2011年05月03日
【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
2011/04/30(土)11:00 @藤枝総合運動公園サッカー場 高円宮杯U-18サッカーリーグ 2011 プレミアリーグ イースト 第3節 コンサU-18 3-0(2-0、1-0)静岡学園高校 (45分×2)
得点者:荒野拓馬(22分・PK)、神田夢実(28分)、堀米悠斗(51分) コンサの警告等:中原彰吾(黄・累積1枚目)、鈴木貴大(黄・累積1枚目) 試合の公式記録は→こちら(PDF) 大会公式サイトは→こちら 大会要項説明エントリは→こちら ひいき目たっぷりなユース選手紹介エントリは→こちら JFA TV による試合動画は→ こちらのサイトの画面左下メニューから「大会」を選ぶと見ることができると思います。 藤枝駅に着きました。駅前には藤棚があって、藤の花がちょうどきれいです。さすが藤枝。 静岡駅で新幹線から在来線に乗り換えるときに、降りたホームでFC東京U-18のスタッフ・選手たちを見かけました。同じ新幹線に乗っていたのですね。そう、今日はここ藤枝で、静岡学園vsコンサU-18の試合に続いて、清水ユースvs東京U-18の試合も行われるのです。
総合運動公園サッカー場に着きました。 「元祖サッカーのまち」だそうです。 藤枝市民の誇りを感じますねえ。 メインスタンドはこんな感じ。バックスタンドと両ゴール裏は芝生です。外に見える濃ピンク色はツツジです。ちょうどきれいでした。 バックスタンドの向こう側には茶畑も見えます。 そろそろ新茶が出回ってる時期なんですって。 こちらはホームゴール裏側の風景。 のどかな場所にあるこじんまりとした見やすいサッカー場は、いいなあこういうスタジアム。と、いつも思います。 (駅からのアクセスが不便なのが難点ですけどね。) バックスタンドのホーム側には静岡学園ののぼりや応援幕がたくさんあって、気分を盛り上げています。 GKが出てきてアップを始めました。 U-16日本代表でフランス(モンテギュー国際大会)に遠征していた阿波加くんもいます。遠征日程が2011/04/17-04/27だったはずだから、帰ってきたばかりなんじゃないかと思うけど。 U-18日本代表でアメリカ(ダラスカップ)に遠征していた翔太も帰ってきてますよね。一緒に行ったトップの櫛引くんがもう練習に戻っていましたからね。 フィールドプレーヤーも出てきました。 拓馬もいます。 一希がU-17日本代表のスロバキア遠征で不在だから、ボランチはどうするのかなと思っていましたが、拓馬が入るってわけね。なるほど。 ちなみにU-17日本代表のスロバキア遠征には静岡学園からもMF長谷川竜也くんが招集されていますので、お互い1人ずつ選手を欠く状況です。 選手たちがアップ中。 静岡学園もアップ中なんですが、明らかに人数が多いです。 ベンチ入りは16名のはずなのに、どう見ても20人以上います。 ベンチ外の選手たちも来たついでにみんなで体を動かしておこうということでしょうか。 グラウンドのはじっこでは、審判団もアップをしています。 よろしくお願いします。 ピッチ脇に水のボトルを準備してまわるヤスと翔太。 3年生だけど。 控え選手は全員3年生だもの、仕方ないよね(笑)。 声だし応援をしてくれるサポは2人。 よろしくお願いします。 すみません、私はこっちで観ることにします。 得点板にも表示が点り、そろそろ試合開始です。 10時ころ会場に着いたころは、薄日が差す程度で暑くもない寒くもない気温(体感温度で20℃くらい)でしたが、試合開始時刻が近づくと、日差しが強くなりかなり暑くなってきました。25℃くらいあるかも・・という感覚です。 札幌はまだ肌寒い(というより寒い?)気温でしょうから、選手たちが暑さでへばりませんように・・・と祈る気持ちです。第1節のヴェルディ戦のときと違って試合開始前からすでに暑いから、選手も考えて覚悟して動けるでしょうけどね。 選手入場 選手たちは喪章をつけていません。 四十九日も過ぎて、もう喪が明けたということかな。 試合前の黙祷もありませんでした。 まずは一列に整列。 そして互いに握手をして挨拶。 審判はすぐにコイントスの準備をしようとしますが、ピッチ脇にいるカメラマンが選手たちのイレブンショットを撮りたいようで、呼んでいます。 