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2014年07月29日

(たぶん)今年もやります!弾丸ツアー!

>録画観てるヒマがねーよ!

 東京・札幌弾丸ツアー2014 ~ビックカメラは濁らない~

 さて、今年もこの時期がやって参りました。空気なんて読みませんよ?
 ツアータイトルでちょっぴり悩んだけど最初に思いついたものを素直にということで。
 つい最近までビッカメラと思い込んでいたので、
 スポンサードを機にきちんと覚えてお買い物もしようではないかと。今年の日程は

 8月28日(木)札幌
 8月29日(金)札幌 
 8月30日(土)東京
 8月31日(日)東京 おすまし

 カッコ書きなのは正式に休みのOKをもらっていないからだけど、まあ大丈夫でしょう。最悪、木曜日が減る程度で済みそうだし。初日の弾丸移動はお約束。29日は羽田行き最終便で移動して30日は終日フリー。おすましは当初は30日のチケットしか獲れなかったけど、気合いで千秋楽のチケットをゲットできたので予定通りに日曜日におすましを観て最終便で札幌に戻る旅程。

 8月のスケジュールが出てからになるけど、札幌では練習見学がメイン。試合は日曜日なので戦術練習も観られるのではと期待。ドサブか宮の沢かで若干予定は変わってくることが予想されるけど、札幌の滞在も余裕があるのでグルメとお買い物の定番ルートも抑えるつもり。スープカレーのお店はラマイさんは決定として4軒程度に絞り込んだ。何軒ハシゴできるかな…。

 まあ、予定はいくら立てても予定。移動さえ間違わなければOKってことで。いーんだよ、旅に出る前からカッチリ予定を詰め込みすぎるのも面白くないだろ?旅ってのはアクシデントやハプニングが起こってこそ旅ってもんだ。言っておくがアクシデント云々は自分で起こそうと思ってるワケじゃないぞ?ちょっとした準備不足だったりでたまたま起こるんだぞ?

 遠距離サポ故に人との出会いを楽しみにしているという側面もある。
 去年はscaさんにお会いすることが出来たが、果たして今年はどんな出会いがあるのか?
 白恋デートは実現するのか?(←そっちかよ!)

 現在コンサはプレーオフ圏内の6位。だが、実感は全くと言っていいほど無い。
 1ヶ月後にはホームでプレーオフが出来る順位にまで上がっていることを期待する。

posted by フラッ太 |14:10 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年07月26日

ビールがススム君♪

>ノルブリッツは残念だった…

 アウェイ愛媛戦は3-2の勝利。
 J's GOAL→サポーターズブログの順にチェック(経過は敢えて遮断)。

 J's GOALを観た時は「何という馬鹿試合、でも勝ったから許す!」だったが、
 サポーターズブログのタイトルからは何かとんでもない結末が待っていたようで。
 くっそー、今日こそオンタイム視聴できると思ったのに…。

 酷暑のアウェイ、かつ相性の悪い死国勢・愛媛との対戦。しかも2週間で5試合という過密日程(天皇杯含む)の三重苦。連戦の初っ端を勝つか落とすかではその後の戦いにも影響する。内容はともかく、苦手な状況(と勝手に思っているだけかも?)で勝てたのはデカい。

 もしかしたら「あそこで勝てたのが大きかったよね」という試合だったのかも。そう願う。
 ともあれ、今日は美味しくクラシックが飲めるということは間違いない。

 未成年以外の皆々様、お手を拝借。せーのっ、カンパーイ!

posted by フラッ太 |21:20 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年07月25日

第22節VS大分・アフターインプレッション。~緩んだ原因は?~

 全体の感想としては思ったよりも大分に攻め込まれたし、思ったよりも小野に依存してはいなかったといった感じ。ただ、宮澤の気迫がスゴいことになっていた。攻めっ気たっぷりの宮澤は久々に観た気がする。積極的にシュートも撃ってたし。コンサのゴールは荒野が高い位置で奪ってウッチーにスルーパス、中に入れたところを宮澤と正に流れるような攻撃。しかし、その後は実にまったりとした緩い時間帯が続いた。なぜ、このような緩い時間帯ができてしまったのか?

