2011年11月01日

第33節VS熊本・アフターインプレッション。

>大分戦、やっぱドームは使えないんだろうなあ・・・

 熊本戦は正に河合無双。レイ・ルイスかブライアン・アーラッカーかと思わせるDFラインの前のフィルターっぷりは流石(←わかりにくい喩えなのでアイシールド21の進清十郎と思ってくださいな)。こういう要の選手がいるかいないかがいかに大事かというのを改めて思わされる。
 ハードワーカーのミドルシュートといえば生で観たダニルソンの弾丸シュートを思い起こさせるが、三浦コンサでの芳賀のミドルシュートにも匹敵する。願わくは宮澤に早いとこあんなふうに覚醒してもらいたい。シュートをお膳立てした宮澤の落としは巧いなあと思わされたが、それだけではやっぱり物足りないんだよねぇ。

 奈良はもう2種登録の選手と思ってはいけない。普通にプレーできているのは河合のキャプテンシー抜きにしても本人の資質がなければあそこまでできないよ。お願いですから間違いなくトップ昇格してください。MOMは当然河合だが、準MOM級の活躍を見せたのは純平か。熊本の裏抜けを巧く体を寄せて防ぐなど派手さはない代わりに確実に防ぐ。運動量が落ちないし、後半はほとんど純平が起点となっていたのでは?有休リーチ(しかも2試合!)なのが怖いなあ・・・。

 ホスンも後半のピンチを防いだのは大きい。あれを決められると決まりそうで決められないっていう試合になったのでは。先に点を獲れば・・・というのはお互いあっただろうし、心理的に微妙に影響したと思う。岩沼→ヤスの3点目は2人ともお見事。ただ、熊本もだいぶバテてきていたから割り引いてみるべきってのはちょっと厳しすぎかな?最近スーパーサブの位置を純貴ではなくヤスが占めているのはちと寂しいけど、これも試練。

 あとは・・・ジオゴかなあ。途中交代がどういう意図なのかがイマイチわからんが、ボールが収まらないからという判断なのかな?・・・と思ってJ's GOALのレポートを読むと、なるほど攻守のバランスを考えたのね。後半特に感じたんだけど、(主にサイドの)スペースに出せている時はいい攻撃ができているように思う。FWを囮にして少ないタッチでつなぎながら穴を探す、スペースを作るっていうんだったら2トップよりも1トップの方が利点が多い気はする。まあ、ジオゴがいなくなってもそんなに攻撃のリズムが悪くなった感じはしなかったし、トップの人数はあんまり関係ないかなとは思う。チームの戦い方としては固まりつつあると思うんだけどジオゴならではの+αが欲しいなっていうのは贅沢?

posted by フラッ太 |01:25 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月28日

第7節VS徳島・アフターインプレッション。

>これで札幌はあと10年は戦える・・・

 いきなり小ネタから入って申し訳ない。でも、それだけ奈良が素晴らしい出来だった。普通に柿谷を抑えていたんだから。プレミアで奈良無双するだけのことはあるわ。ワントラップでミドルシュートまで持っていく柿谷はやっぱ怖ぇよ。徳島からしてみれば「2種の選手にそんな隠し球持ってるなんてヒキョーだっ!」と半分涙目だったんじゃなかろうか。札幌の#37は化け物か!・・・って小ネタはもういいか。

 厚別での試合とは対照的に両チームとも勝ち点3のみを目指してがっぷり四つに組み合ったが、勝利を呼び込んだのは気持ち。正確には勝ちたい気持ちが高い集中力を持続させたということだと思う。石崎監督は必ずといっていいほどミスが多いと言う。徳島戦ではコンサはミスが失点に繋がらず、徳島はミスが失点に繋がった。

