2007年10月08日

天皇杯は優也劇場

2007/10/7(日)13:00 @厚別公園競技場
天皇杯3回戦 vsTDK SC(秋田代表)
コンサ 1-1(1-1、0-0、0-0、0-0、PK9-10)TDK
得点者:石井謙伍(4分)、松ヶ枝泰介(16分・TDK)
結果詳細はこちら →札幌公式 公式記録(pdf)

ドームサブグラでユースvsトップの練習試合を見たあとに向かったのは厚別。
着いたら日差しがぽかぽかで暖かく、寒いかもと覚悟していたのが拍子抜け。
チケットはゾーン指定だったので、せっかくだからとメインスタンドの真ん中の席に陣取りました。

20071008-07.JPG
TDKのチームカラーは青なんですね。
サポもけっこう来ていました。

天皇杯大会幕
バックスタンド正面に張られた大会幕。厚別で天皇杯って、新鮮です。


試合のメンバーが発表され、智樹はやっぱり控えでした。出番がありますように、と祈ります。

挨拶
両チームが並んで整列しメインスタンドに向かって一礼したあと、互いに挨拶。

キャプテン池内
コンサのキャプテンは池内

キックオフからしばらくは、圧倒的でさすが格が違うかもと思わせる立ち上がりでした。相手がボールを奪おうと寄ってくるのを軽くいなして、自分たちの好きなようにボールを回す感じ。
そしてその勢いのまま開始4分で謙伍の先制点。
みんなで並んでのゆりかごパフォーマンス。
このときは、この調子なら点差をつけて勝てるかなと思いました。
浅はかですみません。

けれど、なんてことないところでのミスから失点すると、以後はもうなんと言っていいやら。
見ていて一番残念だったのは、チームが全然意思統一されておらず、みんながバラバラにプレーしているようだったこと。
自分のこのプレーが次の次の次くらいにどういう形になってゴールにつながるか、なんて、まるで頭の中にないかのような、その場をとりつくろい、しのぐだけに適当に前に蹴ったりバックパスや横パスをしたりしているみたいに見えるプレー。
コミュニケーションが不足しているのか、何も考えないでプレーしているのか、やろうと思っているのに技術が伴わずやろうとしていることが見えないのか。
理由はわかりませんが、とても悲しかったです。
今シーズンの初めころのサテライトリーグでは、そんな感じじゃなかったと思うのに。鹿島グラウンドで見た鹿島との試合は楽しかった覚えがあります。ユアスタでの仙台戦だって、前半は圧倒するパス回しが楽しかった。
なのにどうしたのだろう?アピールしなきゃって意気込みすぎて空回りしていたのかなあ。空回りというほど回っていなかったようにも思うけれど。ボールを持った人以外あんまり動いていなかったし。
そんな感じでどんどん得点の匂いが薄くなっていくなか、1-1のまま前半が終了。
ヤスくんの動きが積極的でよかったことがせめてもの救いでした。

ひとりで踊るドーレくん
ハーフタイムにひとりで踊り、場内を盛り上げるドーレくん。
プロのダンサーの踊りを近くで見れて楽しかったわ。ドーレくんがいてくれてよかった。

後半に入ってからも、延長になってからも、悲しくなるチーム状況は好転せず。しかも厚別はどんどん寒くなってくる。身も心も寒いとはこのことか。
金子が入っていくぶん守備が引き締まり、ボールも拾えるようになったことと、カズが入ってセットプレーに期待がもてるようになったのがよかったかな。でも時間が経つにつれてミスが多くなる選手もいて、よかったことの効果もどっこいどっこい。
コンサの決定機がなかったわけじゃないけれど、そこで決められないのがねえ。
一方、TDKにもかなりの決定機を作られて。相手のシュートミスに救われた場面もありました。
そしてなんと言っても終盤になるにつれ存在感を増してきたのは優也!
なんでもないところでキャッチミスをしそうになって、でも失点にはつながらない見せ場(?)を作ったり、「そこで運があるのが優也」と言いたくなるほどに相手のシュートがなぜか決まらなかったり、もともと試合の序盤から優也劇場の匂いが漂ってはいたのですが、終盤はまさに優也のファインセーブで再三のピンチをしのぐ活躍ぶり。
あの優也のセーブがなければ試合はPK戦にまで入らずに終了していたと思います。

やっぱり天皇杯は優也じゃなくっちゃ!

