:札幌の2人を抑えられんようじゃ代表CBの資格はない!
赤:ぜひともそうなってほしいですね!…ってコンサの話はどこへ行ったんでしょうか?
黒:そういやコンサを振りかぶるのすっかり忘れてたな。
赤:振りかぶってどーするっ!
黒:次回は数字遊びでGO!


 3回で終わらせるはずが…どうしてこうなった。マジでオチなしで終わるなこりゃ(汗)。
 気づけば日付が変わって15歳と372ヶ月になっていた。1年が経つのってホント早い…。

posted by フラッ太 |02:15 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月16日

'17コンサを振り返る②。

>福森が残ってくれそうで何より

赤:パート2はまずベストゴールからいってみましょう。

~今季のベストゴール~
 1位:流れるようなパスワークからのヘイスのゴール@ドーム磐田戦
 2位:都倉がヘッドで落とした後のジェイのスーパーボレー@ドーム鳥栖戦
 3位:ラストプレーで奇跡を起こした福森の直接FK@NACK5大宮戦

黒:順当すぎて面白くも何ともないな。
赤:だからウケ狙いする必要がないと何度言えば…。どれもレベル高いゴールばかりですよ?
黒:しかしまあ、チームでの崩し、個人技、FKといい感じでバラけたな。
赤:次点はアウェイ桜戦でのチャナティップ→菅のゴールでしょうか。
黒:チャナのキックフェイントからのスルーパスも
  菅きゅんの“ビタトラ”からの素早いシュートもかなりの変態ぶりだが
  ベスト3と比べるとやっぱ霞むな。
赤:菅きゅん言うな。1位のヘイスのゴールは仕上げが全部ダイレクトでしたからねぇ。
黒:小野はあれだけでゼニ取れるってオシャレなお膳立てしたしな。
  まるでJ1クラブのようなきれいなゴールだったよ。
赤:あ、菅ですけど今年のルーキー・オブ・ザ・イヤーで問題ないですよね?
黒:初ゴール補正でよしとしよう。
赤:その上から目線、何とかなりませんか?シーズンMVPは今年もソンユンですかね?
黒:何を言うておるか。
  今年のシーズンMVPは四方田監督以外にあり得ないだろう!
赤:それ、ズルいですよ…。
黒:監督、選手、補強とどれ1つ欠けても今年のJ1残留はなかったのは間違いない。
  だが、ここで監督を称えなきゃ嘘だろうよ。
赤:来季もコンサに残ってくれるんですからねぇ。正しく人は宝、と言っていいですね。
黒:さあ、お待ちかね。ここからは新加入選手勝手に通信簿タイム!
  ドンドンドン、パフパフー。
赤:どうしてこう、せっかくのいい空気をブチ壊すかなあ!
黒:(無視して)まずは開幕時の新加入選手の査定からいってみよう!5点満点で
  金園:1点 ミンテ:2点 田中:2点 早坂:3点 横山:4点 兵藤:5点 菅3点だな。
赤:…面白くも何ともないってのをそっくりそのままお返ししたいですね。
  でも、兵藤の5点満点は納得です。
黒:兵藤の加入で兵藤個人だけでなく中盤のクォリティが全体的に引き上げられたよな。
赤:ボランチが主でしたが終盤はシャドーにも入ってましたし、
  流石マリノスで長年スタメンを張っていただけのことはありますね。
  でも横山はちょっと厳しくないですか?5点満点でもいいような。
黒:やらかしの程度がアレだったからなあ。ただ、全体としてはいい仕事したと思うぞ?
赤:レンタル&大宮戦出場不可とはいえ、よく大宮が出してくれましたよねぇ。
黒:イヤミかそれ?
赤:おたくじゃあるまいし。でも、ギリギリまでCBを探していたフロントの粘り勝ちです。
  完全移籍でコンサの選手になりましたし
  河合が長期離脱なのでDFリーダーとして欠かせません。
黒:続いては途中加入の選手。
赤:言うまでもなく3人とも5点満点でしょう!
黒:まあそうなんだが。
  ただ、チャナティップは5点満点で10点、ジェイに至っては50点あげてもいいな。
赤:チャナティップは正直ここまでやれるとは思いませんでした。
  あっという間に実力でスタメン勝ち取りましたからねぇ。
黒:守備に安定をもたらしたのが石川なら攻撃に推進力をもたらしたのがチャナだ。
赤:石川は本職で尚かつ古巣復帰でしたから計算はできたでしょうが、
  チャナが終盤には攻撃だけじゃなく守備でもかなり頑張っているのには驚きでした。
黒:体格で劣るぶん判断の速さといったサッカー脳が良いんだろう。
  プレースタイルといい、ぶっちゃけコンサにはあまり見かけないタイプだな。
  まあ、ジェイもJリーグではあまり見かけないタイプだが。
赤:加入直後のジェイはもっさりした動きで大丈夫なのか心配でしたが、
  コンディションが上がったら全力でゴメンなさいのジェイ無双でしたからねぇ。
黒:FWは点取ってナンボ。都倉はもちろん、内村や金園にも奮起してもらわにゃいかん。
  だが、チャナとジェイは個人成績もだが別の意味でもクラブに大きく貢献してくれた。
赤:チャナティップはペルージャに行った中田ヒデみたいな感じで何となく想像つきますけど…。
黒:ジェイはインタビューで上を目指す野心を持つべきだとアピールしたことが大きいな。
赤:それが何か?
黒:続きは次回の講釈で。
赤:答えはCMの後!じゃないんですから中途半端に引っぱらないでくださいよ…。


