2011年09月02日
【第25節】まさしくホームな千代台
2011/08/21(日)13:00 @函館千代台 J2・第25節 コンサ 2-1(0-1、2-0)京都サンガ 得点者:中山博貴(京・13分)、ジオゴ(47分)、近藤祐介(67分) 試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー
函館から帰ってきて仕事に追われていたら、もう今夜は岡山戦です。や、私も岡山へ向かっているところなんですけどね。前節の試合をさっと振り返ります。過密日程はサポにもハードですw
↑と書き始めてみたものの、もはや岡山戦も通りすぎて水戸戦も目の前ですけどね。
まあ気を取り直していってみよう。
帯広から前夜遅くに函館入りしました。帯広から函館に向かう特急の中ですでに函館を満喫しているみなさんの行動報告などいろいろ見ていたら。私もイカ刺しは逃せない!! 前夜からの強い決意でしたので、朝ごはんにイカ刺し定食を食べてから意気揚々と千代台に向かいました。
不要な荷物を駅のコインロッカーに預けていこうと函館駅の2階に上がると、コインロッカー前のスペースにコンサの写真パネル展がありました。フラッグがこんなふうにどどーんと。 これは函館開催の試合告知ポスターですね。 今日のこの1試合のための特製ですね。 3人のうち純平と芳賀ちゃんは来れなかったけれど(涙)。 でも他の選手が活躍してくれるはず。 純貴の写真もありますよー。 がんばれ~。 ヒロもがんばれ~。 マコさまと芳賀さま。 「さま」付けで呼びたくなる2人です。 ドールズの写真もあります。 手前で一番大きく写っているのは函館出身の藤島沙希恵さんかな? こういうこだわりも嬉しいですね。 駅前から市電で千代台まで行こうと思っていたのですが、駅のバスターミナルのところでシャトルバスの案内がありました。 シャトルバスが出ているんですね。 そういえば帰りのシャトルバスには乗ったことがあるわ。 せっかくだからバスにしようと乗り込みました。 (降りるところは電停とほぼ同じ場所でしたけどw) 着きました。 もうすでに賑わってますねー。 バスラーメンのお店が出ています。 ハセガワストアも。 やきとり弁当に並ぶ人たくさん。 長万部のかに飯とか。 「来さ」って以前東区でサポの方がやっていたお店ですよね。 函館に移られたんですね。 懐かしい方には嬉しいことでしょう。 森のイカめしもあります。 これはこのごろ厚別でも楽しめますけどね。 そして私の今回のお目当てはこちら。 あさみ商店さんの松前漬けです。 以前くーさんが紹介してらしたのを見て、美味しそう、今度絶対買ってみようと強く決意していたのです(←食べ物のことには必死すぎ)。 いろんな種類があるのねー。迷うわあ。←買い込む グッズ売り場も賑わっていました。 たくさん売りたいHFCも、ふだんなかなか買えない函館の人も、どっちも嬉しい(笑)。 生ビールのポップにはドーレくんがついています。 ちょっとしたことなんですが、なんだか浮き浮きします。 ということでとりあえず買い込んだもの。 ビールと、あさみ商店の松前漬けとほっけの素干し、そしてくまちゃんがお友達経由で買っておいてくれたラッキーピエロの帆立バーガー。 よいお天気の空の下でビールを飲みながらのんびりしていたら、まもなく両親が到着しました。日帰りだと疲れるから今年は湯ノ川に前泊したそうです。ふだんは同じスタジアムにいてもばらばらに観戦している親子ですが、函館での試合はここ数年両親と一緒に見るのが恒例になっています。母が指定席のチケットを一緒に買っておいてくれる(モゴモゴ ピッチではちびっこのサッカーをやっています。 函館のスクールの子たちかな。 みんながんばれ~~。 北斗市を中心として地域活性化のための活動をしているアイドルユニット「北斗夢学院・桜組」の女の子たちが、コンサの函館開催に向けて「ちよが隊」としてアピール活動をしてくれていました。 