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2016年12月31日

分岐点。

>レバンガ、残り7秒踏ん張れなかったのか!

 さて。

 御神酒とヱビスが入ったアタマでぼんやり考えるに、
 コンサは“分岐点”に差し掛かっているのかな、と。

 クラブ20周年ということで“区切り”がつくのは確かなんだけど、スカパーからDAZNへ、衛星中継からネット配信へと視聴スタイルも変化する。JリーグとしてもJ1に重点的にマネー配分していくということで国内だけでなく国外、アジアへと視野を広げ、視点を変えていく流れにある中でコンサがJ1のステージに立つ。

 これは単に選手個々や試合のレベルの高さが求められるというだけではなく、「このタイミングで(J1に)いなきゃいけない!」って時にJ1にいられることは僕らが思っている以上に重要で、J1に居続けなきゃならないというのが僕らが思っている以上にクラブにとって必要不可欠なミッションである。そんなことを思うんである。

 折しも、鹿島がクラブW杯で存在感を示して、日本にも原石、あるいは掘り出し物があるというのを世界に知らしめた。だが、その鹿島でさえアジアの覇権を獲れたわけではない。まあ、ペドロ・ジュニオールを神戸から獲得して、その足がかりはそれなりに掴めたのかなとは思うけど…。

 鹿島とコンサの間には大きな差がある。それは間違いない。ただ、それは大半のJ1クラブがそう思っているだろうし、現実として差はあるだろう。コンサがJ1でどこまで戦えるかはサポの声援ももちろん必要なんだけど、補強がどこまでできるかに大きくかかっている。

 増川の長期離脱が確定している中にあって、なかなか守備の補強がままならないのはどうしたって不安が先に立つんだけど、天皇杯でマリノスが負けたことで俊輔の磐田移籍報道など“マリノス・ショック”が移籍市場に激震と混乱を産み始めている。それは5年前と違ってコンサだけが安牌になってしまうことを避けることにもなり、残留への道筋が多少なりとも開けてくるということでもある。

 カネがなければ勝てないというのは現実としてある一方で、今年J2降格の憂き目を見た名古屋や大宮のようにカネがあるクラブであっても使い方を間違えればJ2に落ちる。J1においては決してカネがあるとは言い難い甲府が生き残っているのだから術はあるはずだ。

 …なーんか、まとまらないな。

 今年はホームゲームを初めて3試合観ることができた。来年はJ1。個人的な目標としては今の仕事の環境が変わらないという前提に立てば土曜開催の方が参戦には都合がいいので何とかして5試合参戦を目標にしたい。できればシーチケのお布施も視野に入れたいけど参戦回数を優先させるならそこまでは無理かな。シーチケのお金で少なくとも2戦は行けるしねぇ…。

 まあ、来年の3月12日にはおすましファイナルがあるのでこの週のツアーは決定済み。11日土曜日はホーム開幕戦の公算が大きそうなのでいろんな意味で史上最大のツアーになりそう。というわけで、やるべきことはひとえに軍資金の確保。

 …え?ネタ?気が向いたらやるってことで。

posted by フラッ太 |20:05 | ちょっとカタい話 | コメント(2) | トラックバック(0)

2016年12月30日

赤黒スズメの年越し。

>あ、DVDとマグカップ買うの忘れてた!