 前半12分のセットプレイからのカウンターはセカンドボールを拾おうとして選手がカブったミスから。それでも、最後の最後でシュートを頭に当てて防いだ。佐藤に抜け出された時も純平が体を入れて防いだ。津田と山下の1対1も山下の粘り勝ち。前半終了間際の2本のピンチは流石に肝を冷やしたが・・・。
 逆に徳島はエリゼウがヘディングでボールを後ろに逸らしてしまい失点に繋がった。2点目も直接的にはGK榎本が弾き損ねた格好だが、#16の斉藤がウッチーの速さを見誤って裏抜けさせてしまったのも間接的な失点の原因になっていると思う。つか、なぜ厚別でファインセーブを見せたオ・スンフンを使わなかったんだろう?あと、島田使わないんだったらウチに下さい(←ねーよ)。

 MOMは順当に行けばウッチーだろうが、奈良にも準MOMをあげたいなあ。体格がそう見せるのか風格があるし、頭の良さ、判断力の速さがある。71分の場面でも自分のポジションを捨てて奪いに行くのは勇気がいるが、大森さんが言っていたように迷わずに行けるところに非凡さがある。前半に左足でクリアしたのが相手ボールになったのはご愛嬌。安易に外に出さなかったってことで・・・。

 あと、ジオゴが意外と器用。前線でキープするタスクを最も巧くこなせるのがジオゴなので1トップを張る格好だが、前を向いた時に持ちすぎないのでジオゴが相手CBを引きつけつつも前を向ける状況を多く作り出すことができると相手も守りにくくなるのでは。空中戦でちっとも勝てなかったのは問題だが、あまりにも強すぎると戦術オーロイみたいな依存症になることも考えられるので、今のところは1+3で地上戦を磨くことが活路を見いだせるようにも思う。

posted by フラッ太 |15:00 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年10月25日

第32節VS鳥取・アフターインプレッション。

>ウッチー、それは決めにゃいかんよ!

 ・・・ってのが3本くらいあったかな。正直な感想としては思ったよりはやれていたかな、と。でも、動けているようで動けていないというのも同時に思った。あえて個人名を出すと一番気になったのは日高。鳥取の美尾は良かったなあ。美尾に限らず、前半からミドルシュートを打たれすぎなのがダメダメっぽく感じた理由かも。

 逆に思ったよりやれたと思ったのはシュートの数こそそんなに多くないものの、もうちょい!っていうシュートだったこと。ダイジェストだからというのを抜きにしても宮澤のシュートはホント惜しかった。やっぱ、宮澤がいいところにいるかどうかってのは石崎コンサのバロメーターなんじゃなかろうか。宮澤自身の調子ってのもあるが、宮澤がいい位置を取れる試合運びができるかどうかっていうのはひとつの目安になる。宮澤が復帰してから勝ててないといっても、宮澤が戦犯というのは違うと思う。

 宮澤が守備に奔走しているようだとどうしても攻撃の厚みを欠く感じ。真ん中がジオゴだけではあまり脅威にならないような・・・。ジオゴはひとりでできるもんなFWじゃないしね。ウッチーが基本的には好調を維持しているようなのでその点では救い。鳥取戦での古田は悪くなかったと思うけど、ファーストチョイスにはしにくい感じ。左サイドは砂さまだったりヤスだったりが起点になっているけど、右がなあ・・・。

 ちなみに、1トップか2トップかってのはほとんど関係ない(だからジオゴにボールを出すこと自体が悪というのも違う)。前半の終わり頃の河合→ジオゴ→砂川とポンポンとワンタッチでつないでウッチーを裏に走らせて・・・というのはちゃんとした攻撃になっていたので。これが決まっていたらかなり楽な試合展開になったんだが、このあたりは言わずともわかっていることだろう。

 さて、櫛引と岩沼がいなくなる徳島戦はどのように挑むのか。宮澤が目立ってほしいなあ・・・。

posted by フラッ太 |01:13 | アフターインプレッション | コメント(9) | トラックバック(0)

2011年10月17日

第31節VS鳥栖・アフターインプレッション。

>あのレフェリーは阿部四郎かっ!