歌っています。 そして今回は渡島檜山地方在住の女の子がドールズと一緒に踊ろうという企画がありました。 みなさん衣装も赤黒で凝ってますねえ。 いつもの人権マスコットの「まもるくん」「あゆみちゃん」の他に違うマスコットも出てきました。あらいぐまなのかな?「ユウちゃん」、「マイちゃん」って言うんですね。どっちがどっちかわかりませんけれども。 人権メッセージ宣言をするのはドールズの藤島さんです。 さすが地元の活躍ぶり。いいねえ。 ドールズの試合50分前パフォーマンスはちよが隊も一緒にダンスです。 ちよが隊やドールズユース、「コンサドールズと踊ろう!IN 函館 !!」企画の人たちも含めた全体のようす。 いいお天気です。気持ちよい青空。ちと暑いですけどw 京都サポ コンサゴール裏 選手たちが出てきました。あれ?うちの選手たちがアウェイサポの方にまで挨拶に行くの?と思ってはいけません。これは京都の選手です。 赤黒はきっと京セラのコーポレートカラーからきているんでしょう。 こちらはコンサのスクール生。 (あちらの選手とそっくりだけどこっちが本物w) うちの選手たちが出てきました。 うふふふ、貴之もメンバーに入っているのよ~。 ゴール裏に挨拶 フラッグが壮観です。 ピッチ練習が始まりました。 2人1組になっての練習では、貴之と組んでいるのは陽輔です。 去年まで一緒にプレーしていた直接のチームメイトですもんね。貴之にとっては一番気の置けない相手ですよね。 そして純貴とヒロが組んでいます。 考えてみればユース組で年齢順だわ。 京都のスタメン 久保くんはSBSカップを途中で離脱してこっちに来ているのね。 京都の3トップは17歳、18歳、19歳の10代3人組ですって。 名前ボード係の中学生たちが懸命にお仕事しているようすが可愛かったです。 というわけでコンサのスタメン。 コンサもくっしーがスタメンですよ。同年代の3トップに負けるわけにはいきませんよね。がんばれくっしー。 選手入場のときバックスタンドにはビッグフラッグが3連で広がったのですが。これに先立つスタジアムの雰囲気はまさしく「これがホームだ!!」と叫びたくなるほどでした。 コールリーダーをはじめUSの若者くんたちはひごろからメインスタンドやバックスタンドの観客も応援に巻き込もうと呼びかけたりしてくれていますが、この日は、選手入場の15分くらい前にUSの若者がひとりメインスタンドに来て説明をしていました。トラメガの声が届く範囲が広くないので、ホームゴール裏方向からアウェイゴール裏方向へ説明をしては少しずれてまた同じ説明をしていく繰り返しで。なので私のいる席の正面あたりから話してくれたときに、話の内容がしっかりよく聞こえました。彼が言うには、選手が入場する少し前にコールリーダーがメインスタンドの方へ向かって「メインスタンドのみなさん、用意はいいですか?」と呼びかけるので、それを合図に全員で立ち上がって一緒にWe are Sappao!!コールをやりましょう」「ゴール裏だけじゃなくスタジアム全体で一体となって、このエリアの人たちもみんなで立ち上がってコールする光景って素敵じゃないですか」「この話はゴール裏でも一部の人しか知らないんで、ここが一斉に立ち上がるときっとゴール裏の人たちも『おーーっ』ってびっくりすると思います。」と、メインにいる人たちの気持ちもちょっぴりくすぐりながら話していました。彼の話は好感をもって受け止められたようで、話し終わると聞いていた人たちの間から拍手が起こり、そして彼がまた横にずれてスタンドにトラメガを向けて話をしているとその内容は聞こえないけれどしばらくして観客から拍手が起きるので「ああさっきと同じ話が終わったんだな」とわかるという感じでした。