赤:そろそろ今年も終わりますけど、のんびりしてていいんですか?
黒:んなこと言ったって、出てくばっかりで入ってくるってのがないからなあ。
赤:今年はコンサが見事J1昇格、それもJ2を制してですから最高の1年になりましたね!
黒:選手の能力の違いが戦力の決定的な差ではないということを教えてやる!って1年だったな。
赤:いきなり来ましたか…。でもまあ、コンサの立場からしてみればそうですよね。
黒:5月に首位になってから1度も首位の座を譲らなかったってのも地味にすごいよな。
赤:大半のコンササポだって開幕前には
  プレーオフ圏内には入って欲しいくらいなあ…くらいにしか思ってませんでしたからね。
黒:柿谷まで呼び戻して寝てても自動昇格できるだろって戦力のセレッソが
  プレーオフ回りでやっとこさ昇格だからな。
赤:J2って前年2ケタ順位のクラブが1つはJ1の切符を掴んでますから、
  選手の能力の違いだけでは乗り切れないってのはあながちウソでもないんですよね。
黒:ホント、J2は魔境だよな。
  キュアップラパパ!って魔法かけりゃ上がれるワケじゃないしな。
赤:だからプ○キュアネタをぶっこむのやめなさいって…。
  でも、2位の清水は終盤怒濤の9連勝で一気の捲り、終わってみれば勝ち点1差です。
黒:さすがはコバさん、昇格請負人の面目躍如だな。
赤:J2は監督の経験値も大きくものを言うんでしょうか。
黒:てめぇ、O熊ディスる気か?O熊だって名将だぞ?
赤:じゃあ、セレサポに向かって「O熊は名将だったね」って言えますか?
黒:世の中には本音と建前というものがあってだな…。
赤:間違って落ちてきたガンバでさえも6連勝が最大ですからいかにすごいかですよね。
黒:チョン・テセはJ2じゃ反則にも程があるからな。だけどコンサだって連勝はしただろう?
赤:ええっと…6連勝が1回、4連勝が2回ですか。けっこうすごいんですね。
黒:大型連勝が複数あって、それでいて連敗は終盤に1度あっただけ。理想的だな。
赤:今年はとにかくホームで強かったですからねぇ。記録更新こそできませんでしたが、
  37節でヴェルディに負けただけでホームで17勝3分1敗ってのは驚異的ですよ。
黒:できすぎた感があるとはいえ、ホームで勝つのは基本だな。
  寝てても昇格できる戦力だったセレッソがホームで7敗もしているってのがな…。
赤:逆にセレッソはアウェイで勝ち点を稼いでいるので、その意味でも対照的ですね。
黒:自動昇格大本命と言われたセレッソでさえもJ2の魔境でもがき苦しんだ。
  山形も一時はJ3行きが危ぶまれたし、北九州はJ3降格だからな。
  いったん歯車が狂えばどのクラブでも簡単に危機に直面するってことだよ。
赤:今年よく言われた一体感ですね。
  ホームでの清水戦で勝っていなければ自動昇格もなかったし、
  最終戦の引き分けがなければ優勝もなかった。
黒:最終戦、ホントは勝って決めてほしかったけどな。
赤:もういいじゃないですか。クビ差で逃げ切っても優勝は優勝です。
黒:まあな。「正々堂々戦ったらどうなんだ!」ってのは確かにそうなんだが、
  「戦争は勝って終わらねば意味がなかろう?」って話だしな。
  悲しいけど、これJ1へ行くための戦争なのよね。
赤:同じ自動昇格でも優勝と2位じゃやっぱり周囲の見方も変わってきますよね。
黒:そりゃそうだ。欧州CLの決勝じゃないが優勝以外はみんな敗者だもんな。
赤:記念グッズ作ったり、雑誌が特集を組んでくれるのだって優勝すればこそですもんねぇ。
  宏太も強みに…
黒:おっと、そこから先はエルゴラ総集編を買ってくれよな。
赤:宣伝かっ!
黒:勝つことで評価されるってのは鹿島見てると如実にそう思うぜ?
  クラブW杯では開催国枠ながらアジア勢初めての決勝進出で
  あのレアルマドリードにスイッチ入れさせたんだからな。
赤:好き嫌いは別としても鹿島とJリーグを認めさせるには十分な結果でした。
黒:だからってソンユンの強奪を画策ってのは勘弁して欲しいけどな。
赤:勝ち点1位で本来なら優勝だった浦和もチャンピオンシップで鹿島に負けましたからね。
黒:浦和としちゃ納得いかんだろうが、その1発勝負で負けたせいで
  やれ浦和は勝負弱いだの停滞感があるだの批判されるんだからな。
赤:それでクラブW杯の出場権も逃がしましたから尚更ですよね。
  槙野のせいで逃した魚は大きかったですねぇ。
黒:負けて落ちれば泥ってやつだよな。そして、柏木のブログが炎上…。
赤:こら!それに微妙に元ネタがズレてますよ。
黒:まああれだ、やっぱり勝ってナンボで2位じゃダメだってことだよ。
  優勝できて何よりだ。
赤:改めて1つ勝つことの大切さや勝ち点1の重さが浮き彫りになりましたね。
  そう考えると怖いなあ…。
黒:…おい。
赤:何ですか?
黒:コワイナーってモロにプ○キュア5のネタじゃねーか!
赤:知りませんよそんなの!ホント、自己中なんだから…。
黒:そのジコチューってのもドキドキ!プ○キュアのネタだろ!
赤:いいよもう!


