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2022年08月30日

敢えて明かした理由は?

>なんで鳥栖にとばっちりが行くのか?と思ったら…

〇柳貴博選手のコンプライアンス違反について

 アビサポもコンササポも「何やってんのよ…」と声が出たことだろう。

 酒気帯び運転はどこでやっても無論ダメだが、よりによって痛ましい事故が起きた福岡でというのが余計に周囲に与える印象が悪くなる。福岡側が契約解除したのは理の上でも情の上でも当然と言える。

 ただ、ひとつ気になったのは来季の完全移籍が決まっていたと公式で声明を出したこと。

 いや、限りなく片道だろうなとは思ってたけど敢えてバラしちゃうんだ…と。
 こういうセンシティブなことを明かすってことは当然福岡側にも仁義は通してるはず。
 敢えて明かした一番の理由はコンサでも引き取る気はないと意思表示をすることとみる。

 柳はコンサからのレンタル移籍中。レンタル解除となれば契約上は一旦はコンサに戻る格好と思われるが、戻ったところで居場所はない、たとえ戦力としていてほしい選手だったとしても“とりあえずキープ”なんて中途半端なことはしない。_ワンチャンの目もないし契約解除するつもりだよというのを内外に示すためだと思う。厄介払い、エンガチョするって意味じゃなくて、手続き踏んだ上で厳正な処分(恐らく即解雇)をするという意味で。

 福岡の意思を尊重すると念押しするかのように公式で言っている以上「福岡でクビにしたのにウチで引き取るわけないでしょ?」と早々に火消しに動いたというのが実際のところじゃないかなあ。

 大伍がテスト生で練習参加した時も騒がれたりしたが、あれはプライベートのことだし真偽も定かではなかった(というか、知りようがなかった)からまだしも酒気帯び運転はコンプラどころか普通に法律違反。サポなら過去のやらかしも知ってるし、サッポロビール様がパートナーとなれば尚更厳しい対応で筋を通さなきゃならない。

 福岡側としても完全で獲る予定だったけど「いくらなんでもこれはアカン!」という理由をより強固なものにするし、コンサにとっては(半ば公然の秘密に近いとはいえ)いずれはいなくなるんだろうなというのを明らかにする意味で敢えて来季の完全移籍合意を明かしたのかな、とも思ったり。

 つーか、Jリーガーだからって話じゃなく、いち社会人として“1発レッド”だろ、これ…。

posted by フラッ太 |01:00 | コンサについて | コメント(7) | トラックバック(0)

2022年08月27日

フロントは今を見ていない。

黒:今さらジタバタしたって始まらんよ。ここまできたら首括ろうや。
赤:括るなら腹にしてください!

 …というわけで。

 最新のコンサ便り。そうだろうなとは思ったが、ひとまず安心した。少なくともフロントの側からミシャを切ることはない。現場のことは現場の人が一番わかっているし、ヘタに現場に口出しせず任せる。そういうスタンスでやってきたのだから。ただ、そうはいっても1トップは必要だよねってことでゴニを引っ張ってきた。文面からしてもその場凌ぎな補強ではなく、少なくとも来季までの契約はあるかなって感じ。

 今シーズンに関しては補強のウインドウも閉じたし基本的にはもうやれることはない、あとはミシャの手腕を信じていくのみでフロントはもう来季に備えている。つーか、フロントが今に汲々としてもらっては困るのだ。クラブは来期以降も続いていくのだから。

 今までほぼ無傷で来られたのが奇跡と言ってもいい。今シーズンはチャナが川崎にステップアップ。獲られたら困る、致命傷になりかねない選手をここまでよくぞ守ってきたと思う一方で、来季に関しては“出血”は避けられないと感じている。昨シーズンの終わりごろには金子が神戸にさらわれそうになったんだし…。

 ぶっちゃけ、残留できるかどうかよりも
 フロントが頭を悩ませているのは「ポスト・ミシャ」だと思う。

 今シーズンの成績が…って話ではなくて、どうやって後に引継いでいこうかというのが一番大事。本来なら四方田さんだったはずが、他所の釜の飯を食う修行に出た。そこまでは想定していたと思うが、まさかノノさんがブッコ抜かれるとは思っていなかったはず。

