2009年08月11日

サテライト仙台戦@ユアテックスタジアム

2009/08/10(月)16:00 @ユアテックスタジアム
サテライトリーグ Aグループ
コンサ 1-0(0-0、1-0)仙台
得点者:ハファエル(PK・後半20分)
試合結果詳細はこちら→ 仙台公式


牛タンとビール
西日本では台風による大雨で大変な状況でしたが、東北新幹線は遅れることもなく予定どおり仙台に到着しました。仙台で牛タンを食べるつもりでおなかを空かせていったので、予定どおりでよかったです。
ユアスタへ向かう途中、けっこう強く雨が降っていました。こういう日には屋根のあるユアスタで助かるなあと思います。

得点ボード
スタジアムに着きました。大型ビジョンは使わないようで、手動の得点ボードが用意されています。
ユアスタは前方の列を除いてほとんどの席が屋根の下になっているのですが、屋根の下でも前の方の席は吹き込んでくる雨で濡れてしまう状態でした。雨が当たらないエリアまで上がったら、ずいぶん上の方の席になってしまいました。
ピッチでアップしている選手たちを遠くから見下ろす感じになります。


まずは控え選手らしき輪を双眼鏡で覗いて、ユースから誰が来ているかチェック。1、2年生で固めましたね。
控え選手ばかりに気を取られていたら、スタメンの中にも和弥くんがいました。

入場
選手入場。
今年は場内アナウンスもチアもなしのよう。平日だからかな?
キャプテンマークをつけているのはマコでした。


円陣
前半開始前の円陣


仙台
仙台の円陣


前半キックオフ
キックオフ


<前半のメンバー>

    上原慎也 ハファエル
   石井謙伍 砂川誠 横野純貴
       芳賀博信
岩沼俊介 2中山和弥 柴田慎吾 中山元気
       髙原寿康

(控え)
佐藤優也、22永井晃輔、15菅原康介、6津川暢彰、11山室伸之輔


マコと芳賀ちゃんは、↑のように4-1-3-2と縦に並んでいるような気もするし、
謙伍 マコ 芳賀 純貴
の並びで4-4-2のような気もするし、という感じの位置関係です。
出だしから割と攻められている感じのスタートでした。
ピッチに散らばっている選手たちを見て「トップの試合(昨日のヴェルディ戦)のスタメンよりも年齢層高いな。」と思いましたが、よく考えると「ベテラン」な選手はマコと芳賀ちゃん、元気くらいで(GKは比較の対象から除外)、あとはみんなふつうに若者なのですよね。3人で「おじさんだらけ」と感じるなんて、人間の感覚とはいい加減なものですね(←私だけ?)。

前半2分、髙原がキャッチしようとしていたボールを和弥くんが気づかずに手前でクリアしてCKにしてしまい、髙原に謝っていました。でもユースびいきの私からすると、「あれは髙原が声をかけて指示すべきだったんじゃないの?」と(偏向した視点で)思えます。(高原は声をかけていたけど和弥くんが緊張していて聞こえなかったという可能性もあるのかな?)


試合中
高い位置から見ているので、選手ひとりひとりの細かいプレーや表情はよく分からず、チーム全体の動きが見やすい感じです。

前半6分、マコのシュートを仙台GKがクリアして、コンサの最初のCKになりました。右からのCKを蹴るのは俊ぴーです。
コンサはチームとしての連携がバラバラという印象で、どうやって攻めていくか「みんなで同じ絵を描いている」ようには見えませんでした。攻撃でのマコとか、守備での芳賀ちんとか、力のあるベテランがいるため個人技でなんとか対応しているという感じです。
でも全体として見ると、例えば最終ラインでぼっかんとクリアすることが少なくなったなあとか、中盤では数人が絡んで斜めにジグザグにパス交換して前に進んでいっていくパスがつながるようになったなあとか、去年のサテの試合とは明らかに違うサッカーを感じました。
春先に見たサテの試合よりも、去年のサッカーとの違いがさらに大きくなっているように思いました。それだけノブリンのサッカーが浸透してきているということなのでしょう。