 ジェイのインタビュー記事がどっちにも受け取れるので去就がちと心配ではある。
 それよりも問題なのはどうやってオチをつけるかだ(汗)。

posted by フラッ太 |20:45 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年12月14日

'17コンサを振り返る①。

>少しは出番与えた方がいいのかな…。

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
  コンサにとっては正に激動の17シーズン。見事J1残留を果たしましたね!
黒:最終戦まで胃がキリキリするのを覚悟したが残留決定に2試合残して
  勝ち点43の11位だから胸を張って堂々と「残ったどーっ!」と叫べるな。
赤:下馬評は圧倒的に降格候補でしたからねぇ。文字通りのWE SURVIVED.です。
黒:しかし、何でオレたちにお呼びがかかったんだ?何かウラがありそうで怖いんだよな。
赤:…気にしないでいきましょうよ。まずはベストゲームとワーストゲームです。

~今季のベストゲーム~
 1位:第29節 柏戦@厚別
 2位:第19節 浦和戦@ドーム
 3位:第32節 清水戦@アイスタ

黒:順当だな。
赤:別にウケ狙う必要ないですから。浦和戦が2位ですけど内容的にはグダグダでしたよね?
黒:33,000人オーバーの大入りで興行的に成功したのが大きいな。
  注目度の高い試合で勝つのはリピーターを増やすためには必須だ。
赤:(その後のB型会で幸せな気持ちになれたからじゃないですかねぇ…)
  3位は最終戦の鳥栖戦も捨てがたいです。ではワーストゲームにいきましょう。