 芸業部長も広報部長もといった具合に2役も3役もこなしてしまうスーパー社長まで引き抜かれたらクラブに揺らぎが生じない方がおかしい。オシムを代表に引っ張られたジェフみたいなもん。むしろ、この程度で済んでいるのがいわゆる「よくやっている」状態だと思う。監督と選手の間に信頼関係があるのに監督の首を挿げ替えるなど悪手以外の何物でもない。

 某著名サイトでは続投でも交代でも明るい未来は想像しにくいなんて言われているが、傍から見ればそうだろうなとも思う。実際、残留争いにどっぷり浸かり揺らぎが大きくなっているのも拍車をかけている。楽々残留を決めてれば先を見据えることに注力できるが、現状ではある程度両天秤で構えざるを得ず、したがって見据える先も遠くより近くになってしまう。

 片野坂さん、どうするのかなあ…。

posted by フラッ太 |10:45 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2022年08月20日

負け方、或いは負け癖。

>え、湘南って2試合も少ないの!?

 ホーム鳥栖戦は1-2の逆転負け。

 あまりに痛い。ホームで勝てずしていつ勝つんだ?ブーイングはその意思表示。
 声出し応援が解禁の試合の結末がこれじゃあ笑い話にもなりゃしない。

 実は、前半終了時で興梠が決めて1-0というのは知っていた。
 普段は情報を遮断するんだが、たまたまゴールシーンもYouTubeに出ていたし
「今日こそは行ける、頼む勝ってくれ!」という思いを強くしていた。

 今日の負けはいろんな意味で堪える。
 決めるべき人、決めてほしい人が決めたのに逆転負けってのが何より厳しい。

 神戸戦は一言で言えば自滅。神戸は大迫など能力の高い選手も多いし、まだ諦めがつくというか力を出し切れずに負けたと半ば強引に吹っ切ることができた。だが、今日はスタメンに興梠、GX、小柏と攻撃の駒が揃ってきた中で先制しながら負けたというこどで力不足を認めざるを得ない負けになってしまったのが厳しい。

 公式の文字情報では2失点はいずれもクロスから。

 しかも、間隔を置かずに失点が続いたということは鳥栖がしっかりチームとして戦って逆転した、狙いを持ってゴールを決めたというのがわかるということでもある。もっと露骨に言うなら監督がチームを勝たせる策を持っていて、選手がそれに適応したということ。

 今日の試合に関して言えば興梠はまだしもなぜ小柏まで下げた?というのはあるが、
 ミシャコンサが一番つらいのは90分通して質を維持できない、できなくなっていること。

 これがケガ人続出で「ない袖は振れない」チーム状況ならまだしも、今日は少なからず戦力が戻ってきている中での逆転負け。順位通りと言ってしまえばそれまでだが、これは引きずる負けであり負け方である。声出し解禁にもかかわらず観客が1万人に届かないってのも…。

 救いがあるとすればゴンヒが早速起用され、けっこうやれそうな感触があったことと1点差負けで済んだこと。ただ、ホームで連敗という事実の前では慰めにはならないなってのが正直なところ。ここから先は内容よりも結果、というのは言われずともわかっているはず。

 もう一度、勝つことに、そして勝つために何が必要かにこだわってほしい。

posted by フラッ太 |22:10 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)

2022年08月19日

数字遊び・延長戦~前言撤回!?~

>オレンジのクラブの残留力…

 前のエントリーで「08東京Vが得失点差で降格しただろ!」というツッコミを受けたので
 今回はお詫びとして数字遊びの延長戦を。

~得失点差で天国と地獄編~

 08磐田 勝ち点37 10-7-17 40 48 -8  PO残留
  東京V 勝ち点37 10-7-17 38 50 -12 J2降格

 16新潟  勝ち点30 8-6-20 33 49 -16
  名古屋 勝ち点30 7-9-18 38 58 -20 J2降格

 18横浜FM 勝ち点41 12-5-17 56 56 0
  湘南  勝ち点41 10-11-13 38 43 -5
  鳥栖  勝ち点41 10-11-13 29 24 -5
  名古屋 勝ち点41 12-5-17 52 59 -7
  磐田  勝ち点41 10-11-13 35 48 -13 PO残留