前半14分、柴ちゃんと元気の間をスルーパスで割られて、フリーでシュートを打たれました。髙原の手が届かないコースに転がったので失点を覚悟しましたが、ボールは右ポストに当たって外へ転がり、助かりました。
前半16分、仙台ゴール手前でポストしようとしたハファが倒され、ゴール左前でFKを得ました。蹴るのはマコ。クリアされてチャンスにはなりませんでした。
その直後、俊ぴーの裏をとられてピンチ。仙台が右サイドからゴールに迫り、放たれたシュート?クロス?に対し和弥くんがとっさに足を伸ばしてクリアしようとしましたが届きません。でもそのボールをファーで折り返す選手がいなかったため助かりました。
ここまで、どちらかというと(というよりむしろ明らかに)仙台の方が多くチャンスを作っています。コンサは細かくパスをつないで後ろ~中盤ではときどき「おっ!」と思わせるシーンを作りますが、それをシュートにつなげるところまで行けないのに対し、仙台はシンプルなボール展開をしていて、コンサDFの裏をとることも多いです。ただ、仙台も最後のところではゴール前に顔を出している選手が少ないため、シュートが単発になって、それが外れておしまいになってしまうんですね。「なぜそれを外す?」というはずし方をしてくれるので助かりますけど、コンサの守備は、きちんとシュートされていたら、あるいは、こぼれ球に詰める選手がいたら、失点は免れなかったろうと思われる危うさがありました。

前半18分、試合開始からしばらく小ぶりになっていた雨が、またずいぶん強く降り出しました。ざあざあ降りという感じです。
前半26分、スルーパスで最終ラインを破られ、裏をとられて、髙原がすんでのところでクリアしました。
仙台は、コンサの選手がポストプレーをしようとゴールに背を向けているところを後ろから詰めて、パスをカットしようと狙ったり、ボールを奪うことが多い感じです。ハファが何度もその「えじき」になっていました。「ハファ、もう少し判断を早くして。」と思います。
前半28分、マコがピッチ中央から右サイド前方のスペースへひらりと展開しましたが、駆け上がってくるのは元気だもの、それに追いつくのは無理でしょう。果たして、元気が必死に走ったけど間に合わず、相手選手に先にボールを拾われました。
コンサが強くて短いパスをビシッ、ビシッと回しながらチャンスをうかがっているのを見るのはそれなりに楽しいし、パスミスの嵐だったころを思うと感慨深いんですけどね。でもちょっと回しすぎ?というか、何が効果的かを考えずただ回しているだけ、という印象も受けます。鳥かごをやっているんじゃないんだから、ただ目の前にきたボールを味方同士でつなぐことだけじゃなく、どうやってゴールを奪うか考えながらやろうよと言いたくなる感じです。
前半32分、和弥くんが最終ラインからフィードするとき、ぼっかーんと遠くへ蹴るのではなく、左斜め前方ライン際にいた俊ぴーの位置を合わせ、俊ぴーが胸トラップで受けて前を向きやすいようにふんわりとボールを出したシーンは、いいねえ!!と嬉しくなりました。
前半34分、ハファにイエロー。
前半36分、ゴール前で競り合って和弥くんが痛み、相手にイエロー。
前半37分、謙伍がライン際で相手をすり抜けて前を向こうとしますがボールを奪われてしまいます。うーん、謙伍はどうもボールキープできず失ってしまうシーンが目につくなあ。がんばれ。
前半38分、ハファがゴール前中央で後ろからのパスを受けました。その両側を、右からは純貴が、左からはマコが、一斉にだーーーっと前へ走り出します。お、お、チャンスになりそう!と思いましたが、ハファは自分でのシュートを選び、大きく枠の右へ外れました。
雨はざあざあ降りです。
前半40分、コンサゴール前にサイドから入れられたクロスを、和弥くんが相手選手より頭ひとつ高いジャンプで跳ね返しました。(往年の)曽田さん並みのジャンプでした。
前半41分、仙台に決定的な形を作られましたが、シュートが枠右で助かりました。
前半41分、慎也くんがマコにパスを出し、マコのシュートでCKをとりました。右CKをマコが蹴り入れ、純貴がヘディングシュートを地面に叩きつけましたが、ワンバウンドしたところをGKにキャッチされました。残念。
前半43分、謙伍が緩急をつけたドリブルで左サイドをあがっていき、CKになりました。マコが蹴りましたがチャンスは作れませんでした。
前半44分、元気がスライディングして相手ボールをカット。そこからパスを受けたハファがゴール前へ駆け上がりました。周囲では他の選手たちも駆け上がりましたが、ハファはシュート、枠外。
ロスタイム1分が表示され、仙台のFK崩れから仙台のパスミスが謙伍の足元にきてラッキー!ここからカウンターのチャンス?ってところで前半終了の笛が鳴りました。0-0です。
決定的なチャンスは仙台の方が多かったけれど、はずしてくれたので助かったという印象の前半でした。
えーと、正直な感想を言っていいですか?
ハファはゆったりとボールを持って奪われる感じといい、パスを出すセンス?といい、シュートを打っても枠にとばないところといい、絶対的な「助っ人」としての働きを期待するのはまだ難しいかな・・と思いました。