 前半の“疑惑のシーン”はPKをとるほどじゃなく、“お返し”の間接FKもあの状況ではあり得ない。速度制限のキップ切りみたいな「ルールはルールだから・・・」っていう杓子定規な笛だった。ダイジェストを見る限りでも前半はとにかく落ち着かない試合展開。選手の側も何とか落ち着かせようとしていたんだけど、主審がピッピピッピと笛吹くもんだから、イライラが溜まって河合がイエローもらう始末。あの場面も普通に流していい状況だったし、河合としても「この程度で笛吹かれたんじゃやってられないよ!」という心境だったんだろう。

 さて、指揮官の心理として、前半のような悪い意味で“軽い”試合展開や落ち着かない状況下で考えるのは冷静になることであり自分たちのペースを取り戻すことと思う。「選手交代が遅いのでは?」という意見もけっこう目にするが、精神的にも戦術的にもスパッと切り替える意味では後半開始時からすぐに動く選択肢もあったことと思う。

 では、ヴェルディ戦では後半開始時から3バックに変えて勝つことができたのに
 鳥栖戦では動かなかったのはなぜか?

 ヴェルディ戦はこちらが完全に押されていたので、サイドは制圧されても真ん中で押し返そうという明確な目的を持たせるために後半開始時から動いたのに対し、鳥栖は無理して攻める必要がなくなってある程度こちらがボールを持てる戦いができたので、最初の失点はある意味忘れて後半の足が止まるところで勝負をかけようと読んだのではあるまいか(相手が持たせているのもわかっていたこととは思うが)。攻撃はサイドに起点をつくって、そこから斜めのクサビを使って仕掛けようという攻撃の意図で岩沼→ウッチーのような決定機を作れていたわけで・・・。

 ところが、ジオゴが2枚目のイエローで退場となってしまい目算が狂ってしまった。2枚目のイエローは仕方ないかもしれんが、最初のイエローは注意で止めておいても良かったんじゃ。沸点低すぎるぞ。この状況で一番やっちゃいけないのは0−2にしてしまうことで、もう一度ゲームを落ち着かせる必要に迫られた。残り15分の勝負を懸けたい時間帯で1人少なくなってしまったので石崎監督はつらかったと思う。それでも、大作戦をやるんなら先に岡山を早めに投入すべきだったとは思うんだが・・・。

 「同じ負けなら0−1でも0−4でも同じじゃい!」とは単純に言えないというか、指揮官の立場としては過密日程も控えているし、いろんな意味で見切りどころのつけにくい悩ましい試合だったとは思う。でも、選手も監督も戦う気持ちを切らしていないし、櫛引も失点の引き金になったロングスローを与えたことをしっかり反省できているようだし、こういうこともあるさととらえて引きずらないことが大切。

 ひとつになって戦い、ひとつひとつ勝ちを積み重ねていく。今できることはこれだけ。

posted by フラッ太 |23:29 | アフターインプレッション | コメント(6) | トラックバック(0)

2011年10月04日

第30節VS横浜FC・アフターインプレッション。

>国立のアウェイ席、何人くらい入ってたんだ?

 ざっと見た感想としては前半はどこで奪いに行くのかが見えず、中途半端な対応に終始したためにやられ放題という感じ。純平の裏が特にやられていたみたいだけど、向こうも研究してきたかな?横浜側も巧く縦のボールを入れてきて捕まえにくそうな感じもした。高地出場停止でカイオが入ったのが功を奏したか。それでも時折見せた櫛引のインターセプトはお見事。
 前半15分のシュートはホスンが超反応で文字通り“神セーブ”。去年の高原もそうだけど、札幌GK陣はこういうシュートはことごとく弾くよなあ、うん。当てる方が難しいっていうバー直撃のシュートは今年のコンサの13番目の選手の面目躍如ってのはちとイヤミか。前半2本のシュートはいずれももうちょいって感じ。でも、純平はほぼフリーだったから決めてほしかった・・・。

 後半のジオゴのヘディングは水戸戦の再現かと思われたがゴールならず。砂さまキレてるなあ。そして先制ゴールはジオゴとウッチーの“共同作業”。ジオゴがタメてタメてウッチーにスルーパス。ウッチーのアウトサイドでのゴールは決して易しくないゴール。前半の惜しい場面もウッチーがキレていたし、ジオゴがポスト役だとウッチーが最もゴールの可能性が高そう。近藤とウッチーもなかなかの連携だし、砂さまがキレキレだと古田の居場所は自然となくなってしまうわけで・・・。