 19鳥栖 勝ち点36 10-6-18 32 53 -21
  湘南 勝ち点36 10-6-18 40 63 -23 PO残留

 …こうしてみると「10勝なら安全」から「10勝以上が必要」に上方修正した方がいいかも(汗)。ただ、ヴェルディが落ちたときもコンサが1人でマイナス背負った格好なので…という言い訳はしたい(←チェックミスの言い訳になってねーよ!)。今シーズンは10勝に届けばPO回りの可能性はあっても残留はセーフだと思うんだが、さて。

~最小・最多編~
 残留した最少勝ち点:15新潟 勝ち点30 残留した最少得点:12新潟 総得点29
 残留した最多失点:19清水 総失点69 残留した最多引分け:13甲府 13引分け

 新潟や甲府が残留してきたときは大抵ロースコア勝負で得失点差もマイナス1桁で収まるというのが通例。ミシャコンサである限りそれを望むのは無理というもの。ただ、最多引分けはミシャコンサで記録更新の目はあるかも…。やっぱ12シーズンはいろんな意味で異常だったわ。

 19清水は得失点差ワースト。通常ならもちろんアウトだが、大まかな目安としても総失点50を超えるとけっこうな危険水域。調べ直したら意外とあったんだが、強力な外国人選手がいるとか補強が凄まじいとかじゃないと厳しい感じ。

 マリノスは18シーズンを耐えたことが今にして思えば大きかったのかなあ?浦和は今シーズン補強が間に合うまでギリギリ耐えて上向いたって感じ。浦和は特にうるさ型のサポ多いしねぇ。上位陣では鹿島が転換期というか分岐点に差し掛かっているって印象はある。

 コンサに関して言えば10勝する前提なら10-11-13に行きつく可能性が最も高いとみる。ミシャコンサである限り常に大負けのリスクはあるからロースコアにに持ち込んでの残留というイメージは描きにくい。今はその怖さがどうしても先に出てくるけど、それだとJ1に居続けるというのはやっぱり厳しい。

 湘南は何とか凌いでるけど、勝ち点を“拾う”戦い方じゃなくて勝ち(点)を取りに行く、獲りに行って獲れるのがJ1クラブじゃないかと思う。それを維持し続けるのは一貫性あるクラブのスタイルも必要だし、抜かれても育てる、育ってくるみたいな環境づくりも必要。

 まあ、何にせよJ1に居続けなければこんな数字遊びもできないってことで…。

posted by フラッ太 |19:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年08月18日

結局は同じオチ。

>POに救われるなんてことのないように…

 得失点差に着目しての数字遊びを垂れ流してきたわけだが、オレ的に外せない基準はある。
 以前にも書いた通り、「J1残留には10勝が必要」というものだ。

 改めて、10勝以上してJ1残留できなかったケースを拾っていく。

08磐田 勝ち点37 10-7-17  40 48 -8 ※PO残留
12神戸 勝ち点39 11-6-17  41 50 -9
18磐田 勝ち点41 10-11-13 35 48 -13 ※PO残留
18柏  勝ち点39 12-3-19  39 59 -20
21徳島 勝ち点36 10-6-22  34 55 -21 ※20クラブ中17位降格

 この5つのみ。データからは10勝以上であれば自動降格はまずない。そしてJ1残留の最低勝利数は8。単に数字だけ見れば21湘南が7勝16分け15敗の勝ち点37で残留しているが、昨シーズンはJ1は20クラブで下4つが降格なのでここでは除外。数字上ではJ1残留の最少勝利数&最多引分数ではある。11甲府が9勝(6分け)して降格、13甲府が8勝(13分け)で残留したことから安心できる勝利数はやはり10勝と考える。

 ただ、18シーズンと今シーズンの順位表を見比べると怖いなと思えることもある。今年は9位の鳥栖ですら7勝で最下位磐田まで2勝の差しかない。18シーズンも25節終了時で9位浦和から15位柏まで勝ち点3差かつ勝利数も8勝と9勝でほとんどダンゴ。

 現在の“2弱”(自動降格圏)は磐田とガンバ。もちろん、そのまま2弱で終わりたくはないから両クラブとも監督交代に踏み切ったんだが、(この2クラブがそのままになるかはさておき)2弱が早々にできるようであれば少なくとも自動降格は免れる。
 しかし、1弱のままだと18柏のパターンになることは十分考えられる。ガンバは補強終了後に片野坂監督のクビを切るという通常ならありえないタイミングで手を打ったが、武蔵や食野、山本理仁など補強した選手の能力は高い。ガンバの動向次第で楽になるかならないかはある程度決まりそう。清水は殴り倒して上がってくるだろうから無視。