 答えは実に簡単でそれが財前流だから。

 じっくりポゼッションして…というのを財前コンサはずっとやってきたが、そもそも論として
 畳みかける攻撃なんて今までやったことあったっけ?

 三浦コンサにしても、石崎コンサにしても1点取った後にもう1段ギアを上げて積極的に点を取りに行く、一気に畳みかける試合というのがどれほどあったかなあ、と。財前コンサにしても大量点を取った試合はそう多くない。水戸戦は4-0だけど、あれは1点取った後にすぐCKで追加点が入ったから水戸が攻めに出ざるを得なくなった。わざわざ自分から畳みかける必要がなくなった試合で、じっくりハメてやればいいよっていう展開になった。もっとも、あの試合は前半にドフリーの場面を決められていたら負けていた、結果オーライだったが。

 '12コンサはJ1でいいだけタコ殴りに遭った。その経験からすると、怯んだ相手に立ち直らせるきっかけを与えないうちに追加点を取ることができるのがJ1の強さであって、たとえ点が獲れなくても攻め続けること、攻撃で圧力をかけ続けることができるから上で戦えるんだと思う。その意味であの時間帯は怖さを感じなかった。怖さを与えるようなカードの切り方もなかった。というより、あえてしないのが財前流なんだと思うし、財前コンサに限らずある意味コンサがずっと保ってきたスタイルなのかも知れない。もちろん、戦術だけじゃなくてそうした駒を揃える力があるかというクラブの地力も問われてくるけれど…。

 田坂監督もセットしていれば(守備は)大丈夫と言っていたし、我慢できる手応えはあったんだと思う。その手応えの理由になるかはわからないけど、大分サイドの読みとして小野がフルタイム出ることはないというのがあったと思う。小野がいる間は0-1でも許容範囲、逆にそこで耐えることができれば勝負になるというのがあったのでは。

 攻撃に舵を切らないカードの切り方もさることながら、ラドンチッチにヘッドでやられる伏線は後半開始時からあった。そこに手を打たなかったのは疑問。右サイドでやられすぎ。右サイドで防げずに逆サイドに振られて…なんてのもあったし、左サイドで奈良がラドンチッチと競ったあとにカズゥがフォローできていたのと比べると違いは明らか。
 後半開始時に3本も競り負けて金山が何度も弾いていたことを思えば、ラドンチッチを完封するのは不可能。クロスを上げさせない、競り負けても楽には撃たせないという考えになるはず。土岐田が下がった時はホッとしたけど、その後に為田にシュート撃たれた時には「河合を下げろよ!」と思わずにはいられなかった。全体を通してクロスの前の守備が甘かった。これは大きな反省材料。

 小野OUT都倉INは予定通りだっただろう。長崎戦では都倉が抜け出して…というのもあったし、内村の代わりとまでは行かなくても抜け出せてかつ前線からの守備もとなるとアリかな、と。ただ、その後の交代選手の選択が不可解だった。ウッチーOUTはないだろ!フルタイム動けるなら内村を残しておいた方が大分守備陣にはイヤだったはず。わざわざ宮澤を左SHに残して謙伍と同ポジションで交代ってのも不可解。それに、守備固めで上拓を入れる選択肢があるならなぜ為田のシュートの時点でテコ入れしなかったんだ!河合の出来よりもそこに腹が立った。やらせないっていう選択肢を採ること自体はアリ。それなら、まず手当てすべきはあの位置の守備のケアだったはず。

 攻撃的に行けなかったのはあるいはコマ不足ってのもあるのかもしれない。榊あたりがいればそのまま小野と交代でってのはあったかも。前俊トップで宮澤そのまま、ウッチー左SHは…守備かキツいかな?ここで謙伍が攻撃的に使われないのは謙伍がそういう風に財前監督に思われているんだろうなあ。
 ただ、ひいき目抜きにしても宮澤の出来は良かった。行く時か守る時か迷う時に基準となれる選手だと思う。そうなるとトップ下ではちょっと重心が前に傾きすぎかな。小野と宮澤、カズゥのトライアングルで小野と宮澤がCHならそれほど重心は偏らずに済むと思うんだが、まあこれは戦術厨の妄想ってことで。

