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2008年12月19日

高円宮杯(U-15)1次ラウンド 第3戦 札幌U-15vs清水Jrユース@大津

2008/12/14(日)13:10 @大津町運動公園球技場
コンサ札幌U-15 2-2(0-2、2-0) 清水エスパルスJrユース (40分×2)
得点者:出口雄大(清・前半6分、前半16分)、近藤勝成(札・後半20分、後半32分)
試合の公式記録はこちら→札幌U-15vs清水Jrユースの公式記録

晴れてきた
グループリーグ最終日は、旭川も札幌もここ球技場で試合です。移動不要。サポ楽ちん。
第1試合の旭川の試合が始まったころはまだ曇り空でしたが、第2試合が始まるころには晴れてきました。
この分なら今日はカッパ要らずで観戦できそうです。よかった。

【札幌U-15】
(スタメン)
GK16 花田倖基(3年)
DF02 坂本憲吾(3年)
DF04 松浦悠太(3年)
DF05 永井晃輔(3年)
MF06 高木峻太(3年)
MF08 小山内貴哉(3年)
MF10 荒野拓馬(3年・キャプテン)
MF14 神田夢実(2年)
MF23 堀米悠斗(2年)
FW09 近藤勝成(3年)
FW11 前 貴之(3年)

(交代)
ハーフタイム 6高木→MF24中原彰吾(2年)

(出場なし)
DF03和田大輝(3年)
DF12鈴木航平(3年)
MF20安居巧太(3年)
GK21阿波加俊太(2年)
DF25深井一希(2年)
MF26林 優紀(2年)


清水のダンマク
旭川の試合を見ている最中から、スタンドには清水サポらしき格好の人がかなりいるなあと思っていたのですが、第一試合が終わってしばらくしてふと見ると、清水のゴール裏にはたくさんのダンマクが張り巡らされていました。
サポもたくさん来ていました。太鼓あり、スネアあり、で応援していましたもん。

またあった、これ
この「勝利至上主義」のダンマクは夏にJ村で対戦したときも見て、「いいのか?それで??」と思った覚えがあります(笑)。

監督のおはなし
試合前に監督の話を聞く。
隣の「競技場」と違ってテントなしのベンチなので、選手や監督の姿が素通しです。

選手入場
選手入場

整列
整列

コイントス
コイントス

スタメン写真
スタメン写真

清水の写真
清水のスタメン写真

赤黒の勇者
今日も輪になって赤黒の勇者を歌ってから

前半開始時の円陣
円陣を組みます。

清水も円陣
清水の円陣

前半キックオフ
前半キックオフ

<前半のメンバー>

   9近藤 11前
    14神田
6高木     8小山内
    10荒野
23堀米 5永井 4松浦 2坂本
    16花田

スタメンは昨日と同じです。
ピッチの芝はすっかり乾いてコンディションよさそうなピッチです。
これならユースくんたちの技術も存分に発揮できますね。

前半5分あたりまでの立ち上がりの印象は、なかなかいい感じでした。
よし、今日も勝って3戦全勝で決勝トーナメント進出だ、とワクワク感で胸が高鳴ります。
でも前半6分、コンサゴール前でごちゃごちゃになって、クリアが小さかったのか(つなごうとして失敗したのか)、相手の前へボールがこぼれて拾われ、1回シュートを防いだものの、次を決められてしまいました。(0-1)
あらあ。
出鼻をくじかれた感じになりましたが、まだまだ時間はたっぷりありますから気にする必要はありません。
前半8分、夢実くんが相手の裏に浮き球でパスを出し、それをゴール左前から高木くんが、相手GKの位置をよく見て、頭でぽーんと軽く浮かせるようにゴールを狙いました。惜しくもバーのすぐ上をかすめて外へ出てしまいました。
前半9分、夢実くんがピッチ右上隅あたりで相手2人に囲まれながらそれを抜いて、抜いて、、。まさしく変態です。うひょー。
前半10分、清水の選手とコンサGK花田くんの1対1のシーン。打たれたシュートは花田くんが手の先で触ってゴール外に逸らした・・と思ったのですが、ゴールキックの判定でした。あら?花田くんのファインセーブはなかったことになったの?? ま、CKよりはゴールキックの方がいいけど。
空は明るく晴れてきましたが、空気はけっこう冷たく、座ってみていると手の先が冷たくなってきました。でももちろん本州基準の「けっこう冷たい」ですからね。プレイしている選手たちにとっては気持ちよいくらいでしょう。見ている方も手袋なしでの話ですから。