 フランサはJ2ではやはり別格。クライトンは剛の意味で反則だったが、フランサは柔の意味で反則。3人がかりでもかわされるって・・・。そういう意味ではジオゴは懐は深いけどクライトンみたいに「ガツガツ当たられてもへっちゃらだい!」ってタイプではないので、周りのサポートが必須となるから却って“依存症”にならずに済むとも言える。失点シーンは櫛引がさっくり抜かれてのゴール。J2ならたまたまで済んだり、シュートが枠を外れるケースも多いけどJ1ではこのやらかしは致命的。要反省。

 それにしても、上原のヘディングは打点がおっそろしく高いなあ。あの軌道でヘディングゴール決められるのはJ1でもそうはいないんじゃないか?セットプレイでの力業でゴールをこじ開けた、土俵際の左手一本の上手投げでゴリ押し勝ち。これで先制点を挙げた試合は13戦全勝(!)。某著名ブログによると山形も全勝だったけど磐田に引き分けたのでJ唯一の超先行逃げ切りチーム。こんなところに逃げ馬体質が現れていようとは(苦笑)。キレイな勝ち方ができているとはお世辞にも言えないのに・・・。でも、この説明の付かない感じは昇格するチームに必ずある空気だと思う。

 ・・・とここまで書いてJ's GOALを読むと、ノブリン怒ってるなあ。許せないとまでコメントしちゃうのは相当だぞ?気持ちが大事というのは就任当初から言い続けていたことだけど、選手たちのコメントからも試合はほとんど相手ペースで内容としては負け試合。アウェイでの試合の入り方というのもあるが、ノブリンが言うところの

 どういう相手でもしっかり守るところと、ボールに対するプレッシャーを掛けるところと、
 自分たちで流れを感じながらやっていくようにならないと。
 システムを変えないと機能しないのでは、いつまでたっても困る

 という点に集約されるのかな。ヴェルディ戦では後半からのシステム変更で勝つことができたが、それではこの先(J1昇格となれば尚更)苦しくなる。まだ10試合も残っているし、相手もアブラっこいし。でもまあ、プレー中に選手たちだけで修正するというよりレベルの高い課題が現れたと前向きに捉えたい。J1昇格、そしてJ1に居続けるためには避けて通れない道でもあるのだから。

posted by フラッ太 |01:36 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年09月28日

第29節VS徳島・アフターインプレッション。

 今回はさらっと。

 3連戦の初戦で無理したくない徳島。3連戦の3戦目で無理したくともできないコンサ。

 徳島は三木&エリゼウ欠場でCBに難があったから、勝ち点3が獲れないのは仕方ないにしても0で終わるのはイヤだ。そんな戦い方だったように思う。選手起用からして勝ちに来るというより負けたくないっていう印象がさらに強くなった。徳重や島田が控えとか、杉本を終了間際に出すとか・・・。

 決定的と言えるシーンは津田のシュートを櫛引がブロックした時くらいかな。基本、こっちが押していた展開だったけど、相手CBの橋内&ペ・スンジンも岡山とは違ってなかなか強力。ここらあたりは昇格争いをするだけの選手層は持っているということかな。ホスンに負けず劣らず徳島GKのオ・スンフンも好セーブを見せたし、オ・スンフンの力で勝ち点1を獲れたといっても過言ではないと思う。

 激闘の北九州戦、苦闘のヴェルディ戦、死闘の徳島戦を経て最も力をつけたと思うのが櫛引(MOM級の働きをした河合はもともとあれだけの実力は持っているのでここでは除外)。ヴェルディ戦はちょっとやられ気味だったけど徳島戦はピンチを防ぐなどして活躍した。
 J1クラスの相手だとまだ厳しい面はありそうだけど、J2ならけっこうやれるんじゃなかろうか。高校時代から対人の強さには光るモノがあった。スピードの面でプロのレベルに戸惑っていた感じだけど、それも徐々に慣れつつあるように思う。世代別代表の実力はダテではないんだなあ。ドナドナされるのが怖いが、そこはノブリンに「出せるわけがない」とガードしてもらうこととして(笑)。

