2007年11月21日

気持ちがすっきりした

2007/11/18(日)14:00 @札幌ドーム
第50節 コンサ 2-2(0-1、2-1)京都
コンサの得点者:岡本、石井(PK)
試合結果詳細はこちら →札幌公式 J'sGoalサマリー

Jユースサハラカップの試合が行われた稲毛から急ぎ足で帰宅して、家に着いたのは前半20分ころ。途中、テレビ観戦のために仕事予定をずらして一時帰宅中の夫から「試合始まったよ~!今どのあたり?」というメールが来たり、地下鉄が駅に止まるたびに実況サイトを更新したりして、ドキドキしながらの帰路でした。
大観衆のドームの雰囲気はすごかったですね。
終盤、テレビ越しにもドーム全体を包む手拍子が聞こえて、感涙ものでした。

  • 前半、元気が倒されてPKをもらったとき、大喜びする夫を止め、「まだまだ。まだ決まってないんだから。喜ぶのは決まってから。」となだめたのは、コンササポとして経験を積んだ私の悲しい性だったのでしょうか。
  • それだけに、後半に謙伍がPKを決めたときにはもう、喜び爆発。さぞや近所迷惑だったろうと思います(笑)。
  • ヤスくんの同点ゴールはすごかったですねえ。あそこでああいう風に決められるって、技術も心臓もすごいよ、ヤスくん。
  • 前半ほとんどテレビでは見れなかった大伍でしたが、後半になったら輝きを増して。攻撃を推進するいい働きを見せてくれました。感動。

三浦監督の選手交代には驚かされました。
ヤスを出すときに大伍と交代じゃなくてマコだったのもびっくりでしたが、そして曽田を代えたのもびっくりでしたが、さらに西澤さんを謙伍に代えるなんて。でも、どんどん攻めて点をとれという監督にメッセージは明確に伝わりますもんね。実をいうと試合中は、曽田に代えて池内を入れたことも「攻撃的にいけ」というメッセージの一部かと思ってました(汗)。
この采配を含めた後半の戦いぶりを見ているうちに、私の心の中に素直に「三浦監督、すげー!」という気持ちが芽生えたことも、私にとっては嬉しいことでした。
ここを継続的にご覧になったいる方にはお察しいただいていることと思いますが、実は私、今季の試合運びは「J1昇格を何よりも優先事項とするのだから仕方がない」と理解はしつつも、あまり好きじゃなくて。三浦監督に対しても、ここまでの成績に感謝はしているけれども手放しで肯定できなくて。
そういう自分の中の気持ちの整理にちょっぴり苦しんできたシーズンでもあったのです。それがこの試合を見ているうちに、気持ちの中のしこりになっていた部分が氷解したような感覚になり、心の底から試合を楽しめました。
これまでは「心の底から応援」はしていても、「楽しめた」かというとまた別物だったのに。
ドームのボルテージがどんどんあがって、このまま守りきってくれれば最高!という最後の最後でPKを与え追いつかれてしまい、まだまだ時間はある、と攻めたけどそのままドローで終わってしまったことは、残念ではあるけれど、そんな残念は気にならないくらいの充実した試合でした。あとほんの少しで昇格決定というところに近づいたという余裕があるせいも大きいでしょうけど。
シーズン終盤になって、チームにシンパシーを感じられるようになって、それが何よりの喜びでした。自分語りの自己満足な観戦記(?)で失礼いたしました。

posted by あきっく |07:08 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)

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Re:気持ちがすっきりした

私は、三浦監督は今年札幌の身の丈いあった試合運び戦術を取ったと思います、したたかであり、勝負師だと思います、派手なラモスなんかよりよっぽど好きです、、次節も三浦マジックで必ず勝ちましょう。。

posted by NO1 コンサ札幌| 2007-11-21 07:28

Re:気持ちがすっきりした

>NO1 コンサ札幌さん
コメントありがとうございます。
身の丈のあった戦い方であることは理解しつつも、その身の丈を維持ないし拡大する努力も並行して進めないと、身の丈を食いつぶし摩耗するだけではないかという心配をして、ハラハラしていたというのが私の心境でした。
単なる好みの問題かもしれないという自覚もあるんですけど。
私の心配が杞憂だったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
さらにいうと、できれば三浦「マジック」じゃなく、マジックなしで勝つチームになってほしいなという野望もあります。高望みしすぎですか。あはは。

posted by あきっく| 2007-11-21 08:10

気持ちを整理して

実は智樹とか上里のように、従来コンサにいないタイプの前目の人材が豊富にいるのに(かつてスーパーマン山瀬がいたが)…、とは思っているんですよ。自分で未練たらたらだと思うけど。
でも最近のダイゴとか岡本とかの一見無謀とか無茶な使い方を見ると、この人は実はガッチガチの理論家ではなく、アニマル浜口のように「気合とかガッツ」が前面にでる人なのかもしれない(表情に出さないだけで)。どっちかというと、オシムにしろ、ベンゲルにしろ、前任のヤンツーさんにしろ、日本のサッカーファンは「教官タイプ」を求める傾向があるけど、鬼軍曹ならそれなりのやりかたもあるかもしれないかな、とも思います。
もちろん速攻で昇格するにしても、やり方は他にもあるのではと思います。でも、ある90年代のFIFAレポートでは「世界の趨勢はポゼッションに移行し、個人技はともかくスペクタクルは失われるだろう」記述があったそうですし、今のコンサはそういうのかなとも思いますが、シンプルである分、選手の役割に肉付けがしやすいのかもしれない。
だから、智樹に上里、役割がないわけでないから頑張れ、というエールめいた結論で、あぁ何かグダグだですんまそん。

でも俺みたいなのでも勝って釈然としないことがしばしばだから、サッカージャンキーな人にはウケが悪いんだろうなぁ

posted by さいとー@横浜| 2007-11-22 12:03

Re:気持ちがすっきりした

>さいとー@横浜さん
いやあ、私の本音の奥底に智樹(とカズも、もちろん)のことがあることを見透かすようなご発言(汗)。
三浦さんが熱情家であることは感じるんですけどねえ。
大宮の監督だったころはむしろ「知的で戦術家で素敵」と思っていたんですけどねえ。
智樹とカズにがんばれという結論には一も二もなく同意でございます。

posted by あきっく| 2007-11-23 23:56

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