 ポジティブの情報が入ってこないので、正直かなりしんどい。M-1とかいろいろ番組は観たけどネタが形になりそうもなかったんで、今回はだらだら書かせてもらいます。心身共にだいぶ参ってるし…。

posted by フラッ太 |22:10 | ネタの殿堂 | コメント(5) | トラックバック(0)

2016年12月21日

どうってことない。

>ピーター・ウタカって広島からのレンタルだっけ?

 まあ、大厄を越えると1つ歳を取ることには特別の感情を持つってこともなく。
 15歳と360ヶ月なんてボケをかますこともなく迎える45歳の冬。
 老いを感じるってほどにはまだ歳を食っていないだけ、どうってことないってことかな。

 移籍情報は芳しいものはあまりなく、どちらかというと「何だかなあ…」と思ってしまうものばかり。水沼は師匠の下でやりたいってのはあるだろうし、野津田は広島が完全で出したくないとか何かしらの思惑が働いたってのもあるだろうし、ゴメスは…、うーん、このタイミングなら移籍金も残せるしってことなのかなあ。でも、移籍先が新潟ってのはやりきれなさが残るってのは多くのコンササポが思うことではあるだろう。

 J2優勝、とはいってもJ1の上位を向こうに回すと選手の確保や争奪戦ではどうしたって不利な立場に立たされるのはわかっていたこと。あっと驚くタメゴローな補強ってのはそうそうできないだろうし、鹿島からやっとの思いでソンユンをガードしたってのに植田なんて獲れるわきゃねーっての当分はモヤモヤした気持ちが続くんだろうなと諦めではないけれどある種の悟りみたいなもんがある。

 ホントはそれじゃダメなんだけどね。
 5年ぶりのJ1、何としても残留して今度こそ定着しなきゃ。
 そのためにここまでやってきたんだし。

 何はともあれ、今週末のクリスマスイブをどうやって凌ぐか。今はそれが最大の関心事。
 何かしらポジティブなニュースがないとネタも何もあったもんじゃねぇ…。

posted by フラッ太 |18:25 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2016年12月13日

'16コンサを振り返る②。

~ベストゴール~
 1位:内村の決勝ゴール@フクアリ千葉戦
 2位:稲本の移籍初ゴール@ドーム桜戦
 3位:ジュリーニョのドッカンミドル@ドーム岐阜戦

 今年、一番悩んだのがこの選定作業。1位は当然としても絞り込む作業が実に難しかった。松本戦の都倉のキャノンヘッドも捨てがたいし、京都戦@ドームでの前寛スルーからの都倉のゴールや福森の蹴った瞬間「あ、入った…」っていう直接FKもあるし。観点としては印象に残るゴール、チームで崩したゴール、個人技が光るゴールの3つに分けて選んでみたが、1位以外はアウェイ水戸戦での内村のヘッドなど違うゴールを選ぶ人がいても不思議ではない。稲本のゴールのランクインはボールを奪った稲本がそのまま前線に攻撃参加してゴールを決めたというのが大きい。FWが決めるのはある意味当たり前というかやらなきゃならない仕事だもんね。

~ルーキー・オブ・ザ・イヤー&MVP~
 ルーキー・オブ・ザ・イヤー:ク・ソンユン
 MVP:ク・ソンユン

 今年はGKがクローズアップされることが多い(気がする)。アウェイ桜戦ではスコアレスだったのに面白かった。金山もソンユンが負傷交代という難しい状況で無失点に抑えたし、GKが試合を引き締めるという好例だったように思う。年間通してゴールマウスを守り続けたソンユンをルーキー・オブ・ザ・イヤーとする。

 今年のコンサはセンターライン、いわゆるチームとしての主軸、背骨がしっかりしていたことがJ2優勝という結果につながったと考えている。都倉は言うに及ばず、守備では増川とソンユンのセンターラインが固まったことで失点を少なくすることができた。増川の長期離脱はどう考えても大きなマイナス。補強、大丈夫か?
 攻撃面では福森の貢献が大きく、欠くことのできない選手だったけど、今年も攻め倒して勝つというよりギリギリの戦いを続けての昇格だったし「ソンユンでなければ…」というシーンが多かった、最後の砦としての活躍ぶりを考えると今年のMVPはソンユンにするのが妥当ではないかと結論づけた。鹿島がぶっこ抜きを画策するくらいだったしね。かくしてソンユンの2冠達成となった。