 古田の交代は柿谷とのマッチアップで消耗したからかな?ヤスとウッチーの交代は同じポジション同士なので理解できるんだが。惜しいシュートを放った上原も良かったと思う。もともとFWやってたんだからあれくらい当然と言えば当然なんだけど身体能力は高いよなあ。村田道場でのシゴキが実を結んだかな?上原が足を攣ったためかもしれんが、主導権を握っていたと石崎監督が考えていたならどっちみち純貴の出番はなかったのかもしれない。そこが心残り。

 ともあれ、スコアレスドローで仲良く勝ち点1を分け合ったんだけど、
 これがどっちに転ぶのかはその次の試合の結果に大きく左右されることになる。
 徳島はホームで熊本に1−0の勝利でコンサとの試合はアウェイでセオリー通りの戦いとなった。
 コンサもアウェイで横浜FCにしっかり勝って徳島の引き分けOKを後悔させたいものである。

posted by フラッ太 |22:02 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年09月23日

第5節VS東京V・アフターインプレッション。

 ジオゴ・宮澤をサブにも入れないというちょっと苦しい台所事情。

 コンサの側からすれば、いる選手でやるしかないとなるとスタメンのような構成になるのだろう。日高を本来の右SBではなく左で使うのも純平がそれだけ機能しているからだろうし。となると、シロート目にもコンサのキズ、狙い目はどこかというとやっぱり日高と櫛引の左サイドだろうなということになるわけで。
 ヴェルディは執拗にこの弱点を衝いてきた。いやあ、ヴェルディ強いわ。チームカラーがもともとああいうスタイルでJ2最多得点というのも肯けるくらいガンガン攻めてくる。去年からサンドバッグ状態には慣れっこになっていたとはいっても前半をよくぞ1−1で凌げたと思う。取って取られての間が短かったことが却って集中力を維持させ、気持ちを途切れさせなかったのだとしたらこれも勝負の綾なのか。 

 後半開始時に石崎監督が動いた。同点での3バックへの変更。普段、石崎監督が3バックに変更する時はどうしても得点が欲しい時にリスク覚悟で・・・という半ばギャンブルっぽいのがほとんど。しかし、石崎監督は狙いを持った上での3バックへの変更だった。

 「東京Vはいろんな選手がゴール前にかなり入ってくるんですよね。サイドの選手も中に入ってきたりだとか。そういうところでどうしても、センターバックの2人がボールに対して厳しくいけない。出ていくと穴が空いてしまって、そこにまた違う選手に入られてしまいますから。そういう形でかなり戸惑っていましたから、それだったら真ん中に選手を入れて3バックにしよう、と。東京Vは途中から身長の高い選手が出て来ましたが、前半のメンバーだと、クロスボールに対して高さでやられることはないだろう、と。サイドのところで数的不利になるのは、仕方ないが、中でしっかり対応しようということです。」(一部抜粋)

 石崎コンサといえばチャレンジ&カバーだけど、まずはしっかりチャレンジを行う。
 チャレンジもカバーもできずにいた前半を修正する3バックへの変更が功を奏したように思う。チャレンジがしっかりできないとカバーができない。攻めの守備、奪いに行く守備から入るという基本に戻るための変更。3バックだの4バックだの、1トップだの2トップだのはあくまで手段にすぎないのだと杉山某みたいに御託を並べてみる(苦笑)。

 「まずは、今日の東京Vのサッカーが素晴らしかった。特に前半、ウチのチームとしてはかなりのプレッシャーをかけているのに、そこをかわされてしまう。そこでバイタルにいいボールを入れられてしまいました。まだまだ東京Vと比べて、ボールを奪っても苦し紛れに蹴ってしまう場面がある。技術的にも東京Vのほうが遥かに上なので、ああいうプレーがこちらもできるようになっていきたいと思う」