 6試合で勝ち点12を目標に掲げたミシャ。アウェイがFマリノス戦であることを考えても
 ホーム3連戦を3連勝することが絶対条件。中断期間を挟むとはいえ磐田を確実に蹴落とす。
 コンサが自力でできることはくれくらい。つーか、これしかない。
 10勝まではあと4つ。ホーム3連戦で着実に、かつ一気に決めよう!

posted by フラッ太 |16:40 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年08月17日

敢えて逆張り。

>B型の凝り性全開…

 前回の得失点差で数字遊びの続編。

 「得失点差でマイナスが増えれば残留に不利なのはわかった、
 じゃあ得失点差を少なく抑えても降格したケースはないのか?」

 というわけで、得失点差がマイナス1桁で残留を決められなかったケースがあるか?を拾ってみる。

 08磐田 勝ち点37 得失点差-8→16位 PO回りで残留
 12神戸 勝ち点39 得失点差-9→16位
 12G大阪 勝ち点38 得失点差+2→17位

 10F東京 勝ち点36 得失点差-5→16位
 18柏  勝ち点39 得失点差-7→17位

 この5つしかない。

 敢えてこの並びにしたことで勘のいい方は気づいたかもしれないが、08および12シーズンはコンサがぶっちぎりのビリで早々に降格枠を1つ埋めてしまった。10シーズンも湘南が同様に抜けて弱く、そのせいでボーダーが跳ね上がってしまった可能性が高い。

 「抜けたビリが存在せず、史上空前の大混戦の今年のJ1ならボーダーはむしろ下がるのでは?」…という逆張りをしたくなる。ただ、ボーダーが上がるという考えももちろんある。残留のボーダーが一番高くなったのはPO抜きなら12シーズンの新潟(勝ち点40)、PO込みなら18シーズンの磐田(勝ち点41)。

 18シーズンはコンササポがACLあるで!とホルホルしていたのとは対照的に残留争いは非常に熾烈で横浜FM、湘南、鳥栖、名古屋、磐田が勝ち点41で並ぶ(!)という凄まじいものだった。得失点差は上から順に0、-5、-5、-7、-13で総得点も順位に影響するくらい厳しかった。

 ボーダーが上がるというのは恐らく18シーズンを見据えていると思われるが、18シーズンの同じ時期(25節消化時)には長崎が勝ち点21で最下位。すぐ上のG大阪とは勝ち点3差、16位鳥栖とは勝ち点5差、15位の柏とは勝ち点8差。これをどう見るか?

 今年は現時点で最下位磐田から勝ち点6差で8クラブもある。もちろん、予断は許さないがここまで混戦模様で毎週のように6ポイントマッチが続けばボーダーが40にまで上がるとは考えにくい。よく言われるのが「試合数=勝ち点が残留の目安」だが、それに近いところに落ち着くとみる。

 36あれば残留できるとみるが、コンサは得失点差で未だワースト2位。
 ホーム神戸戦の負けがホントに痛いと改めて思わされるんである。

posted by フラッ太 |00:55 | Another J | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年08月15日

清水(のドーピング)が怖い。

この人のブログは細かい数字を追いすぎなんだよなあ…

 さて。

 磐田が昨日浦和に0-6の大敗。得失点差がとうとうワーストとなった。だからってわけでもないだろうが、監督がなぜかこのタイミングで解任。まあ、他所様のことなんて構ってる余裕なんぞウチにはないわけだが、ふと思った。

 「得失点差ワーストで残留できたケースなんてあるのか?」

 普通に考えればそんなことあり得ないんだが、どうせなら得失点差ワースト3のクラブが残留できたケースがいったいどれだけあるのかを拾ってみることで見えることもあるんじゃないかってことで今回は数字遊び。