~今季のワーストゲーム~
 1位:第12節 新潟戦@ビッグスワン
 2位:第5節 甲府戦@中銀スタ
 3位:第15節 鹿島戦@カシマスタジアム

赤:鹿島戦が1位じゃないのが意外です。
黒:この試合は試合内容よりもJ1上位クラブの洗礼を浴びたことだな。
  「お前に教えてやる、これは講習会だ」ってやつだよ。
赤:ドームでの試合でも鹿島の強さを見せつけられましたからねぇ…。
黒:勢が白鵬相手に立ち会い全力でぶつかっても余裕で受け止められて
  あがいたタイミングを見計らって上手投げ食らったようなもんだな。
赤:喩えがマニアックすぎますよ…。
  1位と2位は共に残留争いのライバルとの試合ですね。
黒:甲府戦は兵働のゴラッソがあったからまだ許せるが、新潟戦は負け方が悪すぎる。
  残留争いとしてはもったいないで済ませちゃいけない負けだな。
赤:次はターニングポイントとなった試合ですが、これはもうアウェイ大宮戦で決まりですね!
黒:……。
赤:何か問題でも?
黒:もちろんあの試合はターニングポイントとして然るべきものだが、
  ホーム新潟戦もターニングポイントとして挙げておきたいな。
  「あの試合があったから…」という意味ではむしろこっちの方が重要だ。
赤:柏戦を3-0で勝てたのもあの試合が教訓になったことは確かですしねぇ。
黒:残留争いの直接対決で負け試合をドローにできたことはポジティブに捉えられるが、
  ホーム新潟戦はJ1の厳しさ、残留争いの厳しさを改めて思い知らされた。
  ある意味、新潟には感謝しないといかん。
赤:(参戦した補正ってツッコミはヤボだからやめときましょうか…)
  そういや、今年の漢字は「北」だとか。
黒:今年のコンサは「残」以外ありえないだろ!以上!
赤:厚切りジェイソンで締めようとしないでくださいよ…。パート2に続きまーす!


 オチなしの赤黒スズメに未来はあるのだろうか(汗)。
 今年はホントに1年が早いんだよなあ…。 

posted by フラッ太 |00:40 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年12月11日

'17第4次弾丸ツアーレポート④~いとしの○○~

>新規開拓怠るべからず…

 12月3日、日曜日。

 食い過ぎてホテルのベッドでウンウン唸っているうちに夜が過ぎてしまい睡眠不足のままで目覚める。誰にも会わないなら身なりも放ったらかしにしただろうけど、流石に宮の沢詣でを無精ヒゲってワケにもいかんのでひとっ風呂浴びてサッパリした後に軽めの朝食。

 宮の沢到着は午前10時過ぎ。契約満了が発表されていたこともあり、既にスタンドには多くのサポーターが陣取っていた。風は弱かったけど気温はかなり低かったので底冷えといった感じ。選手たちも顔を半分覆っているので傍目には判別しにくい。ただ、都倉や横山は身長があるのでわりとわかりやすかったかな。深井さんが鳥かごやってるのがうれしかったなあ。移籍の報道がされていた金山や契約満了となった謙伍や増川の挨拶、キャプテン宮澤や四方田監督の挨拶の後は記念撮影。○たさんの隣でタオマフ掲げてパチリ。

 この時期はどうしても選手の去就が気になる。内村が早めに練習を切り上げたのですわ何事かと思いきやイベント参加で早上がりだったらしい。後日、契約が残っているとのことでひと安心したけど、そわそわするよねぇ。○たさんは奥様と共に来ており、それぞれお目当ての選手の出待ち。
 で、オレはといえばというとある人がいないかなとキョロキョロ。あ、いた。姐さん発見っ!人目も憚らずmimicchi姐さんとハグ。姐さんも「弟よ!」とニコニコしていたので無問題。試合の日もギリギリまで探したけど見つからずで諦めていたのでうれしさもひとしお。別れ際にもう一度ハグしてもらっちゃった。てへっ。

 試合は勝利で満足。なので、今度はグルメで満足するためにいったん地下鉄で市内中心部に戻る。やはりスープカレー抜きで帰るワケにゃいかんのだよ。というわけで、向かったのは桑園にあるHIGUMAさん。市内中心部にSAMURAIやGARAKUさんなど美味しい店があるのはわかっているのでなるべく新規開拓をとピックアップしていた。
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 オーダーしたのはチキンスープカレー(辛さ5番、スープはオリジナル。ライスは小(150gで50円引)、\1,230)。野菜が美味しいとの評判だったのでホントは野菜のみ+キャベツステーキのトッピング(\250)にしたかったけど、トッピングすると多すぎて野菜のみだとちょっと少なそうと判断しオーソドックスな選択に。スープを大盛りにしようか迷ったけど歳食って思ったより食えなくなっていたので普通盛りで正解だった。初っ端から辛さが来るレベルで冷えた身体にはピッタリ。