 対して、川勝監督のコメント。

 「中2日での試合ながら選手の運動量、質は最後まで高かったと思います。ゲーム自体は支配したな、と。ただ結果としては勝てなかった。もちろん最後のところというのは相手も粘り強く守ったというのもあると思います。相手が試合巧者でウチが試合下手とも思わないし、そうしたサッカーではよくある展開のなかで、どうやって内容のあるチームが勝っていくかというところをやっていきたい。まだチームは死んでいないので、上を目指して最後まで戦っていきたい」

 「試合をご覧になっていかがでしたか?五分五分に見えましたか?ただ、サッカーというのは1本のパスがたまたま通ったりして点が入るスポーツでもあるし、中盤を支配しても最後に凌がれることもある。今日の試合に関しては攻撃のスピードもそんなに落ちていなかった。もっとリスクを避ける攻め方というのはたくさんあると思いますが、このやり方でJ1を目指したいということで去年からやっているので、応援に来てもらった方には勝利を見せられずに申し訳なかったが、チームとしてのやり方は変えない。」(共に一部抜粋)

 川勝監督のこだわり、ヴェルディのプライドを強く感じさせる。
 実際、ヴェルディの攻撃の圧力は凄まじかったし、もしかしたら石崎監督はヴェルディのような攻撃ができればなあとうらやましく思っていたかもしれない。ヴェルディには個の能力の高い選手が多いし、理想を追えるだけのバックボーンもある。2年目の川勝体制が理想を追える一方で、3年目の石崎体制は現実を取らざるをえなかった。
 ヴェルディはJ2最多得点だが、勝っている試合は全て3点以上獲っている試合であり、上位6チームには1つも勝てていないという現実もある。追いかける立場だったのもあるが、ヴェルディの側に力が入りすぎていて気付かないうちに隙を作っていたということは言えるかも。

 コンサの4点のうち、ヤスの2ゴールは今後を考えると大きい。サブが結果を出したというのもあるが、ウッチー以外の“衛星役”がいることで選手起用に幅ができる。ダメ押しゴールは最初トラップミスに見えたがよく決めた。上原もバウルさん相手によく競っていた。高さのある選手が少ないだけに上原が最前線で頑張れるようになるともう少し楽な戦いができるのでは。

 北九州戦以上に苦しい状況の中、チーム全体で凌いで勝てたことは自信になる。
 次の徳島戦もしんどい戦いになるがヴェルディ戦の勝利で「やれる!」という空気はしっかりできたように思う。でも、ヒーローインタビューには河合を呼ぶべきだったと思うんだ。

posted by フラッ太 |04:26 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年09月04日

第4節VS水戸・アフターインプレッション。

 今年は内容は良くないながらも気がつけば勝っているという試合が多いが、この試合もそんな感じ。

 先制点があっさりと入ったので拍子抜け。つーか、いくら正GKの本間が欠場で連携に不安があるとはいえ水戸のDF陣があまりにもザルすぎ。ボールを見てて一番警戒すべきジオゴに誰もつけてないってのはなあ。でも、去年のコンサの守備もこんな感じだったからあまり偉そうなこたあ言えんのだが(汗)。
 ピッチコンディションが相当悪かったようで、前半37分の水戸のFKではキッカーがおもいっきり脚を滑らせて珍プレーになってしまうほど。ただ、その後のカウンターはキッチリ決めてほしかったところ。決定力のなさというよりは技術の拙さか。フル代表の試合と比べてしまうから尚更そう感じてしまうのかもしれんが。

 この日は純平が良くなかったように思う。ヘディングをスカしてあわやの場面を作っちゃうし、CKではシュートをフカすし・・・。その後奪いに行ったのは良かったけど。同点ゴールはぎーさんにはブラインドになって見えなかったのかな?ちょっと不運な失点だった。ただ、ロメロ・フランクも巧かった。彼にボールを入れさせないようにするところまで守備の質を高めないといけないかな。まあ、ロメロ・フランクは来年は水戸のユニを着てないだろうけど(苦笑)。