 三浦コンサで戦った08シーズンから得失点差ワースト3のクラブを引っ張ってみた(2ステージ制の15、16シーズンは年間順位表から)。降格のなかった20シーズンを除く延べ39クラブで得失点差ワースト3になりながらも残留を決めたケースは9回しかない。これだけでコンサがヤバい立ち位置にいるのがわかる。そのうち6つがワースト3位。すなわち、ワーストのワンツーになってしまうと危険度が非常に高くなる。

 09、11、15、21シーズンは得失点差ワースト3クラブがそのまんま18、17、16位となっているし、順位にズレこそあるが13シーズンもワースト3クラブが降格となっているからここから脱しない限り残留は厳しいというのはまあ当然といえば当然と言える。

 で、ここからが驚き。

 普通に考えて得失点差のワーストになればそら降格するわな…と誰もが思うところ。だが、数少ない例外がある。一見不可能とも思えるミッションを可能にしたのは実は清水エスパルスなのだ。

 14シーズン 清水 得失点差-18(ワースト2位)→15位残留
 19シーズン 清水 得失点差-24(ワースト1位)→12位残留

 ワースト2位に入りながらも純粋にJ1残留を果たしたケースはこの2つと、もう1つは08シーズンの“ジェフの奇跡的な残留”だけ(得失点差-17でワースト2位、15位残留)。あとは18シーズンの磐田(得失点差-13、ワースト2位)と19シーズンの湘南(得失点差-23、ワースト2位)がPO回りで残留したケースがある(前述の9回はこれらを含んでいない)。

 特に19シーズンは得失点差ワーストで残留という“離れ業”をやってのけている。離れ業といえばコンサがぶっちぎりのワースト記録を樹立した12シーズンにガンバが得失点差+1でJ2降格というのが当時はかなり話題になったが、これも相当なもんである。

 ここ数年の清水はとにかく補強が派手。開幕前の補強もさることながら監督交代はおろか夏のウインドウでもなりふり構わぬ補強で残留を果たしてきている。今日も残留争いの直接対決でガンバに2-0と勝利。「昨日のコンサは湘南戦とは別チームだ!」なんて声もあったが、今の清水も全くの別チーム。

 16節までは得点15失点24だったのが、新体制以降は得点18失点14と劇的に改善。旧体制では1試合に1点取るのがやっとだったのに、新体制では1試合あたり2得点。しかもこの期間、清水には無得点試合がない。これはもう残留争いのクラブの数字ではない。

 コンサの最終節はホーム清水戦。マジでそれまでには残留決めたい…。
 

posted by フラッ太 |00:05 | Another J | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年08月13日

新手と悪癖。

>お優しいこって…

 ホーム神戸戦は0-2の負け。地上波でオンタイム視聴。
 まあ、何ともなゲーム。勝敗に関しては今さらなので。

 何というか、神戸の注文通りな試合展開で
 失点はいずれもミスからの自滅ってんじゃご新規さんは増えんわなあ…。

 前半は特にそうだったが、ボラから先のパスがほとんど通らない。ホップステップジャンプのステップで躓きまくり。しかも、ホームなのになぜコンサの選手ばかり足を滑らせる?ミシャはボラを2枚同時に代えたが、今日の前半の出来からすればミドルを撃っていた深井さんはともかく宮澤は諦めても良かったかもしれない。まあ、結果論でしかないけれど…。

 DF→MFの繋ぎも悪く、ここでミスって失点じゃ点取る以前の問題。

 そんな名k、後半は高嶺を左に張らせていたのがミシャの新手と言えるかな。真ん中であまりにも引っかかるからそれなら最初からサイドのやや高い位置に張らせるってことにしたんだろうか?それでも、左から右ってのは基本そんなに変わらないわけで打開策になったかは微妙な気もする。

 で、悪癖のほう。

 ミシャが縦に速く攻めるのが嫌いなのかわからんが、走らせていいよって場面でも攻めの人数が揃うのを中途半端に待っているせいで神戸の守備が間に合ってしまうというのがあった。せっかく速さを活かせる小柏がいるのに行ってこいで走らせないのが何とももったいない。仮にサイド爆走でサポートが追い付かず…だったとしてもエリアは挽回できるんだからってのはやっぱ素人考えなんかなあ?