審判は最初「時間がないので・・」とカメラマンに向かって言っていたのですが 結局撮ることになったみたいです。カメラマンの粘り勝ちかしら(笑)。 コンサのスタメン選手たち 静学のスタメン選手たち コイントス。 コンサのキャプテンはナガコウ。 静学のキャプテンは5番伊東幸敏くんです。 前半開始時の円陣 気合いを入れて、輪がほどけました。 ナガコウと夢実がタッチしています。 拓馬と悠斗も。 みんな、がんばって~。 静学の円陣は、立ったまま手をつなぐ方式でした。 静学のキックオフで前半がスタートします。 <前半のメンバー> 18下田康太 7鈴木貴大 14神田夢実 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔(C) 2小山内貴哉 21阿波加俊太 (控え) 1今岡亮介、11榊翔太、12山下泰明、13津川暢彰、15中川雄貴 (交代) 後半18分 鈴木貴大 → 榊翔太 後半18分 中原彰吾 → 中川雄貴 後半30分 前 貴之 → 津川暢彰 後半35分 荒野拓馬 → 山下泰明 後半42分 阿波加俊太 → 今岡亮介 <静学スタメン> 13鈴木貫太 12瀧崎貢 10渡邊隼 14山本真也 15李大成 8秋山一輝 6木村悠貴 3望月大知 4木本恭生 5伊東幸敏(C) 1福島春樹 (控え) 2平沖卓真、11鎌田大輔、16竹谷祐貴、17大野敬介、20伊藤翼 (交代は追いきれなかったので省略) 静岡学園に限らず静岡のチームは、全体に選手の技術が高く、パスワークを駆使してつないだり崩したりするサッカーをするイメージが強いのですが、中でも静学は特にテクニシャンが多いという印象でした。 うちの子たちも変態揃いですから、どんなサッカーになるのかしら・・ととっても楽しみな対戦です。 そして立ち上がりは、思ったとおり静学の選手たちのボール扱いの巧さに感心する攻防になりました。 スタンドからピッチが近いので、ボールを奪い合う選手たちの動きがよく見えるのですが、ほほぅ、とか、うまいなあ、とか、感心してしまいます。 前半1分、静学の選手がボールを持ったまま貴哉くんの裏のスペースへするりと抜け出て、チャンスを作り、さっそく静学の右CKになりました。そのCKは奈良くんが頭でクリアして、難なく切り抜けましたけれど。 前半3分、奈良くんから悠斗へ出されたパスをカットされて前に運ばれるか?と思ったところで、奈良くんが奪い返して頭で阿波加くんに返し、危なげない守備を見せました。 前半4分、彰吾が右サイド前方にフィード、ボールに向かって貴哉くんが駆け上がります。タッチラインへクリアされ、スローインになりました。 前半6分、静学が攻め込んできましたが、貴哉くんがうまく対応してゴールラインを割らせます。静学の前線の選手たちはすばしっこくてドリブルが巧いので、ちょっとやっかいそうな感じです。 前半8分、ターボのドリブルから夢実とか絡んでいろいろあって、最後の貴之のシュートは惜しくも右にはずれました。静学の選手もうまいなあと感心しつつ、いや、うちの選手たちも負けずに巧いんですが、今のところ五分五分な情勢かなと思います。 (前半のワンシーン。本文とは関係ありません。) 前半10分、拓馬がピッチ中央をすいっすいっとドリブルであがり、左前方のしもっこの前へスルーパスを出しました。しもっこが追いつく前にゴールラインを割ってしまい、惜しかったです。 前半11分、静学のFK。センターサークルの少し前の左寄りの位置で、ゴールまでは少し距離がありましたけれど、直接ゴールを狙ったボールでした。これは阿波加くんが危なげなくキャッチ。 前半13分、夢実が右サイドから上手い突破を見せます。相手を交わして2回くらい抜いたんじゃないかしら。うわ~い、行け~。 夢実のシュートは相手にブロックされ、そのこぼれを彰吾がシュート。 いい感じです。少しずつコンサが押してきたかな?という雰囲気です。 前半16分あたり、サイドの攻防で静学の選手も変態揃いだわ~と舌を巻いたり。私の目の前のサイドにいたせいか、特に右SBの5番伊東くんは目を惹きました。ぬりっとしたドリブルや鋭い切り返しで、進路を防ごうとする選手を抜いていきます。夢実があんなふうに切り返しで交わされるシーンなんて、めったに見れるもんじゃないよと感心です。や、感心してるばかりじゃなくて怖いんですけどね(笑)。 