 で、イヤな時間帯にゴールが入って水戸の監督としても「ウチのペースだ」と思ったのはわかる。フワッとした試合の入り方で失点してお互いチャンスを作れずにいたところに半ばラッキーゴールで追いつけたわけだから。雨のピッチコンディションで後半は水戸もミドルをどんどん打ってきてはいたけど、決定的なピンチというのは実はそんなに多くはなくて、「遠目から打ってるだけ」にとどまっていたように思う(しっかり枠を捉えていたしシュートの質そのものは悪くなかったけど)。

 GKとしては予測の範囲内に収まっていた。遠目からバカスカ打ってきてもぎーさんがしっかりキャッチしてこぼれ球を狙わせない。ああやって“打たせている”ぶんにはたとえ30本打たれても安心だ。ダイジェストではあまりわからなかったけど、しっかりコーチングして人につけるようにしていたのも窺える。むしろ、しっかりつないでPAエリアに侵入された方がキツかったんじゃないだろうか。終了間際のバーを叩いたシュートには流石に肝を冷やしたが(滝汗)。

 後半に水戸がミドルをどんどん打ってきたこともあってか、印象としては見せ場の少ない淡泊な試合でハッキリ言っちゃえば凡戦に近い。ただ、それはサブが存在感を示せていないなどコンサの攻撃のツメの甘さも理由としては大きい。MOMは1ゴール1アシストの砂さまだろうが、影のMOMはぎーさんといってもいいと思う。ホスンの身体能力やギリギリの場面で弾き出せる能力も確かに魅力だが、コーチングでなるべく危ない場面を作らせずに未然に防ぐ、リスクを減らすというぎーさんのいぶし銀の巧さもまた良し。

 真正直VSバカ正直の対決で真正直が勝ったというのはちょっと意地悪かな?
 でも、栃木戦は真正直では勝てないので特に攻撃陣にはブラッシュアップを強く望むところ。



posted by フラッ太 |22:04 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月27日

第26節VS岡山・アフターインプレッション。

 なぜこれで負ける? 

 ついうっかり連勝ストップの文字を見てしまったので結果だけはわかっていた。予想としては悪コンディションでボールがちっとも転がらずに相対的に技術を活かせる場面がなくなり、あちこちで肉弾戦や白兵戦の消耗戦を強いられたために負けたのかな、というのがあった。

 で、ダイジェストを見たけど、あにはからんや両チームともボールは動かせていたみたいだから予想は見事にハズレ。岡山があっさりシュートを打っちゃったという場面ばっかりで60分くらいまではスコアレスドローならともかくコンサが負けるような試合展開には思えなかった。これは岡山が早めにシュートを打つのを指示していたのもあるかもしれないが、ストヤノフ出場停止が逆にチーム全体でしっかり動くことをより強く意識させることになり災い転じて・・・といったところか。

 だから冒頭のような感想になるんで。失点シーンの時だけまるでエアポケットに入ったかのよう。
 昨日の試合では腰が浮きそうなシーンはほとんどなくて失点シーンだけ「何だそれ!?」って感じ。余裕を持ってクロスを上げられ、ドフリーで待ってる岸田にしっかりコース狙う余裕与えてシュートされたらそりゃ決まりますがな。

 これがフクアリの試合のように相手コートにちっともボールを運べないタコ殴り状態だったら納得もするが、惜しい場面は作れていたんだからやれ決定力がとか最後のツメがとかいう話になっちゃう。砂さまの振り向きざまのシュートは決まっていたら年間ベストゴールに入りそうなエロさだった。エグいとこに飛んでたもんなあ。純平を右で使うのは後半すぐのチャンスのような連携を重視したのかな?