 良くも悪くも財前コンサらしい試合であったと思う。

posted by フラッ太 |21:10 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年07月20日

“ガッカリ”を超える。

 後半戦の1発目、ホーム大分戦は1-1のドロー。

 サポーターズブログに並ぶタイトルから追いつかれてのドローであったと推察する。
 「こういうゲームで勝てないからいつまで経っても上に行けないんだ!」とか、
 文句の1つも言いたくなるけど現場はいつだって勝ちに行っている。それは間違いないこと。

 ただ、いちげんさんはともかく、足しげく通うサポーターにとっては今日のドローはブーイングだろうなとも同時に思うワケで。たとえ選手たちが自覚していたにせよ、「勝てた試合だったろうよ!」くらいのことを言ってもバチは当たるまい。

 今日の試合は“セカンドステージ”の開幕戦でもありリーグ初戦、ホーム開幕戦、厚別開幕戦に続くいわば“第4の開幕戦”と位置づけられる。ターニングポイントとなるのがハッキリわかる試合でのドローともなるとガッカリな度合いが更に増幅する。極論すれば勝利以外は何の意味もないっていう状況でもあったし。

 ただ。

 スタジアムに足を運ぶようになったり、シーチケを買ったりするようになる過程の中で
 サポーターはきっといくつものガッカリを超えてきたんだと思う。

 勝てなかったことについて言えば当然ガッカリになってしまうんだけど、「あと少しだったのに」とか「惜しかったね」とか同じガッカリでもポジティブなものに変えることができればなとも思う。もちろん、内容はシビアに検証する必要があるけれど…。

 勝ち負けだけが魅力じゃないってのはノノ社長も常日頃言っているし、小野の加入は客寄せ何たらってことじゃなくて、よほどのガッカリでもない限りは小野の存在自体に「観てみたい!」っていう欲求を沸き立たせてくれるし、小野にはわかりやすい、とっつきやすい魅力がある。非日常のワクワクやドキドキを味わえると言い換えてもいいかもしれない。宮澤にもやっとそんなわかりやすい魅力が見え始めたがもっとエロくなってもいいのよ?君臨しちゃってもいいのよ?

 ただし“小野効果”はいつまでも続くワケじゃない。
 それは選手だけでなくコンサに関わる誰もが肝に銘じておかなきゃならない。
 結果を出すのは監督や選手の仕事だし、伝道師となるのはサポの役割。

 「だろ?だからサッカーって怖いけど面白いんだよ」とか「TV画面じゃなくて実際に生で観ると違うでしょう?」とか「今日は追いつかれたけど、この緊張感は他じゃなかなか味わえないよ?」とか、いちげんさんを再びスタジアムに行こうと思わせることができればと思うし、また観に行こうと思わせる試合であってほしい。

 あーあ、土曜開催って勘違いしてなきゃまさかの奇襲攻撃もあったんだけどなあ。
 結局今日の宿がなかったから断念したけど、今日のドローはいろんな意味でビミョーだな。
 小野見たさに来た他のクラブ(主に浦和?)のサポはどう思ったんだろうなあ…。

posted by フラッ太 |17:45 | 試合後の印象 | コメント(6) | トラックバック(0)