前半14分、ペナルティエリアの少し手前左側からのFKです。拓馬くんが直接ゴールを狙って蹴りましたが、バーの(かなり)上でした。
前半16分、再び失点です。清水の選手がコンサゴール前中央で、後ろからきたボールに合わせてジャンプ。直接ゴールを狙ったり後ろに落としたりするのではなくて、頭ですらせてゴール左の前のスペースへ落としました。まずはこれで技ありでしたわ。それを駆け込んだ清水の選手がゴール左側から中へクロス、シュートがきれいに決まりました。(0-2)
2点リードされたのは痛いけれど、この2点目はとても上手かったので「ええもん見せてもらいましたわ」(←なぜか関西弁)という気持ちになりました。
でもコンサだって悪くはないのだから、これからどんどんいくよ。
前半18分、勝成くんが頭でふんわりシュート。決まった!と腰を浮かせましたがポストに当たり、右側にこぼれてきたボールを(誰かが)クロスを入れて、(誰かが)シュートしましたが、清水GKがキャッチしました。
前半20分、夢実くんが相手DFを背負ってボールを持ったままひらりと回り、相手を抜いて、タイミングを見てマイナスにパスを出しました。シュートが決まらずに惜しかったです。
ここまでの展開を見ていると、コンサは中盤で流れるようにパスをつなぎながらみんなで一斉に攻め込んでいく形、対する清水は、後ろからシンプルに2トップに当ててサイドに展開し、足の速いサイドが駆け上がって攻めていく形が多いです。静岡のチームらしからぬシンプルさ(?)がちょっと意外なような。
前半26分、拓馬くんが左サイドの堀米くんにパスを出し、堀米くんは変態で相手を抜き去って中へ切り込みます。その後は流れる展開でたくさんの選手がボールに絡みながら攻め込むので、もー、とてもメモする余裕ないよ~。(←口元緩んでます)
コンサは再三素敵な流れを生み出しているので、2点リードされているとはいえかなり楽しい気分になります。
前半29分、小山内くんの右サイド突破から前くんへ。クロスを入れようとしたところでゴールラインを割りました。
前半33分、相手を後ろから倒してしまった松浦くんにイエローカードが出ました。大会プログラムで確認すると、イエロー2枚累積で次の試合が出場停止になりますが、グループリーグでのイエローカードは決勝トーナメントには持ち越さないとありましたので、じゃ、まあいいや(笑)と安心です。

前半のようす
(前半のようす。写真と本文は関係ありません。)

前半35分、左サイドをあがっていった堀米くんに素敵なスルーパスが通ったところで、その前の清水のファウル(イエローカード)で笛を吹かれてプレーが止められました。えー。ペナルティエリアの左側からFKになり、蹴られたボールに目がけてコンサの選手が飛び込みましたがGKにクリアされました。
後半37分、うちのユースくんたちの変態揃いぶりには、もう、参ってしまいます(嬉)。相手ゴール前で3~4人で次々と入れ替わって三角形をどんどん作ってはめまぐるしくパス、パス、パス、パス、パス・・。途中でターンしてタメを作ったりもして、さらにパス、パス。いつでもどこからでもシュートできるチャンスをたくさん作ってゴールの匂いがプンプンです。シュートは清水GKがなんとか弾き、そのこぼれ球は押し込めませんでした。
前半39分、チャンスに夢実くんが飛び込みましたが、清水GKが判断良く飛び出してきてボールを掴みました。
前半40分、コンサGK花田くんのファインセーブあり、かと思えばそこから一転してダイレクトにパスをつなげて攻め込む場面あり、まったく目が離せないワクワクの展開で前半が終了しました。(0-2)
ハーフタイムに「前半終了0-2」と速報しながら、あんなに悲観的じゃない気分だったのって珍しいんじゃないかしら。


後半開始と同時に選手交代。

峻太くんに代わって彰吾くん
高木くんに代わって中原くんが入ります。

後半キックオフ
後半キックオフ

<後半のメンバー>

  11前  9近藤
    14神田
23堀米     24中原
    10荒野
2坂本 5永井 4松浦 8小山内
    16花田

前半と比較すると、高木くんが抜けたところへ堀米くんが左SBから一枚前に出て、坂本くんが右SBから左SBに移り、小山内くんが一枚下がって、右サイドに中原くんが入るという、時計回りのポジションチェンジがありました。

後半12分ころまで、すこしまったりした展開です。双方ボールをとったりとられたり。狭いところを通そうとして無理しているきらいもあります。
コンサとしては、このまま0-2でもたぶん決勝トーナメント進出はできそうなんですよね。コンサ、清水、柏が勝ち点6で並んだとしても、得失点差ではコンサがかなりリードしていましたから。だから絶対勝たなければ!というのとは違いますが、でもやっぱり目の前の試合には勝ちたい。
後半15分、相手の裏狙いのボールが何度か出され、清水ゴール近くでの攻防が続いていたところ、堀米くんが倒されてFKを得ました。