前半18分、拓馬がフェイントで裏をかき、グラウンダーの縦パスをいれました。いいねえ、こういうの拓馬の持ち味ですよね~。パスを出したあと拓馬は駆け上がり、ゴール前のスペースにこぼれたボールへ走り込みましたが、相手GKが先に拾い上げました。残念。 前半19分、左タッチライン近くでターボがファウルを受け、コンサのFKになりました。 FKは拓馬が蹴るようです。 拓馬の蹴ったボールはファーへ大きく飛び、彰吾がおさめようとするも、ゴールラインを割ってしまいました。残念。 前半20分、静学の選手がボールを受けてくるっとターンしてすり抜けるの、上手いなあ、と感心してる間に、夢実が前方のスペースへ絶妙なスルーパスを送りました。今日の夢実のパスは、角度といいスピードといい、メリハリが明快でキレている気がします。素敵です。ターボがパスを受けてゴールへ迫ろうとしてコンサボールのスローインになりました。 前半21分、スローインからターボがボールを受けて、ペナルティエリア内をゴールに向かいます。と、そこで、静学の選手がターボを前面からはり倒すような形になり、ファウルになりました。審判がペナルティスポットを指しています。PKです。倒した相手選手にはイエローカードが出されました。後で見るとこれが8秋山くんだったんですね。 PKをとったのはターボですが、蹴るのは拓馬のようです。 拓馬が蹴るまでにボールの位置を直したりして少し間があいたので、実はなんだか嫌な予感が頭をよぎったりして、ドキドキしました。 拓馬が蹴って ゴール左上に見事に決めました。 ドキドキしたりしてごめん、拓馬。 前半22分、コンサが先制です。(1-0) 喜びの輪 前半26分、夢実が私たちの目の前で、相手と奪い合いになった浮いたボールを頭を使ってうまくコントロールし、タッチライン際をうまく抜けていきます。上手い~(はあと)。悠斗やターボが絡んでワンツーでパスを回し、ゴールに迫っていく素敵シーンになりました。いいねえ、いいねえ。そういえばすっかり静学にシュートを打たせなくなっています。 たまに静学に「おっ」と思うシーンが生まれても、中盤での攻防止まりというか、ゴール前でチャンスシーンを作らせる前にSBの貴哉くんや貴之がボールを奪ってしまったり、ナガコウと奈良くんの両CBが難なくボールを拾ってしまったり(←これは位置取りの妙なんでしょうか)なので、阿波加くんのお仕事はコーチングと味方のボール回しに参加するだけって感じです。 前半27分、コンサの左サイドの高い位置で彰吾がプレスをかけて相手ボールを奪い、ゴール前へ鮮やかなパスを送ります。しもっこが走り込んで決定的な形になりかけましたが、相手DFに横からぶつかられてよろめき、シュートは打てませんでした。 「PK??!」と思ったんですが、ファウルはとってもらえませんでした。「PK2回目はとりにくいだろうしね。」と勝手に納得したのですが、ファウルと正当なチャージの見分け方は私にはよくわからないので、実のところファウルだったのかどうかわかりません(笑)。 前半29分、中盤で拓馬がボールを拾い、相手のプレスをいなしてすいっと前へ抜け出ると、右サイドを駆け上がる貴哉くんの前のスペースへタイミングをはかってグラウンダーのパスを送りました。このパス、キラリと光ってました。貴哉くんはボールを受けて、サイドからゴール前へ素敵クロスをあげます。ゴール前ではしもっこがGKと競り合うようにしてヘディングシュートを狙ったんですが、頭に当てられませんでした。でも静学GKがボールをキャッチできず、ゴール左手前から夢実がこぼれ球を右足ボレーシュート。GKの位置を見て冷静にゴール左側を狙ったシュートが鮮やかに決まり、追加点になりました。(2-0) 夢実ゴール! 夢実が頭をなでなでされてます ゴール前で競り合ってボールをこぼれさせたしもっこも実質アシスト?(笑) 悠斗としもっこがハイタッチしてます。 前半31分、静学5番伊東くんが右サイドをすり抜けて突破してきましたが、奈良くんがなんとか対応してクロスをあげさせず、CKにさせました。 前半32分、静学の右CKからヘディングシュートを打たれ、阿波加くんも届かないコースだったので「あ、まずいっ!」と思いましたが、右ポストの前に立っていた誰か(貴之かな?)が足でクリアして難を逃れました。ありがとー! ゴールライン際にこぼれたボールを競って、もう一度静学の右CKです。