そうやってだんだんと拍手の波が右方向(アウェイ側)へずれていってほとんどアウェイゴール裏近くへ達したあたりの時間に、コールリーダーがそのUSくんに「もういい!」と呼びかけ、戻ってこいと促しました。ほんとだ、そろそろ選手が入場してくる時刻だよ。それで彼はメインスタンドの最前列の通路をスタンドの観客に見守られながら走ってゴール裏へ戻っていったのですが、見送るメインスタンドの人たちがかなりの拍手を彼に送っていました(照れて手を挙げて挨拶したりしてw)。それでもうスタンド全体にかなりの下地作りができている雰囲気でしたね。もうかなり温まったからあとは火をつければOK、みたいな。 そうは言っても私の周囲にはわりと年配の人が多かったので、実際に立ち上がるまではいくかしら、どんな感じになるだろうとすこーし心配もありました。 ところが。 実際にコールリーダーの呼びかけが聞こえると、ずざざざーーっと音が聞こえるような感じで周囲一帯がみんな立ち上がり。おおおおおーー。 そして正面に見えるバックスタンドも、芝生席だから敷物に座っていた人がたちが立ち上がるのはメインより少し遅れてだったんですが、ずざーーーっとみんなが立ち上がるのが見えました。そのようすを見たゴール裏からのどよめきも聞こえてスタジアム全体を包む We are Sappao!! コールです。その上でバックスタンドに広がるビッグフラッグだったわけです。 私思わず鳥肌立っちゃったもの。感動的でした。 試合前にここまでくればもう予熱は完璧だなと思いました。 そしてそのとおり、試合が始まってからのスタンドの雰囲気はネガティブな反応が少なくて、うまくいかなくてもなじるより応援しようという雰囲気で、チャンスになりそうなシーンは拍手があったり歓声があがったり。前向きで、みんなで応援しよう後押ししようという雰囲気。近年こんなに「ホーム」な雰囲気のスタンドは珍しいんじゃないかと思いました。楽しかった。きっとみんな楽しかっただろうと思います。 【試合の感想は】
- スタンドは十分温まっていつでも「歓喜の歓声準備OK」だったのですが、試合運びはなかなかつらかったですね。特に前半は京都のパス回しに翻弄されたという感じにみえました。京都は三角形のパスがどんどんつながって、自慢の10代3トップも活き活きしています。
- コンサはどうしても京都のパス回しを追いかけて動き回る展開になってしまっているので、こんなに振り回されて動かされたら後半運動量が保つかしらと心配になりました。
- その試合展開を反映するように京都が先制点を決めました。正直「ああ・・。」とこの先が不安になっちゃいましたねえ。信じられなくてごめん。弱気でごめん。
- その後も京都の攻勢は続きましたけど、最後のところでは最終ラインやホスンががんばってなんとか食い止めていて。くっしーもがんばっていましたねえ。ホスンはほんと頼りになる守護神ですねえ。
- 京都のボール運びはゴール前に迫るところまではとっても上手くて、ぐいっと急所をついてくるようなパスに「うっ」と言いそうになったりしたのですが、最後にシュートに行けなかったりシュートが枠にいかなかったり。最後の一押しや精度のところで助けられた感もありました。
- 勝った今だから言えるのかもしれませんが、試合を見ながら一方で私は「なんだかこれ既視感があるぞ」と感じてもいたのです。それは(うまくいかないときの)うちのユースくんたちに似ている雰囲気で。パスはうまく回すのだけど最後の迫力と決定力が足りずに試合を決めきれない展開のとき。こういう感じになるよなあと思っていました。
試合のようすを見つめる控え選手たち。 ・・を見つめる私。 今回の貴之の背番号は31でした。 前にドームでベンチ入りしたときも31でしたね。 貴之をガン見。 【試合の感想続き】
- 前半があまりにしょぼしょぼだったので、なんとか後半は立て直して欲しいなあと思っていたところ、わ!ジオゴゴール!!