FK
ここからのFK。夢実くんが蹴りましたがクリアされました。

後半17分、コンサは少し前目に圧力が増してきたかな。そうだよね、そろそろゴールが欲しいですし。
後半18分、勝成くんのゴール!!・・と思いきや、サイドネットでした。私の位置からは入ったかと思ったよ。
だんだん清水ゴール陣内での時間が長くなってきます。
そして後半20分、勝成くんのゴールでまずは1点を返しました。(1-2)
経過は不明ですが、最後は勝成くんにふわっとしたパスが出され、それを右足で豪快に決めたものでした。
後半22分、気づいたら清水の5番くんがフリーでした。GK花田くんは間に合わない位置でしたが、カバーに入っていた永井くんが胸でクリアしてゴールさせませんでした。あの位置にカバーに入れるって、いい判断だなあ。
後半24分、コンサゴールに近いあたりで、左サイドの守備のカバーに入っていた前くんに対し、危険なファウルがありました。前くんは倒れこんでいますが、ボールはつながって攻め込んでいるので、主審はアドバンテージを見たのかそのままプレーを続けさせていました。清水ゴール近くでコンサがボールを失ったところで主審はプレーを止め、前くんが倒された位置でのファウルをとり、清水の2番くんにイエローカードを出しました。そのままプレイが再開するか?と思ったところでメインスタンド側の副審が主審に何か言い、主審は清水2番くんに改めてレッドカードを呈示。どうやらイエロー2枚目だったようです。
清水はひとり少ない状態になりました。
こうなったら1点リードを守りきろうということなのか、清水は2トップの片方、FW5番くんに代えてDFを入れました。FW6番くんひとりをワントップで前線に残し、残り8人+GKで守る体制です。
それまで清水の(FWらしからぬ番号の)2トップ5番遠藤くんと6番影山くんは、ポストもうまいし俊足だしかなり嫌な選手でしたので、その片割れがいなくなったのは内心ホッとしました。
コンサはこうなったらもう追いつき、追い越せ、の気分です。
清水にとってみれば、この試合に勝てなければ決勝トーナメント進出はほぼ難しくなるのですから何としても勝ちたいところでしょうが、コンサだって(決勝トーナメント進出に影響しないとはいえ)勝ちたい。
後半26分、勝成くんが上手いトラップから角度のないところからシュート。サイドネットでした。
後半28分、坂本くんが倒されて、ペナルティエリア手前の左寄りでFKを得ました。ボールの前に立つのは拓馬くん。拓馬くんは直接狙うと見せかけて横にいた夢実くんにボールを出し、夢実くんは壁の裏のスペースにボールを入れました。そこへ駆け寄った中原くんがシュートしましたが、残念ながらオフサイドだったようです。
後半30分、堀米くんが左サイドを駆け上がってCKをとりました。
後半31分、その左CKを夢実くんが蹴り入れ、ファーで折り返したボールを勝成くんがシュートしようとしましたが、トラップが多くなったのかシュートできませんでした。
でも、後半32分に勝成くんのゴールです。坂本くんが中央に入れたボールを、駆け込んだ勝成くんがワンタッチでずどんとゴール上ネットに突き刺しました。ブラボー!!(2-2)

勝成ゴール!
2点目を決めて喜ぶ勝成くん

控え選手もみんなで
ピッチ脇でアップしていた控え選手のところへ駆け寄り、みんなで折り重なって喜びます。

その後も後半36分に、勝成くんがゴール前で目の前にこぼれてきたボールをなぜか押し込めず、なぜ??と思わず笑っちゃうようなチャンスもあったのですが、双方スコアは動かず、2-2の引き分けで試合終了となりました。
隣のピッチでやっていた柏U-15vs筑陽学園中の試合は柏が勝ちましたので、決勝トーナメント進出はコンサ札幌と柏になりました。
(もし清水が勝っていれば、得失点差で清水が2位となるところだったので、コンサが追いついたことを一番喜んだのは柏の選手たちだったかもしれません。)

お疲れさま
お疲れさまでした。
清水の選手たちは泣いていました。


(おまけ)

武者がえし
今回の熊本みやげは「武者がえし」にしました。
ロアッソ熊本のスポンサーでもあるお店のお菓子です。小豆餡をパイ生地で包んだもので、ま、千秋庵のノースマンみたいな感じです。クラーク饅頭とかいうと、懐かし過ぎ?(笑)

熊本から帰りは、羽田までコンサ札幌の選手たちと同じ飛行機でした。清水の選手たちも一緒でした。清水もそりゃJALを使いますよね。
熊本空港では柏の選手たちも見かけましたが、別の飛行機だったのかな。
試合だけでなく、遠征の経験も、選手たちの栄養になるのでしょうね。


posted by あきっく |23:58 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

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