2014年07月19日

オチはありません。

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
黒:じぇんこくのコンササポの皆しゃーん、いよいよ小野伸二がコンサデビューですよー。
赤:今年のJ2ももう半分が過ぎました。早いですねぇ。
黒:ド本命と思われた磐田が松本と並んで2位。その代わりに湘南が凄まじいな。
赤:湘南も上位にくるだろうとは思いましたが開幕から怒濤の14連勝。もちろんダントツのトップです。
黒:サイレンススズカぶりの逃げ足だな。こりゃもう捕まえるのは不可能だろう。
赤:湘南はさておき、磐田も去年のガンバや神戸と同じくらい勝ち点稼いでますから。
黒:でも1位にはなれない…ってステイゴールドか!
赤:まあ、去年は勝てそうで勝てずに降格しましたからねぇ。
黒:松本はツインターボの勢いで勝ち点稼いだな。
赤:その流れでツインターボって…松本サポに怒られます。
黒:それにしても、今年は戦国度合いがハンパじゃないな。
赤:勝ち点3の中に9クラブですからね。
  松本まで追いつくのは至難の業ですけど、この混戦は何とかして抜け出したいです。
黒:上位3クラブはもうどうでもいい…
赤:いやいやいや。もう少しポジティブに行きましょうよ。
黒:コンサの自動昇格は~ありまぁす!
赤:その物まね、文字じゃ伝わりにくいでしょう…。
黒:利権はどうして再現実験にイチャモンつけるのかねぇ?
赤:だから文字が違うってば。
黒:ちょっと社会を斬ってみたぜぃ。ワイルドだろー?
  …そういえば、千葉と京都は監督のクビ切ったよな。
赤:ものすごく強引なフリですねぇ。
  京都はともかく、千葉が鈴木監督のクビ切るのは意外でした。
黒:千葉の監督解任は今やJ2の風物詩だから。
赤:そうやってギリギリのところを衝くのやめてくださいよ。ジェフサポに怒られますよ?
黒:踊るバドゥも久しからず…。
赤:中途半端に上手いのが余計にイラッと来ますが。
黒:あーあ、お金のあるクラブはいいよなあ。スパッと監督のクビ代えられるし。
赤:…どことなくトゲのある言い回しに思えるのは気のせいでしょうか?
黒:バドゥはふしぎなおどりをおどった!バドゥはひかりのなかにきえさった!
赤:ドラクエか!
黒:そして、あんまはようすをみている…。
赤:いいよもう!千葉は関塚、京都は川勝と手腕のある監督が後任に就きましたから
  同じ勝ち点で並ぶこの2クラブは要注意ですよ。
黒:まあ、京都は点取り屋の大黒がバリバリ働いてるし、千葉は関塚監督だし
  イジってられるのは今のうちってのは同意だな。

赤:さて、コンサですが前半戦を消化してコンサは9位。
  去年と順位も勝ち点もほぼ同じですが、
  去年と違うのは引き分けが多いということでしょうか。
黒;けど、勝ち点1を積み上げたって感じの試合はほとんどないんだよな。
赤:横浜FC戦では終了間際に追いつかれましたからねぇ。
黒:福岡戦は追いつけたから帳尻は合ってるけどな。
赤:それ、帳尻合ってるって言うんですか?
黒:ともかく、もったいない取りこぼしが多すぎるっていう前半戦だったよな。
赤:もうちょっと上位に行けたって感じはありますよね。
  でも、守備は1試合1失点に抑えてますからまあまあ良かったんじゃないですか?
黒:金山を獲っておいて良かったよなあ。
赤:そして何といっても奈良ですよ!
黒:…いたか?そんなヤツ。
赤:それはないでしょう!安定感も増したし、
  この前の長崎戦の怒濤のオーバーラップからのシュート観てなかったんですか?
黒:シーッ!ナゴヤ様が見てる。
赤:まあ、J1クラブが食指を動かしそうってのはわかりますが。
黒:ナゴヤ様は本家みたいにごきげんようなんて優しい言葉はかけないんだぞ?
  一昨年だって桜は情に訴えかけて節操もなく山下をぶっこ抜くし、
  今年の徳島は柴崎抜かれて目を覆うような惨状だし
  J1クラブってのは昇格組に対してはそれはそれは情け容赦ないんだぞ?
赤:何とかして奈良と荒野はガードしておいてほしいですね。
黒:あーあ、パウロン抜かれたらウチは守備崩壊だなー、優良外国人なのになー。
赤:…そんな後ろに(棒)がつくような言い方もどうかと思いますが。
黒:ウチには奈良なんていないぞ!あれは花子のダンナだぞ!
赤:(ちょっと似てるかも…)
黒:変態仮面、じゃなかった肉体が良い意味で変態になりはじめてる奈良は
  3年後にはプジョル、5年後にはフッキ並みになってるかもな。
赤:…あながち否定できないのが何とも。
  パウロンと組むことでカバーリングも進化しているのがわかりますからね。
  まさにコンサの大黒柱です。
黒:奈良が長期離脱でもしない限りは守備は大崩れしないだろうが問題は攻撃だよな。
赤:まさかの加入だった都倉もそこそこ働いてはいるんですけどねぇ。
黒:前俊を諦めない!
赤:早い早い早い!いきなり前俊持ってこられても対処できませんよ。
黒:まずは内村の復調が絶対条件だろう。
  隔年エースなんて絶対に言われたくはないだろうしな。
赤:戦術内村なんて陰口も叩かれますが、
  内村が点取ってくれないことには上位に行けないですからねぇ。
黒:杉内の悪口は言うな!
赤:まあ、隔年エースでググったら杉内が真っ先に引っかかったのは事実ですが。
黒:未だノーゴールながら宮澤が見た目にも機能し始めているなとわかるようになったのはデカい。
赤:カズゥがボランチに戻ってきてPAにも人数かけられるようになりましたしね。
黒:ただ、実質2トップなだけにSHの攻撃参加が増えないと厳しい。
  3トップのオプションも模索して欲しいよな。じゃないと前俊の使いどころがない。
赤:…やけに前俊にこだわりますが。
黒:だって、小野も入ったし観たいだろ?コンサのファンタスティック・フォーを。
赤:フォーって…小野と前俊と宮澤と、あと1人は?
黒:それはもちろん深井さん。