これは奈良くんがクリアして、ピンチにはなりませんでした。 前半33分、相手DFが足を滑らせて転び、置き去りになったボールをターボが拾ってゴールへ独走します。自分でシュートまで行けるかなと思いつつ見ていると、ターボはしもっこへパスを出しました。しもっこが体勢を崩しつつ左から打ったシュートはクリアされて、コンサの左CKになりました。 前半33分、左CKを蹴るのは夢実です。 前半36分、貴哉くんからのロングボールをゴール前でしもっこが受けようとしたところでファウルを受け、コンサのFKになりました。このとき競った相手選手が痛んでいたし、しもっこはちゃんとジャンプして競っていないようにも見えたので、私は一瞬、しもっこがファウルをとられたのかと思ってしまったのですけど。よい位置でコンサのFKです。 ボールの前に立っているのは貴之と悠斗です。 前半37分、貴之が蹴って直接ゴールを狙いましたが、静学GKがキャッチしました。 前半38分、スピーディなパスがパンパンつながるので、いちいち誰から誰へと再現して追えないほどなのですが、でも楽しいったらないって時間が続きます。いいねえ、みんな上手いわあ。貴之がファウルを受け、ペナルティエリアの少し手前でまたコンサのFKになりました。 ボールの前にはやっぱり貴之と悠斗。 前半39分、今度は悠斗が蹴りました。左足を一閃するとボールはぎゅーんと巻いてファーの選手密集エリアへ飛んだのですが、合わせてシュートすることはできませんでした。 前半40分、拓馬とか夢実とかが絡んだ崩しからスペースへ出たスルーパスを受けて、しもっこが粘ってシュートまで持ち込みますが、静学GKがキャッチ。 前半41分、静学右サイド5番伊東くんがすごい突破を見せますが、貴之のクリアは巧かったです。 前半43分、彰吾が右サイドで相手選手ともつれ、倒してイエローカードを受けました。 前半45分、2-0とリードして前半終了です。 ハーフタイムで静学は13鈴木くんに代えて11鎌田くんが出場になりました。コンサは交代なさそうです。 後半開始時の円陣 コンサのキックオフで後半開始。 2トップは前半と同じターボとしもっこです。 <後半開始時のメンバー(前半と同じ)> 18下田康太 7鈴木貴大 14神田夢実 17中原彰吾 6堀米悠斗 10荒野拓馬 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔(C) 2小山内貴哉 21阿波加俊太 後半1分、ターボが相手ボールをつっかけて奪い、ドリブルでゴールへ迫りました。エリア内まで進入したところでついてきた相手DFを邪魔だ!とばかりに突き飛ばす感じになってしまい(笑)、イエローカードをもらってしまいました。ターボどんまい。ナイスでしたよ。 後半3分、夢実が活き活きしているなあと改めて思います。メリハリの効いた強いパスが素敵ですし、精力的に動いて守備にも貢献しています。やっぱりゴール決めたからノッてるのかしら(笑)。調子がよいからゴールも決められたという可能性もあるけど。 後半4分、拓馬がうまくボールを拾ってしまう技を見せてくれます。中3のときに「どうしてこの子、いつもボールを拾える位置にフリーでいるんだろ」と私を驚かせた拓馬を思い出させます。 そして後半5分、きれいにボールを動かして、悠斗のゴールが決まりました。(3-0) あんまりきれいな崩しだったので、嬉しくて、見とれてて、現地ではアシストした彰吾のパスより前は思い出せないくらい興奮しちゃったのですが、JFA TV で見直してみたら、こんな形でした。 相手GKのロングフィードを拾ったナガコウがボールを阿波加くんに戻し、阿波加くんはそれを素早く左SB貴之にグラウンダーのパスで渡します。貴之はドリブルで少し前へ運んでから、右斜め前方にいたボランチの悠斗にパス。悠斗は相手選手2人を引きつけてから、フリーでいた拓馬にパス。拓馬のところへ相手CB2人が詰めてきて、拓馬はいったんボールを左CB奈良くんに戻しました。奈良くんはそれを右斜め後方にいた右CBナガコウにパス。ナガコウがフリーでボールを持ちました。それを見て右SB貴哉くんがボールを呼びながら右サイドを駆け上がります。その動きにつられて相手のFWとサイドの選手2人が下がりながらサイドへ寄せてきて、真ん中が空き、ナガコウは中央を切り裂くように縦へのグラウンダのパスを通しました。