 ミシャが悪い意味で丁寧に攻めようという意識が強いんじゃないかと思ってしまうのだ。

 今日は高嶺にも「そこはシュート撃てよ!」ってところでパスを選択するなんてのもあった。これは今日に限ったことじゃないけど、劣勢の時こそ丁寧にってのが却ってこねくり回すのを誘発しているように思う。

 あと、青木がサブにも入らなかったのが意外。ケガでもない限りはよほどミシャはスパチョークへの信頼度が高いということか。大嘉が入らなかったのはさほど驚きでもない。ミシャの中ではトゥチッチ>大嘉で明日はエリートリーグもあるからそこで修業させるってことなんだろう。

 まあ何にせよ、つまんないミスで2失点して負けた日にゃ萎えますよってことで。

posted by フラッ太 |19:55 | 試合後の印象 | コメント(5) | トラックバック(0)

2022年08月11日

ミシャはチョロQがお好き?

>クラファン、皆動き速すぎ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。…って、なんで急にウチらに出番回ってきたんですか?
黒:ウチの飼い主、クラファンできな粉甘酒ゲットしようと思ったら
  返礼品に入ってなくて不貞腐れたらしい。
赤:そんな理由でこっちに振られても…。
  でも、今回のクラファンも返礼品はなかなかのものですよ?
黒:MIZUNO瞬殺かよ!はえーよ!
赤:いや、あれは欲しいですよ。ゲットできた方は幸運ですね!
黒:まああれだ、きな粉甘酒は別ルートでお取り寄せしてもらうとしてだ。
  湘南戦はやっとメンツが揃って久しぶりに鬱憤を晴らしたな!
赤:小柏が非常に評価高かったですねぇ。
黒:小柏にはあれくらいやってもらわんと困る。
  まあ、本人もわかっていることだろうからこれ以上は言わんが。
赤:そして、スパチョークが途中出場ながら初出場でアシストというのは期待が高まります。
黒:今年はミシャ式に慣れてもらって…と思いきや、サブに入れるくらいだから
  ミシャの評価は思った以上に高いんだろうな。
赤:裏への抜け出しも速かったですしね!
黒:さあ、そこだ。湘南戦は右サイドに抜けていったが、
  可能なら左のシャドーで機能してほしいんだよな。
赤:チャナと似てるからってことですか?
黒:というより、ポジションがカブるんだよな。
  右シャドーは小柏が一番いいと思うが、ケガから戻ったら金子って選択肢もある。
  でも左は現状青木を脅かせる存在がいない。檀崎出しちゃったしな。
赤:駒井は?
黒:あれは困ったときのオールマイティなカードだ。
  駒井が目立つんじゃなくて忘れた頃に「また駒井だよ!」とウザがられるようにしたい。
赤:駒井が決めたら負けないってのは隠し玉にしときたいですしねぇ。
黒:忘れた頃にって意味では、宮澤が攻撃参加してミドルをブチ込んだゴールの方がそうだな。
赤:ああいうの、なかったですもんねぇ…。
黒:スパチョークはチャナと似てるっていうよりは小柏に似てると思う。
赤:またまた~、小柏はFWですよ?
黒:ポジションの問題じゃねぇよ。
  一瞬の抜け出しが速い、初速、1歩目のキレで勝負するって意味で似てるってこと。
赤:あ、なるほど。でも、それなら右小柏、左スパチョークならかなり凶悪になりませんか?
黒:さあ、そこだ。もしミシャがああいうキレで勝負するタイプが好みなら
  大嘉が難しい立場になるかもなと思ってな。
赤:…意味が分かりませんが。
黒:たまたまエリートリーグでの大嘉の抜け出しのシーン見たんだが、
  大嘉は小柏やスパチョークとは速さの質が違うんだよな。
赤:というと?
黒:大嘉の速さは武蔵に似ている。加速が効くタイプなんだよな。
  浦和戦の時の大嘉のあの加速ぶりは度肝を抜かれただろ?
赤:CKでストーン役やってからゴールtoゴールでしたからねぇ。
黒:ロングストライドを活かしてグングン加速してゴールに迫る。
  さながらビートたけしのスポーツ大将に出てきたカール君だな。
赤:喩えが古すぎるわ!平成生まれには全くピンと来ないですよ!
  確かに、イメージとしてはわかりやすいですが。
黒:大嘉がカール君なら小柏やスパチョークはチョロQだ。
  初速に負荷がかかる分ケガのリスクも大きい。
赤:チャナもケガで苦しみましたからねぇ…。
黒:そして、カール君には滑走路が必要だが
  チョロQは極端な話その場で抜け出せさえすればいい。
  大嘉がなかなか序列を崩せないのはそのあたりにもあるのかもしれん。
赤:あー、こっちが負けてるときは相手もスペース消してきますからねぇ。
  そういう状況で何ができるかとなると…。
黒:キム・ゴンヒの加入も決まったから大嘉はうかうかしてられん。
  土曜の神戸戦はいろんな意味で要チェックや!
赤:結局スパチョークかい!