 …というわけで時間切れ。ただの小ネタの羅列になってしまいましたとさ。
 仕事がいっそう忙しくなっちゃって起承転結のイメージすら湧かないときたもんだ(泣)。
 すみませんねぇ、だらだら書いた割にちっともまとまりがなくって(汗)。

 明日の大分戦はラドンチッチ封じが勝敗のカギとみる。ウチにはターミネーターがいるが、
 クロスからの失点が多いイメージがあるので楽に上げさせない守備も肝要か。
 しかし、どうやって大分はラドンチッチを獲れたんだ?外国人枠空けるために大宮が給料負担して厄介払いしたとか?
 動員かけた試合で勝てないってのはもう勘弁。何がなんでも勝て!

posted by フラッ太 |20:00 | ネタの殿堂 | コメント(3) | トラックバック(0)

2014年07月13日

7:3。

>ネタ作る気力がねーよ…

○古田 寛幸 選手 カマタマーレ讃岐へ期限付き移籍のお知らせ

 最初は「嘘だろ!?」とも思ったが、あり得ない話じゃないなとも同時に思った。

 去年の三上の契約満了も驚きではあったが、どうしても残しておきたい選手かどうかとなると必ずしもそうとは言いきれないなと思ってもいた。それに今年は積極的に選手の貸し出しを行っている。主に下部リーグへの武者修業といった性格が強いものの、強化部が移籍に関してはかなりオープンかつドライな対応をし始めているなとも思っていたので。

 で、かなり周回遅れで岐阜戦を観た(←遅いにも程があるだろ!)。
 その岐阜戦を観て尚のこと移籍は自然な決断だったと思うようになった。

 岐阜戦は荒野がオシャレな胸トラで抜け出してゴールを決めた試合。荒野が成長し、結果を出したことももちろん理由としてあるのだが、試合全体を通しての印象や荒野の動きを観ていると古田には居場所がない、使いどころがないなと思えたからだ。これは古田が能力的に劣っているというわけではなく、選手起用を含めた財前コンサと古田のプレースタイルが合わないのでは?という印象を持ったということ。

 最大の理由としては財前コンサはSHがかなりの運動量を要求され、
 かつ守備にエネルギーを割くことが多い点にある。

 岐阜戦での荒野は時折流れの中で砂川とサイドを入れ替わったり、長い距離を走って守備に戻っていた。同じ事を古田に要求することができるかとなるとどうだろう?守備が何とかできたとしてもいざ攻撃に費やすエネルギーが残らないんじゃないか?と思った。砂川は守備に戻ったあとの攻撃でもパス出しなどで貢献できるが、古田はドリブラー。最初からある程度高い位置で自分で仕掛けられる状況にならないと特長を生かせない。