 日曜日はお買い物の日。CONSA BASEはお休みだったのでまずはシースペースへ。来シーズンのレプユニのサンプルが出ていたので眺めてみる。真ん中の黒が思ったより太いなあ。そういや、去年の昇格の時のDVDを買いそびれたのを思いだしゲットする。今回は時間に余裕もあるので紀伊国屋へ足を運んでサカダイを立ち読み。どこまでホントかは知らんがミシャってけっこうオファーあったのね…。

 今回のお買い物で気になっていたのはモバイルルータや2in1PCといったもの。そろそろレンタルPCからは卒業したかったので。で、ビックカメラ様に向かったはいいものの、モバイルルータが見つからない…。が、2in1PCやタブレットなどは実物を見る機会がないので実際に手にとってみたり大きさや重さを確かめるのには役に立った。ASUSのTransbookもなかなかいいが、windowsにこだわらないならタブレット+Bluetoothキーボードがベターなのかな…。

 本来なら丸一日お買い物に充てるつもりだったけど、買い物はネット通販でカバーできるところもあるのでこれで正解だったかな。寄る年波には勝てんのか日曜の夕方には地味にグッタリしてたし(汗)。夕飯はおにぎりで軽く済ませて夕方の特急に乗り込みツアーは終了。


 さて、駆け足でのツアーレポートの後はシーズン総括に向かうことになる。去年も激動だったけど、今年はそれを遙かに上回る激動ぶりなのでまとめるのも時間がかかりそう。でもまあ、今のうちは浮かれていてもいいのかな。改めて思うけどもうJ2はいいよ。J1にいないとこの濃さは味わえないし…。


posted by フラッ太 |16:20 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年12月10日

'17第4次弾丸ツアーレポート③~ドキッ!オッサンだらけの(社長)マンセー大会~

>ただしポロリはない…

 さて、今回もめでたく祝勝会となったB型会。ギリギリまでドームにいたので10分ほど遅刻したものの段幕を片付けていた○たさんも遅れてやってきたのでまあいいかといった感じ。今回の会場はしゃぶしゃぶが売り。というわけで、お肉をパチリ。
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 ○たさんのブログにもあるが、付け合わせの野菜の中で秀逸だったのがゴボウ。ささがきが一般的だが、おぼろ昆布みたいに薄く削られた状態で食感的にも美味。まずはお疲れさん&勝利を祝してということでクラシックで乾杯。勝利の後のクラシックは実に美味い。軽く喉を潤してまずは今シーズンのMVPは誰だろう?という話になったが、やはり今年は(も?)ソンユンだろうという結論に。アウェイの浦和戦なんてソンユンいなかったら何失点したかわかんない、いや、それ以前にソンユンがいなかったら今年J1に上がれてすらいないよね、と。

 で、話題は自然と「来年のミシャコンサ、アリ?」ということに。マサイチさんは「もう楽しみ!」と。まさひろさんはあまりの爆弾投下で掲示板追っかけるのが大変だった、と。まあ、オレもそのクチで若干睡眠不足だったんだが…。“ミシャ式”は既にJ1で対抗策が確立してるのに…というのは確かにあったし、四方田コンサから変えるのは怖いよねと二の足を踏むのもわかる。じゃあ、オレはどうかというと怖いけど行くなら今かなという感じ。浦和時代のミシャではなく、広島時代のミシャならアリだろう、と。

