2008年06月27日
隣から見た風景
かねてからの予定どおり、今日は県営大宮球場で西武vsロッテの試合を見てきました。 2、3日前から天気予報を気にしていました。だって雨が降ると試合が中止になるかもしれないというのだから。近年試合前に天気予報を気にするのは、どのくらいの雨装備が必要かという観点からだけで、試合が中止になることは考えたことがなかったので、なかなか新鮮な体験でした。 それと同時に、サッカーでは「雨が降ると中止」がなくてよかったとしみじみ思いました。 だって、いくら降雨の可能性が高くても楽しみにしている観客のことを思うと試合が開催できる場合に備えて毎回それなりの運営準備は整えておくのだろうし、そうでありながらやっぱり雨で中止になった場合にはそれが全部無駄になるだけでなく、試合のチケットの払い戻しまで。そのコストといったら大変なものですよね。もしコンサがそんなことを強いられたら・・と考えると、貧乏性が身についたサポにとっては想像するのも恐ろしい事態なのでした(笑)。 ともあれ、いざ当日は雨の心配はなくひと安心。終業のベルと同時に5人で大宮へ向かいました。大宮での西武の試合開催はなんと54年ぶり!なんですって。今年は今日一日だけのイベントだそうです。 大宮駅に降りると、街頭のところどころに大宮開催の試合告知ポスターが貼ってありました。 同じポスターがスタジアムでも配られています。 写っているのは地元埼玉出身の3選手だそうです。 県営大宮球場は、高校野球では埼玉県の決勝戦が行われるスタジアムだそうで、地元出身の元高校野球ヒーローはかつてこの球場で観客を沸かせたのだそう。
野球の「ネット裏」はゴール裏と違って高い指定席です。私たちが座ったのは内野指定S席\3,500の見やすい席でした。 チケットはいったん完売扱いになったのを、プレイガイドから球団にいったんチケットが戻されたタイミングを見計らってロッテファンの同僚が確保しておいてくれたものです。 一応観戦の雰囲気を考えて、私たち5人は西武ファンの同僚とロッテファンの同僚を5人並びの両端に配して座りました。 西武ファンは3塁側のスタンドです。 西武に「G・G・佐藤」という選手がいて、「どうしてG・G・なの?」と西武ファンの同僚に聞いてみたら。なんでも若いころから老け顔だったため「じじい」が由来のニックネームだったそうです。 スタンドのファンが応援で「じ~、じ~~!」ってコールするのだけど、そう思って聞いたらおかしくって。 こちらは1塁側の「マリーンズ・サポーター」。ロッテって「サポーター」って言うんですってね。 選手ひとりひとりの選手コールがあって、大塚あきらという選手のコールでは腕の振りつきで、どうしても揃った腕の振りをみると(昔の)「フォルツァ!仙台!」を思い出してしまいましたw 1塁側スタンドの奥にはNack5スタジアムが見えました。 5回に西武のブラゼルがこの1塁側スタンドを飛び越す場外ホームランを打ちました。打った瞬間に私でもホームランだと分かるほどの文句なしホームランでした。 ロッテサポの同僚は自棄気味に「サッカー場まで飛んで、あれはサッカーでもゴールだな」とちゃかしていたのですが、試合後のヒーローインタビューでアナウンサーが同じことを言っていて思わず吹き出しました。 カウボーイハットをかぶった女の子たちがマッチデープログラムを売り歩いています。 一部100円です。 西武ファンの同僚が言うには、あれは西武のチアの子たちで(それそれ違う背番号をつけているんですって)、応援団のおじさんたちもこれにはデレデレで「○○ちゃんから買っちゃった~」とかお気に入りの子に鼻の下を伸ばしてしまうのだそうです。 コンサでいえばドールズが売り歩くようなものですよね。そりゃそうなるわ(笑)。 ロッテサポの同僚は、野球の試合でこういうマッチデープログラムを売るようになったのはわりと最近のことで、ロッテが始めたのを他球団も取り入れたのだと言っていました。 それを聞いて私は「ロッテはサッカーのを取り入れたんだよね?」と内心思いましたが黙っていました(爆)。 3回終了後とか、5回終了後とか。節目のタイミングでチアが踊ってスタジアムを盛り上げます。 コバトンもいます。 「コバトン」は2004年に開催された「彩の国まごころ国体」のマスコットでしたが、国体終了後も埼玉県のシンボルマスコットとして活動しているようです。埼玉県の鳥が「しらこばと」なんですって。 7回が始まる前にマリーンズの風船を飛ばします。 ロッテサポの同僚が用意していてくれた風船をもらって私も参加してみました。 ふくらませるのはかなり大変ですね。 アウェイチームなのにもかかわらず、ちゃんとマリーンズの曲が流れて風船タイムになりました。 ロッテ側のスタンドのようす。 一方、西武は青い風船。 7回の表のうちにふくらませて準備をしています。 7回の表が終わるとチアやコバトンが出てきてダンスを披露してスタンドを盛り上げ。 一斉に風船タイム! 西武は試合終盤になって、地元・大宮東高出身の平尾をバッターボックスに立たせました。むかし甲子園のヒーローだったんですってね。会場は大拍手で大盛り上がりでした。 両チームの応援の雰囲気とかスタジアムに流れる音楽やアナウンスなど、昔とはずいぶん雰囲気が変わったなあと感じたプロ野球観戦でした。
posted by あきっく |23:57 | 日常 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:隣から見た風景
楽しそう~!
ちっちゃい球場で見る野球っていいですよね~
ちなみに、昔西武にいた鈴木健も越谷市立武蔵野中→浦和学院でしたよん♪
posted by いそやん| 2008-06-30 23:56
Re:隣から見た風景
>いそやん
スタンドが小さくてグラウンドに近いせいか、
バッターボックスに立っているバッターやピッチャーのようすがよく見えました。
前に福岡ドームで野球を見たときには選手は米粒みたいだったのに。
違うもんだなーと思いましたですよ。
その代わり?ビールも食べ物も売りに来ない、売店で並んでいる間はモニターも見れないとか、不便もありましたけどねw
posted by あきっく| 2008-07-01 21:12