ゴール前で相手選手を背負ってそれを受けたのはしもっこ。しもっこは体幹の強さを示すように負けずにきっちりとボールをキープして、右側を駆け上がってきた彰吾に丁寧に渡しました。彰吾はそれをワンタッチでゴール左前のスペースへ角度をつけたグラウンダのスルーパス。裏へ抜け出ようとしていた悠斗にぴったりと合いました。よく見たら悠斗はナガコウからのボールがしもっこに入ったところですでに前に走り出しているんですね。フリーでボールを受けた悠斗は、悠々とGKとの1対1を制して、きれいにゴールに蹴りこむシュートを決めました。きゃー、みんな素敵過ぎ。 ひとりひとりの確かな技術とみんなで心を合わせた連携が両方堪能できた素晴らしいゴールだったと思います。 ゴールを決めて、駆け寄ってきた拓馬と抱き合う悠斗。 みんなが駆けつけて喜びます。 喜びの輪の頭越しに、拓馬が手を伸ばして、アシストした彰吾の頭をぽんぽんと祝福しています。 後半11分、静学が左サイドのスペースへ広い展開をみせましたが、貴哉くんがきっちりと粘ってチャンスにさせません。ナイス! 後半12分、悠斗から貴哉へのパスがとおり、貴哉くんが右サイドからクロス。しもっこが競り合って、こぼれ球を拾おうとした夢実が相手を手で引っ張った感じになってファウルをとられました。残念。 後半13分、静学がシュートを打つ前にボールを押さえようと阿波加くん飛び出したところ、先にループシュートを打たれましたがゴール前をナガコウがカバーしていて頭できっちりとクリア。この落ち着きぶり。危なげがありません。 静学のCKになったけれど、逆にそこからコンサがカウンター気味に攻め込むほどになりました。 後半15分、ターボが中盤で相手ボールを奪い、ドリブルで前進します。並行して悠斗があがっていき、パスコースを作ります。ターボはそのまま遠目から自分でシュート。バーの上すれすれを越えていきました。いい位置に走っていた悠斗は少し残念そう?(笑) 後半16分、静学のシュート。これはちょっとドキッとするシュートでした。阿波加くんが両手でパンチしてナイスセーブ! ありがとう。 でも決定的なピンチだったのって、この時と、前半の貴之がゴール前でクリアしたくらいだったかしら・・?と浮かれながら振り返ってみたり(←でもやっぱり他にもありましたw)。 後半17分、悠斗の出したパスが相手に当たってしまい、相手ボールになりました。がんばって取り戻す悠斗。こういうところが素敵ですよね。このとき無事に取り返せたかどうかは覚えてないけれど。 後半18分、ターボと彰吾に代わり、翔太とナカがそれぞれ同じ位置に入りました。 2人ともお疲れさま~。 11榊翔太 18下田康太 14神田夢実 15中川雄貴 10荒野拓馬 6堀米悠斗 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 暑くなるかなあと恐れていた気温ですが、思ったほどひどく暑くはなりませんでした。これなら選手たちのスタミナは大丈夫かな。 でもそれにしたって疲れているだろうこの時間に翔太が入るのは、相手選手にとってはキツイことだろうなと思ってみたり(笑)。 後半23分、さっそく翔太は相手にプレスです。この運動量とこのスピードでプレスをかけられると嫌でしょうね。 後半24分、静学が右サイドを攻め上がってきて、貴之が相手に対応し、奈良くんがそのカバーをします。何重にもなる守備の網はそうそう破れないでしょうと思います。 後半25分、静学は15番李くんに代わって16番竹谷くんが入りました。 (本文とは関係ありませんが後半のワンシーン。ナカのスパイクはオレンジ色じゃなくなったんですね。) 後半27分、静学がペナルティエリアの手前10メートルくらい?、右のタッチラインすぐ脇のあたりからFKになりました。ゴール前で待っている味方に合わせたFKは、静学選手がばっちりのタイミングでヘディングシュートし、左ポストのぎりぎり外へ飛びました。あっぶねーっ! 後半30分、貴之に代わってノブくんが左SBに入ります。 11榊翔太 18下田康太 14神田夢実 15中川雄貴 10荒野拓馬 6堀米悠斗 13津川暢彰 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 後半31分、しもっこチャンス! こぼれ球を拓馬がシュートし、枠を逸れたかなと思ったのですが、その前に相手に当たっていたようで、左CKになりました。 