後半の円陣
後半はGKが髙原から優也に交代のようです。

  慎也 ハファ
謙伍  マコ 純貴
    芳賀
俊ぴ 和弥 柴田 元気
    優也

後半2分、攻め込まれてコンサゴール前でバタバタし、最後は仙台のシュートがサイドネットに当たって助かりました。
後半3分、純貴がタイミングを見ながら仙台DFの間を抜けるスルーパスを出し、それがペナルティエリアすぐ手前あたりでハファの足元にぴったりと収まりました。ハファは持ち替えて、自分でシュートするかなと思ったら相手DFが寄せてシュートコースを切ってきたため、ボールをちょんと触ってその場に残し、体だけ横にずらしました。仙台DFはハファの動きに釣られて動いたため、隣にいた慎也くんの目の前にフリーでボールが置かれているような絶好のシーンとなり、わ!チャンス!
慎也くんのシュートはバーの上へ浮いてしまいました・・・。
あぅ。・・でも仙台がこれまではずしてきたシュートの数と比べれば・・。
後半5分、元気のシュートは、とりあえずシュートで終わるため?のお約束の枠外シュート。
後半6分、ハファがドリブルで相手選手をかわしつつゴールへ迫ってシュート。でもゆるめのボールがGK正面だったのでGKが難なくキャッチ。

雨
(雨が強い様子を撮ってみました。)

後半8分ころ、謙伍のプレーを見ていて、守備がうまくなったなあと感じました。正直今日の攻撃はごにょごにょ(←言葉を濁す)だけど、ボールが出そうなところを察知したり、球際で強く相手ボールを奪い取ったり、貢献しています。
後半14分、マコが相手DFの裏を取る絶妙なパス、そこへ謙伍がぴったりのタイミングで飛び込みました。が、トラップがうまくいかずシュートできず。残念。


マコ→康介
後半14分、マコに代わって康介が入りました。
マコがつけていたキャプテンマークは元気に受け継がれました。

   慎也 ハファ
謙伍 芳賀 15康介 純貴
岩沼 和弥 柴田 元気
     優也


後半19分、仙台のペナルティエア内で競り合った俊ぴーが倒され、審判はPKを宣告しました。


俊ピー倒される
俊ぴーはかなり痛そうです。


大丈夫か?
スタッフが状態を見に来ます。
だいじょうぶ?


起き上がりました。よかった。
起き上がりました。よかった。

その間に、ベンチからの指示だったのかな? ベンチ近くにいた芳賀からハファに対して、「ハファ」と指示が伝えられ
PKはハファ
PKはハファが蹴るようです。

ハファは助走を長めにとって、つつつつ・・とボールに駆け寄り、ボール手前で一瞬停止するような感じでタイミングをはずし、GKの飛んだ反対側にすぱんとゴールを決めました。コンサが先制です。(1-0)
ちょっと意外な展開ですけど。


後半21分、ハファが相手DFの裏へ抜けるふんわり浮き球パスをゴール正面へ。でも、ゴール手前の中央にハファがいて、その両側の高めの位置に味方がいて、特に中に絞ろうとしていたわけでもないという位置関係なものだから、ボールは味方のちょうど中間、誰もいないGKの前に落ちるだけでチャンスになりません。うーん、ハファ、これで同じ形でうまくいかなかったのが少なくとも3回目なんですけど。
何度も同じ形のパスを出すハファが悪いのか、それに合わせられない両脇の選手が悪いのか。とりあえずよく打ち合わせをしてください。
後半22分、芳賀がスペースを突くパスを出そうとしたら、主審に跳ね返されて仙台ボールになってしまいました。や、なにごともなかったからいいけど、思わず笑っちゃったけど、これでもし失点につながってしまったら笑いごとじゃないですよね。ただでさえブレを感じる主審だったのに。


芳賀 → 永井
後半23分、芳賀に代わって永井くんが入ります。
俊ぴーがボランチに移って元気が左SBに移り、永井くんは右SBに入りました。

  慎也 ハファ
謙伍 康介 岩沼 純貴
元気 和弥 柴田 永井
     優也


後半24分、少し遠目からの純貴のシュートはバーの上。
後半26分、ハファがせっかくDFをうまくかわし、フリーになってGKと1対1でシュートしたのに、飛んだボールはバーの上へ。あちゃー。
後半27分、純貴とか、ハファとか、慎也とか、康介とか、前目の方の選手がどんどん入れ替わって三角にパスをつないで攻め上がる素敵な展開。なかでもハファが織り込んだスルーが効いていました。
最後は康介のパスがちょっと弱めになって次の選手が拾えず、シュートの手前で途切れてしまったのだけど。どんまい、康介。その前の絡みは素敵だったし。こうやってプロのスピードに慣れるのはいいことだと思うよ。
後半29分、スピードに乗って攻め上がってくる相手の足元を柴ちゃんがすくう感じで止め、相手は宙に浮いて1回転する事態になって、柴ちゃんにイエローカード。うん、あれはカードが出るのは仕方ない。その手前のタッチライン際で永井くんが1対1で振り切られてしまったのをカバーしようとしてくれたんだよね、ごめんね。