 …とまあ、ネタなのかマジなのか中途半端なエントリーになりましたとさ。やはり小柏がいるといないとでは相手守備、特にDFラインにかかる負荷は大きくなるんで、小柏にはもう二度とケガしないとともに2試合に1回くらいのペースでゴールを決めてほしい。

 無茶ぶりは承知だが、小柏がいると縦にも横にもケアが必要になってくる。
 小柏のケアに追われるとルーカスが斬りこんでくるっていう好循環を見たい。
 神戸は個の能力は高いので簡単ではないが“チームで崩す”ためには必要不可欠。

 湘南戦はメンツが揃って満貫炸裂だったが、神戸戦はそれ以上を期待したい。

posted by フラッ太 |22:30 | ネタの殿堂 | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年08月07日

ラプソディ in 湘南。

>もうケガ人が出ずに連勝できますように…

 アウェイ湘南戦は5-1の勝利。久しぶりに「…っし!」と右手握ったわ。
 6/26以来の勝利。あまりに間隔が空きすぎてクラシックの味を忘れるところだったぞ…。

 「下を見ても何も落ちていない」

 このフレーズでピンとくる方はけっこうなサポ歴をお持ちの方。思い起こせば11年前、当時はJ2で、それまで先制した試合は全勝(!)だった石崎コンサが草津(現・群馬)に逆転負けを喫し、アウェイ湘南戦に勝たなければ昇格の目が消える、すなわち「絶対に勝たなければならない」試合だった。最終戦は間違って落ちてきたFC東京とのホームゲーム。ラス前の試合とあって関東サポだけでなく道内から参戦された方も多かったのではないだろうか。

 今日のアウェイ湘南戦はその時を思い出しながら勝利を祈っていた。結果は大花火大会だったわけだが、これ自体は驚くことでもない。申し訳ないが、今日の湘南のメンツとコンサのメンツからしてこれくらいはできるはずだと思っていたから。大八、高嶺、興梠、そしてお待たせしすぎたかもしれません状態の小柏がやっと復帰。わかる人だけ笑ってください、文字通りおっさんにしかわからんけどw。

 別の意味で絶対に勝たなくてはならない試合となった。

 もし今日の試合でドロー以下ならミシャが自ら身を引くのでは?と気になって仕方なかった。まあ、勝ったから言えることだけど、この試合に全てを懸ける!と檄を飛ばすくらいだから相当な覚悟があったのではないかと察する。プロの世界でまず最初に結果責任を問われるのは監督である。

 名古屋戦はドラクエで賢者・僧侶・僧侶・魔法使いのパーティで臨むくらいに火力不足。興梠負傷交代で代わりに入った戦士は即死、よくこれで名古屋相手にドローに持ち込めたなってなもんで、これだけメンツが揃ったのに勝てないようではそれこそどんな空気になってたかわかりゃしない。

 ただ勝つだけでなく、得失点差を稼げたのも大きい。ただ、今日の試合だけで+4を稼いでも未だに得失点差はビリというのは頭に入れておく必要はある。スパチョークがお披露目となった一方で、今日も大嘉は“おあずけ”を食らうという…。1失点が余計といえばそうなんだけど、ここは気になる点である。

 ともあれ、先行きへの不安感や閉塞感を一掃できた今日の勝利は素直にうれしい。
 今日は参戦されたサポーターの方々に感謝。サポの力は絶対にプラスに作用したはず。

 さあ、喜ぶのは今日だけ。残留の安心ラインとなる10勝にはあと4つも勝利が必要。
 少なくともホーム2連戦は共にmust winであることに何ら変わりはない。

 …でも、今日くらいはおだっておこうぜぃ!

posted by フラッ太 |22:50 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)