- ジオゴはポストプレーで素敵なだけじゃなく、実はシュートも素敵だったのね。ゴールも決めれるのね!(←失礼な)
- 現金なもので、ジオゴゴールで追いつくとかなり元気が出ました。試合経過によって気分も変動する浮かれサポ。
- 祐介の逆転ゴールも感動的でしたけど、あれ実は最初「もしかして慎也くん??」と思いました。いえ、後ろからの長いボールを相手DFの少し手前で受けて前へ抜け出そうとしていたのが祐介だったのは見ていたつもりだったのですが、その後並走する相手DFを振り切り、抜け出し、GKと1対1になる足の速さがどうにも祐介と思えなくて。祐介だと思ったのは見間違いで、あれは俊足の慎也くんだったのかしら。と思ったのです。祐介ごめん。実は足速かったのね。知らなかった。え?実は相手DFが遅かっただけ?とか(やっぱり祐介に失礼な)。
- 試合終了が近づくにつれ「このまま勝ちたいねえ」「函館でもうずっと勝っていない気がするしねえ」「勝ったの見たのって2001年に播ちゃんがボレーシュート決めてガンバベンチの前でコンサのエンブレム叩いて煽ったあの試合くらいしか覚えてないような・・。」(その後2005年にも勝ってたのね。あんまり記憶にないけど)と、『函館で勝つ』ことについて気持ちが高ぶってきました。遠い道のりを帰る札幌からのサポにとっても、地元開催を楽しみにしている函館近辺のサポにとっても、函館で勝つのはなんと嬉しいこと。しかもこの「ホームの雰囲気」のもとで。
- やったー!勝ったー!
ヒーローインタビューはジオゴです。 こんなに目の前でやっているヒーローインタビューなのに、会場のスピーカーの調子が悪いのか何を話しているのか全然聞こえませんでした。そういえば試合中のアナウンスも何も聞こえなかったし。 インタビューの内容は帰ってからテレビで見るしかないか(本末転倒)。 ゴール裏は「大脱走」でお祭り騒ぎ。 勝利のラインダンス ああ幸せだわ~。 さきえちゃんもよかったね~。
posted by あきっく |12:40 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【第25節】まさしくホームな千代台
もはや、函館でどんな試合が展開されたかなどすっかり忘れてしまっている私ですが、試合前皆が立ち上がりコールをした時の感動的なシーンははっきり覚えています。
ホント鳥肌物でしたね~
あきっくさん、ホームSAに遊びに来てました?
階段で「あきっくさん?」という人を見かけたんです。
人違いかな、函館に行ったって書いてないし、と思ってたけど、やっぱり函館には行ってたんですね。
posted by むーこ| 2011-09-03 11:08
Re:【第25節】まさしくホームな千代台
>むーこさん
私も一番印象に残っているのがあれでした。
ホームの良さってこういうことだよなあ・・と涙出そうでしたもん(大げさ)。
ホームSAってメインスタンドのホーム寄りはじっこの方かしら?
外側のコンコースはうろうろしていましたが、中には入らなかったです。きっと似た方がいたんですね。ドッペルゲンガーじゃないことを祈りますw
posted by あきっく| 2011-09-03 23:41
Re:何かすごいもの見た
>それは(うまくいかないときの)うちのユースくんたちに似ている雰囲気で。パスはうまく回すのだけど
私も正直GK水谷以外「あんた達誰?」な感じだったんですが、なんっちゅーか、極端に足技に特化した感じというか、「もしフットサルを11人でサッカーコートでやったら」な感じでしたね。それが証拠に試合終了直後酸素不足で続々ばたんと倒れるコンササイドの選手だったわけで。まぁ前3人がジャニーズは、センターフォワードがいないのでどうかと思うけど。
ある意味の理想主義というか、まぁ大木武ってすごいな、そりゃ俺の中で日本人3位の監督(1位山形小林、2位大阪西野)だわねと思います。あれなら結果的に負けても納得度が高いわ。
posted by さいとー@横浜| 2011-09-04 21:20
Re:【第25節】まさしくホームな千代台
>さいとー@横浜さん
遅レスすみません。
あれが大木京都の特性なのか、京都ユースの属性なのかは気になるところですね。
京都ユースってあまり見る機会ないからイメージわからないなあ。近年すごく強くなっていると評判ですけどね。
ずっと昔にU-15のクラセンで京都ジュニアユースと対戦したときは、フィジカルゴリゴリ系のチームだった印象なんだけど。(ちなみに0-8で大敗しました。ヒロが3年生のときのことです。)
posted by あきっく| 2011-09-09 07:16