 浦和時代のイメージで余所から引っこ抜くとか金満補強がついて回るのは仕方ないんだけど、それは浦和がACLを制して常勝クラブへと歩んでいく過程にあり、それを可能にするだけの資金力もあるからそうなっただけであって広島時代はそうでもなかった。金がないのは不利でも常勝を義務づけられるほどのプレッシャーはコンサにはない。まあ、降格してでも…というのは拒否反応が出そうではあるけど。
 四方田コンサが残留できたのは戦力面で劣っていてもクラブ全体の一体感で乗り切ることができたからだけど、来季以降も上手く行くとは限らない、むしろ四方田さんを途中解任する形になるのが一番まずい。ノノ社長はコンサに金がないのはわかっているだろうし、このタイミングを逃すとミシャを引っぱってくるチャンスはないと早めの勝負に出たんだろうねということに。
 確かにリスクはある。だけどこのタイミングでのスイッチならリスクを負うだけの価値はある。怖いのは結果が出なかった時にミシャを引っぱってきたのはオレだからとノノ社長が身を引くことになること。そうならないようにサポートしていかなきゃならんよね、と。僕らはそれが当たり前になってしまっているから気づきにくいことだけど、クラブの社長が毎週ラジオ番組で自分の考えをサポに向かって言ってくれるって余所からしたら羨ましい話じゃなかろうか、と。瓦斯サポさんあたりは今年の体たらくからしたらやりきれないにも程があるだろうし…。

 で、ビジョンが大事だよねという話になり、マサイチさんがドラゴンズファンということもあって落合の話に。まさひろさんは選手としては超一流、監督としてもすごかった、と。でも、GMとしての落合はダメだったとマサイチさん激昂。まあ、落合はドラフトで高校生には目もくれず社会人ばかり獲ったしねぇ。5年先、10年先を見通して各ポジションごとに戦略的に補強するのがGMの仕事でしょ、チームはずっと続いていくんだからと。

 野球は1回で4点取れるけど、サッカーはなかなか点が入らない。でも、入ったときのあのグワッとくる盛り上がりはやっぱりいいよね、と。まあ、鳥栖戦での横山の決勝ゴールはそんな感じだったしなあ。それに野球は1球1球投げるのに時間がかかるからサッカーのリズムに慣れてくると「早よ投げんかい!」とだんだん観ていてダレる。
 野球つながりで日ハムさんは札幌ドームからは出ていくだろう自前でやるのが一番儲かるわけだしとか、そうなったらコンサだけでドームを黒字にはできないよねとか、でも専用スタってのは現実的じゃない、サカつくじゃないけど例えばホテルを併設するとかお金が落ちるようにしてパッケージで黒字に持っていくようにしないと、とか。

 ノノ社長は先を見ているし見えているよねという点では意見が一致。第5回のB型会は第3回で好評だったスパニッシュ・スプーンさんでということでお開き。本来はここで2次会の予定だったが、生憎この日は貸し切り営業。それに、いいだけ食って飲んだので結果的には正解。食べ放題恐るべし(汗)。
 で、○たさんと2人でエル・カホンさんへ。ちょうどJリーグタイムの時間で、川崎フロンターレの逆転優勝で中村憲剛が川崎ひとすじ15年というのが流れて「これほどクラブ生え抜きで長いの他に誰かいたっけ?」という話に。宮澤が10年なので「じゃあ、あと5年のうちには優勝しなきゃな!」と。来年はACLが目標…と言いたいけど、Jリーグタイムで出てくる順位表の左側を指して「まずはこっち側(9位以上)だね」という結論に。明日は練習も最終日になるかも知れないしということで、ここでは短めでお開き。


 もっと話はあったかと思ったけど、だいぶ記憶が薄れたので思い出せたのはこんなところ。
 早よ上げんと…。次回のB型会、ボイスレコーダーでも用意しとく?


posted by フラッ太 |23:15 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)