謙伍→津川

タッチ
後半30分、謙伍に代わって津川くんが入りました。


   慎也 ハファ
6津川 岩沼 15康介 純貴
元気 2和弥 柴田 22永井
    優也


後半32分、ハファがボールを受けて、それを左サイドに大きく展開。入ったばかりの津川くんが駆け上がります。ボールを受けようとしたところで相手に奪われてしまいましたが、取り返そうと懸命に走って戻るところがいいですねえ。
後半36分、右サイドから左サイドへボールが渡り、駆け上がって拾った津川くんがドリブルでそのまま左サイドを駆け上がります。このままシュート打てるか?と思ったのですが、角度がなくなってしまってクロスを入れたところをクリアされてCKをとりました。サポから「つがわ!つがわ!」のコールが起こります。

後半途中からは雨のせいもあって薄暗い感じになってきたのですが、照明は入らずにこのままいくみたいです。

凄いスピードに見える
(おかげで写真は全部ブレブレ。これはまだいいのを選んでみました。映像効果もあって津川くんが猛スピードで走っている感じでしょw)

後半37分、ドリブルで攻め上がってくる仙台の選手に、永井くんががんばってついていき、自由にさせません。最後は苦し紛れにクロスをあげられましたが、カバーした柴ちゃんが余裕で対応できました。

後半37分、仙台CKからのどんぴしゃヘディングシュートを優也がファインセーブ!!わー、凄い。 で、その直後のゴールキックをあっさりミスするあたりがやっぱり優也っぽいw

後半40分、ハーフウェイラインよりも手前の低い位置でのFKを永井くんが蹴りました。仙台の選手がクリアしようと頭に当てたボールが後ろへ(ゴールへ向かって)飛び、あわやオウンゴール?!と思ったのですが、GKがキャッチしました。ちぇっ。
後半42分、津川くんがよい走り出しで左サイドを駆け上がり、それに合わせて優也がフィード。ぴったり合いました。いいねー、いいねー。


慎也 → シン
後半42分、慎也くんに代わってシンが入りました。
ハファとシンの2トップです。
がんばれ~~。

後半43分、永井くんががんばり、俊ぴーと2人で相手選手からボールを奪い取りました。それをハファに送ります。ハファからのパスを受けようとシンが前へ出たのですが、ハファの球出しが遅れてしまったため(←原因の評価に色眼鏡が入ってる?)オフサイドになってしまいました。残念でしたが、いい動きだと思いましたよ。

ロスタイム3分が表示されました。
後半45分、いろいろあったけど、とにかくなんとかセーブ。
後半45分、康介と津川くんがワンツーでパスをつないで最後はシンにパス。シンが右側からゴールに迫ってシュートを狙います。

ゴールに迫る
(攻め込んでシュートのチャンスをうかがうシン。)


後半47分、シンが逆サイド、左側のコーナーフラッグのあたりまでボールを運び、隅っこで粘って時間を使います。最後は奪い取られてボールを戻されましたが、中央で康介が大きくボールを蹴り上げて遠くにボールを出し、また時間を稼ぎます。頭いいじゃないの、うちの子たち。

そしてまもなくタイムアップ。
1点を守りきってコンサの勝利となりました。

終了
終了~。


ゴール裏へ向かう
ゴール裏のサポのところへ挨拶に向かいます。


サポ
ゴール裏のサポ


お疲れさまでした
お疲れさまでした。


仙台サポは仙台の出来に不満そうですが、コンササポとしてもなんだかなーという試合でした。
個人技と局面のグループ戦術止まりで、チーム全体としてこうしようという意図を感じる場面が少なかったです。サテ自体のチームを作っているわけではないのだから、当然のことかもしれませんが。
でも個人レベルで見ても、ひいきの謙伍や純貴を含め、あんまり輝いている選手はいなかったなあ・・・。
ということで、みんながんばれ。
ユースの選手たちにとっては、いい経験になっただろうと思います。

仙台には田中康平くんや一柳夢吾くんや、筑波大から仙台に入ったドリブラーな三澤くん(SSS出身)がいたんですね。全然気づきませんでした。ピッチが遠いとこういうところがつまんないわ。
って、そもそもいるのを忘れていたんですが(爆)。


喜久福
帰りの新幹線までちょっと時間があったので、駅の喜久福の売店でちょっと一服。
抹茶クリーム味のをいただきました。

美味しい♪
美味し-。

これで私の夏休みが終わりました。
あとは入れ替わりで休みに入った人の分まで仕事三昧の日々になります。あーあ・・。(←十分遊んだんだから仕方ないでしょ。)


posted by あきっく |11:30 | サテライト | コメント(0) | トラックバック(0)

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