 それに、都倉と宮澤の関係性からしても4-2-3-1とは言いつつ実際は2トップで、守備の時にはブロックを作る。全試合検証したわけではないけど、財前監督は交代カードの切り方がほぼ決まっている。そして、2枚使って負けているorどうしても勝ちたい時はほぼ100%パワープレー。途中出場させようにもポジションがない。
 SHの交代カードどして今年、優先順位が最も高いのは謙伍。たぶん、運動量があって守備もできるからという理由でだと思う。そうでなければ古田だってサブに入っているはずだし、菊岡がもっと使われている。宮澤をわざわざSHに回すこともない。保険的な意味で謙伍はつぶしが利くというのもあるのだろう。富山戦では右SBに回ったし。ただ、岐阜戦では謙伍のルーズな守備で失点の原因を作ってしまったのは大森アニキの指摘する通り。謙伍が内に絞っている間にこっそり岐阜の遠藤にドフリーの場面を作られた時は血の気が引いた。遠藤がアクション起こしていたが、もし通っていたらほぼ100%決められていたぞ。

 かくして、荒野と古田が同じポジションを争うというイメージが湧かなかった。
 似て非なるものというか微妙に得意なポジションやプレースタイルが違うのかなあ、と。

 となれば、古田が出場機会を求めるのは当然のこと。讃岐だと埼スタで2ゴールを決めた時のように「前残りで何とかしてくれ!」ってシチュエーションが増えると思うので悪くない移籍だと思う。北野監督ってけっこうピンポイントで補強する印象もあるし、お眼鏡に適ったのだと思いたい。

 讃岐だけに腰の強さでスルスルと(ゴールが)たくさん入るようになることを期待する。
 即戦力、残留への切り札として何としても結果を出してほしい。
 本人も気合い入っているだろうが、島流しにされた挙げ句怨霊になんてのは願い下げだぞ。
 …もしかして、対コンサで出場不可の契約を盛り込んだのってこのため?
 まあ、アウェイで負けているし当然の措置なんだけど。'''打てる手は全て打たなきゃね。

posted by フラッ太 |19:40 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年07月06日

(去年の)徳島を目指せ!

 まずは前半戦を終わっての順位表(→こちら)。

 湘南の突き抜けっぷりはもはや異次元。勝ち点だけでなく、勝ち数・得点・失点・得失点差すべてでトップでほぼパーフェクトと言っていい。去年J2をブッチ切ったガンバの勝ち点は87。あと9勝で届く。2位の磐田とは勝ち点差が既に17もあり、自動昇格はおろか優勝も十分視野に入っていて記録を次々塗り替えそう。勝ち点3ケタも夢じゃないかも?
 湘南を除くと磐田と松本の勝ち点は共に43と去年のガンバ(勝ち点46)・神戸(勝ち点44)とほぼ同じなのでこれが自動昇格するチームの“平均ペース”と考える。既に湘南が1枠埋めていて、実質的には残り1つの自動昇格枠を磐田と松本とで争う格好でコンサが今年自動昇格するのはほぼ不可能といっていい。

 しかし、プレーオフ圏内、とりわけホームでプレーオフができる4位には十分望みがある。
 何せ今年は団子っぷりがハンパじゃない

 現在4位の岡山との勝ち点差はわずかに3。その中に何と9クラブがひしめいている。去年は10位コンサから3位の長崎までの勝ち点差は7だが、今年は4位岡山から勝ち点7差となると15位の愛媛まで(!)含まれる超大混戦。その原因と言えるかどうかはわからないが、今年は下位の低迷も著しい。
 勝ち点8の富山は言うに及ばず、20位の東京Vも勝ち点16。これは去年ビリの岐阜(勝ち点17)よりも悪い数字である。富山は去年から勝ち点13減、東京Vは勝ち点12減。2ケタ減はこの2クラブのみ(その次が長崎の勝ち点9減)とひときわ目立つ。もっとも、ブービーの讃岐に勝ち点3をプレゼントしたコンサが偉そうな口は叩けんが…。