 それにしても近藤が大ブレーキ。
 決めるところで決めきれないという試合ではFWが戦犯にされてしまうのも無理はない。

 少なくともスコアレスドローで勝ち点1は拾うことができた試合で勝ち点0はいただけない。
 こういう試合をしていたらJ1など到底無理。もったいない試合したよなあ、というのが率直な感想。芸風発動というより良くも悪くも相手に合わせてしまう悪癖が直らないのはどうしたもんか・・・。

 まあ、そうそううまくいくわきゃねーよ。今までができすぎだったんだ。

 忘れていいとは言わないけれど、個人的にはアウェイ連戦の予行演習と思って切り替えることにする。緩んだ気持ちを引き締め直し、疲れた体をしっかり癒し、もう1度やり直しだ!

posted by フラッ太 |18:52 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年08月22日

第25節VS京都・アフターインプレッション。

 よく勝てたよ、ホント。

 内容が悪いのを叩くのは簡単で、実際内容は悪くって。でも、宮澤が有休&芳賀が長期離脱の上に、かゆいところに手が届き「一家に一台ぜひどうぞ!」な純平までいないとあってはまずメンバー構成からして苦戦を免れないのは容易に想像がつくわけで・・・。さらに言えば、函館での試合はホームゲームとはいえ前日に長距離移動を強いられていたわけで、実態としてはアウェイゲームに近い。

 そんな状況の中、試合をする前の段階でのホームの雰囲気作りはなかなか大変だったことと思う。スタジアム全体でWe are SAPPOROコールをしようという働きかけがあったとか。これが実に大きかったと思う。We are REDS!とかレッツゴー仙台!とかスタジアムが一体となって声で後押しするっていうのは(←これらは試合中だけど)こういう声のチカラって選手にはグッとくるんじゃないかなあ。

 チャントもいいけど、こういう声援もとても大事だと思う。
 ぜひともこれは厚別でもドームでもやってほしい。ドームなら反響するからアウェイの選手は威圧感あるだろうなあ。つーか、最終戦のドームで叫びたいぞ。昇格がかかっていたら尚のことテンションアップすること間違いないっ!12番目の選手と言われるサポーターの声援・応援、函館開催を盛り上げようと事前のPR活動を行った13番目の人たちの力がなければ選手が頑張って同点にはできても逆転勝ちまではできなかったんじゃないか。そんな気がしてならない。

 さて、試合内容は序盤から押されっぱなし。ただ、監督のコメントを読むと石崎監督はいろんな意味で“見えていた”かな、と。システム変更を行うのは勇気がいる。コメントからすると4−3−1−2っぽくしたと推察するが、単に守りを厚くしただけでは勝てないというのと自分たちが主導権を握って攻めようという意図があったのではないだろうか。
 だからハーフタイムでリアクションばかりになっているとゲキを飛ばしたんだと思うし、交代選手に対してもダメ出しができるんだと思う。ダイジェストを見る限り交代で入った3人には効いているというイメージがなかった。純貴は気合が空回りしていたのだと好意的にとらえたいが・・・。三上にはあの場面では「シュートで終わる」というのを選択してほしかったなあ。時間を稼ぎたかったと考えたかもしれないけどシュートを打つ方がリスクは少ない。首尾よくCKを獲れればさらにリスクは減るんだから。

 京都にしてみれば前半で2,3点は獲れていたはずで、そこで獲れていれば結果は違っていた。カウンター1発にやられたという心境だと思う。気持ちよく攻めている時ほどそうしたリスクが疎かになるもの。コンサとしては狙ってカウンターにしたわけではなく押し込まれたからそれしか手がなかったということなんだけど、それでも逆転ゴールを決めた近藤とお膳立てした砂川は立派。そして、その前のジオゴのミドルはお見事。難しいプレイほど傍目にはすごく簡単そうにやってのけているといういい見本。これは誰にでもできるシュートじゃないし、GKは防ぎようがなかったのでは。

 千葉戦とは違った意味でスタジアム全体が一体感を持って勝つことができたのはとても意味があること。千葉戦と京都戦の勝利はいいきっかけになると思う。あとはジオゴを孤立させないように如何にサポートを早く、厚くしていくかが課題。ジオゴさえ潰せば何にもできないってことのないように頼む。

posted by フラッ太 |15:43 | アフターインプレッション | コメント(5) | トラックバック(0)

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