後半31分、左CKを蹴るのはナカです。クリアされたボールを悠斗が追って右側タッチライン際で拾い、依然コンサがボールをキープしています。いったん後ろに戻したボールを後半32分、貴哉くんが大きく前に蹴りました。ふんわりと高めにあがったボールは静学ゴール前でチャンスになりそうです。拓馬が頭で合わせようと走り込んでジャンプしたときに相手GKと接触したのかな、競り合って地面に倒れた拓馬は腰を押さえて立ち上がれません。 あらー、拓馬は腰痛が治ったばかりのようなのに。大丈夫かしら? とりあえず外に出て様子を見ている間、コンサは10人でのプレーが続きます。静学の右CKも10人でしのぎます。拓馬は×印が出て、交代になるようです。 後半35分、拓馬に代わってヤスが入りました。 夢実がボランチに移り、ヤスは左サイドです。 11榊翔太 18下田康太 12山下泰明 15中川雄貴 14神田夢実 6堀米悠斗 13津川暢彰 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 後半37分、翔太がゴール右からシュートを打ち、GKがパンチングで防いで右CKになりました。蹴るのはナカです。 (ヤスが夢実とのワンツーで左サイドをあがり、後ろからノブくんも駆け上がります。) 後半40分、ナカと交錯した静学の選手にイエローカードが出されました。時間がなくなってきて静学の選手たちは焦る気分だろうなと想像します。 そして後半42分、四方さんはここでGKも交代です。 阿波加くんに代わって今岡くん。 時間稼ぎというわけではないと思いました。 今後阿波加くんの代表招集もあるでしょうし、怪我など不測の事態だってないとは言えないし、チャンスがあれば今岡くんの出場経験を積んでおくのは必要ですものね。 というわけで5名の交代枠をきっちりと使い切り、ベンチ入りした選手全員が出場しました。 <試合終了時までのメンバー> 11榊翔太 18下田康太 12山下泰明 15中川雄貴 14神田夢実 6堀米悠斗 13津川暢彰 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 1今岡亮介 後半42分、今岡くんのフィードから貴哉くんがチャンスになりました。 後半44分、ナガコウがドリブルでどんどんあがっていきます。相手がファウルで止めました。 後半44分、ヤスが左サイドをあがって、中にクロスを入れます。いいね、いいねー。 後半45分、静学の8番秋山くんのファウルにイエローカードが出されました。そして審判が続けてレッドカードを提示したので、私は「異議でも言ったのかな?」と思ったのですが、後で見てみたら秋山くんは前半にイエローカードを1枚受けていて、これが2枚目だったんですね。 レッドカードが出されたタイミングでスタンドから「ばかやろー!」と大きな声が飛んだのは、静学びいきの観客が審判に向かって言ったものだったのかしら?? ロスタイムは3分です。 終盤にちょっと後味のよくない終わり方になりましたけど、後半48分、3-0で試合終了となりました。 終わってみれば「完勝」風味の試合となりました。 終了~。やったねー。 おつかれさまでした。 互いに握手して挨拶 静学の選手たちがコンサベンチに挨拶に向かってきます。 コンサの選手たちは静学ベンチに挨拶 引き揚げてきて 中央で審判に挨拶 反転してこちらにも挨拶しているのは、4審や運営の人に対してかな? ベンチにさがっていた選手が出迎えます。 みんなニコニコだよね。 監督とスタッフが迎えます。 素敵だったよー、みんな。 そしてスタッフも一緒に、ゴール裏のサポのところへ。 踊る?みんなで踊る?と楽しみに見ていた(←私)のですが、タイミングが合わなかったのかな。すぐ次の試合が控えているから遠慮したのかな。 下がっていく選手の背に向けて「すっきーです~、さっぽろ~♪」と歌うサポ。歩きながら踊る選手。 勝つって幸せです。