~今年の漢字一文字~
 普通に考えれば昇格の「昇」やJ1に還ってくるの「還」なのだが、そこはB型気質なのでストレートには選ばないというか選びたくない血が騒いでしまう(苦笑)。同じ昇格でもどういう昇格だったかというのを考えると真っ先に思いついたのは劇的勝利の「劇」フクアリでの試合はもちろん、ホーム清水戦も(特に清水側にとっては)「ウソだろぉーっ!?]っていう劇的なものだったし。最終戦が茶番劇だったってのはナシってことで。

 ただ、コンササポ含めてコンサはプレーオフ圏内には入れてもJ2を制覇するとは思っていなかった、どう考えても清水とセレッソで2枠を埋めてしまうだろうなというのが開幕前の空気だった。そう考えると序盤無敗だったセレッソをホームで蹴散らしてからは驚きの連続だったように思う。ジュリーニョが大当たりだったし、途中加入の菊地含めてここまで当たるかってくらいに補強が的確だった。進藤の足裏アシストとかのビックリプレーもあったし、ヘイスの技術の高さにも驚かされた。というわけで、
 今年の漢字一文字は「驚」とする。

posted by フラッ太 |11:50 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2016年12月11日

'16コンサを振り返る①。

>あの2羽は冬眠に入りました…

 さて、毎年恒例の振り返るシリーズ。
 今年は昇格イヤーとなり自然とトピックも増えていくので思い出しながら小出しに。

~ベストゲーム~
 1位:第9節 VS セレッソ大阪@ドーム
 2位:第25節 VS FC岐阜@ドーム
 3位:第27節 VS 清水エスパルス@ドーム

 アウェイ千葉戦は敢えてセレクトから外した。というのは、あの試合は確かに劇的勝利でJ1昇格に大きく近づく勝利ではあったが、内容としては千葉のものだったので。1位のセレッソ戦は攻撃を受け止めつつも攻めるときは攻めてチームとしてやりたいことがやれた上での勝利というのを重視した。2位は単純にケチャドバのゴールラッシュで楽しかったねという意味で選んだ。3位は劇的勝利の中でも後半に清水の猛攻に晒されながらも激闘を制したというのを評価してのもの。前半は清水のミスも絡んだがコンサペースだったし。

~ワーストゲーム~
 1位:天皇杯2回戦 VS ファジアーノ岡山@厚別
 2位:第38節 VS ロアッソ熊本@うまスタ
 3位:第42節 VS ツエーゲン金沢@ドーム

 本来ならカップ戦を1位に持ってくるのは邪道ではあるんだが、この試合は何もかもが中途半端。勝つ気があるのかも見えなかったし、選手の間でもモチベーションがバラバラ、意思統一もない。カップ戦といってもこれはいただけない。
 アウェイ熊本戦は四方田監督の選手起用のミスでむざむざと落としてしまった試合。それまでも上原はFWなら大作戦要員、基本WBで謙伍との同ポジションでの交代起用だったにもかかわらず、何故にスタメンで前線に起用したのか?魔が差したとしか思えない起用である。

 3位については異論はきっと出てくると思うけど「初めてコンサの試合を観る人が見て面白かったか?」というエンタメ性の観点から敢えて選んでみた。もちろん、これまでの結果や状況などを知っている人には理解はしてもらえると思うけど、また試合を見に来ようかなと思わせることができなかった、期待に応えることができなかったのはやっぱりマイナスじゃないかと。ヴェルディ戦@ドームは負け試合だったけど、少なくてもまた見に来ようと思わせるものはあったはずだし。

~ターニングポイントとなったゲーム~
 第24節 VS 松本山雅

 これは正直悩んだ。ノノ社長が言っていたようにセレッソ戦@ドームを挙げるのが順当ではあると思うが、今年は(今年も、か?)常にギリギリの戦いを続けて「ここで負けたらヤバい!」って試合で勝ち続けてきた。それもほとんどがホームゲーム。
 この試合は都倉のスーパーゴールを何とか凌ぎきっての完封勝利。解説の水沼さんベタ褒めだったよなあ…。ソンユンがリオ五輪でいない、松本がセットプレイで完全に崩したのに金山が左足1本でセーブするなど内容としては松本が押していたが勝ちきることができた。今年、よく言われる一体感がハッキリ形として表れた試合ということでこの試合にした。

posted by フラッ太 |13:10 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)