 去年のコンサは前半終了時で勝ち点29の10位。得点・失点も去年とほぼ同じ。それでも、最終節に勝てばプレーオフというところまでこぎつけたのは後半戦に勝ち点を上積みできたことが大きい。去年の上位6クラブのうち、後半戦で勝ち点を上積みできた(後半21試合で前半21試合の勝ち点を上回った)のは徳島のみ(+15)。9位の栃木まで含めても松本(+14)・札幌(+6)と合わせて3クラブしかない。

 上位のクラブはおおむね現状維持の先行逃げ切り、もしくは微減にとどめている。裏を返せば上位クラブはそれだけの地力があって追い抜くのが困難であるとも言えるのだが…。ただ、脱落していったクラブの共通点として挙げられるのが守備の崩壊。その典型例に挙げられるのが福岡で、前半戦終了時では失点19だったのにシーズン終了時には失点が54(つまり後半戦だけで失点35)とほぼ倍増で得失点差もマイナスに転落。福岡はとかく運動量が求められるプレースタイルなので息切れした感がある。
 同様の例として栃木が前半戦で失点22だったのがシーズン終了時には55と11増、去年の引き分け王・岡山も失点が10増で堪えきれずに負けが増えているのが窺える。優勝したガンバも実は失点が16から46とほぼ倍増していて実は崩壊していた守備を攻撃でカバーできていただけ(得点は前半戦が40なのに対して後半戦は59)というのが透けて見える。ガンバが未だ降格圏内から脱出できないのはある意味必然かも(失点19はJ1で5番目に多い)。

 …ぶっちゃけ、去年の徳島を目指せ!でいいような気がしてきた。

 というのも、去年の徳島は前半終了時で勝ち点26の15位、得失点差も-7だったのが、終わってみれば勝ち点67の4位で得失点差+5。“セカンドステージ”に限ってみれば勝ち点41はガンバと並んで堂々の1位タイ(!)。去年の上位6クラブは徳島を除いて総失点が50を下回っている。徳島は総失点51だが、セカンドステージに限ってみれば失点18と1試合1失点以下で堅い守備が光る。
 現在コンサの勝ち点はちょうど30。セカンドステージでは勝ち点40以上を目指すのが頑張って届きそうなラインとみる。+10の上積み。去年+6の上積みができたんだから決して夢物語ではない…はず。去年の3位・京都が勝ち点70。磐田と松本の走りっぷりからして3位はちょっと無理そうだが、混戦を抜け出して4位に…という皮算用は都合良すぎるのだろうか?

 ともあれホームでプレーオフ、そして入場料収入でノノ社長ウハウハってのはまだまだ可能。
 …さて、岐阜戦でも観るかな。数字遊びも意外と疲れるのよねぇ(嘆息)。

posted by フラッ太 |23:35 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)

2014年07月05日

勝てばいいのさ。

>てっきり来週も試合があると思ってた…

 前半戦の最後、アウェイ長崎戦は1-0の勝ち。

 今日に関しては内容は問わない、もちろん内容が伴えば言うことはないけれど
 今日に限っては勝ち点3を取ること、連勝するという結果が何より大事。
 そのミッションをクリアできたのは良かった。

 これで3連勝。良いイメージで後半戦を迎えることができる。
 何せ去年の財前コンサは連勝することができず、さあここから!という時に躓いてばかり。
 やっとタフさが身についてきた…と思う。

 折り返しを迎えて勝ち点は30。単純計算では去年のプレーオフ圏内にすら届かない数字。
 自動昇格は湘南の驚異的な勝ちっぷりで現実味に乏しくなっているが、
 今年の混戦の度合いからすればプレーオフ圏内には頑張り次第で十分届く。
 逆に安パイなどない、1戦必勝!ということでもあるが…。

 前半戦の総括はこれからということになるだろうけど、
 去年の数字からすると最低でも半分以上勝つことが上位進出への条件になると思う。
 差し当たって1週おいたホーム大分戦では是が非でも勝つことが必要になってくる。

 ともあれ今日は美味しいクラシックを飲むことにする。その先は追々考えよう。
 んじゃ、乾杯!

posted by フラッ太 |20:35 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)