続けて清水ユースvsFC東京U-18の試合が始まります。 味スタでトップの試合があるというのに、行かなくていいんですか?(←他人のことを言えない) 清水サポ 東京のスタメン選手たち 清水のスタメン選手たち このところうちのユースくんたちがずっと勝てていない東京U-18ですから、すっごく強いんだろうなあと思っていたら、試合は清水が優勢で進みました。しかも清水はとってもセクシーなサッカーで、見ていておもしろいんです。スタメン右SBはまだ14歳の中学3年生(35番水谷拓磨くん)で、その子がまた素敵なのです。小柄なんだけどコツンとみっちり実の詰まったような体つきで、よく動き回り、ボールに絡んで、思わず目を惹きます。 そんなわけで、ついつい清水ユースを応援する気分で試合を眺めていたのでした。 や、別に、清水はすでに浦和に0-4で負けているし、東京は浦和に3-1で勝っているから、ここは清水に勝ってもらった方が札幌的には有利かなと計算したからだけじゃありませんからね(汗)。 私の思惑どおり?清水ユースが2-0で東京U-18に勝ち、遠く離れた味スタではトップが東京に0-0のまま粘っているようでドキドキしながら速報を追って、引き分けたのを見届け、幸せな気分で藤枝から帰ったのでした。 トップもユースもここからまた快調に飛ばしていって欲しいです。おー!
posted by あきっく |16:06 | ユース | コメント(6) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
レポありがとうございます。
一昨日に静学のチーム紹介ページを見てて気が付いたんですが、2番の平沖卓真くんはコンサU-12の出身です。
確か途中から入団したので長くはいなかったけど、貴哉くん・貴之くんと同期で今年3年生のはずです。
その辺の話も含めて、明後日あたりに紹介する予定です。
posted by 雁来 萌| 2011-05-03 19:19
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
>雁来 萌さん
へえ!そうなんですか。
U-12だけで中学からは静学中に進学したのでしょうか。
貴哉くんや貴之くんとは旧交を温めたのかなあ。
出番がなかったのは残念だったかも。
そのあたりのお話、楽しみにしています。
posted by あきっく| 2011-05-04 00:09
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
何年か前にもコンサユース→静学の選手が2人いました。
静学の試合を見に行く機会はたぶん何度かあると思うので
彼に注目してみようと思います。
「ばかやろー」は私も静学ファンの人だと思っています。
posted by orion | 2011-05-04 07:48
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
>orionさん
その2人って、藤井豪くんと安藤大介くんですね?
安藤大介くんのいる関西大の動向もけっこう気にしている私です。
平沖くんは全然知りませんでした。
見る機会があったら感想を聞かせてくださいね。
posted by あきっく| 2011-05-05 08:21
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
懐かしい名前に思わず入ってきちゃいました!
安藤くんは札幌西サッカースポーツ少年団出身です。左右両足のキック、テクニックは初めて見た時(5年生)驚きましたよ。靜学でもレギュラーはってましたねー。
ヒロが当時注目していた先輩です。
posted by すうさんFC| 2011-05-12 07:55
Re:【高円宮杯プレミアリーグ第3節】静岡学園高戦@藤枝
>すうさんFCさん
すうさんは安藤大介くんが5年生のころからご存じなんですね。そのころから変態くん(褒め言葉)だったんですね。
私が安藤大介くんを初めて認識したのは彼が中3のときのクラセン(U-15)@J村でした。トップ下でまさしくゲームの「司令塔」って感じでしたわ。
そして2年生だったヒロはしっかり大介くんの後継者って感じの役割で、大介くんと交代でトップ下に入っていました。
「やーん、変態くん(褒め言葉)が次代にもこんなに続くぅ~」とワクワクしたのを覚えています。
安藤くんが静学に行っちゃったのはちょっとがっかりしましたけど、でも次の学年にヒロがいるからいいやと気持ちを切り替えることができましたw
posted by あきっく| 2011-05-14 08:17