なんどこのセリフを言ったことか。
だからPK戦にまでもつれこんだときは、やっぱり優也の見せ場がきたのかと思いました。
そしてそして。ドキドキしながらPKを見守り、なかなか決着がつかず、とうとうGKが蹴る番にまで。
TDKのGKのキックが失敗したときは、ああなんて優也劇場!ここで優也が決めて勝負が決まるなんて、こんな状況はやろうと思ってもできるもんじゃないのに、優也ってばまったく・・!!と愛情だか可笑しいんだか分からない気持ちで盛り上がってしまいました。
だけど。
ほんとの優也劇場はその後でしたね(笑)。
優也のループシュートPKは意表をついたものでしたけど、しかも失敗してどっちらけ(←死語)でしたけど、それまでの優也の奮闘ぶりが印象的だったので責める気にはなれませんでした。
優也としては「GKがされて一番嫌なこと」をしたつもりだったのでしょう。GKの心理がよく分かるゆえの深読みは、勝負に有益な駆け引きだったと思います。あとは技術が伴えばねえ~(笑)。
ま、優也が作り上げた劇場舞台ですから、優也が自分でそんな形で幕を引くなら、それならそれでいいや。という気分でした。
120分フルに戦って負けという結果は、がんばっていたマコには気の毒でしたけど。

出番がなかった智樹のことについては触れないでおきます。
何をいっても愚痴になってしまいそうだから。
ともあれ、智樹。めげないでがんばれ。いつかあなたの働きに期待しているから。
そう願うだけです。

喜ぶ人々
(喜ぶ人々)


試合のあとはいつもの宴会。
いつもの、とはいえ、私にとってはずいぶん久しぶりです。
いつ以来か思い出せないほどの久しぶり。

まあ飲みますか
何はともあれ飲もう飲もう。

玉ねぎ
肉詰め玉ねぎ丸ごと焼き。おしゃれな盛りつけです。

牛スジ煮込みと串盛り合わせ
こじゃれた器に盛られた牛スジの煮込み(写真左)。ぷるぷるほろりとしてとてもおいしかったです。

りっぱな花束
そしてサプライズプレゼント。
サポ仲間からこんなりっぱな花束をいただいちゃいました。
そう、天皇杯3回戦は毎年私の誕生日のあたり。
翌日誕生日を迎える私のために、仲間が用意してくれていたのです。感涙。

思えば一昨年の誕生日プレゼントとして仲間がもらってきてくれた智樹のメッセージは→これ。
そして去年のは→これ。
「1点決める!」という約束はいまだに果たしてもらっていないというか、今年は出場さえしてもらえませんでしたが(爆)、でもいいや。
午前中の純貴のゴールを勝手に脳内でバースデープレゼントにさせてもらおう。
そう考えてハタと思い出した。
そういえば10月7日は純貴の誕生日じゃないか。
私が勝手にバースデープレゼントと思い込んじゃう以前に、純貴が自分でトップチームからバースデーゴールを決めたということか。
それを早く思い出してたら、ゴールのときにお誕生日おめでとう!って(心の中で)言えたのに。ああ残念。

というわけで、改めて純貴、お誕生日おめでとう。
そして、私と同じ今日お誕生日のイットくんもおめでとう。
ついでに(?)ちょっと過ぎちゃったけど、このあいだ誕生日だった洋平もおめでとう。
3人とも18歳かあ。月日が経つのは早いなあ。(と言っちゃうとあまりに年よりくさいのでそれは飲み込む。)

自分へのプレゼント
私の自分へのバースデープレゼントはこれ。新色のクリムゾン/ブラックです。えへへ。
これで遠征中の暇つぶしで携帯の電池が切れそうになる事態は避けられるぞ。


posted by あきっく |21:17 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:天皇杯は優也劇場

お誕生日おめでとぉございます♪私も智樹くんが出られなかったことに心痛めてます。一体何がお気に召さないんだか;;どうか折れないでほしいです・・・優也劇場は試合前から始まってました。ピッチ練習でいきなり「高木」コール(わざと?)浴びてましたからw

posted by かりん| 2007-10-08 21:50

Re:天皇杯は優也劇場

>かりんさん
お祝いの言葉をありがとうございます。
いやあ、もう、めでたくもないんですけどね(爆)
かりんさんも智樹好きですか。ほんと、がんばって欲しいと祈るしかないです。
優也への「高木!」コールはびっくりしましたねえ。周囲からブーイングが湧いていて笑っちゃいました。

posted by あきっく| 2007-10-08 22:02

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